ありがちな日記 2000年7月後半


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2000 7/31(月) 「ごま、財前直見会社に来る。」の巻

 昼前にしこしこと事務処理をこなしていたら、関連会社の人がやけに慌ててやって来た。どうしたのか聞いてみると私がシステムを管理している工場の一つに財前直見がやって来たというのだ。全然訳がわからないので、落ち着いて話を聞いてみると、つまりこういうことだった。

 財前直見のお父さんは私の会社に勤めていて(今は関連会社に出向しているけど)、今日で定年だそうだ。財前直見はそのお父さんの還暦のお祝いで仕事を休んで大分に戻ってきていて、お父さんに何か出来ることはないかと考えて、会社に定年の挨拶に一緒に回ろうということになったそうだ。それで、その工場にやって来たというわけだ。

 彼は、たまたま会議でその工場に行ったら、物凄い人出で一体何事って周りの人に聞いたら、上のような事だったそうだ。しばらくして財前直見とお父さんがやってきてご挨拶をしていったということ。通常定年の挨拶なら、「ご苦労様でした。」程度の挨拶をしてそんなに大騒ぎにならないのだけど、さすがに女優がくるとなれば違うだろうね。大体その工場とは全然関係ない事務の女の子とかも噂を聞きつけてやって来ていたらしいからね。まぁお父さん的には、大勢の人に見送られて理由はどうあれ嬉しかっただろうと思う。

2000 7/30(日) 「ごま、うなぎだけでは物足りない?」の巻

 今日は土用丑の日なので、当然夕ご飯はうなぎなのだ。夜がうなぎだから、昼にチキン南蛮を食べに行こうと提案したのだが、くろちゃんから却下された。確かに昼にチキン南蛮で夜うなぎはちとヘビーかもしれない。

 ところが、夕方「どっちの料理ショー」の再放送をやっていてテーマが「ローストビーフ」と「鰹のタタキ」だった。ローストビーフは昨日食べていたのでそれほど食べたいという気はしなかったのだけど、鰹のタタキはさっぱりして美味しそうだ。

 すっかり食べたくなって、お散歩するから途中でタタキを買わないとくろちゃんに提案した。くろちゃんはしぶしぶOK。番組が終わって早速散歩に出かけた。散歩の最後の方にスーパーがあってそこでタタキを買うのだ。ところが、一見したところうなぎばかり売っていてタタキは全然売っていなかった。くろちゃんは少し嬉しそうに「どうする?帰る?」と聞いてきた。あきらめようと思ったがもう一回りしてみると端っこの方にタタキが売っていたので、買って帰った。くろちゃんはちょっと残念そうだった。

2000 7/29(土) 「ごま、近所のお宅にお呼ばれする。」の巻

 隣の棟に先輩が住んでいてそこにお昼ごはんをお呼ばれした。その先輩は入社したときにも同じ部署で、奥さんもその部署にいたので夫婦とも昔から良く知っている人だ。奥さんによると私たちが引っ越してきてから呼ぼうと思っていたのだけれど、その頃は妊娠していたので、最近やっと子供も5ヶ月で安定してきたから、やっと呼べるようになったそうだ。

 赤ちゃんはとてもころころしていてちっちゃくて柔らかかった。くろちゃんは抱っこしてみたら、くろにぃよりは重かったそうだ。一応首は座っているとは言え、慣れないと赤ちゃんを抱っこするのは怖いね。もう1人小学1年生のお兄ちゃんもいて、この子は迷路が大好きだった。それで、私に迷路を作って欲しいと言って、何回か迷路を作った。迷路なんて作ったことが無いから上手く出来ないな。

 そんなこんなでお昼から6時くらいまでお邪魔してしまった。お呼ばれしたからには今度はお呼びしないとまずいかな。すると、問題なのがくろにぃだ。くろにぃはまずいなぁ。ただ、奥さんから仕入れた情報では隣の隣の棟では3軒ネコを飼っている人がいるらしい。するとネコって飼ってもいいのかな?

2000 7/28(金) 「くろにぃ、大活躍する。」の巻

 昨日からくろにぃが元気がない。昼もずっと眠っているようだ。くろちゃんによると最近あげているエサがどうも気にくわなくてストライキをしているらしい。ところが、朝起きてみるといつもはあまり遊ばないしっぽや玉のおもちゃで遊んだ形跡があった。きっと夜中右に左に暴れ回ったのだろう。

 朝食を食べて日記の登録とかをしていたら、くろちゃんが玄関から大声を出してやって来た。行ってみると玄関に死にそうなゴキブリとその破片が散らばっていた。どうやらくろにぃが夜中発見してゴキブリを捕まえて遊びまくったということだろう。それで、興奮して物が移動していたのだ。

 この夏は全然ゴキブリなんて見なかったのに見つかったのは残念だけど、くろにぃが退治をしてくれたのは偉かった。くろちゃんと「偉いねぇ。」と撫で撫でしてあげた。ちょっと調子づいているかも…。

2000 7/27(木) 「ごま、正直者はばかを見る?」の巻

 頼んでおいた杜仲茶が届いたという連絡が入った。前にも書いたが、この杜仲茶は取り引き会社の販促で管理職は1ケースは買うという事になっていたものだ。それで、いざ取りに行ってみると、引き取った証明にサインをするところがあった。その一覧表を見てみると、なんと私の部署は管理職のうち半分以下の人しか注文していなかった。げっ、これって正直者はばかをみるってこと?

 ちなみに隣の課の人はほとんど(というか多分全員)が注文していた。杜仲茶を抱えて、机に戻ってくると、その杜仲茶の話になったのだけど、話を聞いてみるとほとんどの人はすっかり忘れていたそうだ。今回うちはあんまり少なかったから後からもう一度話がやって来るかもね。

2000 7/26(水) 「ごま、部長にあう。」の巻

 昨日歩いて帰ったので、今日は歩いて出社した。比較的涼しくて快適だった。行きはほとんど下り坂なので、だいぶ楽だ。信号待ちしていると、後からなんと部長がやって来た。そういえば部長も歩いて会社に通っていて、何度か見かけたことがある。

 普段は部長とはそんなに話さないのだけど、今日は色々とはなした。(とは言いつつ仕事の話はやばいのでしなかった。)その中で得られた情報は、新しく私の社宅に入ってくる人が隣の課の人だとわかったことと、会社へ歩いてくるとき別のルートからの方が近そうだということかな。

2000 7/25(火) 「ごま、歩いて帰る。」の巻

 先週から週1回歩いて通勤することにしている。工場内の移動には車が必要なので、歩いて帰って次の日の朝歩いて行くというパターンだ。実は昨日歩いて帰るつもりだったのだけれど、激しい夕立が降って来たので、取りやめたのだ。

 今日は夕方になっても天気が良かったので、歩いて帰ることにした。会社から家までは4キロ位で、家は高台にあるので、帰りは登りということになる。途中本屋に寄ったりしながらたらたらと歩いて帰った。幸いここ数日の中では風も吹いていたし割に涼しかった。

 坂を登り始める前まではさくさくと行けたのだけど、坂に入るとかなり暑くなってきた。特に肩から下げているバックのところが密着してきてちょっと気持ち悪い。それで結局1時間位かかって家に到着。明日は少し早く家を出よう。

2000 7/24(月) 「ごま、ネタ切れ。」の巻

 個人のホームページも三年経つと書くことなくなって消滅するという話を良く聞くけど、このページももうすぐ4年目に入ろうとしていて、ここのところ日記のネタも非常に苦しい。何かイベントがあった日は別にいいのだけど、ホントに普通の一日だと正直書くことが無い。思いついても前に似たようなことも書いただろうしね。

 今日も何もない。無理やり書くとすれば昨日親からもらった岡山のお土産の桃が実は広島の物で、しかも期待していたのに固かったってことくらいかなぁ…。

2000 7/23(日) 「ごま、調子に乗りすぎてくろちゃんに叱られる。」の巻

 今日はくろちゃんと桃鉄をするつもりでいた。でも、くろちゃんはあまり気乗りがしなかったのかやることがあったのか今日はしないというので、1人で桃鉄をすることにした。何度か誘ったのだけど1人で遊んでてと言われたので、調子に乗って昼前から5時くらいまでずっとゲームをやってしまった。そしたら、くろちゃんにずっとゲームをしすぎだと叱られた。

2000 7/22(土) 「ごま、久しぶりにコンサートに行く。」の巻

 社宅の人からコンサートのチケットを頂いた。なんでもお子さんがバイオリンを習っている先生のコンサートなのだけど、今日はお祭りでお子さんがお御輿を担ぐので聴きに行けなくなったのだそうだ。コンサートは、大分銀行が月に何度か水曜日にやっているウェンズデーコンサートというのがあるらしいのだけど、それの300回を記念したコンサートだ。

 場所は、九重町という由布院の先にある高原の町で、演目はウェンズデーコンサートに良く出ているギター、弦楽四重奏、マンドリンと地元九重町のママさんコーラス、それと東京からフルートとピアノの姉妹を特別出演として招待していた。主催は大分銀行で後援が町になっていて、盛りだくさんのコンサートなのに無料なのは嬉しい。

 ところで、九重町のホールってのがそもそも何処にあるのかわからない。インターネットで検索したが見つからないので、とりあえず現地に行ってみることにした。大抵町役場辺りにあるだろうとふんで行ってみたら案の定町役場のすぐ近くにあった。最近出来たばかりの綺麗で立派はホールで驚いた。

 演奏の方は、素人のママさんコーラスはともかく弦楽四重奏やギターも安定していて良かったし、特別出演のフルートとピアノの共演はさすがに素晴らしかった。たまにはコンサートも良いね。

2000 7/21(金) 「ごま、飛び石連休の中日は気合いが入らず。」の巻

 今日は飛び石連休の中間の出勤日だ。当然会社でも休みをとっている人が多くて、朝から何だか気だるい雰囲気が漂っている。私も昼一番の会議と週報のとりまとめという仕事が無ければ休んでもいいかなと思っているくらいだから、当然気合いが入らない。

 多分、会議さえ別の日になっていれば確実に休んでいただろう。あれも、今日じゃないと都合が悪い人がいたので、今日になったのだ。もっとも仕事は腐るほどあるので、会議が無くてもやることはいくらでもある。でも、気合いが入らないと全然だめなんだな。

 そういうわけで、今日は宴会の時以外にはまずやらないピンポンダッシュをすることにした。そのためにはみなさまに週報を書いてもらわなければならないので、朝一番で私がとっとと帰りたいのでみんなに15時には週報をまとめるようにという、めちゃめちゃ強引なフレを出した。皆様方も早く帰りたいのか珍しく集まりがよかった。

2000 7/20(木) 「ごま、桃鉄に燃える。」の巻

 くろちゃんはあまりゲームはやらない。私はゲームはかなり好きなほうだ。たまに暇になったときゲームをしたいな〜と思うことがあるが、くろちゃんがやらないとあまり面白くない。それで、二人で出来るゲームを買ってみることにした。

 それで、買ったのは桃太郎電鉄だ。(もちろん中古)ずいぶん前からあるゲームだけど、くろちゃんはもちろん私もやったことはない。家に帰ってまずお試しゲームをそれぞれやってみて、それでいよいよ本番だ。コンピュータは最弱にしてやってみた。

 まぁ電子すごろくだから誰でもすぐに出来るし、ドキドキもするし、くろちゃんも結構盛り上がって面白かった。またやってみよう。

2000 7/19(水) 「くろちゃん、陶芸に挑戦する。」の巻

 くろちゃんが、同じアパートの奥様達と一緒に陶芸教室に通っている。今回が2回目で、前の1回は様子見だったから、製作に入ったのは今日が初めてだ。陶芸教室は別に陶芸家の先生がいるわけではなくて、有志で趣味でやっている人達が集まって、教えあっているような感じのところだそうだ。

 最初にろくろと手びねりのどちらから始めるか聞かれて、初心者は手びねりだろうと思ってそう答えたら珍しいと言われたそうだ。最初は長皿を作るつもりだったのだが、それはあまりに簡単すぎるので、茶碗から始めることになった。

 もらった土で幾つか出来るらしいのだけど、最初の一個は結構かなりいい感じでできたのだが、回りにヒビが入ってしまった。整形に時間がかかるとそうなるらしい。こうなるともうだめなので、もう一度作り直さないといけないと言われて、くろちゃんは相当ショックだったそうだ。

 その後延々とやって結局11時位から3時過ぎ位までご飯も食べずにがんばったそうだ。ただ、くろちゃんは教師役のおばさんにあまり教えてもらえなかったので、とっても苦労したらしい。来週素焼きをするそうだけど、一体どんな感じになるのかな?

2000 7/18(火) 「くろちゃん、歯医者が終了する。」の巻

 くろちゃんは就職する前に検診で歯医者に行って依頼ずっと歯医者に行かずにいた。歯医者さんはとても怖いのだそうだ。(気持ちは良くわかる)私が1ヶ月ちょっと前にそろそろ検診に歯医者に行きたいと思って通いだした時にもくろちゃんに検診を勧めたのだけど、行きたい気もあるけど怖いので悩んでいるようだった。

 だけど、このままではいつまでも行けないので、私が二回目に歯医者に行ったときに一緒に予約を入れることにした。一緒に行けば少しは行き易いだろうから。結局虫歯が何本かあったらしく、その後何度かくろちゃんも歯医者に通ったが、今日がその最終日だった。

 最後の最後受付にむかう時お医者さんに歯磨き粉はペーストがいいのか液体がいいのかとか歯ブラシはどういうのがいいのか聞きまくったらしい。前から気になっていたそうなので、歯医者さんは結構親切に教えてくれて嬉しかったそうだ。

2000 7/17(月) 「ごま、ももごろしにあう。」の巻

 昨日柳川に行った時、筑後川流域も通った。このあたりは、ブドウとか柿とか梨とか果物の産地なので、行く前から帰りにここらで桃を買って帰ろうと言っていた。ところが、実は桃はあまり作っていないのか果実園の看板を見かけなかった。

 とりあえず道の駅に寄ってみたら、開店100日記念セールとかやっていて、私たちが寄った夕方には既にめぼしい商品は置いていなかった。もももあったにはあったけどお土産用のものばかりだった。次に、通りがかった時に良く寄っている果物屋に寄ってみたが、ここでも桃が人気で今日はめぼしいのは熟れてしまっていた。しょうがないので、ブドウを買った。

 桃があんなに食べたかったのに残念がっていると、道端にももの看板があった。その先の果物屋でももを安く売っているらしい。寄ってみると確かに安かったが6個まとめて買わないといけないらしい。2〜3個でいいのに6個は多いなと思ったが、どうしても桃が食べたかったので、くろちゃんに不興をかいながらも買ってしまった。

 今日の10時頃携帯が鳴った。電話に出てみるとくろちゃんでおじさんからのお歳暮が届いたという事だった。中身を聞くと、桃一箱。あんなに欲しかったのに今では家中桃だらけになってしまった。来週には母が岡山に旅行に行くのでお土産で桃を買ってきてくれる事になっているのに。

2000 7/16(日) 「ごま、柳川で鰻のせいろ蒸し。」の巻

 そろそろ土用丑の日が近いので、柳川に行ってみることにした。柳川と言えば川下りとうなぎだからね。(柳川鍋もあるけど)7時に家に出て10時過ぎに柳川に到着。早速川下りをした。帰りはどうするのか心配だったのだけど、ちゃんと無料の送迎バスがあるそうで、それなら安心だ。

 船はある程度人数が揃わないと動かないので人が来るまでしばし待った。後から3人来たので、5人で1人100円足して貸切りにして、やっと船が動き始めた。船頭のおじさんの色々な話を聞きながらのんびり堀を巡るのはなかなか面白い。冬だとこたつでお酒を飲みながら下るそうでそれはそれで楽しそうだ。2月と7月が1年のうちで一番客足が少ないそうだ。7月は花が少ないかららしい。それでも、私たちは充分楽しめた。

 1時間少々川下りを楽しんだ後は、やっぱり昼食だ。昼食は老舗のうなぎ屋でせいろ蒸しを食べることにしていたので、すぐにそこを目指した。店に着いたときは11時30分頃でまだ混雑していなかった。私はせいろ蒸しの並と特上が200円しか違わないので最初から特上をくろちゃんを言いくるめて頼むつもりだった。ところがくろちゃんも最初から特上ねらいだったので、ここは穏便に特上を注文。お腹はすいているし、うなぎは普通なかなか来ないものだし来るまでの時間が長かった。

 待ちかねてやっと届いたせいろ蒸しは、最初見た目では少ないかなと思ったが、うなぎは重ねてあったし、せいろは上げ底ではなくかなり深かったので、かなり量が多かった。味はうなぎだけなら天然物で今日のより美味しいものは食べたことがあるが、タレをかけて蒸したご飯がふっくらとしつつぱらぱらでほんのり甘くて実に良かった。トータルでは多分ベスト3に入るくらいの美味しいうなぎだった。(うなぎにはうるさいのだ)満腹になった後は、北原白秋の生家と記念館を見た後、柳川を離れた。結論として柳川は結構いい!

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