ありがちな黒猫日記 2002年2月後半


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2002 2/28(木) 「ごま、明らかにあふれている。」の巻

 仕事が明らかに多すぎる。というか、大物案件二つ抱えていてそれをこなすのは大丈夫なのだが、最近は細い案件が間にちまちまちまちまと入ってきて、流れを悪くしている。ちっちゃい案件でも手続きは一人前にあるから、効率悪い。しかも大物が難航しているし最近は思いっ切り仕事があふれている。机の底に大事な物を腐らせないようにしないとなぁ。でも今日は上手く切れたので早く帰ってきた。そうでないとやってられん。

 なにか悪いことをたくらんでいるくろにぃ。

2002 2/27(水) 「くろにぃ、逆Tが怖い。」の巻

 今日は帰りも遅くて疲れているので、昨日の話題。昨日朝くろちゃんが掃除を始めた。日曜日に音が小さくて軽い掃除機を新しく買ったのだ。掃除の時にはいつもくろにぃはカゴに入れているのだが、この日はそのまま掃除をした。くろにぃは掃除機が嫌いなので掃除機から離れたところからこっそりのぞき見ていた。ただ電源を切ると近づいてくる。掃除機が怖いと言ってもモータのある本体が怖いのではなくて、吸い込み口が怖いようだ。

 電源を切っていても吸い込み口を近づけると猛ダッシュで逃げ出す。吸い込み口の形は昔のと今ので結構違うんだけどな。ちなみに、モップにも不信感があるようだ。要するに逆T字型の地を這うものが怖いらしい。

 怯えるくろにぃ。

2002 2/26(火) 「赤ちゃん、病院嫌い。」の巻

 今日は、既に4カ月に入っていてちょっと遅いけれども3カ月検診にくろちゃんが連れていった。日記には書いていなかったけど、先月涙管が通じていないということで左目と鼻とを貫通させる手術を行った。私などはそんな話を聞いただけで勘弁してくれと思ってしまうが、お医者さんも物心がつく前にやっておいたほうがいいと言ったそうだ。その時の手術は大泣きで帰ってから血の涙が出ていたらしい。(痛そう…)

 そういうわけで、赤ちゃんは病院が怖いというとこだと赤ちゃんなりに思っているらしく、検診で身体検査を始めただけで大泣きだったそうだ。既に病院嫌いなのかな。ちなみに結果は早く産まれたので平均より下のラインを辿っている。特に悪いところはなく首も座っているそうだ。それはなにより。

 最近誰も相手にしなくなったのですねて自分の巣で寝るくろにぃ。

2002 2/25(月) 「ごま、スケジュールがあっという間に埋まる。」の巻

 朝会社に来て今週のスケジュールを見てみると比較的空白が多くて今週は最近あまりやれていない解析業務が出来るかもと淡い期待を持っていたのだが、10時過ぎくらいからメールや電話でどんどん会議が入っていってあっという間に余白が無くなってしまった。

 会議と会議の資料を作るばかりが仕事ではないので、こう会議が連続するのは良くないんだけどなぁ。今週気にくわないのは19時とか18時開始の会議が幾つかあること。大体、定時まで会議で埋まっているから定時外にその他資料とか事務処理とかをしてるのに、定時外に会議が入ると動けないんだよね。まぁとにかくしばらくはこんな調子なのかな。

 くろにぃが突然もどした。体調悪いのかな?

2002 2/24(日) 「赤ちゃん、デパート初体験。」の巻

 萩焼の作家で気に入っている作家さんの岡田さんの個展を大分のデパートでやるというので、朝一番で行ってみることにした。岡田さんの作品は私が特にお気に入りで萩に行ったときにいつも買おうと思うのだが、いつも永地さんの作品を買ってしまっていてまだ一作品も買っていない。

 デパートに着いた時は開店直前で地下駐車場と店の連絡通路にあった店備え付けのべビーカーに載せてみる。べビーカーは乗り心地が悪くないのか比較的ご機嫌だった。最初8階でやっている新潟展に行こうとエレベータに乗ろうとすると、売り場は物が色々あってご機嫌だったのに、エレベータホールは殺風景なのでいきなりご機嫌斜めになった。新潟展をやっていることを知らずに来たので、今日はクーラーボックスを持ってこなかったのが残念。鮭とか買いたかったな。結局買ったのはみそだけだったしね。あかちゃんの方は万華鏡を見たりして機嫌はよさそうだった。

 その後7階の岡田さんの展示場に行ってみた。ここでは泣かないかなと心配だったけど、全然そんなことなくゆっくりみれて嬉しかった。岡田さんの焼物はやはり茶道具があうな。茶碗とか凄くいいと思ったけど30万とかしちゃうから買えない。皿とかなら手が届く値段で買えるんだけどね。でもいつかは岡田さんの茶碗を買ってみたい。

 最後に地下食品売り場で、抹茶を買っておしまい。食品売り場では赤ちゃんが人気者でお店のおばさんとかが色々声をかけてきた。中には可愛いお嬢ちゃんとか言っている人もいたが、まぁいいか。車に乗るのも好きみたいだし、デパートも嫌いじゃない様子でよかった。

 アップだけど、なんかぶーたれ顔だね。

2002 2/23(土) 「くろにぃ、病院嫌い。」の巻

 今日は年に一度のくろにぃの予防接種の日だ。血液検査と白血病と三種混合の合計三本の注射を打つことになっている。カゴに入れて車に乗せた段階で既に嫌な予感がしたらしく車の中では大鳴きだった。車に乗るのって病院に行く以外ないもんね。

 病院について診察台に乗るときも物凄く緊張していて体温を測るときに尻尾をめくったらくっちゃい液を出してしまった。助手さんが笑って「とても興奮していますね。」と言っていたが、辺りはくっちゃい香りで充満していてちと恥ずかしかった。注射も嫌そうで最後の注射をうち終わった直後に脱走するし困ったくろにぃだ。カゴに入れるときは猛ダッシュなのがおかしかった。動物病院には子猫がいてくろにぃに興味があるらしく遊びに来たりしていたのだけれど、くろにぃはそんな余裕が全然なくて相手にもしてあげられない状態だった。せっかくのお友達なのになぁ。

 帰ってからすねすねのくろにぃ。

2002 2/22(金) 「ごま、遠い宴会場。」の巻

 今日は2並びの日だ。こんなに2が続くのは20年後まで無いね。(220年後は全部2だけど)それはさておき、今日は業者の接待宴会だった。宴会場が街中ではなく街外れのかなり遠いところだった。宴会場としてはわりかし評判の良いチェーン店なんだけど、そこでやるかぁ?って感じの場所だ。まぁタクシーチケットを貰っているのでなんの問題もないのだけれどね。でも、行きの料金が2500円位かかっていて殆ど一次会ができちゃうじゃんって感じだ。私は幸か不幸か子供が帰ってきたばかりで二次会には行かなかったけど、あそこから二次会の為にまた街まで出てたらそれはそれで結構かかるよな。まぁ味は悪くなかったし、接待だからいいけど。(笑)

 変な顔のくろにぃ。

2002 2/21(木) 「ごま、高いところ嫌い。」の巻

 今日は新しく工場に取り付ける機器を配置するのに支障物が無いかの現場確認の為、工場の上の方に登ることになった。図面は完璧ではないので、現場を見ないと後で痛い目にあったりするのだ。今回の場所はタワーみたいになっている所なので、高さ7〜80メートルはあるような場所なのだ。エレベータで行ってその高いところ辺りを2時間くらい歩き回ったのだが、確かに天気が良くて海も高崎山も綺麗に見えたが、風は強いし寒いし、第一私は高いところは嫌いなのだ。行ってみると案の定予想外の支障物があって、まずそれを移設する工事をすることになったのだけど、ずっと確認が早く終わらないかなと思っていた。

 くろにぃは高いの平気だよね。

2002 2/20(水) 「ごま、ミスタードーナッツを買って帰る。」の巻

 会社の人の子供が新聞配達のバイトをしていて、時々新聞が余ると会社に持ってくる。今日も毎日新聞を持ってきていたので、その広告をぱらぱらと見ていると、ミスタードーナッツが今日から全品100円セールをやっているそうだ。そういう広告を見るとなぜか行きたくなる。その人もミスタードーナッツは好きで買って帰るときには5人家族なので10個買って帰るのだと言っていた。

 うちの場合は二人なので4個か6個かなと話していたが、今日はとても目移りして8個も買ってしまった。ちなみに、ミスタードーナッツは8時過ぎだというのにとても混んでいてなかなか買えなかった。みんな考えることは一緒なのね。

 くろにぃはドーナッツは関係ないね。

2002 2/19(火) 「ごま、163年前のワインを飲む。」の巻

 今日は1839年のワインを飲んだ。つまり163年前のものだ。このワインはマディラと言って、ポルトガルのマディラ島で作られていて、ポートワインのように醗酵途中でブランデーを入れて作るタイプだ。だからアルコール度数も高めだし、普通のワインよりもずっと長持ちする。今回飲んだのも163年前とは思えない力強く美味しいワインだった。

 ちなみにその頃はどういう時代だったかというのが気になってインターネットで調べてみると、大塩平八郎の乱の2年後でアヘン戦争の1年前に当るということがわかった。20年で1世代とするならばなんと8世代前のご先祖達の時代なのだ。そう考えて飲むと感慨深いものがある。

 くろにぃも今日位からだいぶ落ち着いてきたみたい。

2002 2/18(月) 「ごま、くろちゃん弁当が良い。」の巻

 今日はじつに半年振りのくろちゃん弁当だ。会社の売店の弁当は全種類制覇していてパターンを読み切っていて飽き飽きしていたので、とても嬉しい。大体買う弁当って揚げ物が多くてうんざりするんだよね。くろちゃんのは美味しいし色々あるからいい。やっともとの生活に戻ってきたって感じがした。

 最近落ち着かないくろにぃの写真が多いね。

2002 2/17(日) 「ごま、引っ越しで筋肉痛。」の巻

 今日は東京から荷物が届く日だ。荷物と言っても段ボール10数個に椅子やらでっかいぬいぐるみやらで独り暮らしの引っ越し並だ。実際、小さな引っ越しとかいう引っ越し便で送られてきているのだ。昨日荷物を担いで帰ってきただけで朝起きたら筋肉痛だったのだが、この荷物の量はちょっと厳しかった。他に子供の長時間抱っことかもあって最後の方は足に来た感じ。くろちゃんはもっと大変だったと思うけどね。

 くろにぃは今日も落ち着かずお昼寝もできなかったね。

2002 2/15-16(金、土) 「くろちゃん、赤ちゃんと帰ってくる。」の巻

 金曜日はなんとか出社したが、今度はくろちゃんと子供を引き取るための飛行機に乗るため15時で退社した。結局この1週間はまともに出社した日は一日もなかった。ホテルについたのが22時前で、くろちゃんの実家についたのが次の日の朝8時30分。9時には実家を出て京王線、山手、京急と乗り継いで羽田、そこから飛行機で大分空港で最後に車で家に到着したのが3時半過ぎだった。私たちも疲れたが子供も疲れているようだった。

 それからベットのセッティングだとか片づけ、買い物など慌ただしくてなんか体力が削られるようだ。明日は引っ越し便が届くので更に大変。病み上がりなのに大丈夫かな。

 くろにぃは新しい同居人に興奮気味。くろちゃんのことは覚えているみたいだった。

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