ありがちな日記 98年10月後半


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98 10/31(土) 「ごま、今日は一日イタリアン。」の巻

 相模大野の伊勢丹でイタリア展をやっているというので、くろちゃんと二人で出かけてみることにした。くろちゃんはイタリアンが大好きだからね。お昼前に出かけたからか、土曜日というのに割と空いていた。さっと一回りしたあとで、昼を過ぎると混むだろうからその前に、臨時で開いているレストランで食事をすることにした。

 私は、フィレンチェ・セット(ベーコンのパスタ、チキンのトマト煮、ミックス豆の前菜、サラダ、パン、デザート、コーヒー)、くろちゃんは、ピアット・ウニコ・セット(あさりとズッキーニのパスタ、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、ミックス豆の前菜、パン、タルト、コーヒー)を頼んだ。これらのセットは臨時で開いている割には、比較的安いのに味もボリュームもしっかりとあってなかなかよろしかった。

 お腹も一杯になったところで、食材を買い込むことにする。買い込んだのはトマト・ピューレ、乾燥ポルチーニ、パスタ、ワイン(どちらかというと料理用)などだ。ゴルゴンゾーラとかのチーズや生ハムも欲しいなと思ったのだけど、今回はやめといた。何日か前には生ハム売り場で、イタリアンなおじさんがカンツォーネを歌いながらハムを売っていたそうだ。それは是非見たかったな。

 そういう訳で、昼間はイタリアンだったわけが、実は夕食もイタリアンだった。お昼ご飯を食べるときに、くろちゃんに「夜もパスタだけど、変えようか?」と言われた。私は別にご飯を食べなくてもいい人なので「全然問題なし。夜もパスタにしよう。」と答えた。今日の夕食はポルチーニのパスタとイタリアワインだった。ポルチーニっていうのはイタリアの香りの強い茸で、このパスタは前に町田の東急百貨店のやはりイタリア展で料理の鉄人にも勝ったという「リストランテ・ヒロ」の山田シェフのパスタ教室で習った料理だ。この料理はくろちゃんに言わせるとミートスパゲッティよりお手軽に出来るらしい。

 今日はとにかく一日中イタリアンだった。たまにはこういう日もいいね。

98 10/30(金) 「ごま、フジの番宣って…。」の巻

 うちのテレビは、デフォルトで8チャン(フジテレビ)になっている。朝はめざましテレビで始まって、夜はプロ野球ニュースで終わるというパターンなので、朝起きたらフジにチャネルがあっていることが多いということだ。この二つの番組以外の時間帯でもフジを見ることは比較的多い。

 最近フジテレビを見ていて気がつくことは、「踊る大捜査線」ザ・ムービーのCMがやたらと多い。1時間も見ていたら一回は「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」っていう織田祐二の台詞を聞くことになるような気がする。おかげで私なぞは、イントロがかかったら織田君と同じタイミングでこの台詞を言うことが出来るようになってしまった。

 今日は土曜日から始まる「サタスマ」という番組の宣伝が凄かった。フジで生放送されている番組でことごとく(というか私が見た番組では)中居くんか変な緑のイカみたいなカッコをした香取くんが出てきて番組の宣伝をしていた。ここまで徹底した番宣はさすがに見たことないなぁ。ずっと見ている私にすれば、「しつこい!もういいや。」って感じだ。さすがにちょっと行き過ぎなんじゃないかなぁ。

 でもあれだけ番宣を見たのに香取くんがやる「少年頭脳カトリ」って番組は一体なんなのか全然わからなかった…。あのイカはいったいなんなんだろう?でも、この番組はみないな。たぶん。(笑)

98 10/29(木) 「ごま、爆睡する…。」の巻 追記 ありゃりゃ間違えました。

 夕食を食べて居間でごろごろしていたら無性に眠くなってしまった。9時からある「どっちの料理ショー」が南蛮そばとパイコーめんだった。私はパイコーめんが大好きなのでとりあえず9時まで寝ることにした。このとき8時だったので約一時間の予定だ。

 9時になるとくろちゃんが起こしてくれたのだけれど、もうテレビどころではなくて眠くてしょうがなかったので、「もう寝る。」と言って寝てしまった。くろちゃんは11時頃にも起こしてくれたのだが、その時も「寝ます。」と言って寝た。結局朝6時まで寝てしまった。私はあまり寝るほうじゃないので平日に10時間も睡眠をとるのは結構凄いことだ。ちょっと疲れているのかな?

追記:

 昨日日記猿人に登録したのは、去年の23日〜28日の間と書いたが、ぴったんこさんによると18日か19日だろうと言われてしまった。当時ぴったんこさんは日記紹介日記を書いていたのでそっちが正解でしょう。私の記憶では、なんとなく23〜28日の間のような気がしたのだけど…。最近ぼけているのかなぁ。

98 10/28(水) 「ごま、日記猿人登録約一周年を迎える。」の巻 

 最近日本シリーズに浮かれていてすっかり忘れていたが、去年の今ごろ日記猿人に登録した。実は正確にいつ登録したかは思い出せないので、約一周年とした。(笑)去年の10月の日記を見ると23日から28日までの間じゃないかなと思うのだが…。なぜならその頃から日記に気合いが入っているからだ。

 それにしても、一年前は日記に本当に気合いを入れている。(私にしてはだけどね。)あれを見ると今はかなり惰性で書いているなぁという気になるな。)それともう一つ気がついたのは、前は文章の中で自分でぼけて自分で突っ込みを入れているということだ。最近はそういうことあまりしなくなっている。やはり初心に戻ることは大事だな。(でも、あの頃のような書き方にする気はないけど。)

 昔のネタの傾向は、なんと言っても食べ物、そしてベイスターズとボウリング、後は癖系のネタが多い。今年の始めになって、くろちゃん及び結婚ネタが増えて、今は新婚生活のネタが多い。一年のうちに色々と見方が変っているのは面白い。特にこの一年は結婚という大きなイベントがあったので、この間の出来事を記録しておいたということは、数年経ってから貴重な資料になるかもしれない。

 やはり続けることが大事だね。

98 10/27(火) 「ごま、横浜の大魔神を飲む。」の巻 

 昨日横浜ベイスターズが日本一になったので、以前関内に行った時に買って置いた清酒「横浜(ハマ)の大魔神」(特別純米酒)を早速飲むことにした。このお酒は、島根県にある都錦という造り酒屋の社長さんがベイスターズのファンで、去年からこの名前で売り出しているそうだ。今横浜ではかなり売れていて、売り切れ続出しているという旬なお酒だ。(笑)

 今まで入手した情報によると「冷やさないと飲めない。」とか「あれはちょっとね。」とか今一つ美味しくなさそうな話ばかり聞く。やっぱりまずいのかな?とりあえず、アドバイス通り良く冷やしておいた。

 今日の夕食は「カジキマグロの照焼き」で日本酒にはぴったりだ。飲もうとしたら、ついワインの時の癖で香りを嗅いでしまった。ちょっと嫌な癖だな。飲んでみると、やや甘口でやたらとすっきりしていて、それほどまずいということはない。でも、たぶんぬるかったらべたべたと甘くなりそうなので、なるほど「冷やして飲め。」だと思う。

 食事が終わったので、「うなぎの骨」をおつまみにして飲んだ。この「うなぎの骨」は、大抵のワインと飲むと生臭くなってあわなかったのだが、さすがに日本酒だとそういうことは無い。結局残っていた「うなぎの骨」を全部食べてしまった。

 「横浜の大魔神」はそれなりに楽しめたから良かった。ちなみにメルシャンから出ている優勝記念ワインというのも持っているんだけど、あれはなんかまずそうなんだよなぁ。(笑)ちょっと怖くて飲めないでいる。次に優勝したときまでとっておこうかなぁ。来年ならいいけど38年も待ったら間違いなく飲めたもんじゃなくなるのは確実だね。今飲むのも怖いのに、先延ばししてどうするという気もするから近いうちに飲まなきゃね。

98 10/26(月) 「ごま、おめでとう横浜ベイスターズ日本一。」の巻 

 ついに横浜ベイスターズが日本一を決めた。今日は残念ながら浜スタで観戦することは出来なかったが、会社からさっさと帰ってテレビで観戦。7回まで 0-0 で緊迫した好試合で、その間ずっとドキドキしていた。8回に駒田のタイムリーでリードしてからは、もう舞い上がって大変だった。9回もピンチになったけれど何とか抑えて日本一になった瞬間は、信じられない気持ちでいっぱいだった。

 野村さんや森さんに言わせればレベルの低い野球なんだそうだが、データを分析してそれに合わせて選手が動く野球より、選手一人一人が自分で考えて感性でやる野球の方が私は好きだ。ベイスターズにはそういう野球が似合うしね。

 とにかく選手の皆さんおめでとうございます。そしてありがとう。今日は騒いで明日からゆっくり休んでください。今日はこれだけ。

98 10/25(日) 「ごま、結婚式に出席する。」の巻 

 今日は、同じ合唱団の人の結婚式だ。披露宴は親戚だけで行うということなので、結婚式と二次会に出席することになっている。昨日まで雨で冬のように寒かったからどうなることかと思ったが、今日は二人の行いが良いのか悪運が強いのか知らないが、雲一つなく暖かい良い天気になってとても良い結婚式になった。

 結婚式は、ホテルの中庭にあるチャペルで教会式だった。普段日本人の教会式だと賛美歌とか割と寂しい感じがするが、今回は合唱団の面々が後の方で歌っていたので、妙に力のこもった賛美歌だったのが印象的。(というか私も元気に歌った。)それと、神父さんの日本語と英語のごちゃまぜさが面白かった。でもまぁなんといっても、新婦のウエディングドレスはかわいかったし、新郎も凛々しかったのが一番だ。式の後、中庭に出てフラワーシャワーや乾杯も実に良かった。外でやる結婚式はいいね。

 二次会も、割とこじんまりとした人数で柔らかい雰囲気で楽しかった。司会は私達の時と同じMくんだったのだが、彼は二次会仕切人として今後も活躍するんだろうな。(笑)もちろん合唱団でもいつものように歌を歌ったのだが、最後のハレルヤはなぜか出席者みんなで歌ったりして盛り上がった。ハレルヤを歌えない人もいたはずなのに、これって結構凄いことだと思う。

 団内での結婚は私たちについでこれで三組目(もっとも彼らの方がつきあいは長いけど。)今後はもっと増えそうだな。しかし、そういえば自分たちの結婚式からもう半年近くたつんだなと改めて思ったのだった。ずいぶん前のような気がするし、ついこないだのような気もするな。

98 10/24(土) 「ごま、椿姫で乾杯…出来ず。」の巻 

 今日はオーチャードホールでハンガリー国立歌劇場のオペラ「椿姫」日本公演を観に行った。久々の生オペラなので開演前からわくわくする。パンフレットを見ると主役のヴィオレッタが3キャストになっていて、そのうち一人がやや太めっぽい人だった。できればその人だけは勘弁して欲しいなと思っていたのだが、ほっそりした美人だったので一安心する。だって、結核で死ぬ役なのにぽっちゃりしていたら、興ざめでしょう?これには椿姫の初演の時にはかなり太った人がヴィオレッタをやって、全然受けなかったという有名なエピソードがあるくらいなのだ。

 「椿姫」でもっとも有名曲は、第一幕の序盤にある「乾杯の歌」。そんな歌知らないという人でもBGMとかに良く使われているので、聴けば絶対聴いたことのある曲だ。実は披露宴でお色直しの入場の時に使ったので思い出の曲なのだ。この曲は華やかで美しい曲だけど、ストーリーを良く考えたらあんまり縁起の良い曲じゃないかも…。(笑)

 で、この「乾杯の歌」を楽しみにしていたのだが、相手役のアルフレードはともかくヴィオレッタの声がこもっていて上に抜けていかない。合唱も迫力無くて、「う〜ん、外れかなぁ〜。」と思っていたら、一幕最後のアリアになって、ヴィオレッタの声が伸びてきて良くなってきた。どうやら最初は咽喉があたたまっていなかったらしい。それ以降はとても良かった。

 それにしても気になるのは観客の方だ。なんと言っても後に座っていたおばさん二人。とにかくウルサイ。頼むから演奏中はおしゃべりしないで欲しい。その他にも携帯を切っていない奴とか物を落とす奴とかいて、気になってしょうがない。いつも思うのだがもう少し静かに聴けないのかな。

 とりあえず公演は大成功でカーテンコールは凄い拍手で、役者もうれしかったのか何度も出てきた。あんなにカーテンコールが長かったのは今までなかった。でも不思議なのは、幕後にあんなに拍手するなら、アリアの後ももっと拍手して盛り上げればいいのにと思う。ヴィオレッタとアルフレードの二重唱とかアルフレードのお父さんのアリアとかは素晴らしかったので、その後とかもっとあってもいいよな。あんまり拍手が少ないので、驚いたよ。やはりオペラのライブいいなぁ。一月にも同じハンガリー国立の「フィガロの結婚」を観る予定なのだが、今から楽しみだ。

 家に帰って、二人でヴィンテージポートを飲もうと言っていたのだが、私がお風呂に上がった後、力尽きて寝てしまったので、乾杯できず。ちょっとだめすぎ。

98 10/23(金) 「ごま、逆行であわや正面衝突。」の巻 

 うちでは朝はいつもフジテレビのめざましテレビをつけている。朝食を食べた後は日記の巡回をしているので、そんなに真剣に見ているわけではないが、今日のうらないのところで牡羊座の運勢は最悪だというのがたまたま耳に入った。うらないなんていつも全然気にしないのだが、今日に限ってはなんとなく嫌な予感がした。

 私の予感は割と当るのだが、案の定朝からついていない日だった。手がけていたプロジェクトも先方の都合でポシャってしまったし、会社ではその他にもろくでもないことのオンパレードだった。あんまりついていないので、コアが過ぎたらとっとと帰ることにした。

 せっかく早く帰るのだから、この間くろちゃんが割ったリーデルのワイングラスをアイワールドという相模原最大のディスカウントショップ(というかデパートに近い)に行って買うことにした。ワイングラスはもともとここで安く売っていたので買ったものだからだ。ところが、行ってみると金曜の夕方前だというのに駐車場は満杯で駐車するのに一苦労した。これじゃぁ土日に来たのとたいして変らない。やっと駐車して売り場に行ってみると、なんとグラスが売っていないではないか。がぁん!それじゃぁなにしに来たかわからない。でもなんとなくそういう気はしていたんだよなぁ。

 このまま帰るのも何だし他にも安売りしていそうな店をまわってみたが、やはり売っていなかったのであきらめて帰ることにした。渋滞が酷いのでこのまままっすぐ行くより右折したほうが早く帰れそうだった。対向車線も混雑していたので、信号の変るタイミングで速攻で右折した。ところが、最初二車線だったのに道が狭くなってきて、しかも前からトラックが突っ込んでくる。ええ?一体何?と思ってふっと見るとなんと一方通行を逆行しているではないか。トラックには停ってもらってその場でUターンした。回避出来る場所と、トラックまでの距離があったから良かったけど間一髪だった。

 Uターンして元の交差点に戻ってみると、対向車線はもう少し右側にあって私が右折したのは一方通行の右折レーンだったらしい。帰るころはもうあたり暗くなっていて、しかも雨が降っているので道は見えにくい状態だったし、焦って曲がったので間違えたのだ。(曲がった道には全然車が停っていなかったってのも若干ある。)これはついていないというより私の不注意だけれど、事故ってこういうときに起こすんだろうな。

98 10/22(木) 「ごま、風邪をひく。」の巻 

 先日くろちゃんが風邪をひいたのだが、どうやら今度は私が風邪をひいたみたいだ。朝起きたら咽喉が痛くて、頭がぼ〜っとする。昨日もちょっと鼻がくずくずしていて、ちょっとやばいような気がしていたのだ。そこでいつもは定時より早く出社しているのだが、今日はゆっくりと出社した。

 風邪で頭がくらくらするし薬で眠いしでほとんど仕事にならなかった。よっぽど途中で帰ろうかとも思ったが踏ん張っていたら午後からは少しは調子が良くなってきた。でも、まだ咽喉が痛いので、今日はもう寝ます。

98 10/21(水) 「ごま、生まれ年のワインを買う。」の巻 

 来月うちでパーティを予定している。ご承知の通り最近ワインに凝っているので、パーティにかこつけて良いワインを飲んでみようということになった。まぁこういう時でないと高級なワインなんて飲まないからね。

 それで、メインのワインを何にするか考えた。この季節は各デパートではワインフェアとかやっているので、飲み頃で良い銘柄のワインも手が出しやすい。どうせ飲むなら美味しいほうがいいからねぇ。あと、今回のパーティの面子は私と同じ年の人が多い。それならその年のワインを買うというのも面白いかもしれない。ただ、私の生まれた年は1967年で全般的にあまりよい年ではないらしいし、30年以上たっているので結構冒険だと思う。

 出来栄えの良い年で今飲み頃の良い銘柄のワインにするか、あまりよい年とはいえず美味しいかどうかはかなりチャレンジだけど自分の生まれ年のワインにするかかなり悩んだが、結局たとえ死んでいても想い出になるのは生まれた年のワインだろうという結論に達して、それにした。

 買ったワインは、フランスのボルドーのサン・ジュリアンという村のワインで、第二級に格付けされている「シャトー・グリュオ・ラローズ」というワインだ。ガイドブックとか見ると長熟タイプになっている。ただ、ロバート・パーカーさんというワイン評論家の1967年の評価はあまり高くはないし、液面が下がっているのがちょっと気になるところだ。まぁパーカーさんの評価は絶対ではないのでいいのだが、液面が下がっているのは死んでいそうな予感がする。しかし、私自身自分の生まれ年のワインは飲んだことがないし、とても楽しみにしている。

 それにしても、最近の日記の話題はベイスターズかワインだ。ベイスターズの監督の権藤さんは現役の時に「権藤・権藤・雨・権藤、雨・雨・権藤・雨・権藤」と言われたらしいが、さしづめ私の日記は「ワイン・ワイン・ベイ・ワイン、ベイ・ベイ・ワイン・ベイ・ワイン」と言ったところかなぁ。

98 10/20(火) 「くろちゃん、初割り体験。」の巻 

 今日もいつものように、夕食に合わせてワインを飲んだ。夕食は「牛肉ともやしとニラの炒め物」だったので、フランス、ブルゴーニュの「コルトン」という赤ワインと合わせてみた。ワインは爽やかなベリー系の香りで渋味も酸味も程よく、炒め物とも良くあいなかなかのヒットだ。最近合わせかたのコツがわかってきて、大外しはしなくなってきたな。

 赤ワインを飲むときには、オーストリアのリーデルというメーカーの大きめのワイングラスで飲むようにしている。このグラスは大好きなオーストリア製というのもあるけど、香りが良くたつからお気に入りだ。ところが夕食後、くろちゃんが洗い物をしていたら、このグラスを割ってしまったらしい。このグラスは薄いので割れやすいから、いつも注意して洗っていたらしいが、今回は油断したとのこと。くろちゃんも気に入っていたので、ちょっと残念そうだった。まぁグラスはアイワールド(近くの巨大ディスカウントショップ)にでも行って買えばいいだけの話だ。

 そういえばくろちゃんが器を割ったのは結婚してこれが最初だ。大体いいものから割るっていうけど、そのジンクスは生きているな。

98 10/19(月) 「ごま、今日もまた日本シリーズ。」の巻 

 昨日に引き続き今日も日本シリーズに観戦に行った。会社の人々も雨で流れて今日私が浜スタに行くことは知っていて、夕方早々に帰ろうとすると、「いってらっしゃい。」とか「がんばって応援してきてね。」とか言われてしまった。(笑)町田駅のホームでくろちゃんと待ちあわせて浜スタに向かう。

 今日の浜スタはさすがに平日とあって昨日よりも客の出足はもう一つ。私たちが入場した時点ではまだ、まばらだった。今日の席は三塁側S席で、ベンチの真横でカメラ席のすぐ後(前から4番目位)の最高の席だ。今までかなり野球を観に来ているが、こんないい席で野球を観るのは初めて。練習をしている西武の選手が目の前を通って行き、それだけで興奮してくる。

 面白かったのは斜め前に座っているおじさん二人。ビールを持って席についたまでは普通だったのだが…、おもむろにかばんからキュウリを一本出したのだ。キュウリだよ。キュウリ。んで、次に小さなツボを出してそこにキュウリを突っ込んだ。そう、その中には味噌が入っていたのだ。球場でモロキュウかぁ。美味しそう。(笑)

 今日は満員にはならないかなと思っていたが、試合開始ぐらいから続々人が増えて7時過ぎには超満員状態になった。もちろんほとんど横浜ファンだ。私たちのいる三塁側は本来西武ファンがメインにいるはずなのだが、西武ファンなんてホントにまばらにしか見当たらなかった。レフトスタンドは、昨日よりも応援団が多いように感じたが、別に人が増えているわけではなくて、とっている場所が広がっただけのようだ。

 試合の結果は、ご承知の通り横浜の快勝。今日の隆は一回以外は打たれる気配なしだった。石井も鈴木も絶好調だし、明後日からの西武ドームが楽しみだ。

98 10/18(日) 「ごま、今日こそ日本シリーズで大興奮。」の巻 

 昨日は雨で流れてしまったが、今日は台風一過でいい天気。ついに日本シリーズの開幕である。5時前に浜スタに着くとちょうど開門を始めたばかりのところだったので、すかさず入場する。今日の席は内野B席でライト側ポールの上の方だった。まだ試合開始2時間前というのに凄い人出だ。さすがに日本シリーズは違う。

 グランドでは、西武の選手達が練習をしている。いつも見慣れないユニフォームだし、ベンチのまわりには取材の人だかりが凄くて、「日本シリーズだなぁ。」と改めて感じる。西武の練習が終わって横浜の選手達が出てくると、凄まじい歓声。まだ試合なんか始まっていないのに、凄い。

 国歌斉唱とか花束贈呈とか始球式とかのイベントがあっさり終わって、いよいよ日本シリーズが始まった。試合の内容はここで改めて書くことはないと思うが、結局一回の表に谷繁が高木大成の盗塁を刺し、その裏石井琢朗がいきなりセイフティバントを決めすかさず走って成功したことが今日の全てだった。今日の石井は素晴らしかった。

 それにしても、観客の歓声はホントに凄かった。レフト側外野席の一角を除いてほとんどがベイスターズファンだ。もうベイスターズ側でランナーがでようものなら、それだけで大騒ぎだ。特にベイスターズのマシンガンが炸裂した時なんかは、何が何だか良くわからないような凄まじい状況。もちろん私も大興奮している。

 8回にササキ様が出てくると、歓声も凄かったがもっと凄かったのはフラッシュの嵐だ。一球投げるごとにフラッシュが光る。こういうときいつも思うのだが、球場とかでフラッシュ焚いても全然意味ないのに、なんでみんな焚くのだろう。選手の邪魔になるだけなので、やめて欲しいな。

 試合はベイスターズの完勝で私的には最高に楽しかった。あの雰囲気の中で試合をやるというのは、選手はもちろんそうだがファンにも貴重な体験だ。やっぱり野球は日本シリーズにでないとだめだなぁと改めて思う。

98 10/17(土) 「ごま、台風にはかなわない。」の巻 

 今日はいよいよ日本シリーズの第一戦だ。しかし、台風が秋雨前線を刺激して横浜は朝から雨模様である。こりゃたぶん中止だなぁと思いつつも行ってみないと始まらないので、お昼過ぎに浜スタへ向かうことにした。浜スタに着いてみると雨は小降りになっていて、これなら試合がやれそうという感じになってきた。球場も雨で流したくはないだろうしね。

 とりあえず待ち合わせ場所になっている横浜公園の噴水前に行くとすでに友達が来ていたので、チケットを一枚渡した。チケットの受け渡しをしていると、ダフ屋のおっちゃん「おにいちゃん、チケット余んない?」と寄ってきた。もちろん余ってないので「ないない。」と言っておっぱらう。まぁ余っていてもダフ屋なんかにゃあげないけどね。

 友達によると球場正面で優勝グッズを売っているというので行ってみると、結構人だかりになっている。グッズも色々売っていたので、記念に何か買うことにした。タオルやタペストリー、写真集、ビデオとか悩んだが、結局CDにした。雨が降っていなかったらタペストリーにしたかもしれない。まぁ、どうしても欲しかったら明日にでも買えばいいし。

 その後、球場の屋根の下で友達と話をしていたら、雨が強くなってきた。「なんかやばいね。」とか言っていたら、場内放送で「今日は中止です。」と流れた。やっぱり中止か。これで月曜日まで浜スタに来なければならないが、まぁ仕方ないな。まぁ佐々木様も風邪をひいているらしいから、ベイスターズにとっては恵みの雨だったんじゃないかな。

 帰りに関内駅前のセルテにあるベイスターズショップに行ってみると、なんと入場制限をしていた。グッズがたくさん売れると選手の年俸が払えるようになるといいね。優勝したからには選手には気前よく年俸をあげてあげたい。でも、あがりすぎると払えなくなる心配をしなきゃいけないのが、貧乏球団の辛いところだね。

98 10/16(金) 「ごま、結局モンブランを食べに行く。」の巻 

 昨日のくろちゃんの風邪は今日になってどうやら治ったので、予定通り新宿のタイムズスクエアに行くことにした。昨日は栗フェアと書いたが実はちょっと違っていて、タイムズスクエアに入っているケーキ屋兼喫茶店で期間限定のモンブランを売っているということらしい。たしか朝放送している「めざましテレビ」の中で紹介されていて、如何にも美味しそうなモンブランだったので、思い残しの無いよう食べに行ったという訳だ。

 そのモンブランは期間も限定だが個数も限定で一日100個しか作らないらしい。せっかく行っても売り切れていたら悲しいので午前中のうちに出かけたいところだ。ちなみに私は今日は代休なのだ。でも、今日は社宅の掃除が入っていて、しかもうちは当番だったのでさぼるわけにはいかないので、この掃除が終わってから新宿に向かうことにした。(結局掃除は雨で中止だったんだけど)

 タイムズスクエアに着いたのは11時頃で早速レストラン街に直行する。モンブランの店はエレベータを降りてすぐにあって、幸いまだ売り切れでは無かった。本当なら昼食を食べてからデザートにモンブランを食べたいところだが、昼食食べた後で売り切れてしまったら後悔しまくりなので、先にデザートを食べることにした。

 このモンブランは、タルトの上に大きな栗が乗っていてそれを生クリームで包み、さらに栗クリームがかかって、そして一番上にメレンゲの焼き菓子が乗っている。クリームはとてもふんわりしていて、口の中でとろける感じが心地よく、クリームのまわりにかかっているココナッツの香ばしさとマッチして絶妙に美味しかった。非常に上品な味だ。最近モンブランを食べることが多いが気がついたのは、高級だと土台がスポンジじゃなくてタルトとかパイとかになることが多いということだ。栗クリームは高いから、安いモンブランはスポンジにして場所が稼いでいるのかな。

 とりあえず、くろちゃんは大満足だった。期間限定は逃すとショックがでかいから、後悔しないように食べとかないとね。

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