ありがちな日記 98年11月前半


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98 11/15(日) 「ごま、ダイエットを決意する?」の巻

 最近どうも身体が重いと思って朝こっそり体重計に乗ってみたら、やはり太っている。考えてみるにここのところ毎晩のようにワインを飲んでそのまま寝ているので、太ってきてもあたりまえといえばあたりまえである。くろちゃんの方も太ったと言っていたので、ダイエットをしてみようかななどと出来もしないことを夢想してみた。まぁ長続きしないにしても、最初からなにもしないのは悔しすぎるので、今日からちょっとやってみることにした。

 一つは、ダンベル運動。これは、昔から割とよくやっていたのだが、食後にすることが多かった。でも、お腹が空いている時にやるほうが効果があるようなので、夕食前にやることにした。今までの経験では6種類位の運動を3セット程度ゆっくり時間をかけてやると、二週間目位から体質が変ってくるのがわかる。そうなってくると、体重もどんどん減るようになるんだけど、やめるとすぐ戻るので維持するのは結構大変。

 もう一つは、ワインの飲む本数を一週間に二本までにすること。くろちゃんも、その方がいいというので、一応採用することにした。でも、これは今から長続きする気がしない。でも、二本くらいで済むとお小遣い的にも非常によろしいよな。

 これらの決意が続くかどうかはよくわかんないけど、一番怖いのはもうすぐ始まる忘年会と新年会だなぁ。あれは毎年太るからねぇ。とりあえず、一月にあると思われる健康診断までに体重を減らしておかないと、お医者や診療所のおばさんに「やせなさい。」としつこく言われて疲れるので、そこまでは努力してみることにしよう。

98 11/14(土) 「ごま、くろちゃんとお散歩。(野菜をお安く手に入れる)」の巻

 朝の新聞広告を見ていたら、農協のお祭りがあってとれたての野菜を直売するというので、くろちゃんと出かけることにした。会場までは歩くと15分くらいで、車で行ってもいいが駐車場が無いと悲しいことになるので、くろちゃんは歩いて、私は自転車を押して行くことにした。

 お祭りの開始は9時なので、10分前くらいに家をでる。15分くらいで着くと思ったが、思っていたより遠くて急いで歩いたのに20分位かかってしまった。出かける前に寒そうだったので重装備して出たのに、あれだけ歩くと結構あったまってくる。

 会場に着くとまだ始まったばかりだというのに人がたくさん来ていた。最初に野菜直売コーナーを見ると、キャベツが一個180円だ。しかも見るからに新鮮でそして大きい。最近スーパーで売っているのはこの倍くらい高いくせに小さいうえに軽いのだ。その他の野菜も新鮮で安いのでくろちゃんは大喜びだった。後でくろちゃんに聞いたところによると、キャベツとネギが特にお買い得だったそうである。ただ一つ残念だったのは、白菜は売っていなかったことだ。会場の真ん中に置いてあった野菜で作られたお御輿にはしっかり白菜が使われていたのになぁ。

 野菜を確保した後、他の会場を見て回る。チラシによると甘酒と豚汁が無料で頂けることになっていたので早速探してみると、ちょうど甘酒が出来たばかりで、私たちが一番最初の客だった。出来立てなのでやたらと熱かったが、甘味もちょうどよかった。豚汁の方はまだ作られていないようだった。ちょっと早く来すぎたってことだ。最後に女性部手作りのおまんじゅう1パック300円を買っててくてく歩いて帰った。天気が良くて気持ち良い散歩だった。

98 11/13(金) 「ごま、やっぱり弥七はかっこいい。」の巻

 今日はいわゆる代休だった。平日の休みは貴重なので朝からお出かけだ。まず、消費税5%還元セールをしているというイトーヨーカ堂に乗り込む。開店30分後位に行ったのだが、駐車場はかなり混雑をしていて、これが平日の朝一のスーパーとは思えないほどだった。店内も同様で、この分なら消費税還元セールはまたやるかもしれないな。昼からは散髪に出かける。こちらは空いていて待ち時間なしでやってもらえた。帰りに成城石井でくろちゃんが好きなチーズとチョコを買って帰った。

 おやつを食べて少しごろごろしつつテレビのチャネルを変えると、たまたま「水戸黄門」を放送していた。黄門さんは初代の東野さんで今でも同じ役者さんでやっているうっかり八兵衛も弥七もまだ若く、そして映像の作りも古くさかったので、15年から20年くらい前のものだと思う。残念ながら途中から見たので第何部かまではわからなかった。

 水戸黄門もずっと同じような気がするが、昔のものと今のものを比べるといろいろと違うことがわかって興味深い。まず、今の方が一行の動きがずっとアクティブだ。それは裏の仕事をするのが昔は弥七だけだったのだが、今はお銀や飛猿がいるからだと思う。それに、印籠のだしかたも違う。今なら黄門様が「助さん、格さん、もういいでしょう。」と言って自ら一段高いところに立ったりするのだが、今日見たものでは、黄門様はそういうことは言わなかったし、一段高いところに立ったりもしなかった。

 もっとも違うのがなんと言っても弥七のかっこよさだ。今はもう体力がないのであまり出てこずにお銀と飛猿と三人でその役割を分担しているが、このころだと裏の動きを一手に引き受けている。それだからこそ、もうやばいと言うとき敵の手に刺さる風車がかっこいいのだ。私は水戸黄門は弥七と八兵衛が主役だと思っているから(笑)、初代黄門さんの頃がいいな。助さん、格さんも活きがいいしね。

98 11/12(木) 「ごま、まだ鍋ははやい?」の巻

 今日の夜は飲み会が入っていた。同僚のO君が来週から長期出張するので壮行会を兼ねてのものだ。店に入ると鍋のメニューが「石狩鍋」「寄せ鍋」「タラちり」「アンコウ鍋」(まだあったような)とずらりと並んでいた。外は寒かったし、私は鍋を主張してみた。ところがまだ早いという意見が続出して結局却下されてしまった。う〜ん残念。

 実は、ここ数日うちでは鍋の話題で持ち切りだったりする。まぁ私が「鍋食べたい。」とだだこねているだけなんだけど。あっ鍋食べたいって中身だよ。鍋をする為には、カセットコンロと土鍋を確保しないと出来ない。この間二人でディスカウントショップを覗いたときには、カセットコンロが3,000円位で土鍋が2,000円位、トータル5,000円位つぎ込めば鍋が出来そうだ。

 でもよく考えたら土鍋なんて実家に余ってそうなものなので、昨日の夜私の実家に電話してみた。すると、昔使っていた大きな土鍋は今は二人なので使っていないというので、早速送ってもらうことにした。もちろん、中身も送ってもらうことも忘れていない。野菜が高いと言ってみると、九州でも高いという。「キャベツいくら?」と聞くと250円とのこと。安いじゃん。(笑)こっちだと下手すりゃ400円だ。まぁキャベツを送ってもらうのはあれなので、生しいたけとかぼすも送ってもらうことにする。牛肉もあっても困らないと言ってみたのだけど、そりゃさすがにねだり過ぎかな。(笑)そういうわけで、土鍋が届いてカセットコンロさえ買えば鍋実現ももう少しだ。

 くろちゃんと鍋の話をしていたら、くろちゃんの家ではカレー鍋という鍋があるらしい。カレー鍋って最近やたらと耳にするが、カレーが入っている鍋(ヒ素も入っているかも?)じゃなくて、カレー風味の鍋らしい。私は聞いたことがないのだが、くろちゃんによるとなかなか美味しいらしい。鍋セットが揃ったら一度食べてみたいな。

98 11/11(水) 「ごま、魚肉ソーセージを食べる。」の巻

 今日の夕食はトンカツだった。いつものようにワインと一緒に頂いた。今日は白ワインにしてみた所、組み合わせはなかなかうまくいった。赤ワインだと開けたら二人で一本飲んでしまうことが多いのだが、白ワインの場合は二日に分けて飲むことが多い。

 これは、赤ワインの時は大きなグラスを使っているからだ。大きなグラスだと一本で大体4〜5杯で、白ワインの時の小さめのグラスだと8〜10杯位になる。食事の時に飲むとなぜか一杯の量に関係なく二杯位がちょうどいいのだ。したがって、赤ワインは一日で飲みきるけど白ワインは二日に分けているのだ。ちなみになんで赤の時は大きなグラスを使っているのかというと、一般的には香りを楽しむためらしいけど、私たちの場合は雰囲気を出すためくらいだな。(笑)

 今日も最初は二日に分けるペースで飲んでいたのだけど、明日私の帰りが遅いしくろちゃんが飲みきろうというので一本開けることにした。食事はいつものように二杯で終わったのでなにかおつまみと言うので出てきたのが、「魚肉ソーセージ」だ。

 この魚肉ソーセージは、ベイスターズの優勝したときに売り出された優勝記念バージョンで、二本組みで前に一本食べていて残っていた一本だ。もちろんマルハのやつ。昔はソーセージというとこの魚肉ソーセージのことだったんだけど、何時からか肉のソーセージに入れ替わった。今では魚肉ソーセージを食べることはめったにないな。今回もベイスターズが優勝したから買ったけど、その前に食べたのはもう何年前だかわからない。

 久しぶりに食べた魚肉ソーセージは昔ながらの懐かしい味。この味が嫌いと言う人も多いみたいだけど、私は結構好きだな。そうそう、白ワインにはベストマッチとは言わないけど、悪くは無かったよ。

98 11/10(火) 「ごま、日記猿人の不調で思ったこと。」の巻

 数日前日記猿人の調子が悪かった。いろいろな人の日記でも、その話題が取り上げられていたので、遅ればせながらちょっと書いてみようかな。

 日記猿人で私が一番使用しているのが更新のページだ。これは日記を更新したら必ず使う。同じくらい使っているのが投票かな。日記猿人が調子悪くて最も困ったのは、この二つがうまく行かなかった事である。更新はまだしも投票して戻ってこないのは、かなり疲れるものだ。

 私は新作のページはほとんど見ない。更新した後一応確認の為に見ることはあるが、他の人の日記を見るために新作のページを使うことはしないのだ。どうやって見ているかというと、気に入った日記にはブックマークを登録してあって、そこから見るようにしているのだ。だから、ほとんど同じ人の日記しか見ていないことになる。

 私の生活リズムでは、ブックマークに登録してある分だけで手いっぱいなので、これ以上増やすのはちょっと躊躇してしまうのだ。もし余裕があって新たに日記を見る気分になるときは、新作のページよりも、今日のランキングのページを開いていつもは見ないけどたまに見るのは面白いという人の日記を見つけて見ることが多い。ブックマークに登録している日記が、作者の都合とかでページを閉鎖したり更新を長くしなくなってしまったら削除して、新しく面白そうな日記を探すこともまれにあるけど。

 この方式だと日記猿人の調子に関らずいつもの日記を読むことが出来るのだが、例えば昔読者だったのだけど長く中断して再開した日記とか最近流行の日記とかに気付くのが遅くなるというのが弱点かな。でもまぁ昔ほど日記読みに時間を割けないし一日に読む日記はこの位(20個弱くらい?)が限界だと思う。そういった意味では今のやり方が私にはあっている様な気がする。

98 11/9(月) 「くろちゃんは痛い。」の巻

 くろちゃんと寝ると痛い。
 くろちゃんは、ちょっとだけ皮を挟むのが得意。
 くろちゃんのちょっとつまみは痛い。

 くろちゃんの顎は鋭角。
 くろちゃんはよく私の腹に顎を載せる。
 くろちゃんの顎は痛い。 

 くろちゃんは頭の形がきれい。
 くろちゃんの頭は腕に刺さる
 くろちゃんの頭は痛い。

98 11/8(日) 「ごま、ご飯の友が好き。」の巻

 日曜日の朝は毎週買い出しの日で、今日もサミットへ朝一で出かけた。魚売り場の明太子の前で
「最近明太子食べていないなぁ…。」
と考えつつぼぉっと眺めていたら、くろちゃんが、
「たらこ食べる?」
と聞いてきたので、
「いいの?」
と答えると、
「別にいいよ。」
と言うので買ってもらうことにした。

 早速夕食に出てきたので、ちょっと舞い上がる。いざ食べようとすると、くろちゃんも食べだしたのでちょっとびっくり。私はずっとくろちゃんは明太子なんて嫌いだと思っていたのだ。聞いてみると結構好きなんだそうだ。なんだそれならもっと前におねだりしておけばよかった。なぜか嫌いだと思い込んでいたので、あまり食べたいとは言わないようにしていたのだ。

 私は、こういうようなご飯にのけって食べるいわゆる"ご飯の友"系の物が大好きだ。海産物では明太子はもちろん海苔(佃煮も焼きのりも)や塩辛、山菜ではフキや山椒の佃煮、そしてフリカケもお茶漬けも大好き。白いご飯も好きだけど、何か乗せるというのが何となく贅沢な雰囲気もあるし、ご飯がいっそう美味しく感じるんだよね。普通は一杯しか食べなくても、海苔の佃煮があると二杯でも三杯でも食べたくなる。もしかして貧乏くさいのかなぁ。

98 11/7(土) 「ごま、アメリカンショートヘアーの想い出。」の巻

 くろちゃんと相模大野の伊勢丹に出かけたとき、ペット売り場でアメリカンショートヘアーという種類の小猫が二匹ショーウィンドウにいた。一匹がもう一匹の耳を舐めていてなかなかかわいらしい風景だ。くろちゃんも「きゃぁ!かわいい。」と言ってはしゃいでいた。

 このアメリカンショートヘアー(略してアメショ)という猫には子供の頃から結構思い入れがある。この猫はグレーで短毛な一見その辺の雑種猫の毛並みのいいやつって感じな猫だ。子供の頃から猫好きだった私はよく猫の本を読んでいた。その本のカラーページに世界のいろいろな猫が紹介されていたのだが、そこで見つけて一目で気に入ったのがこのアメショだ。

 こういう猫を飼ってみたいと思ったものだ。数年前にブームになったりしたので今なら割と入手しやすいが、何せ20年以上も前の九州のくそ田舎ではそんな猫なんてどうやって手に入れるのかすら想像もつかなかった。その頃うちの田舎ではシャム猫ですら遠い異国の高級な猫だったのだ。

 そんなアメショに憧れていた頃、それまで飼っていた猫が死んでしまって、新しく飼うなら一度は毛並みのいいやつを飼ってみようということになった。熊本のデパート(当時の感覚では大都会)のペット売り場を見に行くことになって、私はアメショを探してみたが、やっぱり熊本のデパートでもいなかった。結局その時にはチンチラ(ペルシャ猫)を飼うことにした。でも、チンチラだって20年前にあんな田舎で飼うなんてのは、そうとう凄いことだった。お店に来たお客さんが最初は大抵ビックリしていたものだ。「そりゃ犬かい?」って。

 まぁそういうわけで、アメショはいまだに憧れの猫だ。あのきりっとして賢そうな顔つきがいいね。もし家を買うことがあったら、あの猫を飼いたいな。

98 11/6(金) 「ごま、商品券の使い道。」の巻

 商品券を配って景気を回復しようなどという政策が検討されているらしい。公明党のおばさんは気合いが入っている様子だったが、巷ではたいして効果はないだろうという意見が大勢のようである。私も、商品券を流通させるインフラの構築とか偽造や配達のリスクも大きいし、手間がかかる割に効果がないという気がしている。結局いつものごとく政権の取り引きのネタに過ぎないのだろう。そういう事やっている場合じゃないと思うんだけどなぁ。

 まぁそれはさておき、実は私の手元に今一万円の商品券があるのだ。これは、結婚式をしたときに式場から頂いたものなのだが、一つ問題なのは大分のデパートの商品券なのである。大分のデパートにはめったに行かないので困るのだが、良く見ると他のデパートでも使用できるみたいである。この近くでは、小田急デパートと伊勢丹で使えるらしい。

 それで、この商品券の使い道だが、どっちかのデパートのワインフェアとかでワインが安売りしている時に使おうかななどと考えている。我ながらあまりに情けない(というかいかれている)使い道だ。実は新宿の小田急デパートで今ワインフェアをやっているのだが、この間松阪屋で散々買ったことだし、小田急には「これ!」というのがあまり無かったので、春のワインフェアまで待って使おうかなともくろんでいるのだ。

 これがじゃぁ公明党案のように三万円になったらなんに使うかというと、今ならやはり三万円分ワインを買うんだろうなぁ。(頭悪過ぎかもしれない。)「三万円ならあれ買うなぁ。」などと今ちょろっと頭をよぎってしまった。

98 11/5(木) 「ごま、くろちゃんと一緒に寝れない。」の巻

 今日は寒かった。夜も結構冷え込んで、冷え性のくろちゃんは辛かったようである。いつものように隣り合わせて寝ていると、くろちゃんが足を私にくっつけてきた。くろちゃんの足は冷たくて、私は体温が高くて暖かいからだろう。くろちゃんは何度も足をこすりつけて足を温めようとするが、私はそれじゃあ眠れない。でも確かに足が寒いと眠れないからな。

 ところで、くろちゃんも私もぴったりくっついて寝るのが好きだ。でも、最近くろちゃんはくっついて寝るのを嫌がる。なんでかと聞くと、何分かたつと私が暑いとか痛いとか言って離れていくからだという。確かにそう。私は暑がりだし体温も高いのでぴったりくっつくと暑くて眠れなくなることが多いし、腕枕を朝までやり続ける根性はあまり無い。それにくろちゃんは無意識のうちにちょっとつまみ攻撃をするしね。

 最大に問題なのは私は寝相があまり良くなくてずっと同じ格好で寝ることが出来ないことだ。私もぴったりくっついて寝たいと思っているのだけど、なかなか実行するのは難しい。寝ているときはあまり根性ないしなぁ。

98 11/4(水) 「ごま、二日酔いでメロメロ。」の巻

 さすがに昨日は飲みすぎたようだ。いつものように朝6時過ぎに起きたら、頭ががんがんして気分が悪い。お茶を飲んでも昨日のワインの味がするような酷い状態だった。食欲も無かったのだけど、朝食を食べてみた。しかしやはり途中で気分が悪くなり、朝食を残してしまった。

 そういえば結婚して一度も食事を残したことがない。朝食と言えど残すというのは私にすれば、数年に一回あるかないかのかなり珍しいことだ。このまま会社には到底行ける気がしなかったので、取りあえずもう一度布団に入って寝ることにした。

 いっそのこと会社を休もうかとも思ったが、記憶によると11時から会議が入っていてそれには出席しないとまずい。とりあえず8時半まで寝てみるとさっきよりは少しは調子がいいので、会社に行くことにした。しかし、会社に着いたことは着いたが、頭わんわんなっているし、とても仕事どころではない。とりあえず、端末の前に座ってなにか考えているふりをしつつもうろうとしておくことにした。

 11時になって会議室に行ってみると誰もいない。あれと思って確認すると、なんと会議は1時からだった。なんだ。それなら午前中半休を取れば良かった。お昼寝もいつものようにしっかり取ったが、午後になっても調子は上がらず、結局会議に出席するためだけに会社に来たようなものだった。(会議もほとんど居ただけだったけど。)

 昔はあんまり二日酔いとかならない体質だったんだけど、最近は時々こういうことがある。やっぱり年をとったのかな?

98 11/3(火) 「ごま、自分と同年のワインを飲む。」の巻

 先日私の生まれた年に作られたワインを買った話を書いたが、今日パーティを開いてそのワインを飲んでみた。ワインは白ワインからスタートして、軽めの赤、そして料理のメインのビーフシチューに合わせた重めの赤というふうに進めた。ビーフシチューを食べた後はいよいよメインのワインだ。

 メインのワインはボルドーの「グリュオ・ラローズ 1967」だが、それを飲む前に同じ銘柄の「グリュオ・ラローズ 1993」を飲んで見ることにした。つまり銘柄が同じだが、若いワインと古いワインを飲んで違いを感じてみようという企画だ。本当は80年前半くらいの飲み頃なワインもあると良かったのだが、その頃のはさすがに高くて手が出なかったのだ。

 1993年ものは、如何にも若いワインで舌がぴりぴりするほど元気が良い。しかしさすがに第二級に格付けされているだけあって、もう5年も置けばとても美味しくなりそうな雰囲気がある。今飲むのはちょっと勿体なかったかもしれない。

 1967年のワインをあけてみる。既にコルクがやわやわで抜く前から嫌な予感がしたが、思った通り途中でコルクが折れてしまった。澱も溜まっているので、デキャンタしてみんなに出した。香りが醤油っぽかったのでこれはやばいなと思ったが、案の定死にかけのワインだった。まぁ最初から美味しいかどうかは度外視していたのでそれはいいんだけど。みんなも自分と同じまたは年上の30年以上たったワインは飲んだことなかったので、うまいまずいよりも感慨深いと言っていた。私もそう思う。

98 11/2(月) 「ごま、ワインフェアに出かける。」の巻

 明日は祝日で今日休むと四連休になる。プロジェクトは潰れてわりかし暇なので、今日は休みをとることにした。平日の休みはどう使おうかと考えてみて、以前ワイン好きの上司から銀座の松坂屋で先週の木曜日から明日までの間ワインフェアが行われているというのを聞いてリストも貰っていたので、それに出かけることにした。

 前日までにリストを上から下まで舐めるように見て買うものを決めていた。なんせ500種類くらいあるから決めるのも大変だ。この何を買おうか探す作業が楽しくてたまらないのだ。ほんと言うと土曜日位から行きたくてしょうがなかったのだが、今日までグッと我慢していた。そういうわけなので、いてもたってもいられず開店を狙って銀座に向かった。

 うまく開店5分前にお店に到着。平日の月曜日というのに他にも並んでいる人がかなりいるのには驚いた。でも、ワインフェアの特設会場に入ったのは私が一番乗りだった。入口付近では試飲会をたくさんやっていたが、そんなところは目もくれずワインの並んでいるコーナーに直行した。何本か買う予定にしていたので、係の人に「カゴか何か無いですか?」と聞くと「名前を書いておきますから、これに詰めてください。」と言って6本入りの段ボールを渡してくれた。最初は4本買う予定で居たのだけど、こうなると6本買わねばなるまい。(笑)

 まず、どうしても欲しいと思っていた3本をゲットした。売り切れているかもと思っていたが、この3本は大丈夫だった。このうち1本はくろちゃんの生まれ年のワインだ。この間は私の生まれ年のワインを買ったからね。くろちゃんの生まれた年は、フランスもイタリアも非常に出来のよろしくない年なので、あまり期待はできないけど、逆に言うと安く買うことが出来るのでうれしい。(どうせどんな年でも飲むのだから。)ちなみに今日買ったのはイタリアのキャンティクラシコというワインだ。

 最初の3本は全部赤ワインだったのだが、4本目は白ワインにした。一番に候補にあげていたワインは残念ながら売りきれていたので、二番目に買うつもりだったものを買った。5本目は、くろちゃんも大好きなポートを買うはずだったが、これも売り切れていたので他の甘い白ワインで代用。ここまでは割とすんなり決まったのだが、問題は最後の1本だ。幾つか候補に考えていたワインから悩みに悩んだ。それに早くかえらないとくろちゃんがお昼ご飯を待っているだろうし。(お昼は昨日言った通りお好み焼きだ。)その1本の為に30分は会場をぐるぐるまわった。客はあまり居ないので私がぐるぐる会場をまわって「う〜ん、う〜ん」と悩んでいる様は結構こっけいだったと思う。(笑)結局選んだのは普通はあんまり見かけないだろう古いワインにした。

 なんとか6本選んで会計に回そうとしていたら、最初に段ボールを渡してくれたおばさんが手伝ってくれた。そして、「このワインも凄くお買い得なんですよ。」と言って一本持ってきてくれた。それはエルミタージュというワインでリストにも載っていないお買い得のワインだったが、「いやぁやっと6本決めたところですから。」と断った。すると「12本入りも有りますよ。」と言われてしまった。「12本入りにすると後5本買いたくなるから、残念だけどやめときます。選ぶの疲れるし、お金も大変だから。」と言って断った。でも後から考えるとあれも良かったな。(笑)

 これだけ買うと気分がいいので、帰りに松阪屋の近くにあるモーツアルトというカフェでウィーン風のケーキを買って帰ることにした。

98 11/1(日) 「ごま、野菜が高い…。」の巻

 日曜の朝はいつものごとく近くのスーパー「サミット」へお買い物だ。「サミット」は日曜の朝9時から10時までは一割引のタイムサービスをやっているので、うちでは日曜日に大量に食料品を買い込むことにしているのだ。

 んで、今日「サミット」に行って驚いたのは、野菜の値段の高さだ。キャベツが一個400円位するし、白菜も1/4で200円位する。葉っぱ系を筆頭に、にんじんやキュウリまでもとにかく高い。報道などで高い高いと言われるが、実際見てみるとこれは異常だ。

 実は前々から私がお好み焼きを食べたいと言っていたので、今日はその材料も買い出す予定だったのだが、お好み焼きといえばキャベツが無きゃしょうがない。でもあまりにキャベツが高いのでしばらく見送ることにした。残念だ…。

 ところが、夕方合唱の練習に早くついてしまったので、練習場の前にあるイトーヨーカ堂に出かけてみると、傷有りのキャベツが200円で売っていたので、早速ゲットした。これでたぶん明日はお好み焼きかな。まぁそれにしてもこの野菜の高騰はなんとかならないかねぇ。

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