ありがちな日記 98年11月後半


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98 11/30(月) 「ごま、カレー鍋は美味しい。レシピ付き」の巻

 鍋もコンロも揃っていよいよ待ちに待った鍋をやることにした。記念すべき最初の鍋は、くろちゃんの実家で良く行われていたというカレー鍋だ。私はカレー鍋というものは食べたことないし、カレーで鍋って話だけ聞くとちょっと引き気味だったのだが、実際に食べてみるととても美味しかった。

 鍋というと鍋なんだけれど、普通の鍋のようにポン酢に付けて具を食べるというより、汁ごとタレを付けて食べるという感じかな。この汁が美味しい。タレに白ワインを使っているので、すっきりした(シャブリとか)白ワインにも良く合う。カレーはそれほどきつくなくてカレー風味というくらいで、最後はうどんを入れてカレーうどんにして食べた。くろちゃんにレシピをもらったので、興味がある人はやってみては。

カレー鍋(6人前)

材料:
豚の薄切り:600g、生シイタケ:12ケ、ねぎ:3本、白菜:6枚、タマネギ:3/4ケ、ピーマン:4,5ケ、ゆでうどん:3玉、牛乳:カップ1.5杯、固形スープ:3ケ、カレー粉、小麦粉、バター
タレの割合:
醤油:カップ2/3、酢:カップ1/3、白ワイン(または日本酒):大サジ2杯、ニンニクとしょうがのみじん切り:茶匙1杯、タマネギのみじん切り:大サジ2杯
作り方:
1.うどんは湯をさっとかけておく。
2.カレー汁を作る。
  A.固形スープ3ケをカップ6杯の湯でとく。
  B.厚鍋にバター大サジ3杯を溶かし、小麦粉を大サジスリ切り4、5杯とカレー粉
    大サジ1.5杯を入れて炒める。
  C.トロリとしてきたら、スープを2回に分けて入れ、泡立て器で手早くかき混ぜる。
  D.牛乳カップ1.5杯を加え、煮立てたら火を止める。
3.カレー汁で材料を煮立て、タレを付けて食べる。

 うちではこのほかに餅を入れてみたが、それも美味しかった。焦げやすいので煮詰まってきたら汁を良く混ぜたほうがいいらしい。

98 11/29(日) 「ごま、赤ちゃんに戸惑う。」の巻

 日曜日は合唱の練習日だが、団員の一人に練習前に家に寄って欲しいと言われていたので、少し寄り道をすることにした。そこの夫婦もうちと同じように団内結婚で、奥さんがこの9月に出産して今は休団中である。用というのは、だんなさんが今日は出張で練習に出れないので、私達と他の団員に渡したいものがあって、それを取りに行ったというわけだ。

 奥さんの方は8月に見たのが最後で久しぶりだったが、やはり出産前とは大分変っていた。(というかそれより前に戻っていたという方が正解かな。)家に上がると、当然赤ちゃんがいた。友達の子供というのを見るのはこれまでも何度も経験があるのだが、まだ三ヶ月にもならないというこんなに小さいうちに見たのは初めてで、どうも勝手がわからない。

 まだキャラクターが完成していないので、顔を見てもお父さん似なのかお母さん似なのか良くわかんないし、もちろんリアクションもあんまりない。ただとにかく壊れやすそうで怖いと思っていた。後で、前日に他の団員の人がやはり遊びに来ていて、赤ちゃんを抱いて行ったそうだが、今の私にはそんな怖いことはできないなぁ。まだ首がちゃんと座っていない赤ちゃんを子供のいない素人が抱くなんてそりゃやっぱりやめておいたほうがいいと思う。

 それにしても赤ちゃんがいるとわかっていても、実際に見てみるとやっぱり驚いてしまう自分に後から驚いた。自分に子供ができても、やっぱり実感わかないような気がする。

98 11/28(土) 「ごま、忙しすぎる一日に疲れる。」の巻

 今日は朝から本当に忙しかった。まず、同じ社宅に住む同期の奥さんが吉祥寺でシュガーアートの展覧会に出品するというので、朝9時半に家を出て吉祥寺に向かった。シュガーアートというのは簡単に言うとケーキの飾り付けの凝ったものっていうところかな。食べるためのケーキの展示とウェディングケーキの様な飾るためのケーキの展示と二つあった。それにしてもあんなに細い仕事良く出来るなぁと感心した。ケーキの試食もあって、展示してあるケーキと同じものを食べることが出来るのも良かった。

 吉祥寺で昼食を取った後、くろちゃんは相模大野で市民大学の講義に向かい、私は渋谷の東急本店に向かった。東急本店では、オーストリアワインの特別試飲販売会が行われているのだ。ご存知の通り私たちはオーストリアが大好きでワインも出来るだけ飲もうと思っている。しかし、日本ではオーストリアワインはまだマイナーで、こういう機会はめったにないので、この販売会はどうしても行っておきたかったのだ。

 東急に行ってみると日本語を話すオーストリアのおじさんがいて、ワインやオーストリアの事とかを話した。旅行の時もオーストリアの人は感じのいい人が多いと思っていたのだが、この人もなかなか気の良い人で色々話すうちに、数が少なくてリストには載っていないお買い得なワインを出してきてくれたのでそれを買って帰った。結構ラッキーだったかも。

 その後一旦社宅に帰り、買ったワインを置いて今日飲むワインを持って再び家を出る。4時に駅でくろちゃんと待ちあわせていたのだけれど、道が信じがたいほど混雑していてバスがさっぱり進まず10分くらい待ち合わせに遅れた。今度は西八王子の新婚さんの友達の家に遊びに行くのだ。さすがに新婚さんの家はキレイで、なかなか楽しい時間を過ごせた。結局家に帰り着いたのは0時過ぎ。西へ東へやれやれ大変な一日であった。

98 11/27(金) 「ごま、ちゃんと説明しなさいと怒られる。」の巻

 今、会社で資格昇格試験というのが行われている。内容は小論文と面接なのだが、後輩のN君は今年は試験を受けるので、私がその面倒を見ることになっている。論文は既に提出してあって、来週面接が行われるので、今日は面接の練習をしてあげることにした。

 N君は、緊張すると舞い上がっちゃうタイプで面接は苦手だ。私と二人だけでやっていて別に緊張することなにのに、簡単な質問でもしどろもどろで、「ええいちゃんと説明せんかい!」と言う気分になる。今更緊張するなと言っても無理な話だし、「面接は論文の内容から質問を出すので、論文を良く読んで説明不足と思われる場所は補足する内容をあらかじめ考えておくと良いよ。」と言っておいた。大丈夫かなぁ。

 さて、家でポスペを開いてみると、うちのごまっちの所にくろちゃん家からくろやってきた。内容は、「日記に本当にかくとは思わなかった。でも、どういう風にかわいいのかかかなくっちゃね。」と言うような物だった。一昨日の日記の事だ。ようするに私もN君と同じようにちゃんと説明しなさいということらしい。でも、どうかわいいかなんて、恥ずかしくて書けないよねぇ。(笑)

98 11/26(木) 「ごま、原作とドラマの違いを感じる。」の巻

 昔は連ドラを良く見ていたのだが、最近はドラマを見ることは少なくなった。でも最近ワインに凝っていることもあって、今クールでは「ソムリエ」というスマップの稲垣君が主役をやっているドラマだけは毎週欠かさず見ている。

 このドラマはコミックの原作があるので、今日買ってきて読んでみた。読んでみると余りにドラマと違うので思わず苦笑してしまった。まず主人公の性格が違いすぎだ。コミックだとドラマほど変人ではない。人間関係もほとんど違うし、原作を活かしているのはワインに関するエピソード位のものだ。でもドラマはドラマでコメディっぽくって面白いし、コミックはコミックで楽しめる。

 よく原作があるものがドラマ化や映画化されるとイメージが壊れるので嫌だという人もいたりするが、私はドラマ化された時点で別物だと思ってあまり気にしない。というかどちらも楽しんでしまう口だ。しかし、今回の「ソムリエ」位に全く別物になっている事はまぁあまりないと思う。(笑)

 今まででドラマと原作で一番気になったのは、「東京ラブストーリー」かな。あれは、ドラマと原作ではさとみ(←漢字忘れた。)の評価が面白いほど分かれたのが印象に残っている。原作ではかなり好印象だったキャラだが、ドラマでは総すかんを喰らっていた。(特に女の子の間では。)私は原作ではさとみびいきだったので、ドラマの設定ではちょっとひいてしまった。だからといって原作に対してドラマが劣るとは思わないし、あれはあれでいいと思う。ようするに面白ければいいのだ。

98 11/25(水) 「ごま、"くろちゃんはかわいい"と書けと言われる。」の巻

 今日は日記のネタに苦しんだ。毎日朝から日記のネタになりそうなことは無いか考えながら生活しているのだが、週に一度くらいなにも思いつかない時がある。そういう時には新聞やテレビから連想したりするのだが、今日は本当にこれぞということが思いつかず困ってしまった。

 そこでくろちゃんに「今日の日記のネタが無いんだけど、なんか思いつかない?」と聞いてみた。すると「くろはかわいいと書けば?」という。まぁ考えるの面倒だし冗談で言っただけだと思うが、私はワラをもすがる気分だったので、そのまま採用することにした。(爆)

 というわけで、

 くろちゃんは、かわいい!

 以上!

98 11/24(火) 「ごま、メンソレータムリップは筆は使わない?」の巻

 冬になると寒くなるのも嫌だがもっと嫌なのは乾燥することだ。湿度が低いと静電気ばちばちだし、唇が乾燥して痛い。最近かなり湿度が低くてあちこち触るたびにばちばちと痛い目にあっているのだ。金属に触るときにくるかもしれないと思ってはいても、やっぱりバチっとくれば心臓に悪い。これから春までは、金属に触るのは怖いな。嫌な季節だ。

 静電気と並んで嫌いなのは唇が乾燥することだ。メンソレータムリップを塗ると大分良くなるが、あのぬるっとした感触は実はあまり好きではない。まぁ背に腹は代えられないので塗るけど。で、そろそろ使おうと思っていたのだが、去年使っていた奴が引っ越しで何処にやったかわからなくなってしまった。くろちゃんに言うと持っているそうなのでそれを借りることにした。

 ふとくろちゃんに「筆も使ったほうがいい?」と聞いたら大受けした。私はいままで直接リップを塗っていたのだが、女の人は筆でも使ってきっちり塗るのかと思っていたので、そうしたほうがいいのか聞いてみたのだ。くろちゃんによるとそんなことする人いないそうだ。なんだかちょっと残念である。

98 11/23(月) 「ごま、マザー牧場に出かける。」の巻

 三連休最後の日は朝から房総に行くことにした。帰りが遅くなると渋滞に巻き込まれる事は確実なので、朝早くに家を出て昼過ぎには帰路につくようにすることにした。二人とも早起きは苦手ではないので、うちではこういう作戦は非常にたてやすい。

 朝6時半に家を出てみると、さすがに祝日の早朝で道はがら空きだった。噂の海ほたるまで一時間位でついてしまった。まだ7時半でお店はほとんど閉まっていたが、天気が良くて展望台からの眺めはよかった。ちょっと霞んでいたのは残念だったけど、土曜日に遊覧船から見た風景とはまた違っていて面白い。来た頃はまだ人もまばらだったのに、30分もするとかなり人が増えてきた。帰りに通りがかった時には駐車場待ち1時間以上だと出ていたので、早めに来ておいて正解。

 房総に上陸した後富津岬に行ってみる。この岬の先端にはモニュメントというか展望台というか変な形の塔があって登ると横浜まで見える。実はこのあたりで海苔とか塩辛とか海産物を買おうと思っていたのだが、あまりお土産物屋さんがあまり無くて意外だった。伊豆とかだったらその手のお土産物屋さんはいくらでもあるのだけど。このあたりの人は商売っ気がないのかそれとも商売にならないのか、まぁ商売にならないのかな。

 その後今日のメイン、マザー牧場に行ってみる。ここに来たことがある人から「ここはつまんない。」と聞いていたのだが、私たちには面白かった。入っていきなりミルクソフトクリームを食べる。山の上というのに日が照っていて結構暖かく、濃い味のソフトクリームが美味しかった。その後牧場内を散歩してまわったり、こぶたのレースを見たりした。

 特に、牛を触っていたらしっぽで払われたり、くろちゃんが草を持って歩いていたら馬が横目で見ていて直接食べさせたりと、いろいろな家畜に触ってまわったのが楽しかった。お土産も、サラミとかチーズとかチョコレートだとか私たち好みのものが多くて面白い。子供ができたらまた来たいなと思う。

98 11/22(日) 「ごま、宝の持ちぐされに気付く。」の巻

 ここのところ寒い日が続いているが、今日は特に寒かった。我が家は暖房設備が貧弱なので寒い日の昼間は居間に布団を持ってきて二人して布団に入って暖を取っている。防寒対策はそれしか思いつかなかったのだ。実は、こたつも二つあったりするのだが、二つともこたつ布団が無くて非常に間抜けなことになっている。こたつ布団はボーナスが出ないと買えないので、後数週間は辛抱しなければいけないのだ。

 でも今日は布団に入る位では到底耐えられないので、どうしたものかと考えた末、居間(とダイニングとキッチン)にはエアコンがあることを思い出した。うちにはエアコンが二台あって、これは結婚したときに買った最新鋭強力エアコンで、もう一台は寝室にあってくろちゃんが独身時代に使っていたものだ。

 しかし、この居間のエアコンはひと夏を越えたというのに、なんと今まで4〜5回しか使用されたことがないのだ。その4〜5回もほとんどは来客があったときで、二人の時に使った記憶は一回位しかない。二人でエアコンを使うときはわざわざ寝室まで行って使っていたのだ。

 なんで使わなかったのか考えてみると、最初はキッチンと一緒でブレーカーが落ちるのが怖かったからというのと電気代がもったいないからという理由だったように思う。そのうち二人の時はなんとなく付けちゃいけないものの様な気がしてきていたのだ。

 で、居間のエアコンを暖房にして入れてみたところ、超強力で16畳ある居間とキッチンがあっという間に暖まって過ごしやすくなった。さすが最新鋭、えらいのである。二人して感動したことはいうまでもない。これって宝のもちぐされだったなぁと今更ながらに気付いたのであった。

98 11/21(土) 「ごま、横浜だよおとっつあん。」の巻

 この三連休、職場の旅行で父が上京してくる。今日一日はフリーということなので、私とくろちゃんが横浜を案内することになった。羽田の到着口で待ちあわせで、9時過ぎに到着口に来てみると、既にくろちゃんのご両親が待っていた。うちの親が来るというので、わざわざ羽田まで挨拶にみえられたのだ。気を使って頂いて申し訳ない。

 当初はうちに来たらという話もあったのだが、私の親はあんまりそういう事に興味が無いたちで、「おれは、横浜に行ったことが無いから横浜が見たい。」というので横浜につれていくことにしたのだ。羽田でお茶をした後、18日に開通したばかりの京急線に乗って横浜に向かう。京急で羽田に行けると横浜方面からはずいぶん便利だ。

 まず関内駅に荷物を置いて浜スタを横切り中華街に向かう。予想していた通り混雑している。昼食時はもっと混むだろうから、11時半前で少し早めだがさっさと昼食をとることにした。お互い朝も早かったので、お腹も空いていたしちょうど良かった。一応何がいいか聞いてみたが、よくわからんという答えなので、前に行って美味しかった店に行ってみた。いつもならもっと個別に頼んだりするのだが、今回はリーズナブルなサービスコースってのにした。味はいいし量も多くてなかなかお得だ。ただ、一品一品ゆっくり出てくればいいのだが、一度に料理が出てくるのには困った。

 母へ中華まんのお土産を買って山下公園に向かう。山下公園では60分コースの遊覧船に乗ってみた。これは私も乗ったことが無いので、実は結構楽しみにしていた。今日はなんと言っても天気がいいし、乗客が少なくて視界が開けていたので、眺めは抜群だった。ナレーションのお姉さんも面白かったし、遠くに富士山や東京湾横断道路も見ることが出来て実に楽しめた。

 最後にランドマークタワーに登った。ここも眺めは最高だったが、なにぶん人が多くてあまりゆっくり見ることが出来なかった。でもこういうところは登らなきゃしょうがないし、登ったという事実があればいいのでまぁいいか。案内した私たちも楽しめたので、父も面白かったんじゃないかな。やれやれである。

98 11/20(金) 「ごま、う〜ん残念外しちゃったかぁ。」の巻

 今日は運命のドラフト会議の日である。私の応援する横浜ベイスターズは地元横浜高校のエース松阪君の獲得を狙ったが、西武、日ハムと競合してクジの結果西武になってしまった。ベイスターズは松阪君がまだ無名だった頃からずっと目をかけていて、松坂君も横浜を希望していると報道されていたので、残念だ。まぁベイスターズは今年日本一になったので、残りクジだったからしょうがないかな。これから彼が西武に行くのかはたまた社会人でオリンピックを目指すのかはわからないが、悔いの残らないように選択して欲しい。

 それにしても近ごろのドラフトはいびつだ。大学生と社会人の一位と二位だけは逆指名権(これも変な権利だけど)があって、高校生にはない。高校生にない理由が、まだ大人じゃないから判断できないからだという。ずいぶん高校生をばかにした話だし、第一不公平である。逆指名権を作るなら所属に関係なく与えるべきだし、そうじゃないならいっそ逆指名なんてやめてそのかわり FA の取得年数を5年くらいにし移籍金も低く抑えてプロで通用した選手だけ好きな球団に行けるようにすればいいと思う。

 もっとへんちくりんなのは高野連のじじいども。高校球児は意中の球団すら話しちゃいけないんだそうだ。あいつらいまだにプロ野球のことを職業野球などと読んでさげすんでいるのだろうなぁ。もう論外、頭悪すぎだ。どうやらあのじじいたちと政治家だけは、一般庶民と全く違う所で論理が成り立っているらしい。

 ここ数年逆指名権があるので、以前よりドラフトはスリリングでは無くなってしまったが、ドラフトの見どころは三位、四位指名の選手である。このくらいに指名される人達は活躍するケースが多いように思う。このあたりに指名される高校生も素材だけで選んでいたりするので、プロに入って急激に伸びたりするからね。とにかくドラフトも終わってしまったので、春のキャンプまではしばらく野球はお休みだな。

98 11/19(木) 「ごま、ボジョレー・ヌーヴォーなぞを飲んでみる。」の巻

 11月19日と言えばボジョレー・ヌーヴォーの解禁日である。日本では、本場フランスよりも時差の関係で早く解禁を迎えるというのと、ここのところの赤ワインブームで去年よりも倍くらい輸入量が多いそうである。テレビでは夜中の0時を過ぎた途端に開けて飲む人々が映されたりしていたが、私としては別にそこまですることは無いだろうという気になる。でも、私も今日買って飲んだのだから、彼らとあまり大差ないのかもしれない。

 それにしても最近の赤ワインブームというのが、やれアルカリ性飲料とかポリフェノールが多いとか健康にいいとかが理由だそうだ。私はそういう健康にいいからワインを飲むというのはあんまり好きになれない。うまいから飲むというのが好きだ。他のものでも最近の傾向ではそういう健康にいいからというキーワードでブームになることが多いが、別にワインだけ飲んでいれば健康になれると言うものでもないし、食べ物はバランスが大事だと思う。そういうことを気にする人に限って好き嫌いが多かったり、バランスの悪い食事をしたりしている気がするのは、私の気のせいだろうか?なんでもいいから赤ワインブームってのもそろそろ終わって貰ってもいいなぁ。その方がワインの値段が下がってくるだろうしね。

 ボジョレーというと、ヌーヴォーばかり有名で軽くてミーハーなワインだと捕らえられがちだけれど、私は結構好きだ。というのも、和食には実に合わせやすい赤ワインだからだ。こういう軽めの赤はあっさり系の調理をした鶏肉とか豚肉にも合うし、魚にだって辛口の白よりも合うことが意外に多い。和食にワインを合わせるのにロゼとかスパークリングは合わせやすいと良く聞くが、ボジョレーも実に使い勝手がいいと思う。

 今日のヌーヴォーは、果実とそして米麹のような白ワインに似た香りがあってフルーティな飲みやすかった。赤ワインにあまり慣れていない女の人とかには受けがよさそうな味だ。肉ジャガと一緒に飲んだのだが、これが結構いけて美味しかった。

98 11/18(水) 「ごま、星に願いをかなえられず。」の巻

 今日は33年ぶりに流星群が見ることが出来るというので、3時に起きてみた。角度的にはベランダから見えるはずなので、しばらく見てみたが全然わからなかった。寒くなってきたので、あきらめて寝てしまった。根性なしである。

 流星群は、もう10年以上前に大分の久住高原で見たことがある。あそこは空気が澄んでいるので、流れ星がびゅんびゅん飛んで凄かった。今回は東京だしあれ以上は見れないだろうと思っていたので、さっさとあきらめたのだ。去年のでかい彗星(ヘール・ボップだっけ?)は、東京と実家で見比べたのだが、全然大きさが違った。やっぱり星を見るなら空がキレイなところじゃないとだめだと思う。

 よく流れ星に三回お願いすると願いがかなうと言われるが、流れ星は「あっ!」って気がついた瞬間にす〜っと流れていってしまうので、とてもとても三回願いをいうのは難しい話だ。それくらい難しいことなので、出来たら願いがかなうってことなのかな。ずっと願いを念仏のように唱えていればその間に運良く流れ星が流れればできるかもしれないね。

 「星に願いを」と言えば、やはりディズニーの有名な曲だ。この曲は私の最も好きな曲で、プロポーズにも使ったくらいである。流星群のテレビ報道のバックによくかかっていてうれしかった。そのディズニーでは、なんと今日はミッキーの誕生日だという。ミッキーも今年で70歳だそうな。彼は70年も子供たちを喜ばせてきたんだと思うと感慨深いな。ミッキーの誕生日を流星が祝福したってのはちょっとロマンチックすぎ?

98 11/17(火) 「ごま、いなかっぺ大将でややショックを受ける。」の巻

 TBS で放送しているジャングルTVは割とお気に入りの番組なので、見れる時はいつも見るようにしている。今週は、ゲストに天童よしみが出ていた。最近なぜか女子高生に人気があるらしい。その元がテリー伊藤にあったというので驚いた。

 が、もっと驚いたのは、昔「いなかっぺ大将」というアニメの歌「だいちゃんかぞえ歌」(だったかな。♪ひとつひとよりちからもち〜 ってやつ。)を歌っていたという事だ。彼女が今のようにテレビに露出するようになる前から知っているが、そんなに前から歌っていたとは知らなかった。「いなかっぺ大将」って20年以上前のような気がする。でも、確かに言われてみれば、声がぴったり一致する。

 会場の人にリクエストされて、天童さんが生歌を歌ってくれたが、なんともはや懐かしい。字幕が出たので一緒に歌ってしまった。ところで、くろちゃんに「なつかしいね。」と言ってみると、「運動会とかでかかっているのを聞いたことがあるけど、アニメは見たことが無い。」という。

 なに?くろちゃん知らないの?

 またまたショックである。にゃんこ先生もあのびよよんって伸びる涙も知らないんだなぁ。まぁ冷静に考えてみれば、時代的には知らなくてもおかしくはないような気がする。でもずっと一緒に住んでいると、ずっと昔も一緒にいたような気がして私が知っていることはくろちゃんも知っているような気がしてくるのが不思議だ。

98 11/16(月) 「ごま、冬はやっぱり白菜の漬け物。」の巻

 先日土鍋を実家から送ってもらう話を書いたが、その土鍋が今日届いた。「具も入れてくれ。」と言ったら、白菜四個とキャベツ二個、大根一本、小豆にかぼすに生シイタケとむかごが一緒に送られてきた。ありがたいことである。土曜日には農協でもたくさん野菜を買ったし、うちの冷蔵庫の野菜室は野菜で満杯になってしまった。野菜がクソ高い時期にウルトラ贅沢な野菜室である。

 くろちゃんに「もしかして、今どき超贅沢なロールキャベツとかしても平気?」と聞いたならば、「全然平気。」だそうな。それどころか、お好み焼きだろうが鍋だろうがなんでもござれなのだ。今日の夕食にもキャベツのいっぱい入ったポトフとか出てきて、実に豪華な気分を味わったところだ。野菜はあんまり溜め込むことが出来ないから新鮮なうちにどんどん使わないとね。

 実家からの手紙では、白菜は漬物にするのがいいとあったので、夕食後二人でダイクマまでてくてく歩いて漬物用のバケツとおもしを買いに行った。行きは良かったが帰りはおもしが重かった。車で行けばよかったかなとちょっと後悔する。でも近いうちに白菜の漬け物が食べられると思うとわくわくする。私は漬物大好きで、中でも白菜の漬物が一番好きなのだ。冬はやっぱり漬物だねぇ。

 ところで、送られてきたものにある「むかご」というのは、山芋(本当に山にはえている芋)の実のことだ。大きさは大豆位で、噛ると少し粘り気のある生な芋の味がする。そのままでも食べられるが、ご飯と一緒に炊き込んだりするものだ。懐かしいのでちょっと噛ってみたら、昔のままの青臭い味がした。こういうのはたぶん売っていないから貴重品だね。

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