ありがちな日記 98年12月前半


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98 12/15(火) 「ごま、鼻血が出たり肩が重かったりプリンタが届いたり。」の巻

 お弁当のデザートにみかんがついている。今日はおやつとして4時頃食べた。みかんを食べた途端に鼻血が垂れてきた。風邪気味なので鼻水が垂れてきたのかと思って、ちょっとすすってみたがあがらないので、やばいと思ってティッシュをあてたら、案の定鼻血だ。今まで数々の鼻血を垂らしてきたが、みかんで垂れるとは悲しすぎだ。まだチョコなら救われるんだけどな。

 帰りに小田急。一本見逃して座って帰ることにした。本を読んでいるとみょ〜に肩が重い。ふっと見ると隣のねえちゃんがこっちに寄りかかっている。少し支えて力を抜くとねえちゃんが前につんのめったりして面白い。何度やっても起きないので、しばらくそうして遊んでいた。町田で立つときには思いっ切りこっちに寄り掛からせておいてふっと立ち上がったら、ねえちゃんは自分のヒザで頭を打っていた。それでもまだうとうとしていた。その後しばらく肩が痛かった。明日になったらはっているかも。

 家に帰ってみると、頼んでいたプリンターが届いていた。せっかく高速なプリンターなのにマックが遅いので意味なしだった。パワーブックにつなげれば高速に出せるだろうけどね。プリントアウトしてみるとなかなかキレイ。これで次は年賀状書きだね。

98 12/14(月) 「ごま、わかっちゃいたがおばさんはずうずうしくそしてうるさい。」の巻

 横浜線は町田始発の電車があるので、タイミングが良いときには座っていくようにしている。今日は週の最初の月曜日で会社に行くのがかったるいので、一本待って座っていくことにした。新横浜までくると人が入れ替わる。私の左隣の人も新横浜で降りるらしく電車が停車するちょっと前に席を立った。すると、おばさんが異様な速さで隣の席をゲットした。(ホントに速かった。)

 電車が停車すると右隣の人も席を立った。すると左隣のおばさんが連れらしきおばさんに「ほらあそこがあいたわよ。そこ!そこ!」と大声で言った。その席には前に立っていたおじさんが座ろうとしていたのだが、左隣のおばさんはおじさんに向かって「あっちもあいているじゃない。」と言った。結局おじさんはしぶしぶ向かいの席に座り、右隣には連れのおばさんがすわった。おばさんはあきれるほどずうずうしい。

 その後おばさん達は私を挟んで、
 「ダイエーは一日からやるそうよ。これだと昔みたいに買い置きしなくていいわね。」とか
 「◎◎さんの奥様は、最近△△のパートに行っているらしいわよ。」というふうにどうでもいいような話を大声でおしゃべりを始めた。私の耳元で大声で話すから聞くつもりはなくても全部聞こえる。まさにステレオ放送ってやつだ。もちろんめちゃめちゃうるさい。よっぽど席を立って場所を入れ替わってもらおうかと思ったが、隣同士になったらもっとうるさくなりそうな気がしたのでやめた。朝から疲れる。

98 12/13(日) 「ごま、パイナップル頭に悩む。」の巻

 独身時代はお風呂は朝入るようにしていたが、結婚してからは夜入るようになった。なぜ独身時代は朝入っていたかというと、夜お風呂に入ってそのまま寝ると次の日の朝酷い寝癖がつくからだ。だから結婚してからというもの朝の寝癖は酷いものだ。くろちゃんはそれを「パイナップル頭」と呼んでいる。

 それでいつも朝、洗面所で少し髪を濡らして修復している。ところが、うちの社宅はボロいので洗面所は水だけしか出ないので、夏の間は別に良かったけど最近のように寒くなってくるとかなり辛いものがある。今日なぞは水で濡らす程度では到底修復不可能な程酷いパイナップル頭になっていて、結局お風呂に入って髪を洗い直してしまった。

 前のように朝お風呂に入れば寝癖問題は一気に解決するのだけれど、まぁ出来れば夜お風呂に入って寝るほうが気持ちいいので、やっぱり現状維持で行くしかないのかなぁ?

98 12/12(土) 「ごま、たくさん買物をした一日。」の巻

 今日は朝からたくさん買物をした。まずイトーヨーカ堂が7%割引をやっているというので、早速出かけた。開店前から行ったのに既にたくさんの人が並んでいてびっくりした。今日のメインは大きいこたつのこたつ布団だったので、開店と同時に早速ふとん売り場に直行した。先日のダイクマより布団の質は上だったが、値段もその分高かった。まぁそれはしょうがない。もちろん食料品の買い出しも忘れてはいない。

 イトーヨーカ堂から戻ってきて、今度は通販の店へ電話する。実はインターネット上で発注をかけたのだが、「この時期混雑しているので電話してくれ。」という連絡が入ったからだ。買うものはこの時期もっとも売れていると思われる年賀状の友「プリンタ」である。プリンタも最近非常に性能が向上してきているのであれこれ迷ったが、結局今一番売れていると思われるエプソンのプリンタにした。

 プリンタの代金は銀行振込で支払うことになっているので、くろちゃんと銀行に行って早速振り込みを済ませておいた。そうこうして町田の街を歩いていると、とある寝具屋さんで「年末大売り出し 通常の30〜40%で大奉仕!」なんてのが出ていてショックを受ける。たぶん専門のショップの方がいいものはありそうな気がする。見なければよかったな。

 その後、東急本店で珍しいカリフォルニアのワインを買ったし、夏以来久々に「たらふく亭」へ出かけてアンコウ鍋など豪勢な夕食を味わった。今日はちょっと贅沢のしすぎだとおもう。

98 12/11(金) 「ごま、変な送別会に出席する。」の巻

 今日は後輩のO君が今月限りで退職するというので送別会が行われた。幹事はO君の同期のN君だったのだが、この送別会はかつてない歴史的な(というかへんちくりんな)ものだった。N君というのが固い人で仕事でも作業標準にきっちりとそって作業をしないと気が済まないタイプだ。ただ、臨機応変とかそういう応用力には今一つかける。

 送別会は会社の食堂であって、6時から開始という予定だった。主賓はもちろん出席者のほとんどは既に来ていてすぐに始めてもよい状態だったのだが、N君の構想ではIさんの乾杯で始めるというのがあったようだ。従ってIさんが来ないことには始まらない。別にIさんが来なくても初めて全然問題ないのだが、N君の中ではそれは許されないことらしい。

 面白いのはN君はこの送別会のスケジュール表を4ページに渡って書いて来ていることだ。普通出席者10数人の送別会でそこまではしないと思う。20分くらい遅れてやっとIさんが到着していよいよ宴会の始まりである。もう私たちは待ち疲れてしまっていた。

 まず、N君がO君のこれまでの職歴を語り始めた。おぃおぃ…、披露宴じゃあるまいし職歴を語るかね。そもそも社内だからみんなO君の職歴は大体知っているよ。(笑)次の職場の紹介はまぁ良かったけどね。次に今の上司のNさん(もちろんN君とは別人)が挨拶をして、O君自身の挨拶をして、やっとIさんの乾杯にたどり着いた。普通そこまでするか?N君は大まじめでやっているが、私らはもはや苦笑というか爆笑だった。ナチュラルに面白すぎ。大体部長までこの論理をおしつけて押しきるところが、N君強引すぎだ。

 そこまできてやっと食べ物にありつける。ホントなげえよ。その後はまぁ割と普通に行われたが、こんな変な流れの送別会はちょっと経験できないかも。そういう意味では貴重な経験かな。元はとったような気がする。

98 12/10(木) 「ごま、おにぎりに海苔は外せない。」の巻

 先日品川のときのお昼はおにぎりと書いたが、今日もいつものようにおにぎり三個とみかん一個そして今日はなんとブドウ酒ボンボンまでついていた。しかし、しかしだ。一つ肝心なものが抜けていた。それは海苔だ。いつもおにぎりとは別に海苔を持っていって食べるときに巻いて食べているのだ。

 おにぎりの海苔は、最初から巻いてあってしんなりしたのが好きな人とぱりっとした海苔の方が好きな人と二通りいるらしい。私はどちらも好きだが、どっちかというとぱりぱりのほうかな。それはともかく、このおかずの無い弁当で海苔という重要なオプションが無いというのは痛い。実はちょっと前にも海苔を忘れたことがあってその時も痛かったが、その時には凝ったおにぎりもあったのでまだ良かった。今日はオーソドックスなおにぎりだったので、なかなかきついものがあった。

 お昼は出先の会社の社食で同じプロジェクトの人と一緒に食べているのだが、私以外の人は社食で注文して食べている。私は社外なので支払い方法が面倒だからお弁当にしているのだ。私が海苔なしおにぎりを食べていると、「今日は海苔はどうしたんですか?」と目ざとく見つけられてしまった。「忘れちゃいました。」と言うと「海苔無いと寂しいですね。忘れないようにあらかじめたくさん持ってきておいたらどうですか?」とか「ラーメン売り場でただで刻み海苔おいてありましたよ。」とか言われてしまった。

 う〜んむなしい。くろさま海苔はお願いします。

98 12/9(水) 「ごま、フランス料理を食べに行く。」の巻

 ボーナスが出たらフランス料理を食べに行こうとくろちゃんと前々から言っていた。どの店にするかガイドブックとか見て調査。こういう作業は何時でも楽しい。結局銀座にある「オザミ・デ・ヴァン」という店に決めて、予約を入れておいた。

 有楽町でくろちゃんと待ちあわせていよいよその店に向かう。ところが、手違いで予約が入っていなくて、レストランではなくてワインバーの方に通されてしまった。コースで食べれないのがちょっと残念だ。単品で頼んだのは、「鴨の薫製のサラダ」「フォアグラのテリーヌ」「牛肉のグリエ」「牛ほほ肉のポート酒煮込み」の四点。ワインはグラスのシャンパンを最初に頼んで、ソムリエさんにグリエとほほ肉に合うブルゴーニュのものをと聞いたら「ジュビレ・シャンベルタン」と「ボーヌ・ロマネ」の二本をあげてくれたので「ジュビレ・シャンベルタン」という赤ワインを一本選んだ。

 「鴨の薫製」は野菜にまで薫製の香りが回りそうなほど香りがたっていて美味しかったし、「フォアグラ」も「グリエ」もとても良かった。でも最高に良かったのは「ほほ肉の煮込み」だ。これはナイフを上に置いただけですっと切れるくらい柔らかく煮込まれていて、口に入れるととろける。ソースも上品で、選んでもらったワインと絶妙にマッチして実にうまかった。これを食べるだけでも来た価値があるかも。

 最後に甘いデザートワインとプリンを頼んで締めた。店は若い女の子が多くて、フランス料理屋にありがちな堅苦しさもなく、店員さんも親切でしかもリーズナブルでとても気に入った。ソムリエさんに赤ワインとデザートワインのラベルとコルクをお土産にくださいと言ったら、丁寧にラベルをファイルしてくれた。また行きたいな。

98 12/8(火) 「ごま、弁当箱開けてビックリ。」の巻

 ここのところ品川通いだったが、今日は久しぶりに相模原に出勤だ。電車通勤だとお弁当箱を持っていくのが大変なので昼はおにぎりにしていたが、今日は久々にお弁当だ。おにぎりもいいけど、やっぱりお弁当の方がおかずがついてうれしい。

 お昼になったので早速お弁当箱を開けてみてビックリ。今日のおかずはなんと酢豚だった。なぜなら酢豚は学生時代自炊していたときに作ったことがあって、その時作るのが大変だというのを知っていたからだ。肉はいちいちあげないといけないし、ソースだって美味しく作るのは難しい。昔作ったときは確か一時間半くらいかかったと思う。一人で必死につくって、我ながら美味しく出来たのだけど、10分くらいで食べ終わって実にむなしくなったことを良く覚えている。それを久々に思い出した。

 とにかくかなり感動したのだ。味はくろちゃんが作るものだから、自分が昔作ったのよりずっと美味しかった。やっぱりお弁当のほうがいいな。でもスーツのときのかばんだと弁当箱が入らないのが問題なんだよね。

98 12/7(月) 「ごま、遠い品川近い品川。」の巻

 ここのところ品川に通っているのだが、今日は今までに無く品川が遠く、そして近かった。ルートは息は、バスで町田まで出てその後JR横浜線→東神奈川→京浜東北線→品川というルートで、帰りは品川→山手線→新宿→小田急線→町田→バスというルートだ。

 なぜ行きと帰りで行き方が違うかというと、料金的には帰りのルートの方が安いのだが、朝の小田急線はとても混雑しているし遅いし、横浜線だと町田始発という電車がある。帰りは、小田急だと安い以外に新宿始発でその気になれば座れるというメリットがあるからだ。

 ところが、今日の行きは遠かった。まずバスは来ないし道は混んでいて遅れた。横浜線では小机くらいまでは順調にきたのだが人身事故が発生して途中停車したし、京浜東北もおなじ人身事故の影響で乱れていた。結局行きだけで2時間近くかかってしまった。遅れた電車は混んでいるし月曜の朝からかなりつらい。

 しかし、帰りは逆に今までの最短時間で到着した。電車もバスもホームに降りた途端にやって来て駅での待ち時間はほとんどない。いつもだとバス停で結構待ったりするものなのに。これだと1時間10分位で家に到着。なんと朝と40分位時間差があった。まぁ事故もあったりしたが、順調に行くと朝の方が早いことを考えれば相殺されてしまうかな。大体乗り継ぎだけで約40分位の時間差が出来たということだ。月曜の朝混むと本当に一日疲れるね。

98 12/6(日) 「ごま、こたつでほくほく。」の巻

 うちには暖房設備が貧弱で最近のこの寒さで二人して風邪気味である。今日も調子が悪くて歌を歌えそうになかったので練習はお休みしてしまった。このままじゃ冬は乗り越えられそうにないし、ボーナスも出たことだし、そろそろ家具調こたつ用のこたつ布団の購入を検討することにした。

 日曜日の朝恒例のサミット詣での帰り際にサミットの上にあるダイクマで、こたつ布団が一体いくらくらいするのか調査してみた。ぱっと見ると掛け布団だけで一万円前後で敷布団などセットにしても2万円位だ。思っていたよりずっと安くて一安心。でも、こたつの正確な寸法をはかってこなかったし、サミット帰りですでに荷物一杯だったので、今日は買うのをやめておいた。

 それじゃぁこたつでほくほく出来ないじゃないと思われるだろうが、実はうちにはもう一台くろちちゃんが独身時代使っていたこたつがあるのだ。このこたつの布団はつい最近までくろちゃんの実家におきっぱなしにしていると思い込んでいたのだが、実家に問い合わせて見るとどうもうちに送られたらしいということがわかった。探してみると居間の天袋にこたつ一式があったので、早速組み立ててみた。

 最初は恒例の埃の焼けるにおいがしてそれが逆にわくわくする。早速昼からこたつで亀状態。う〜ん極楽だ。冬はやっぱりこたつにみかんだねぇ。

98 12/5(土) 「ごま、勝沼にお出かけ。」の巻

 今日は久々にフリーな土曜日なので、くろちゃんとお出かけすることにした。何処にしようか考えたが、去年行ったときにそこしか売っていない美味しいお菓子がある、山梨の勝沼に行くことにした。朝7時過ぎに出発したが、天気も悪いし寒いのでお出かけする人が少ないのか、高速を使わずに10時には勝沼に到着した。

 まず最初にお目当てのお菓子を買うことにする。そのお菓子は「月の雫」といって、生のブドウを砂糖でコーティングしたボンボンみたいなお菓子で、200年以上前からあるお菓子らしい。噛むと中からブドウの汁が口に広がって、それと周りの砂糖と混ざるとすっぱ甘く何とも言えない不思議な食感のお菓子だ。岩間ベーカリーという小さなお菓子屋で売っていて、お土産用に一箱と自分たち用に一箱の計二箱をゲットした。ブドウが手に入る期間限定なので、今の季節しか手に入らないってのがみそだ。

 次に行ったのが「ぶどうの丘」という小高い丘にある町営のワイン販売所?だ。ここには、勝沼で出来るワインがたくさん売られている。特に地下にワインカーヴがあって、タートヴァンを1100円で買うとワインの試飲し放題だそうだ。私は運転手だしくろちゃんは風邪気味で鼻が利かないから、とりあえず見学だけしたが大失敗。普通試飲って幾つかしか出来ないものなのだが、ここでは全種類試飲できる。自分の車では来ないほうが正解だな。

 他の人達はみんな試飲しながらワインを決めているが、私たちは試飲できないのでしょうがないから香りをかいで気分で決めた。でも甲州なんて余り飲んだことないから、香りで味がいまいち想像できないのが悔しい。今度は電車で来ることにしよう。

 昼食もここのレストランでとった。くろちゃんはビーフぶどうカレー、私は赤ワインで煮込んだ牛タンのステーキを食べた。この牛タンのステーキは大当たり、町営だからなのか安いし美味しい。夜来てワイン飲みながら食べたいところだ。帰りには上野原で酒まんじゅうを買って帰る。酒まんじゅうは懐かしいおばあちゃんの味だった。帰り着いたのは3時過ぎ。天気が良ければ奥多摩回ろうと思っていたんだけどね。

98 12/4(金) 「ごま、ボーナスのお土産はグレートに!」の巻

 今日は待望のボーナス日だ。給料日とかにもお土産を買って帰ることが多いのだが、ボーナスとなるといくら安月給といはいえグレートに行かねばなるまい。まず、新宿に寄ってやまやという酒屋でワインを買う。

 これは別にくろちゃんのお土産にというより自分のお土産という感じだけど、一本はくろちゃんの好きなワインにせねばなるまい。くろちゃんは白も赤もロゼも重くても軽くても結構どんなワインでも美味しく飲める人だが、一番好きなのは甘い白ワインだ。甘い白というと、ぎりぎりまで収穫を待ってカビが生えてしまってから収穫する貴腐ワインや凍ったブドウを収穫して作るアイスワインというタイプが、ことのほかお気に入りである。

 今回はフランスのソーテルヌという地方で作られている貴腐ワインで「シャトー シュデュイロー」というかなり有名なワインにした。ハーフで3千円以上する私たちにすればかなり贅沢なワインだ。(しかし、このワインにしてはかなりお安いと思う。)これならかなり喜ぶはずだ。

 しかし、ボーナスなのでワインだけじゃ物足りない。それで町田の小田急に寄って、あれこれ考えてみた。いつもならチョコレートやケーキと言ったお菓子系にするのだが、今家にはお菓子は一杯あるしそれにありきたりだ。それで、思いついたのが牛肉。ちょうど前沢牛が割とお手軽な値段で売られていたので、とりあえず何もなかったらこれにすることにした。他に何かないか見ていると、ウニがあった。そういえば昨日「どっちの料理ショー」でいくら丼対うに丼で二人してもだえていたのを思い出し、くろちゃんの大好きないくらを買って帰ることにした。

 くろちゃんに「お土産」といって渡したら、まさかいくらが入っているとは思わなかったらしく、とてもビックリしていた。夕食に早速ご飯にいくらを盛って、くろちゃんはご満悦だった。いやぁ〜、いくらはうまい。

98 12/3(木) 「ごま、初雪で寒い…」の巻

 今日は、朝からずっと雨が降っているし嫌になるほど寒かった。風邪気味で最悪の調子なので、早めに会社を出ると品川では結構強く雨が降っていた。風も強くて寒いので駅までダッシュで駆け込んだ。駅に入っても油断できない。品川駅は最近改装されて、海側からは連絡通路を通っていかないと改札まではいけないのだが、歩くと軽く5分くらいはかかるほど遠い。でもこの連絡通路も一応屋根はあるけど吹きさらしでかなり寒いのだ。

 電車に乗ると混雑していたのでメガネが曇るくらい暖かかった。暖かくても混んでちゃやだね。町田に着くとなんと雪が降っていた。初雪だ。それも結構しっかりと降っている。町田からはバスなのでバスターミナルでバスを待つ間が風邪気味の身体には厳しすぎる。お腹もぺこぺこで、お腹が空くと寒さはさらにしみるんだよね。

 列の後に並んでいた女子高生の二人組は「初雪だね。」とか言ってはしゃいでいたが、私はそんな余裕はなかったな。しかもその子達は、ミニスカートで生足だった。見ているこっちが寒くなるけど、本人達はそんなに寒そうでは無かった。くろちゃんも寒がりだけど、高校生の頃は生足でも寒くなかったというから、そういうものなのかも。

 家の近くでは更に強く雪が降っていて、すでに屋根や車にうっすらと積もっていた。このままの調子で行くと明日はかなり積もるかな?それだけは、勘弁して欲しいなぁ。

98 12/2(水) 「ごま、久しぶりに定時退社デーを味わう。」の巻

 実は今週から開発のお手伝いで客先に長期出張している。これまでもいろいろな会社に出張ってきたが、今回は一月末までで割と短期である。客先に出ると車で通うわけにはいかないので、電車通勤だ。割と近場の品川までとはいえ、久々の電車通勤は慣れていないので本当に疲れる。

 他の会社に長期で出張すると、その会社なりの性質がいろいろと発見できて面白い。特に社員食堂とかは、会社によってかなり違う。事務手続きや勤務時間とかも会社ごとの風味が結構変るところだ。今度の会社は割とこれまで思っていたイメージに近い雰囲気のようである。(今までのところ)

 夕方で定時を回ったら、社員の人がさっさと帰るので聞いてみると、今日は定時退社の日だという。外部の人が社員より後に退出するのは、いろいろトラブルの元になりかねないので、私もさっさと退社した。うちの会社には定時退社デーというのはないので、かなり久しぶりだ。たぶん5年くらい前に同じように共同開発先に長期出張していたとき以来だと思う。でも、その時は仕事が忙しくてそういうことはほとんど関係なかったけど。(笑)

 「定時に退社しましょう。」とわざわざそういう日があるということは、たぶん普通は定時に帰ることはないってことなんだろうな。うちの会社にそういう日がないのは平均すると早く帰っているからなのか、定時退社デーを設ける余裕がないほど忙しいのか、そういうのが嫌いだというポリシーがあるのか良くわからない。たぶん、うちの会社はそもそも残業代がほとんどでないので、経営側からすると別にそういう日を設けてまで、残業代をけちることはしなくていいというのが真実と言う気がする。

 私としては別にそういう日があっても無くてもどっちでもいいというのが本音だ。でもまぁ遅く帰るより早く帰ることの方が好きなので、「どうぞ帰ってください。」とわざわざ言われれば、さっさと帰るはな。(笑)

98 12/1(火) 「ごま、一年前と同じことを同じ日に思う。」の巻

 まだ5時前だというのにあたりが暗くなるなんて、やっぱり東京は日が暮れるのが早い。今日つくづくそう思い。日記のネタは、私の生まれた九州に比べて東京が如何に日が暮れるのが早いかということにするつもりだった。ところが、例のごとくお風呂で日記に書くことを考えていたら、このネタは昔書いたことがあるような気がしてきた。

 本当に書いたかどうかログを探してみると、なんとちょうど一年前の今日(97年12月1日)「ごま、夕暮れに思う」というネタで書いているではないか。基本的に同一人物なので思考パターンは同じだ。(あたりまえ)したがって、月日が流れても同じポイントで考えてもおかしくはない。私は過去の日記のネタはあまり覚えていない達なので、実は同じことを繰り返して書いている可能性は高いと思う。

 だから、「夜が早い。」と昔日記に書いていても全く不思議ではないが、さすがにそれがちょうど一年前と変らないというのは、なかなか珍しいことだと思う。それにしても、一年前と同じことを考えるということは、よほど進歩がないということかな。(笑)

 とにかく、あんまり早くに日が暮れると非常に寂しい気分になるって言うことを書きたかっただけなのだ。

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