ありがちな日記 98年 4月


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98 4/15(水) 「ごま、睡魔と格闘する」の巻

 今日は婚礼家具とくろちゃんの荷物が届く日だったので、午後半休を取って部屋の整理をした。くろちゃんの荷物はどえりゃぁ多くて段ボールを開けても全然無くならない。(笑)結局、今日は食器を出したところで止めた。まだ、電灯が届いていないので、暗くなると作業終了なのだ。(笑)そのあと、食事をしてくろちゃんを送ってから寮に向かった。

 くろちゃんを送るまではよかったのだが、その後眠くなってしまった。疲れた上にお腹いっぱいになったからかなぁ。くろちゃんの家から寮までは夜なら40〜50分くらいだ。結構長い。最初は窓を全開にしてみた。これは、多少効果はあるが寒いし国道246号なんて空気悪すぎで、あまりよろしくない。

 次は、CDで歌を歌いまくる作戦。過去の経験から言って、並の睡魔ならこの作戦が一番有効だ。でも今日は疲れているので、ノリが悪くて効果が今一だった。ノリノリで歌わないとだめなんだよね。んで、どうしたものか考えていたらボックスの中に干からびたガムがあるのを思い出した。そいつを引っ張り出して、噛んでみた。もうパリパリになっていて味もあまりしないが、確かに噛んでいる間は効果がありだ。一応一安心。

 ガムがただのゴムになった頃、246号を降りた。ここからは10分くらいだ。そう思って油断したのが良くなかった。路駐の車がいたのでよけたら、よけすぎて反対車線に大きくはみ出してしまった。幸い対向車とは、まだ距離があったから良かったけど、対向車は冷えただろうなぁ。ええ、私も目が覚めました。(汗)そのままなんとか寮までたどり着いて、部屋について着替えると同時に爆睡。気がついたら朝の6時を過ぎていたのだった。

98 4/14(火) 「ごま、BAD☆TASTEを読んで鼻血ぶぅ」の巻

 私の場合、6時前に起きて前日に書いた日記を更新した後、お気に入りの日記を巡回するというのが、生活パターンなのだ。今日もいつものように5時50分に起きて、日記を巡回していた。したらば…、まりもさんのBAD☆TASTEを読んでいるところで突然鼻血がたれてきた。(笑)

 鼻血は割とよく出るありがちなことなんだけど、朝から出たのは珍しい。それにしてもBAD☆TASTEで出るとは…。我ながら素晴らしいタイミングだとちょっと感心してしまった。(笑)あっ別に内容を読んで鼻血が出たわけじゃないです。>まりもさん 

 鼻血が出た理由は、私が思うに最近の引っ越し疲れかそうじゃなければお腹の調子が悪いことかのどちらかまたは両方だと思う。今まで鼻血が出たときは、鼻を強打したわけでなければ、疲れているときかお腹を壊しているときのどちらかだったから。鼻血が出るとしばらく口が鉄臭いんだよなぁ。

98 4/13(月) 「ごま、大渋滞で会社まで2時間40分…(ちっ町田署くせに(怒))」の巻

 いつものように車で会社に向かっていると、どうも渋滞しているようだ。この場所はたまに渋滞していることもあるが、一つ先の交差点を過ぎて山を越えると流れ出すので、あまり気にせずに渋滞に突っ込んだ。というのも回り道するとかなり遠回りになるのだ。しかし、いつに増して渋滞は激しいようだ。こんなに混んだことはないので、山の途中でどっかのばかが路駐でもしてるか、やたらと遅い工事作業車でも走っているか、それとも工事でもしているかだなとその時はあまり気にしなかった。

 ところが、山の頂上付近でぴったり動かなくなってしまった。ここじゃぁとてもUターンできないし、せめてもう少し先に進まないと迂回も出来ない。その迂回路も狭くて曲がってて路駐も多くてろくでもない道なので、通るのは相当気が重くなるような道だ。基本的に一本道で、山の下の交差点で違う道にしないとどうにもならないのだ。(それも凄く遠回りなので、そこで方向転換するのはめちゃめちゃ勇気がいる。)

 しょうがないので、雑誌や新聞でも読むべと思っていたが、なんと新聞読んでる最中にわずか20メートルくらいしか進んでいない。ふと時計を見たらもう8時50分!なんと30分で20メートルしか進んでないやんけ!(笑)さすがにちょっといらいらしてきた。そしたら9時10分くらいになって突然割とスムーズに動きだした。なになに?こんな変な渋滞初めてだ。私は渋滞の原因が知りたくてしょうがなかった。

 んで、ずっと進んでいくと、鶴川街道(朝は激混みする最悪の道)と鎌倉街道(これも同じ)を横切る道が、なんと7時〜9時の間一方通行になってしまっているのだ。おぃおぃ、そもそもこの道通る人はそこの部分をショートカットする為に通るのだよ。そこを通れなくして鶴川街道に迂回するようにしたら、そりゃあんた車動く訳ないじゃん。もうそりゃ最悪の変更である。町田署さんいくらなんでも頭悪杉。

 結局会社に着いたのは9時40分だった。7時に寮を出たのでなんと2時間40分もかかっている。いつもは朝は1時間10分〜20分なので、なんと倍以上だ。これは、私がこのルートを使いだして7年間の中でワースト5に入るほどひどい記録だ。(ただし雪とかは除く)明日からは、別のルートを通るしかないなぁ。でもまぁ今週までしか通らないからいいか。(笑)

98 4/12(日) 「ごま、同期の部屋を見てびっくり」の巻

 ここのところ毎日引っ越しネタであきあきしているかも知れないが、本当にそれしかやっていないのでしょうがない。(笑)今日は午前中にダイクマに買い出しに出かけて、トイレセット一式とかキッチン用具、洗濯関係、アンテナ関係などなどを買いあさってきた。

 まず失敗したのが、物干しざお。(笑)一番長い4mのさおを苦労して、えっちらこっちら持ってきたら、なんとこいつでも短いときたもんだ。まぁ長さを測らずに買いに行ったのがよくないのだが、4mより長いとは思わなかったからなぁ…。いきなりカウンタパンチである。(笑)

 次にやられたのが、アンテナケーブル。アンテナのケーブルは壁に穴があいていて、そこに強引に通してあるのだが、もともと通してあったのは3Cというタイプ。私が買ってきたのは5C。この3Cと5Cの違いは、ケーブルの太さで5Cの方が太いのだ。だいたい強引に通してあるので3Cでもやっと通っているって状態で、5Cなんて通らない。しょうがないので、小一時間かけて、壁を削って穴を太くした。いいのかなぁ…こんなことして。(笑)

 午後になると、同じ社宅に最近入居したばかりのYくんが遊びに来た。彼らの部屋とは同じ間取りなので、どういう部屋になっているか興味深かった。それは彼らも同じようであった。今のところ物を置いていないので、もっぱら部屋の構造やリフォームの違いを比較していた。これが、同じようでキッチンや風呂・トイレの床やガス管の取り回しなど結構違うらしいのだ。

 そこで、彼らの部屋を見せてもらった。そしたら、家具の配置とかがぜんぜん違って面白い。特にキッチンと隣接する8畳間の部屋の使い方が興味深かった。私らはなるべく物を置かないでシンプルに広く使うようにしていたのだが、彼らは飾り棚とかをうまく使って落ち着いた雰囲気を出していた。なるほど、なかなか勉強になる。彼らも私たちの部屋で、キッチンの棚にマットを貼ったり、レースのカーテンの使い方が参考になったらしい。部屋が出来てくるのは結構楽しいのだ。

98 4/11(土) 「ごま、いきなりみっ水漏れですかぁ…すっすいません」の巻

 昨日に引き続き、今日も新居の大掃除第二段である。今日の重点項目は、ガラス拭きと風呂&トイレだ。私はガラス拭きを担当し、風呂とトイレはくろちゃん担当で掃除を開始した。

 特にお風呂は相当汚れが激しいみたいで、くろちゃんは朝から気合いが入っていた。すると掃除開始から二時間くらいたった頃だろうか、いきなり来客のチャイムが鳴った。「ええ?まだ表札も出していないのに一体誰?」と思って、出てみるとおじさんが立っていた。そしていきなり「水漏れしてませんか?」と…。

 水漏れも何も、まだ入居してないんですけど…。詳しく話を聞くとそのおじさんは下の階の人で洗面所から水漏れがするらしいのだ。お風呂で水使いまくっていたから、そりゃ心当たりありありだ。そういうことを話したら、下のおじさんは帰っていった。しょうがないのでお風呂掃除を適当にやめて他のことをすることにした。しばらくすると、また下の人がやって来てお風呂で何処から漏れるのかを教えてくれた。どうやら、お風呂と洗面所のドアの下の部分から水が漏れるらしい。

 リフォームしたばかりなのに大ショック!とりあえず月曜日に厚生に電話してまた工事をしてもらう必要がありそうだ…。でも、厚生ってこんな感じだしぃ…、とっても気が重いごまなのだった。

98 4/10(金) 「ごま、新居を大掃除 その1」の巻

 昨日書いた通り今日は創立記念日で休みなので新居の大掃除をした。昨日のうちにバルサンを焚いていて今朝見てみたら、ひっくり返っていたごきの野郎は二匹しかいなかった。一匹は私が見つけたのだが、もう一匹はくろちゃんが発見しひっくり返ったごきを見て騒いでいた。ひっくり返ったやつはなにもできないので、それほど騒ぐことはないのだ。(ただし、踏んでしまったら大騒ぎしてもよし。(笑))

 リフォーム後の新居は畳は新しくなっていたし壁も塗り替えられていて一見キレイだった。ところが、ひとたびぞうきんで拭いてみたならば…、真っ黒けになってしまうのだ。こりゃ、掃除機かけておしまいって訳には到底いきそうにないことを悟った。

 掃除はまず全部屋を掃除機かけることから始めた。掃除機は、私の実家で余っているという掃除機なのだが、こいつがなかなか一筋縄ではいかない代物だった。なんでも家電製品じゃなくて医療機器らしい。(笑)ダニなんかをとことん吸ってしまうすぐれ物なので、パワーは半端じゃない。これなら確かになんでも吸いそうだ。ただ、でかい…うるさい…おまけに使い方がようわからん。取扱説明書もついているのだが、私も大概の不親切なマニュアルを読んできたが、こんな訳わからんのはちょっとない。挿し絵があるのになんで組み立てられんのじゃぁ!

 次にカーテンレールを付け、部屋中を拭きまわった。(ただ天井は拭かなかったが…)部屋中を拭いていて、ふと気付いたのは、この部屋にはアンテナ線がないということ…。もしかしてベランダに立てるしかないのと思って、他の部屋を見て回ると…、案の定みなさんベランダにアンテナがついてました。あ〜ん面倒じゃん。

 今日特に苦労したのはアルミサッシだ。これが、かなり汚いのだが、カネヨンで磨く程度じゃ全然落ちない…。結局疲れ果てて、「もういい!」ということにした。明日根気があればまたやろう。明日は、ガラス拭きと風呂・トイレを重点的に掃除する予定なのだ。

98 4/9(木) 「ごま、ごき退治をする 〜忌まわしきあの体験(涙)〜」の巻

 明日は創立記念日でお休みなのだ。社宅のリフォームも既に終わったことだし、明日は新居の大掃除をするつもりだ。今日は掃除の前にバルサンを焚いてごきの野郎を徹底退治するのだ。そう、私はごきぶりが嫌いなのだ。まぁ奴が嫌いな人は世の中にごまんといるだろうが、私くらい痛めつけられている人はそうはいないだろう。

 それはまだ九州に住んでいたときの事。住んだことがある人はわかると思うが、九州のごきはでかいのだ。(沖縄はもっとでかいらしい…)私は東京に来て、ごきがあまりに小さいので拍子抜けしたくらいだ。それはともかく…、ある夜寝ていると「ガシガシガシ…」という音が…、こういう音って気になりだすと眠れなくなっちゃう。(なっつっても繊細だから)で、眼を開けて音の方を見てみたんだだけど暗くてよくわからない。音も止んだので、ほっといて寝ていると、しばらくしてまた「ガシガシガシ…」と聞えだした。

 さすがに不気味なので、電灯をつけると…、ごきが壁に張り付いていた。どうやら貼ってあった紙を舐めていた音が聞えていたらしい。(奴はなんでも食べるからな)一瞬お互いに目が合って硬直したが、私は近くにあったハエたたきで退治することにした。

 普通なら奴は壁を伝って部屋のすき間にダッシュで逃げ込むのだが、なにを思ったか飛びやがった。そう、都会の人は知らないだろうが、ごきの野郎は飛ぶのである。(しかも結構ちゃんと)飛ぶだけならまだしも、なんと私の方に向かってきたのだ。逃げると思っていたのでこれにはびっくりした。しかもしかも、こともあろうに顔にとまりやがった。(涙)

 私が逆上したのは言うまでもない。即座に手で振り払ったが、その時顔に痛みが走った。奴は私の顔を噛りやがったのだ。奴は私を攻撃した後、ロケットダッシュで逃げようとしたが、もちろんそんなの許すわけがない。幼少のころから鍛え上げてきた必殺技「神速稲妻はたき」注1を食らわして失神させた後、最も残酷な刑であるママレモンの刑に処すことに決めた。刑執行後、手&顔を洗いに洗面所に行って鏡を見たら顔から血が出ていた。(涙)

 明日はひっくり返ったごきの野郎がたくさんいるだろうか?

注1

神速稲妻はたき
 説明しよう。ハエを叩くとき、ハエを潰してしまっては後の処理が大変である。そこで、目にも留まらぬ高速でハエたたきを振り、風圧によりハエを落とす碁魔家に伝わる必殺技。戦国時代布教に来たフラメンコ・ザビエリエールが、碁魔家伝来のこの技を見て考え出したのが鳩眠噸(バトミントン)と言われている。(民明書房「バトミントンのルーツ」より)←うぞ(爆)

98 4/8(水) 「ごま、歓迎会で天城越え」の巻

 今日は、四月の異動で来た人達の歓迎会だった。私のグループには女の人はいないので、男11人でむっさぁい歓迎会だった。たっまぁ〜に女の人とかが来たりするとうぶなもので緊張してしまうから、男ばかりの方が気が楽だったりする。

 一次会は会社の裏にある魚がおいしいお店だった。新入りのN君は、ちょっと変っているという噂がたっている人で、私は特に注目していた。文章じゃうまく表現が出来ないが、観察していると突然「なんでサラダがないんじゃぁ!」と叫んでみたり、ハマグリをじぃ〜っと睨んでたり(その目つきが…)なんか変で噂通りだった。結局一次会はN君をぼぉ〜っと観察している間に終わった。(笑)

 二次会は、駅前のカラオケボックス。一曲目は「風になりたい」あたりで無難に様子見。二曲目はちょっとインパクトのある曲をやろうと選曲をねる。最初は「ひなげしの花」でもぶちかまそうかと思ったが、アグネスは大嫌いなので、却下。ここはやっぱり演歌しかあるまい。(なぜ?)演歌っつったらなんといっても「天城越え」でせう。(笑)

 ということで、「天城越え」を入力。次が天城越えってわかると、グループリーダーのMさんが「部長がいなくてよかったね。天城越えなんてうまく歌うと、部長意地になって歌いまくるよ。」などと脅しをかけた。そんな脅しの中、私は原音通りに歌いました。原音通り…、そうファルセット(要するに裏声(笑))で。もちろん
あなたとぉこえたい (ちゃら あまぎぃぃごぉえぇぇ!!!
は基本ですな。(笑)もう眠いのでここまでなのだ。ああ手抜きだなぁ。(笑)

98 4/7(火) 「ごま、古本屋で本を売る」の巻

 会社の帰りに土曜日にまとめた本を古本屋に売りに行った。売った本屋は会社の帰り道にある「BOOK OFF」という古本屋のチェーン店だ。近くにも古本屋はあるのに、なんでわざわざ寮から遠い本屋に売りに行ったかというと、この店は出来たばかりで何となく本を大量に売っても煙たがられなさそうだし、なんといってもちゃんとした駐車場があるからだ。さすがに500冊以上の本を一度に売るのに、個人経営の小さな店に持っていくのは、なんか気が引ける。

 BOOK OFF に着いて、さっそく一人の店員さんに「今から大量に本を売りたいんだけどいい?」と聞いたら、台車(通称ごろごろ。いきおいをつけて走らせて、その台に飛び乗るのが、私は好き)を引きだして荷物おろしを手伝ってくれた。実はそんなの当たり前なのかもしれないけど、私は自分で運ぶ覚悟でいたので、かなりうれしかった。

 本を運び終わると、店員さんが「計算にかなり時間がかかるので、立ち読みでもしながら待っていてください。」っていうので、言われた通り本を立ち読みしながら待つことにした。たまたま読み始めた本が、意外に面白くて全然待った気がしないうちに計算が完了した。結構早いじゃんとか思って、時計を見ると既に店に来てから1時間はたっていた。(笑)

 結局全部で2万弱だった。もうちょっと安いかと思っていたのだが、意外にあってびっくりした。店員さんによると、会員になると更に割引券が貰えるというので、早速会員になることにした。住所はまだ引っ越していない新住所で、既婚・未婚の欄は既婚にしてしまった。でもまぁいいよね。(笑)割引券は打った分の1割らしく、1900円分貰えた。さっそく、さっき立ち読みしていた本を買おうかと心が揺れたが、それじゃさすがになにしに来たかよくわかんなくなるので、がまんした。あ〜続きが読みたいなぁ。

98 4/6(月) 「ごま、うなぎを食べる」の巻

 土曜日にたらふく亭に行ったら、「月曜日に良いうなぎと馬刺しが入るよ。」と言われていた。うなぎも馬刺しも好きなのだが、特にうなぎには目がない。それに、たらふくのマスターは腕がよくて、下手なうなぎ専門店で食べるよりおいしく食べれるのだ。今年初めてなので、これは絶対食べに行かねばと思った。

 ところが今日は本社で会議が入っていた。本社で会議というと大抵やたらと揉めて、そのあと飲みに行くってことが多い。ところが、今日は拍子抜けするほどあっさり終わって(でも私にとっていい方向で終わったわけではないが…)、それに早く終わったのに飲み会もなかった。(実は部長さんは飲みに行きたそうだったのだが、みんな気付かないふりをしたという話もある。(笑))

 そのままダッシュでたらふくに行くと…、まだうなぎをさばいている最中だった。お腹はもうぺこぺこだったんだけど、これから白焼きしたり蒸したりとまだまだ時間がかかりそうだ。途中で香りもしだすし…。(笑)でも、この待っている間がいいのだ。限界まで待ったところで、食べるのが最高においしく食べるこつだ。(笑)

 たらふくでは、何年か前まではうな丼だったのだが、ここ数年はうな重になっている。私はうな丼の方が好きなのだが、マスターの話ではうな重の方が評判がいいのだそうだ。で、いつものように汁だくで頼む。そう、うなぎは汁が重要だからねぇ。私は、身が無くても汁さえあればそれで何杯でもおかわりできそうである。(笑)

 待ちに待ってやっと登場。フタを開けるとあの独特の香りが広がる…。大きさは中くらい。でもうなぎは大きすぎると味も大ざっぱでよくないので、このくらいが一番いい。早速一口。さすがにさばいてすぐなだけあって、歯ごたえがよい。脂ののりは今一つだか、この時期だからこんなものだろう。もっとも養殖ものだとあまり脂が乗りすぎると、たんにぎとぎとするだけでだけど。それにしてもうなぎは久々に食べるので、あっという間に食べてしまった。いやぁ〜うなぎはやっぱいいわ。(笑)

98 4/5(日) 「ごま、あのぅパンツ丸見え…っつうかお尻丸見えなんですけど…」の巻

 部屋の整理第三段というわけで、朝からまず引き続き本の整理をした。といっても昨日まとめた古本屋行きの本を車に乗せるだけだ。作業は簡単なんだけど、半端じゃない量の本をエレベータのない三階から駐車場まで運ぶのは結構しんどい。約一時間半かけて本を車に積んだ後、キャンプ用品をまとめたところで、お昼になった。そういえば朝からなにも食べていないので、お腹ぺこぺこだ。

 んで、近くのお好み焼き屋に行くことにした。ここのところ連日の大騒動で多少筋肉痛気味だもんだからだらだらと歩いていたら、後から「ガツガツガツ…」という音と「ゴロゴロゴロ…」という音が後から聞えてきた。どんどん近づいてくるので、ふっと振り返ると…、乳母車に赤ちゃんを乗せた若いお母さんが、凄い形相でダッシュしていた。

 一体なにを急いでるんだろうなどと考えるまもなく、あっという間にそのお母さんは私の横を通り抜けていった。その瞬間私は思わず「あっ」っと言ってしまった。なぜならそのお母さんのパンツ丸見えだったからだ。というか、お尻丸見え(パンストかな…)だった。想像するにそのお母さんは、きっと出かける前にトイレに行って急いでパンストを上げたので、スカートをパンストに挟んだって感じだ。

 ここで、走って追っかけて教えてあげるか、大声出して教えてあげるか、一瞬悩んだ。でも、筋肉痛なのにダッシュかましているのに追いつく気力はないし、大声だしたらそれはそれで恥を欠かせている気もしないでもない。んで、「あんまりエロチックでもないし、ほっとくか…」という結論に達した。(結構ひどいかも…)

 そんなことを考えているうちに、お母さんは角を曲がって消えてしまった…。私が角を曲がると…、お母さんがスカートを直していた。どうやら気付いたようだ。でも、まわりに教えてくれるような人はいない。やっぱすぅすぅしたのかなぁ。(笑)スカートを直したお母さんは、さっきよりも更に高速モードで消えていった。まさり清水張りのロケットスタートだった。

98 4/4(土) 「ごま、本を整理する」の巻

 結局昨日はほとんど整理しなかったので(^^;)、今日は朝から本の整理をする。取りあえず捨てる本と古本屋に出す本と新居に持っていく本に分けることから始めた。捨てる本ってのは、雑誌とか古くなった学会誌とかるるぶとかゲーム攻略本とか、古本屋に持っていってもしょうがない本だ。昨日も書いたけど、この捨てる本は前から少しづつ捨てていたのだが、まだまだたくさん残っている。寮では本を捨てる場所があるのだが、そんなにスペースがないので、一日あたりちょっとしか捨てられない。退寮まで分割して出すしかなさそうだ。

 古本屋行きの本は、殆どのコミックと文庫本その他売れそうな本だ。この手の本は何年か前、電車で通勤していたときものすごいペースで(文庫本を週3から5冊程度)本を読んでいたので、本が溜まりに溜まっているのだ。整理してみて数えてみたら全部で550冊程度になった。内訳は、コミック(ドラゴンボール1〜41巻、北斗の拳1〜27巻、課長島耕作1〜17巻など)が、235冊で、文庫本(宇宙皇子47冊、竜馬が行く1〜8巻、真田太平記1〜12巻など)で約240冊、その他(柴門ふみや群ようこのエッセイなど)が70冊弱だ。

 まぁ550冊あれば、一冊10円でも5500円になるし、10円よりはしそうな本もままあるので、たぶん1万円くらいにはなるだろう。それはそれでいいんだけど、これを古本屋に持っていくのが大変だ。特に車まで持っていくのが…。

 結局新居に持っていく本は、教科書類と技術書、楽譜、旅行ガイド、ごく一部の文庫本とコミック(「ブラックジャック」とか「火の鳥」とか)だ。結局、量は全体の3割弱で、かなり処分することが出来た。とりあえず、本の整理は殆ど終わったので、一安心。明日はとキャンプ用品の整理をメインにすすめるかな。

98 4/3(金) 「ごま、少女マンガですか…」の巻

 引っ越し屋さんから段ボールが届いたことだし、そろそろ部屋の整理をばという気になった。私は本をたくさん持っているので、前々から少しづつ本を捨ててきたのだ。(売りようがなくて、もう必要無さそうなものね。)まぁそういうわけでだいぶ減ったはずだと思って、押入れを覗いてみると…、まだまだあった…。この時点でやる気80%ダウン。(←そもそもやるきなかったっしょ。(爆))

 まぁそれでも少しは整理しようと手前にあったマンガ本をタイトルごとにまとめ始めた。ふと一冊が懐かしかったので、思わず読んでしまった。(その間約10分(^^;;;))ちらっと見るはずだったのに読み始めたら止まらない。(おぃおぃ)で、結局今日はこれでおしまい、はりゃりゃぁである。その読んだ本というのが、「前略ミルクハウス」(川原由美子)って少女マンガだった。(笑)どこぞのページで少女マンガについて書いてあったから、つい読んじまったじゃねぇか。(と責任転嫁してみる。)

 私の家は何度か書いているように美容院だったので、少女マンガのコミックはいっぱいあった。(少年ものより遥かに多い)だから、とうぜん子供の頃から暇つぶしに読みつけていたので、少女マンガという抵抗はあまりなかった。子供の頃読んでいたのは…、たしか「生徒諸君」とか「はいからさんが通る」とかだったかな。その他にもかなり読んでいるはずだ。(今ぱっと思いつかないけど…)でも不思議なことに「ガラスの仮面」と「ベルバラ」と「キャンディ・キャンディ」は読んでいない。特に「ガラスの仮面」はどうしてもあの絵になじめないのだ。そんなことはともかく。

 「前略ミルクハウス」は高校の頃よく読んだマンガだ。それまで、コミックばかり買っていたのだが、このマンガが読みたいばっかりに、生まれて初めて少女ものの雑誌を買ったのだ。子供の頃から少女マンガに慣れているからと言っても、さすがに高校生が「別冊少女コミック」を買うのは勇気が必要だった。(最初の何回かはね。)コミックは後で揃えたのだが、それが出てきたってわけだ。たぶん読むのは懐かしい10年ぶりくらいだな。懐かしい。今まで古本屋にはなぜか出さなかったのだけど、今回は出すつもりなので、読んでおいてよかったかな。

98 4/2(木) 「ごま、二次会の場所が決まる」の巻

 誕生日の日にくろちゃんと六本木のライブハウスに行ってきた。なにしに行ったかというと、表題の通り二次会の場所とりに行っていたのだ。その時は希望の日は既に仮おさえされていたので、お店の人がその仮におさえている人に連絡をとってどうするか聞いてもらったのだ。結局その日はその人が確保するようなので、一週間後を予約しておいた。

 結婚式は5月3日に九州で行って、その後6日からウィーンに新婚旅行。それで、二次会(っつか東京でのパーティ)はなんと6月末なのだ。なんでこんな日程になっているかというと、5月末は合唱団のコンサート、6月中にこれまた合唱団の合唱祭出演と合唱団関係のイベントが続いているからだ。一応二人とも同じ団員なので、あまり団の行事をないがしろにするわけにはいかないからねぇ。(でも、演奏会前に新婚旅行に行くので、じゅうぶんないがしろにしている。(笑))

 で、ライブハウスにしたのは、パーティで歌を歌ってもらったりピアノを弾いてもらったりしても大丈夫なようにということである。やっぱり楽器が使えるとなると会場も限られてくるのだ。私はこのライブハウスに前から何度か行ったことがあって知っていたけど、もし予約いっぱいでだめだと、他をさがすのは結構大変だったと思う。

 これから案内状だしたりいろいろお願いしたりと準備が大変だけどとにかく、場所が決まってよかった。これでまた一つクリアなのだ。

98 4/1(水) 「ごま、未知のオペラを調べて疲れる」の巻

 先週ドイツ語解読後、オーストリア国立劇場連盟に返事のFAXを入れた。内容は、

 中止ならしょうがないね。返金の方法として、既に予約されている他のチケットをアップグレードするか(私の最もおきに)、他の日程の同グレードのチケットと入れ換えるか、他のチケットを引き取るときに現金で返すかしちくりぃ。あっそうそうドイツ語だと読むの疲れるから、英語でお願いね。(ちゅぅ)

 と書いて出してみたところ…、昨日返事が来た。(ちゃんと英語だった)

 5月14日の「愛の妙薬」(ドニゼッティ)を5月11日の「エディプス王」(エネスコ)に差し替えるねん。よろしく!

 ということだった。まぁそれが一番事務処理が楽チンだから、妥当な選択だと思う。んでも問題はその「エディプス王」ってオペラだ。大体作曲家のエネスコってのから知らん。(爆)んで、インターネットのCD通販で検索をかけたところ、EMIから1枚CDが出ているらしいという事が判明した。

 昨日は出かける予定があったので、渋谷に寄ってタワーレコードに行ってみると、運良く置いてあったので早速ゲット。まぁ輸入版なのでブックレットも外国語だ。(幸い英語もあった)だから、タワーレコードのオペラ解説書のコーナーで日本語の解説が無いか探してみる。すると同じ名前で違う作曲家のものがあった。ということは、この話はかなりメジャーな話のようだ。

 今日になって、またインターネットで検索。すると、どうやらギリシャ神話のなかの有名な話らしい。だから知っている人にはなんじゃいなとは思うだろうが、ちょっとあらすじを書いてみる。

 テーベの王は生まれてくる子供が「父を殺し、母と結ばれる」という神託を受けたため、子供を山中に捨てた。その子(エディプス)は隣国の王に育てられたが、。る日「父を殺し、母と結ばれる」という神の運命を知り、この運命、神託から逃れる為テーベへ一人旅たった。(このときエディプスはポリュボスを父だと思っていた。)

 旅先でエディプスはささいなことから人を殺してしまう。そして、テーベにいるスフィンクスの謎をときスフィンクスを退治しその時の功績で、前王の妻と結婚し王位に就いた。

 時が経ち、テーベに疫病が発生した。 神託によると、前王の殺戮者がこの地にいる為とされ国中で殺害者を探すが一向に見つからないので、 ギリシア一の予言者テイレシアスに依頼する。 予言者は真犯人は王であるエディプスであり、 テバイに来る途中に殺した老人が前王ライオスでありお前の父であると告げる。エディプスは神託通りに父を殺し、母と結ばれた事を知った。

後、母であり妻であるイオカステは自ら命を絶ち、オイディプスは両目を潰し、放浪の旅に出る。

というようなお話らしい。フロイトはこの話から、男の子が父親に敵意を抱き母親に愛着を持つ傾向を「エディプス・コンプレックス」と名付けたらしい。面白そうな話だ。今回のオペラは喜劇ばかりなので、一つくらい悲劇があってもいいだろう。とりあえずCDをききこんで音楽を頭にしっかり入れておかないとね。(だって、言葉わかんないからねぇ)

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