ありがちな日記 99年1月前半


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99 1/15(金) 「ごま、成人式は寒いという気がする。」の巻

 今日は成人式だったが、とても寒い一日だった。去年の成人式の日も結構な雪が降って寒い日だったという記憶がある。というか、成人式というといつも寒い日というイメージだ。私の成人式の時もとても寒い日だった。

 私の場合は、実家の近くの成人式に出席した。内容は全然覚えていない。覚えているのは、実家で幼なじみの子が着付けをしに来て、一緒に車で会場に行ったこと。(別になにもない。)その時の車の調子が絶不調で、会場に着くまでに何度もエンストして凄い焦ったこと。雪は降らなかったが、とっても寒い日だったからエンジンがご機嫌が悪かったみたいだ。式が終わった後は速攻で大分に戻った。

 帰り道には雪が積もっている所もあって、チェーンもしてないノーマルタイヤでそろそろと通った記憶がある。山の中だったので、良く考えるとスピンしてしまうと車は谷底だったなぁ。そういえば、同窓会とかもあったのだが、次の日から学校に戻らないといけなかったから、そういうのには参加できなかった。飲んだら帰れないからねぇ。

 確か弟の成人式の時も凄い寒い日だった。彼は羽織袴を作って来ていったのだが、寒くて結構大変だったらしい。(その時は私は横浜に居たので見てない。)その彼の羽織袴は、私が結婚式の時に使わせてもらった。(笑)あまり成人式が暖かかったという記憶はないなぁ。

99 1/14(木) 「ごま、変なエレベータばあさんにあう。」の巻

 会社帰りに町田の東急ハンズに寄った。エレベータの前を通りがかるとちょうど開いたので、飛び乗るとおばあさんが一人乗っていた。エレベータは登りだったが不思議なことに階が指定されていない。私は6階(だったかな?)の本売り場に行きたかったのでとりあえず6階を押した。

 おばあさんは一体何処に行くつもりなのかな?と思っていたら、おもむろに3階のボタンを押した。3階に着くと、外を見て「あら、ここじゃなかったわ。」と言って4階のボタンを押した。4階でも同じことを言って結局6階までそれを繰り返していた。別に急いでいたわけでもないし、私以外はだれも乗ってこなかったので、まぁいいけど一体何処の階に行きたかったのだろうか?

 本売り場では欲しい本が売ってなかったので、すぐに降りることにした。またちょうど下りのエレベータが来たので飛び乗ると、またあのおばあさんと二人きりになった。ということはさっきからずっと乗っていたのかなぁ。パネルを見るとやっぱり何処の階にも指定されていない。私は1階の成城石井に行きたいので1階のボタンを押した。おばあさんはさっきと同じように各階に停るごとに「ここじゃないわ。」と言っていた。よっぽど「何処に行きたいんですか?」と聞こうかと思ったが、なんか面倒くさいのでやめた。

99 1/13(水) 「ごま、お土産の効果。」の巻

 大体10日に一度くらいお土産を買って帰る。別に深い意味はないが何となくなにか買って帰りたくなるのだ。買って帰るものはくろちゃんの好きなものだ。秋の間は栗の季節だったのでなにはともあれモンブランを買って帰っていた。くろちゃんはモンブランが大好きで、モンブランを食べているときはとても幸せそうである。

 最近のヒットはミスタードーナッツである。くろちゃんはミスタードーナッツが大好きで、よく車とかでミスタードーナッツの前を通ると、「あっ、ミスタードーナッツだ!行きたいな!」としょっちゅう行言っている。

 最近は電車通勤で、ちょうどバス停の近くにミスタードーナッツがあるので、ここのところお土産と言えばドーナッツを買って帰っている。とても喜ばれるし、ケーキ一個位の値段で3つは買えるリーズナブルさも魅力的だ。

 今日もドーナッツ屋の前を通ったときに、買いたい気分だったので4つほど買って帰ったら、くろちゃんはごきげんになった。私もドーナッツは大好きだし安いし何と言っても喜ばれて貰えるので、うれしいのだ。次はなにを買って帰ろうかな。意表をつくものがやっぱり面白い。

99 1/12(火) 「ごま、テレビの影響力の凄さを感じる。」の巻

 いつも行く酒屋さんに会社の帰りに寄ってみた。成人式前ということもあって78年もののフランスワインが安い値段で売っているから買って帰ろうと思ったのだ。ところが先週山積みされてあったそのワインが今日はもう残っていなかった。もしかしたら奥のセラーにはまだ残っているかもしれないので店員さんに声をかけようと思ったのだが、お店がてんてこ舞いでちょっと話しかけにくかった。

 なぜ店がてんてこ舞いなのかというと、この店が先日フジTVの「とんねるずのみなさんのおかげでした。」のおみやげスペシャルで出たチーズケーキの特約店になっているかららしいのだ。そのチーズケーキは他ではあまり売っていないもので、普通にその店で買うときも予約制になっている。前に飛び入りで買ったことがあるが、その時はたまたまあったからというのと私が割と馴染みだから譲ってくれたのだと思う。通常でも入手困難なケーキなのだ。味は非常に濃厚とにかく濃くて普通のチーズケーキとは明らかに別物なので、ちょっと高いが確かに買う価値はある。

 私がワインを物色しながら人のすくのを待っている間にも、何人もの人がケーキの予約にやって来た。店の奥さんとお客さんの会話がちらちらと耳に入ったが、その話だと今予約すると4月になるそうだ。別のお客さんは「最近全然電話が通じないけどどうしたの?」とか言っていたし(予約の電話が殺到しているらしい)、また別のお客さんは「テレビ局に問い合わせて来ました。」とか言っていたし、前の土日は凄い人出だったそうだとか、まさに異常事態である。

 テレビでちょっと美味しいと言っただけでこれだけ影響するとはちょっと驚きだ。実は私もあのチーズケーキちょっと予約してみようかなと思わないわけでもなかったが、ほとぼりの冷めるのを待つことにした。まぁそんな訳でお店の人にセラーのことまで聞くのは忍びなかったので、また出直すことにした。オーナーの事だからきっと何本かは残してくれているだろう。(だといいな。)手ぶらで帰るのはなんなので、前から目をつけていたワインを買っておくことにした。今日のように売り切れちゃったりすると悲しいからね。(ワインは見つけたらすぐ買えって言われている。)

99 1/11(月) 「ごま、ついていない出勤。」の巻

 月曜日の朝の出勤は憂鬱なものである。私の出勤ルートは、社宅〜バス〜町田〜横浜線〜東神奈川〜京浜東北線〜品川というルートだ。大体1時間30分位だ。今日もいつもと同じ時間に家を出た。バス停に行ってみると既に何人か並んでいたので、いつもならすぐバスが来る雰囲気だ。ところがなかなか来ない。やっと来るととても混んでいるしなんかついていない予感がする。

 町田駅ではいつも町田始発の電車に乗る。始発だと座れる可能性が高いし、座れなくても空いているからだ。今日は座れるポジションに並べた。しかし、前の兄ちゃんが本を読んでいてとろくてすんでの所で座れなかった。それにしても椅子とりの時のおばさんはゴキブリのようだ。かさかさとホントはやいよ。

 東神奈川では、電車が遅れていてホームに凄い人だった。案の定、電車は激混み。立ったポジションがあまりよくない場所で結構きつかった。踏ん張って腰は痛めるは、途中駅で強引に出ようとするおじさんにパンチくらってメガネのフレームが曲がるは、お弁当のおにぎりは台形に変形するは散々だった。なんか出勤だけでへろへろである。

99 1/10(日) 「ごま、おばさんの対処法について考える。」の巻

 日曜恒例の早朝買い出しの帰りにくろちゃんが怒っていた。なんでもレジに並ぼうとしていたら、横からおばさんがものすごい勢いで割り込んできて、その時なにも言わずにへらへらしていたのが気にくわないのだそうだ。くろちゃんが言うには何か一言いってもいいだろうという。果たしてそうであろうか?ちょっと考えてみた。

 例えば、おばさんが、
  「あらごめんなさい。」とか
  「急いでいるのよ。」とか言われてもやっぱり腹が立つだろうし、
  「とろとろしている方が悪いのよ。」とか
  「別にいいでしょう?」とか開き直られでもしたら、ぶちきれるだけだ。結局何か言われても言われなくても頭にくるのは変らないと思う。

 と、くろちゃんに言ったら、大笑いしながら「そうだね。結局一緒だねぇ。」と言っていた。割り込んでくるような人に説教してもしょうがないし、けんかなんかになればろくでもない。それならその程度の奴だと思ってほっておくのが一番気楽だと思う。

99 1/9(土) 「ごま、モーツアルトな一日。」の巻

 今日は、NHKホールでハンガリー国立歌劇場の日本公演でモーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」を観に行った。このチケットは先行予約で購入したためか、前から5列目のど真ん中で、歌手の表情だけでなく指揮者の息遣いまでオペラグラスを使わなくても感じることが出来て、今まで観に行ったオペラの中でも最高の席だった。

 一二幕はオペラの出来自体は悪くはなかったのだが、観客ののりが悪くて歌手がちょっと可哀想だった。休憩でロビーに行ってみるとさすがに多目的ホールだけあって、オペラを観に来たという雰囲気はそこのは全然なかった。私のイメージでは(というか今まで行った所では)、ホワイエとかで優雅にシャンパンを飲んだりするって感じなのだが、ここで繰り広げられていたのは、幕の内弁当やサンドウィッチを缶ジュースを飲みながら食べるという光景だった。私はオーチャイルドホールのコンサートに行くことが多いのだが、そこだともっと優雅なんだけどな。(まぁいいけど。)三幕以降はお客さんも乗ってきたし、ロジーナのアリアも素晴らしかったしとても楽しめた。

 オペラが終わったのは9時半頃で、お腹ぺこぺこだったので原宿にあるレクイエムというワインバーに行くことにした。外はとても寒かったのに道を迷って(というか線路を渡れなくて)、お店になかなかつけなくて辛かった。お店はガイドブックとかにも良く乗っていて評判も良いのだが、この日は私たちだけしか客がいなかった。お客が少ないとなんか緊張する。(笑)

 ちなみに、このレクイエムというのは、オーナーがモーツアルトのファンでモーツアルトが最後に作曲したという「レクイエム」という曲からつけたらしい。もちろんバックに流れているのはモーツアルトの曲ばかりだった。(と思う。知らない曲もあったが、モーツアルトって特徴があるから。)料理もワインも美味しいししかもリーズナブルで店の雰囲気も良いので、もっと流行ってもいいと思うんだけどな。(たまたまかもしれない。)というわけで今日はモーツアルトな一日であった。

99 1/8(金) 「ごま、冬のゴキブリにご用心。」の巻

 朝、寝室で着替えている隣でくろちゃんがパジャマをたたんでいるとき突然大声を出した。いきなりだったので心臓が止まるかと思った。何かと聞くと、たたんだパジャマを畳に置こうとしたら、体重計の裏にゴキブリがいたというのだ。

 とにかく私になんとかしろというのだが、あんなに騒いだからもうその辺にはいないだろうと思ってあまり気が向かなかった。それでも一応足で(この辺が如何にも手抜きだ)体重計を移動させてみたりしたが、案の定そこにはいなかった。

 くろちゃんに「やっぱりいないよ。」と言って、体重計を元に戻してみると(これも足で戻した)、なんとゴキブリが潰れていた。どうやら私が体重計を動かしたときにその裏にいて、私が足で踏みつぶしたらしい。冬だから動きが鈍かったのだろう。これを見てまたまたくろちゃんは大騒ぎ。なんとか処理してくれというのでビニール袋に入れたら、それを私に見せるなという。(笑)そんなこと言われてもねぇ。第一もう死んでいるし。結局ビニールを二重にしてごみ箱にすてた。

 昨日テレビで怖い話をやっていたときもかなり怖がっていたが、今日のゴキブリの方が断然怖がっていたので、「昨日より怖いの?」と聞くと何度もうなずいていた。「一匹ゴキブリを見つけるとその裏に三十匹はいると言われているよ。」と言うとかなり怖がっていて、ちょっと可哀想だった。

99 1/7(木) 「ごま、七草粥を初めて食べる。」の巻

 朝ご飯が珍しくお粥だった。お粥が朝食に出てくることは珍しいので、「今日はお粥?」と聞いたら、くろちゃんが七草粥だと答えた。そういえば今日は1月7日で七草粥の日だった。すっかり忘れていた。というか、いまだかつて七草粥は食べたことがなかったので、そういう感覚にかけていたのだ。というわけで、今日生まれて初めて七草粥を食べたことになる。

 くろちゃんに七草粥だと言われたときぼぉ〜っとしていたので、「えっ採りに行ったの?」などと聞いてしまった。くろちゃんは買ってきたと即座に答えたが、ちょっと考えれば私の実家ならともかくこのあたりで七草を採るのはかなり難しいことはすぐわかることだ。それにしても七草ってなんだったけね。全然覚えていない。

 お粥はとても良く出来ていて美味しかった。くろちゃんは栄養士で仕事をしていたときにお粥はたくさん作っているはずなので、「さすがにお粥をつくるのがうまいね。」って言ったら、なんと炊飯器で作ったという。しかも0.5合でこんなにうまく出来るなんて結構うちの炊飯器もやるなぁと変なことをに感心したごまなのだった。

99 1/6(水) 「ごま、石焼きいもの謎を解明する。」の巻

 寒い季節になってくるとなんといっても石焼きいもである。うちの前の道も時々石焼きいもの車が例のアナウンスを流しながら通る。例のアナウンスとは「えんやぁとぉ〜。い〜しやぁ〜きいもぉ〜。おぃもっ。」ってやつだ。

 それにしても石焼きいも屋はアナウンスの一番最初で「えんやぁとぉ〜。」と気合いを入れるのだろうか?これが私の長年の謎であった。だってそんなこと言う必要は全くないのだ。それとも寒いから気合いを入れないと商売できないのかな?

 ところがその謎がくろちゃんによって解明したのだ。くろちゃんによると石焼きいも屋さんは「えんやぁとぉ〜。」と気合いを入れているわけではなくて、「ぇ〜やきいも〜。」と言っているらしいのだ。なんと!私は20数年間ずっと聞き違えていたわけだ。我ながら情けないヒヤリング能力なのである。一度そう言っていると思い込んでしまうと、それ以外には聞こえないというのはなかなか恐ろしいものがある。実際くろちゃんにそういわれて、じっくり聞いてみると確かに「ぇ〜やきいも〜。」と言っているのも識別出来るが、その一方でやっぱり「えんやぁとぉ〜。」と言っているように聞こえてしまうのだ。(というかしっくりくる。)

 今度やきいも屋が通り掛かったら近くで聞いて確認してみよう。そうすれば認識も変るかもしれない。しかし近くってことはやきいもを買うって事だな。(笑)

99 1/5(火) 「ごま、事務手続きに右往左往する。」の巻

 品川の会社に来るようになって一ヶ月が過ぎたが、途中トラブルがあったりしていまだに入出門証が出来てこない。これが出来ないと、出社するたびに受付を通らないといけなかったり、帰る前に担当の人にサインを貰ったりとなにかと面倒である。(食事とかも面倒だ。)年始早々あれかなと思ったが、そろそろ出来ていてもおかしくないので、担当の人にメイルで問い合わせるともう出来ているらしい。

 急いで欲しいのなら総務に直接取り来て欲しいということなので早速取りに行った。行ったはいいが、相手の顔がわからないしもちろん席もわからない。ちょっとびびりつついちばん近い席の人に声をかけてみると、その人が担当の人だった。そこで入出門証を貰って、そのあと何か聞かれたのだが意味がわからなかった。でも、聞き直すのもシャイな私には辛いし第一面倒だったので、わからない英会話の時と同じように「はい」「はい」と適当に答えてさっさと居室に戻った。

 居室に戻ると、今度は相模原の事務の方からメイルが来ていた。読むと昨日提出したくろちゃんの保険の切り替えの書類が足りないので至急持ってきてくれと言う内容だった。くろちゃんに電話してみるとその書類は家にはあるようである。相模原には木曜日には行く予定だったが、事が保険だし急いだほうがよいので、すぐに家に一度帰って書類を持って会社に行くことにした。

 相模原に着いてみると机の上やメイルで面倒なことがぱらぱらと来ていたが、全部木曜日にやることにして書類だけ事務の机に置いてさっさと帰った。今日の午後は結局事務手続きでほとんど仕事をしなかったな。

99 1/4(月) 「ごま、おせちに飽きたら。」の巻

 やはり休み明けの初日は精神的にしんどい。今のところ出張先でないと仕事が出来ない状態なので、諸々の事務手続きとメイル処理さえ済ましてしまうとほとんどやることがないから、コアタイムを過ぎたらさっさと帰ることにした。明日からは品川でエンジン全開でやらなきゃいけないので、今日は連休明けのリハビリってところだ。

 帰り道に美味しいピザ屋があって、そこの前を通ったら無性にピザが食べたい気分になった。家にはくろちゃんが一生懸命に作ってくれたおせち料理がまだたくさんあって、それはそれで美味しいのだがさすがにそろそろ飽きてきたころだ。家に帰ってくろちゃんに「ピザ食べに行かない?」と聞くと、まんざらでもなさそうだ。実は既に夕食の準備はできていたそうなのだが(これはおせちとは違ったらしい)、それは明日に回してもらうことにしてピザを食べに行くことにした。

 6時半頃店に着いたのだが既に結構並んでおり20分くらい待たされてしまった。ようやく席について、4種類のチーズのピザ(本当はクワトロなんとかと言う名前だった)とゴルゴンゾーラのリゾットを頼んだら、ゴルゴンゾーラが切れてしまっていて二つとも出来ないという。たぶん正月で仕入れが出来ないからだと思うが、私はこの二つが特に食べたくて来たので残念だ。

 結局、ソーセージのピザとラザニアを頼むことにした。すると、ピザにゆで卵が乗っていて、ゆで卵がやや苦手のくろちゃんはちょっと困ってしまったようである。しかし久しぶりに食べる洋食は実にうまい。おせちもいいけど、ややパンチ力にかけるんだよね。

99 1/3(日) 「ごま、最後の休日は寝正月。」の巻

 今日は二人して一日中こたつでごろごろとテレビを見ていて一歩も外に出なかった。唯一外に出たのはくろちゃんが郵便物を取りに行ったくらいかな。二人とも社宅の敷地内から一歩も出なかったのは、結婚して初めてかもしれない。ずっと寝ているのも結構疲れるもので、夜にはやや頭がぼぉっとしてしまった。

 今日で正月休みも終りで、明日からは仕事が始まる。連休明けに会社に行くのはいつもしんどいな。とにかく今日はなにもしていないので、日記の書きようが無くこれでお終い。

99 1/2(土) 「ごま、くろちゃんの実家に新年のご挨拶に行く。」の巻

 今日はお昼前からくろちゃんの実家に新年のご挨拶に出かけた。ついたのは昼過ぎで挨拶をしてしばらくしたらお昼を食べることになった。おせちはうちもくろちゃんがたくさん作ってくれていたのだが、実家の方ではもっとたくさんの種類があって凄かった。まぁ出所は同じなので内容は似たものである。くろちゃんの実家形式のおせちには煮しめがないのだが、これは昔子供たちが煮しめを食べなかったので、同じ材料で煮物にしたからだと聞いた。なるほど、その家のいろいろな文化があって面白い。

 後うちの実家から年末に乾物をくろちゃんの実家に送ったらしいのだが、それが結構珍しいものだったらしくて驚いた。乾物の内容は、タケノコやぜんまいや栗や椎茸らしいのだが、タケノコや栗の乾物って私は子供の頃からあったので、そんなに珍しいものだとは思っていなかったからちょっと驚いた。

 結局おせちは、はぜの甘露煮とローストビーフが気に入ってそればかり食べていた。それにしてもなんだかんだと結構飲まされてしまって帰るとき駅までがかなり辛かった。(笑)本当は帰りにあちこち見て回るつもりだったが、そんな余裕はなかったのでまっすぐ家に帰って倒れるように寝た。

99 1/1(金) 「ごま、初詣に出かける。」の巻

あけましておめでとうございます。

今年も「ありがちな日記」をよろしくお願いします。

 さて本題。初詣と言っても明治神宮や川崎大師、鶴ケ岡八幡宮のようなメジャーな所ではなく、社宅から歩いて5分くらいの所にある小さな神社である。昼過ぎまで実業団駅伝を見終った後、天気も良いしずっと寝ているのもなんなので近くの神社に初詣に出かけることにした。

 子供の頃は由緒正しい神社が近くにあったので、必ず初詣に出かけていたものなのだが、こっちに来てから正月は実家にはまず帰らないし、独り暮らしでは初詣なんか出かけないので、本当に久しぶりだ。くろちゃんの家ではあまり初詣は出かけなかったそうなので、くろちゃんも久しぶりだそうである。

 小さな神社なので、ちゃっと行ってちゃっと帰るつもりでいたのだが、行ってみると境内が凄い人出でビックリした。社宅からだと裏口から入ることになるのであっさり中に入れたのだが、さてお参りしようとぱっと見ると行列が出来ている。行列の後を探すと、なんと階段を降りて鳥居より向こうまで続いているようだ。くろちゃんとこのまま帰って明日の早朝にでも出直そうかと行っていたのだが、行列が何処まで続いているのか興味があったので見に行くことにした。

 階段を下りて神社を出て外の道まで行列は続いていた。二時間位はかかりそうな気がしたが、なんとなく流れで並んでしまいお参りしていくことにした。しばらくするとくろちゃんが寒そうにしている。聞いてみると、すぐ帰ってくるつもりだったので割と薄着で来たそうだ。列はなかなか進まなかったが、階段にさしかかると急に流れ出した。なぜかというと階段だと行列の間隔が詰まるからだ。

 結局一時間位並んでやっとお参りすることが出来た。お守りでも買っていこうかという話になったが、二人とも小銭しか持っていなくて、足しても1,000円ちょっとしかならなかったので、そのお金で家内安全のお札を買って帰ることにした。寒くて寒くてしょうがなかったので、家に帰ったら速攻でこたつに入って暖まった。小さいと言っても侮ってはいけないということだ。

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