ありがちな日記 99年1月後半


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99 1/31(日) 「ごま、ダックを食べに行く。」の巻

 前々からくろちゃんが北京ダックを一度は食べてみたいと言っていた。私は前に何度か食べたことはあるのだが、くろちゃんは今まで一回も食べたことがないそうだ。昨日ガイドブックを見ていたら、広尾にある中華料理屋でかなり安い値段で北京ダックを食べさせてくれるお店があることを発見した。しかも味もいいらしい。

 そういうわけで、今日早速広尾に出かけることにした。広尾と言っても広尾駅よりも恵比寿の方が近い位置で、恵比寿からてくてく坂を登ってあがりきった所にそのお目当ての中華料理屋があった。さすがに広尾に店を出しているだけあって、キレイな店造りだ。入ってみると、今日はパーティの予約が入っているらしく、2時間弱でいいなら席を確保すると言われた。まぁ食べるだけなら十分な時間だからその条件で店に入ることが出来た。

 メニューを見るといきなりダックがあがっていた。面白いのはダックには北京式と広東式があることだ。(それはガイドブックには書いてあったのだが。)サイズが一羽とかじゃなくて、1〜2人前とか、3 〜4人前とか客が頼みやすいようになっているのはうれしい。私たちは北京式と広東式をそれぞれ一番小さなサイズで注文した。その他に豚ばらのおこげとデザートを注文した。時間がないのでゆっくりメニューを見たり、とりあえずちょっと頼んで追加するということが出来なかったので、ちょっと残念だった。今度行くときには、予約してゆっくりメニューを選びたいな。

 しばらくしてダックが登場。北京式は皮だけで、広東式は肉まで入っている。春巻きの皮みたいなのに、ダックとてきゅうりとネギと置いて味噌をつけてくるんで食べるのだが、北京式は噛むと中からジュンと脂が出てきて美味しい。広東式は肉がある分柔らかな味になる。皮に包んで食べるなら北京式で、そのまま食べるなら広東式の方が美味しい。くろちゃんも大満足でこの味でこの量(たぶん二つで半身くらいはあった。)でこの値段(5,200円かな)なら、抜群によろしい。

 ダックの後に来たおこげもデザートも水準以上で味も量もある。料理を出してくれるタイミングも店員が食事の進み具合をよく考えながら出してくれて好感が持てる。中華街とかだと、頼んだものを一度に全部だしたりするので、そこは前々から気に入らなかったのだ。それにしても広尾というロケーションを考えると極めてリーズナブルだし、とてもお勧めなお店だった。また来たいな。

99 1/30(土) 「ごま、お義父さんお義母さんがやってくる。」の巻

 結婚してからくろちゃんの実家には行ったことがあったが、くろちゃんのご両親がうちにやって来たことはなかった。(お義母さんと妹さんは昼に来たことがある。)お義父さんは大分前から一度うちに来てみたかったらしく、それが今日になったというわけだ。

 お昼前に到着して、すぐに昼ご飯にする。今日のメニューはホタテのサラダと鶏のワイン煮とハッチ・ボッチというマッシュポテトのような料理だ。「くいしん坊!万才」で長崎で紹介していた料理で、フランスパンとかソーセージにつけて食べる料理でなかなか好評だった。ワインは、成人式の時安売りしていた'78年のワイン。昼間からなかなか豪勢だ。

 料理の後は、前に貰ったウィスキーがあったので、それとおつまみでしばし談笑した。私はあまり酒が強くないので、後の方は結構眠くなってしまった。昼間から飲むとすぐ眠くなるんだよね。

 天気も良かったし、料理もうまく行ってなかなかだった。家の中の写真をたくさんとって道が混みだす前に帰っていかれた。(土日は夕方になると前の道が凄く混んでなかなか駅につかないのだ。)満足されていたようなので良かった。

99 1/29(金) 「ごま、それは手抜きが過ぎるのでは?」の巻

 今通っている品川の会社は、三月中くらいに別の場所に移動して無くなることになっている。先々週位から徐々に引っ越しが始まっているらしく、ここ数日はかなり人が減ってきている。私のいる部署は二月の終りから三月の頭に引っ越しする予定なので、しばらくは寂しい状況になりそうである。

 人がいなくなって困るのが食堂だ。私は前はおにぎりを三つ持っていって食堂は利用していなかったのだが、先月の終りぐらいからおにぎりを二つにして一品だけおかずをとっている。ところが、今週に入ってから明らかにメニューが貧弱になった。今日はほんとろくなものがなくて、一品でいいものは全然なく、かといっておにぎり二つでは腹が持たないので、ちょっと多いとは思ったがラーメンを食べてしまった。昼は少し食べ過ぎで辛かった。ちょっと手抜き過ぎだ。

 食堂も酷いが売店はもっと酷い。前はお菓子も飲み物もたくさんあったが、最近はほとんど物が無い。いつもウーロン茶を買っていたが、今はウーロン茶は既に置かれてなくまずくて売れ残ってしまったとしか思えない変な混ぜ物お茶とかしかない。お菓子なんかはもう片手くらいの種類しか置かれていなくて、まさに閉店間際って感じだ。現にたばこはもう在庫しか売らないと書いてあるし。しかし、いくら引っ越すからとは言ってもいくらなんでもちょっと酷すぎるぞ。

99 1/28(木) 「ごま、メガネは飛ぶしボタンも飛ぶ。」の巻

 今日は京浜東北線が凄く混んでいた。東神奈川では、何時になく好ポジションにつけたので、これはラッキーかと思ったのだが、全然甘くて川崎位からきつい状況になってきて、大森から品川の間ははきそうな位混んできてしまった。

 不幸はまず大井町。今日は比較的暖かかったので、コートの前のボタンを開けておいたのだが、それが良くなかった。駅についたら隣に立っていたお姉さんが降りだしたのだが、ハンドバックのヒモがスーツのボタンに引っ掛かったのだ。お姉さんも急いでいたみたいで、強引にハンドバックを引っ張ったので、なんか悪い予感がした。会社についてコートを脱いでいたらポロっとスーツのボタンが落ちた。電車の中でボタンが飛ばなかったのが不幸中の幸いというところだ。

 品川駅で私が降りようとしていたら、隣のお兄さんも降りる様子であった。彼はなぜかとても焦っていて私の後についてくればいいのに強引に私より前に行こうとした。その時彼の肘が私のこめかみに直撃。当然とても痛い。痛いだけならいいのだが、メガネもふっ飛んだ。これまた幸いなことに耳に引っ掛かって遠くには行かなかったが、改札を出てみてみると案の定フレームが曲がっていた。その後仕事がやりにくいといったらなかった。

 その後も仕事は他の人が足を引っ張ってなかなか進まないし、帰りも電車が遅れるしろくなことが無かった。とてもついていない一日だった。

99 1/27(水) 「ごま、携帯って恥ずかしい?」の巻

 月末は事務処理があるので、今日は久々に相模原に出社した。相模原でも幾つか仕事もあるが基本的には品川がメインなので、事務処理さえすませば割と暇である。お昼過ぎにややぼぉ〜としていると、小島ちゃんが「今度飲みに行きましょう。」という誘いにやって来た。

 小島ちゃんを見るとポケットに何か入っている様子だったので、「なにそれ?」と聞くと「携帯なんですよぉ。」と少し恥ずかしげに答えた。私も「えぇ!携帯?」とちょっと非難めいて言った。小島ちゃんが言うことには、今部署の引っ越しをしているので現場監督としてしぶしぶ持たされているということだった。ちょっと前に飲みに行ったときに、やはり後輩のOくんが結婚するという話をしたときにも、「それで恥ずかしながら携帯を使っているんですよ。」というような事を言っていた。

 そう。私たちの間では携帯を持つことはなぜか恥ずかしいというか照れ臭いことになっているのだ。こう見えても私たちは、情報通信の分野ではかなり最先端のことをやっている。どちらかというと携帯とかそういう最新の情報機器を作りだしてきた側だ。うまく言葉では言い表わせ難いが、そういう立場だから携帯を使っていると恥ずかしいという気分があることは間違いない。私に限って言えば、携帯が欲しいと思ったことは無いし、今も全然使うメリットを見いだせない。でもこの気分はちょっとわかって貰えないだろうな。

99 1/26(火) 「ごま、物忘れの激しさにあきれる。」の巻

 昨日忘れ物をしたという話を書いたばかりだというのに、今日も物忘れの話だ。実は今日の日記のネタは、出勤途中の電車の中で思いついて「今日は日記は楽勝だな。」と安心していたのだが、家に帰っていざ日記を書こうと思うと、すっかり忘れてしまっている。

 お風呂に入っている間ずっと考えていたのだが全然思い出せない。朝からあったことで電車の中で思いつきそうなことを順を追って考えていったが、それでもだめだ。思いついたときに結構「これはいい。」と思っただけに腹が立つ。それにしても耄碌したなぁ。情けなくて物も言えない状態なので今日はここまで。

99 1/25(月) 「ごま、忘れ物をする。」の巻

 朝出かけるときになにか物足りないような気がしていたのだが、やっぱり忘れ物をしてしまった。子供の頃は忘れ物とかほとんどすることが無くて、学校でしょっちゅう忘れ物する人とか何であんなに忘れるのか不思議でしょうがなかったものだが、最近はちょくちょく忘れ物をするようになってしまった。歳をとったからかな?

 忘れた物は一つは腕時計だ。私は腕時計をするのが嫌いなので、スーツを着て出かける時とか待ち合わせをするような時以外はまず腕時計はしない。だから月曜日とか腕時計を忘れてもそれほど変では無いが、品川の出先は時計が無いのでやや不便だ。ちょっと変なことに気がついたのは、品川に行っているときには時計を見るしぐさをしてしまうということだ。他の時はそういうことはあまりしないのに時計をしているはずのシチュエーションの時にするというのはちょっと驚きだった。

 もう一つ忘れたのは、髭を剃ること。会社に行って最初にトイレに行ったときに気がついた。幸いそんなに髭が濃い方ではないので一日位剃らなくても見た目ではあんまりわからない。ただ、自分で触るとちょっとざらざらして気持ち悪いくらいのものだ。でもひげそりを忘れると言うのはちょっと珍しいことではある。朝そんなに急いだ訳でもないのに、朝の一連のリズムの中で何で忘れたのはか今考えると不思議だ。

99 1/24(日) 「ごま、鈴木その子さんは凄い?」の巻

 その子さんが受けているから美白が流行っているのか、美白が流行っているからその子さんが受けているのか良くわかんないが、テレビで鈴木その子さんがやたらと出てくる。今日も「笑っていいとも増刊号」を見ていたら、照明つきで登場した。何時見ても思うが、色が白いとかそういう問題でなくて凄いね。彼女は67歳?だそうだが、なんかこの世のものとは思えない。

 私も映像関連の仕事をしているから気になったりするが、、ライトを強烈にあてているから輝度が飽和していて画面で見ると散っている。ちょっと他の事をしていて、またぱっとテレビを見たら、一瞬テレビでその子さんの看板が置いてあるのかと思ったら本物だった。輝度が飽和しているし影も無くて、まったく立体感が感じられなかったからだ。看板が動いたからちょっとビックリしたよ。首とか手とかと色が違うから写真のお面を付けているみたいだ。

 それにまぶしそうだし、熱そう。あそこまですることはないのにと余計な心配までしてしまう。でも、その子さんはともかく色白が流行るのはいいかなと個人的には思う。肌を焼いても身体に悪いしね。

99 1/23(土) 「ごま、ブーツは臭い?」の巻

 今日は暖かかったので二人で町田まで散歩してお買い物に行った。成城石井に向かっていると前にカップルが歩いていた。女の子は最近流行のぴっちりしたブーツを履いていた。(名前は知らないけど。)するとくろちゃんが、「あれはとても蒸れるんだって。」と言い出した。

 ぴったりしているので、空気が密封されているので暖かいのだけれど、暑くて蒸れてしまうらしい。さらに、蒸れるので足が臭くなるらしい。テレビでやっていたらしいが、街頭でそのブーツを履いている子にインタビューしていたら、やはり臭かったようでへたすると水虫になるらしい。

 その後、街でそのブーツを履いている女の子が前を歩いていると、私が「あの子さっそうと歩いているけど、足臭いんだ。」とか鼻つまんだりしていたら、くろちゃんが笑っていた。ちょっと意地悪かも。でも、なんか面白い。

 くろちゃんもあのブーツ欲しいと思っていたのだが、その番組を見てやめたそうだ。その方がいいかも。

99 1/22(金) 「ごま、銀座をうろうろ。」の巻

 同僚が結婚することになったので、お祝いにワインでもと仕事帰りに銀座のワイン屋に行くことにした。その同僚もワイン好きなのだ。このワイン屋は今割引をやっている最中だしリストにはお目当ての銘柄のワインも年代別に数種類あって、しかも通常価格でも安いのだ。

 新橋からつらつらと歩いてお店に行ってみると、その銘柄は店頭には置いてないようだった。しょうがないので、店員さんに聞いてみるとなんと全部売り切れてしまっているらしい。がぁ〜ん!この間来た時には確かにあったのに。ワインは見つけたらその場で買えというのはやはり本当だ。(しかし、今回はその時には別に欲しいとは思っていなかったけど。)

 他にも二つ位心当たりの銘柄があるのだが、それも置いていなかったので、他のお店をあたって見ることにした。幸い銀座にはたくさんワインを扱っているお店がある。でも、あっても年代が良すぎて高かったり、若すぎて今飲むにはちょっとだったり、年代はねらい通りでも単価が高かったりして今一つしっくり来るのがなかった。

 このまま帰るのは悔しすぎるので、もう一軒だけみてみる事にした。その店はブルゴーニュ地方のワインを精力的に扱っているので、私が送ろうと思っているものはたぶん無いだろうと思ったが、私はブルゴーニュが好きだから何があるかを見るだけでもいいという気分だったのだ。行ってみると一応あるにはあったのだが高くて買えない。しかし、私が好きな作り手のワインが比較的安くで売っていたので、手ぶらで帰るのもむなしいことだし、一本買って帰ることにした。贈り物のワインは明日近場を探してみることにしよう。

99 1/21(木) 「ごま、くろがまた家出する。」の巻

 昨日の朝、くろちゃんが飼っていたポストペットの「くろ」(猫:メス)が家出をした。前にも一度家出をしたので、これで二度目だから、くろちゃんはかなりショックを受けていた。私も「ごまっち」という猫を4月の終りくらいから飼っているが、ごまっちは一度も家出をしていない。

 飼い方は二人とも毎朝エサをあげたり洗ってあげたりしていて、タイミングとかもほとんど同じだ。違うのは、撫で方の頻度とか友達の数位だ。私は割といろいろな人のところに遊びに行かせるが、くろちゃんはほとんど私にしか遊びに来させない。その辺が良くないのかなとちょっと思う。

 また新しく飼いたいので、せっかくだし今日の会社帰りに「PostPet 2001」を買ってきた。2001は色々機能が増えていて驚いた。早速くろちゃんのマックにインストールして、くろちゃんは「くろ」(名前は同じ)というペンギンを飼うことにした。猫はちょっと懲りたらしい。今のところジオの調子が悪くてネットの接続がうまく行かないので(前と同じ設定にしているのに認識してくれない。)、まだメールのやり取りはできないが、くろちゃんはペンギンと楽しそうに遊んでいる。(くまのぬいぐるみを持って歩くのがかわいいらしい。)もし暇な人はくろの所まで遊びに行ってあげてくださいな。

99 1/20(水) 「ごま、恵比寿で遅くまで飲む。」の巻

 ここ数年間ずっと同じチームで仕事をやって来た4人が、今後ばらばらになることが決まったので、飲み会をすることになった。最近は4人のうち3人が都内に出稼ぎ(?)に出ているので、いつものような町田・相模原ではなくて今回は恵比寿だ。

 恵比寿と言えば何度かガーデンプレイスには来ているが、実はあそこの地ビールは飲んだことがなかったので、ガーデンプレイスの地下のビアホールでやることにした。そこは演奏をやったりしてなかなか面白い所だったが、演奏は1時間ちょっとに一回位のペースでやるので、話をするのにはやや疲れる。結局二時間ほどで出て、駅前の居酒屋に移動した。居酒屋に入ると妙に安心するのは、我ながらおやじくさい。

 そこの居酒屋は割と静かで話がしやすかったので、会社のことなどをあ〜だこ〜だと話した。最近外に出ていて情報が入らない状況だったので、いろいろと得るものがあった。ふと時計を見るともう11時になっていた。ここから家までの距離と明日の事を考えるとこの位がタイムリミットだ。(私以外の人もそうだろう。)昔はそういうことってあまり気にしないで飲んだりしていたが、最近は結構気になるのは体力が落ちたからだろうな。

 町田に着いたのが12時過ぎでもうバスは無いので、てくてく歩いて帰った。遅くなるだろうという事は予想していたので、あらかじめ恵比寿のワイン屋でくろちゃんが好きな甘いワインと輸入チョコレートをお土産として買っておいた。わりかし好評だったので良かった。

99 1/19(火) 「ごま、くろちゃんを脅かす。」の巻

 夜寝ようとして洗面所で歯を磨いていると、外からサッカーボールを蹴っているような音が聞こえてきた。別に今回が初めてではない。近くに公園があるから、そこで誰かがボールを蹴っているのだろうか?それにしても真冬の夜中にそんなことをするかなぁ。一度窓を開けて音の方を見てみた事があるが、その時は正体は掴めなかった。

 くろちゃんに「今、歯を磨いていたら外からボールを蹴る音が聞こえてきたよ。冬の夜なのにね。前に確認したら音しかしなかったから、もしかしてサッカー少年の亡霊だったりして。」と言うふうに話してみた。くろちゃんは怖い話が嫌いなので、この程度でも怖がる。私は歯を磨き終わって寝室に行ったが、くろちゃんはまだ歯を磨いていないので洗面所に行かなければならないのだ。

 くろちゃんが歯を磨いている最中に、寝室の方から「ボールの音聞こえるでしょう。」とか聞いたら、くろちゃんが怖がるので面白い。寝室に入ってもちょっと前にテレビでやっていた怖い話をしようとしただけでも怖がる。(別に話したわけでなく話そうとしただけだ。)くろちゃんホントにこの手の話が怖いんだね。

 ところで後で洗面所からボールの音が聞こえたか聞いたらボールの音は聞こえなかったそうだ。おかしいなぁ。

99 1/18(月) 「ごま、たぶんついていた朝。」の巻

 社宅の前のバス停から町田に向かうバスは、「町田駅行き」「町田バスセンター行き」「町田バスターミナル行き」の三種類ある。「町田駅行き」は、小田急町田駅には近いがJR町田駅には遠いが、うちの前からは一番本数がある。「町田バスセンター行き」は、小田急とJRの中間にあってどちらにも行きやすく、本数は「駅行き」よりは少ない。「町田バスターミナル行き」は、JRや東急ハンズに行くには便利だが小田急には不便だ。本数は一番少ない。

 通勤にはJRを使っているので、「バスセンター行き」が来るととてもうれしいが、「駅行き」は本数が多いのでこれが来ても乗るようにしている。今日の場合はバス停に着いたとき、ふと先の信号を見るとバスが停っていた。つまりちょうどバスが出たばかりということだ。(何処行きかはわからなかった)

 次の信号のタイミングで「駅行き」のバスがやって来た。ここの道は頻繁にバスが通るのだが、それでも早いタイミングなのでついていると思った。さらに見ると「駅行き」のバスの後に「バスセンター行き」のバスも来ているではないか。これはなんてラッキーなんだ。当然「駅行き」をパスして後の「センター行き」に乗ることにした。

 ところがだ。「駅行き」をやり過ごしてみてみると、なんと後の「センター行き」は急行だった。急行はこのバス停には停らない。がぁ〜ん!大ショック!もちろん後悔の嵐である。たまにあるんだよなぁ…急行。こんなことなら「駅行き」に乗っておけばよかった。

 しばらくその場でぼう然としていると、信号二つ分のタイミングで「センター行き」がやって来た。信号二つ分なら、「駅行き」に乗ったのとたいして変らない。ようするにミスを帳消しにしたというわけだ。おかげで電車にも座ることができた。やれやれだ。

99 1/17(日) 「ごま、結納から一年経つ。」の巻

 去年の1月17日に結納をあげたので今日でちょうど一年経つ。私はそういう日付けをあまりよく覚えていないものなのだが、たまたま阪神大震災と同じ日だったので記憶しているのだ。

 結納の日はちょっと前にかなり雪が降っていて道にまだ残雪が残っていた。うちの親の飛行機が飛ばないんじゃないかと不安だったが、欠航にはならずにちゃんと会場に来れたのでほっとしたのを覚えている。会場は新宿の高級水炊きの店で、私は伊勢丹で結納の品を受け取ってそのままかついで会場まで運んだ。はたから見ると結構間抜けな姿だったかもしれない。水炊きは今まで食べたのとは全く違う上品なもので驚いた。ちょっと前のことのようだが、あれからもう一年経つのだ。この一年は今までのどの一年よりも本当にいろいろなことがあった。

 今日は結納一周年を記念して、実家から送られてきた牛肉をステーキにし赤ワインを飲みながらそれを頂いた。ステーキもワインも美味しかった。

99 1/16(土) 「ごま、横浜ベイサイドマリーナに行ってみる。」の巻

 数日前くろちゃんに「横浜ベイサイドマリーナに行ってみようか?」と聞いたら「なにそれ?」と言われた。くろちゃんは去年の9月にアウトレットのショッピングモールが出来たのを知らなかったらしい。それで、そういう説明をしたら是非行ってみたいということになった。

 私は都内とか横浜とかを車で移動するのは非効率だと思っているのでこういうときは大抵電車を使うのだが、今回は珍しく車で行ってみようという気になった。というのも、このモールの中に大きなワインショップがあるので、大量に買い込むと持って帰るのが面倒だと思ったからだ。

 渋滞が凄いというのは聞いていたので、朝早くに家を出て開店早々を狙った。連休の中日なのだが横浜周辺は全然混んでいなくて、9時半には到着した。この時間だとさすがに駐車場は停め放題だったが、まだ開店前だというのにたくさんの人が居て驚いた。開店と同時にジーンズを買って直したりしているうちに、人がどんどん増えてきて驚いた。

 午前中のうちにモールを見て、食事の後食材を見て回るという計画だったのだが、これは大正解だった。午後は凄い人出でとても店をゆっくり見て回るような状況ではなかった。食事もそうで、混む前に早めの昼食と思って11時半前にレストランのモールに行ってみると、既にお目当てのレストランは長蛇の列が出来ていたので、すいている店に入ってしまった。トイレも女子トイレとか大変で結局くろちゃんは帰り際のトイレをあきらめてしまったくらいだ。

 ワインの方は別に直輸入している訳ではないようだったので、確かに種類は多かったが思ったよりも安くなくてちょっと残念だった。それでも中には面白いものもあったのでデイリーワインを四本程買い込んで帰ることにした。私たちが帰るころにも続々と人が来ていた。駐車場待ち大変だった。あの人達は一体何時頃中に入れるのかなぁ。(それでも、出来たころに比べればずいぶん待ち時間は短くなったらしい。)

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