ありがちな日記 99年2月前半


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99 2/15(月) 「ごま、そういえば都知事選って。」の巻

 ここ数週間、都知事選の報道が過熱気味だ。柿沢さんが出るとか明石さんが出るとか栗本さんは舛添さんを押すだとか自民党の一部は石原さんを擁立しようとしているとかまぁ訳がわからん事になっていますな。私は「まぁよくやるわ。」とは思いつつ、対岸の火事のように思っていた。

 ところが良く考えてみると、町田って東京都じゃん。全然対岸じゃないのね。(笑)関東に出てきて2ヶ月程名古屋にいたことを除けば、横浜、相模原、川崎とずっと神奈川に住んでいたから、都知事選と言っても全然ピンと来ない。それに町田って場所的にも東京というより神奈川というイメージだし。だって町田駅から都心に向かうのにどう乗り継いでも必ず神奈川をまたぐしね。

99 2/14(日) 「ごま、バレンタインデーはフライング気味にやって来た。」の巻

 今日はお約束のバレンタインデーだが、うちではややフライング気味でやって来た。土曜日の夜「チューボーですよ」をたまたまみていたのだが、今回のテーマは名前は忘れちゃったんだけどシューにチョコをかけたデザートだった。

 これがとても美味しそうで私が何度も「これ美味しそうだねぇ。」とか「こんなのみていると食べたくなるね。」とか言っていた。するとくろちゃんがすくっと立って手作りのチョコを出してきた。ちょうど食べたかった時だったし意表もつかれたし、とてもタイミングが良かった。ただ時間はまだ11時50分位で少しフライングだ。くろちゃんは12時ぴったりに出そうと思っていたらしいのだが、私があまりに食べたがっているので思わず出したのだそうだ。

 くろちゃんは甘いワインもプレゼントしてくれたので、それを飲みながらチョコを頂くことにした。そういえば夕方「今日はワインは飲まないようにしようね。」と言っていたし、8時頃やっていた番組でアイスワインを取り上げていたときに「甘いワイン飲む?」って聞いたときも、いつもならすぐ「飲む」というのだが、今日は「いらない」と言ったのでちょっと珍しいなと思っていたのだ。ずっとたくらんでいたんだね。チョコもワインも美味しかった。

99 2/13(土) 「ごま、久々にゲームをする。」の巻

 お昼過ぎに懐中電灯を買いにダイクマに行った。あいにく気に入ったものは無く暇だったこともあって、ダイクマの前にあるレンタルビデオ&ゲーム屋に行ってみた。そこで一本ゲームを買って帰った。この時期だとそうかFF8でも買ったのかと思われそうだが、ちょっと違う。「チョコボの不思議なダンジョン2」だ。理由はチョコボがかわいいから。

 そういえばゲームはもう三年位やっていない。FF1〜6まではリアルタイムでまめにやったのに、FF7がでた時になぜか全然やる気が起きなくてそれ以来全く手を付けていないからだ。そんな根性は今はないから、FF8もたぶんしないな。

 くろちゃんは今までゲームはやったことが無いので、少しもの珍しいみたいだ。最初は一人でやっていたのだが、NPCを2Pで操作出来るのでくろちゃんに操作させながらやるようにした。これは結構面白い。暇なときとかに二人で遊ぶようにしよう。

99 2/12(金) 「ごま、睨むおじさんに切れるおじさん。」の巻

 帰りの小田急線に乗っていた時の話。代々木上原からあるおじさんが乗ってきて私の斜め前に立った。おじさんは私に背中を見せていたにも関らず、何度も振り返って私を睨む。かばんとかが時々あたっていたので「それでかな?」と思ったのだが、これだけ混んでいてかばんがあたる位で振り返ってきたらきりがない。「それくらいはがまんせいよ。」と思う。

 でも良く観察していると別にかばんがあたって振り返っている訳ではないらしい。私もあんまり睨まれるのも気分悪いのでなるべくおじさんに触らないようにしていたのにも関らず、それでも何度も振り返るからだ。まぁ別に睨まれたからと言ってもおじさんが何をするという訳でもなさそうなので、無視することにした。成城学園を過ぎた辺りから私も眠くなってきて、ほとんど立ち寝状態だったことだし。

 向ヶ丘遊園を過ぎた辺りで私の前にいたおじさんが、斜め前の睨むおじさんに向かって「なんか言いたいことはあるのか?」と言い出した。睨むおじさんは隣のおじさんも睨んでいたからな。それでも睨むおじさんは隣のおじさんや私を睨んでいたので、隣のおじさんがついに切れた。新百合ヶ丘に着く直前に「なんだてめぇ!次降りろ!」などと大声を出した。

 新百合ヶ丘では二人のおじさんは降りて案の定揉めていた。見ると睨むおじさんは何をいう訳でもないのに相変わらず睨んでいる。切れたおじさんはさらにエキサイトしていた。別にそこまで怒ることはないだろうに。見るからに神経質なおじさんだったからな。まぁ切れるおじさんも大人気ない。睨むおじさんも一体なんで睨むのか訳がわからない。

99 2/11(木) 「ごま、物産展は美味しい。」の巻

 うちの親が来週の誕生日で還暦なので、今日は相模大野までプレゼントを買いに出た。近くの町田じゃなくてわざわざ一駅向こうの相模大野にしたのは、伊勢丹で九州物産展をやっていることと、駅ビルに最近アウトレットショップが出来たからだ。

 大野に着いたらまず伊勢丹に行って最初に物産展を覗いてみることにした。まだ開店してまもないというのに、物産展は大混雑で驚く。入ってすぐの所に明太子が安くで売っていたのですかさずゲット。その後ぶらぶらとみていると何やら大行列が出来ているので、思わず並んでしまう。並んでなんの行列か調べてみると、大分の菊屋というお菓子屋のパイシューと生チョコとハチミツプリンを買う行列だった。菊屋は私たちの引き出物にも入っていた大分では美味しいお菓子屋だがこんなに並ぶとは驚いた。せっかく並んだことだしパイシューと生チョコを買うことにした。

 20分位待ってやっと買ったら11時過ぎだった。昼食には出店している長浜ラーメンを考えていた。でもこの人出だとお昼に行くと凄く並びそうだったので、ちょっと早めだがラーメンを食べることにした。案の定まだすいていたが、食べ終わって出るころにはほとんど席が埋まっていた。この分では後10分もすると並びそうだ。ラーメンは替え玉やごま、ベニショウガ、高菜のトッピングも付いていたし懐かしい味だった。

 ラーメンを食べて満腹だったが、更に色々と試食したりした。中でも出色だったのが長崎の角煮まん。これはうまくてお腹一杯でなければ絶対買って帰っていたと思う。絶妙な味だった。九州生まれだからだとは思うが、出品していたものはやっぱり口に合うしよい。帰ってパイシューも食べてみたが、パイ生地もいいがコクのあるクリームが実に良かった。ラーメンを先に食べておいて良かった。お腹すいている状態でぐるぐる回っていたら、きっとたくさん買い込んでいただろうと思う。

99 2/10(水) 「ごま、30分の間に三度も誘われる。」の巻

 今日は結構珍しい日だった。あれはちょうど3時過ぎ位だった。まず、電子メールが職場に届いた。見てみると友達からで20日(土)にうちでホームパーティをやるから遊びに来ないか?という誘いのメールだった。あいにくその日はうちでも別件でホームパーティをやる予定なので、これにはすかさずお断りのメールを入れた。

 返事を書き終わったぐらいの時、今度は電話が入った。出ると相模原の上司からで仕事の進捗はどんな具合かという話で、切る間際に来週の火曜日(16日)に飲みに行かないかという誘いが入った。16日は確かに相模原に行く予定になっているが、まだわからないので保留にしておいた。

 電話を切ってしばらくすると、今度は出先の責任者の人に呼ばれた。内容はやはり進捗状況の説明だが、これまた終り際に金曜日(12日)に飲みに行かないかと誘われた。品川の仕事が一段落つきそうなので、おごってもらえるらしい。これは断るわけにはいかない。

 なんと物の30分の間に三件も全て別件で誘いが入ったことになる。こんなことはかなり珍しい。ちなみに18日にも宴会が一個入っているので、もし16日飲みに行くと一週間のうちに4回も宴会が入ることになる。財布も厳しいし16日はやめだな。

99 2/9(火) 「ごま、ついていたりついていなかったり。」の巻

 今日は家を出るのがちょっと遅れて駅についたのもやや遅れてしまった。行きは町田始発の電車に乗るのだが、遅れたので次の始発の待ち行列を見た感じでは座れそうに無かった。もしかして前に行ったら座れるかと思って行ってみたら、前から二番目の車両の待ち行列が短く座れそうだった。

 ラッキーと思ってそこに並んで電車がきてみると、なんとそこは時間指定で座席の出る(つまり朝は座席の無い)車両だった。やはりそんなうまい話はないな。この車両に乗っていても永遠に座れる可能性は無いので、隣の車両に移って待っていると、発車間際に私の前に座っていた人が突然立ち上がって電車から出ていってしまった。もちろん座らせていただいた。朝はついていたようだ。

 今度は帰り。町田までは順調に来て、今日はバスカードを買いたかったので、いつもとは違うルートを通るバス停を使った。こっちはちょっとバスの間隔が長いので、うまく繋がればいいなと思っていると、バス停に向かった直後にバスがやって来た。長い列の中で私が一番後だった。私が乗ろうとすると、ドアが突然閉まって、足を挟まってしまい、しかもバスが動きだしてとても怖かった。まだ乗っている最中なのにドア閉めるかぁ。「訴えてやる!」って気分だ。帰りはどうやらついていなかったようだ。

99 2/8(月) 「ごま、我ながらいかれていると思う。」の巻

 今日はある会社のとある工場で見学会に参加した。見学コースにその工場の計算機室が入っていた。ドでかい工場なので計算機室も何十メートル×何十メートルというような単位の建物ででかい。中に入ってみると、体育館のような広い室内に割とこじんまりと計算機が置かれていた。昔はメインフレームとかは水冷で冷却するようなとんでもないでかいものだったのだが、最近は冷蔵庫位になってしまっているからだ。

 中は当然空調が効いていて涼しい。ふと、「湿度も管理しているし計算機とっぱらって照明をかえればワインセラーになるなぁ。一体何万本置けるだろう?」などとばかなことを考えてしまった。最近ワイン用冷蔵庫が欲しいものだから、例えばテレビで誰かが100万円あたったシーンとかをみて「100万円あったらワインセラー買えるなぁ。」などとつぶやいてくろちゃんをあきれさせている。

 昨日も二人で歩いているとき広い庭の家をみて、「このくらい庭が広かったら穴掘って地下にワインが置けるね。」と言ってくろちゃんがあきれさせたばかりだ。我ながらちょっといかれているなと思う。

99 2/7(日) 「ごま、チョコだらけ。」の巻

 今日はくろちゃんとちょっとお出かけしたのだが、街はバレンタインデーが近づいているということもあってチョコだらけだった。ハンズも成城石井も小田急デパートもチョココーナーが凄かった。ハンズに行ったとき二階でエレベータ待ちをしていたら、エレベータの前に女子高生が4〜5人たむろしていた。生クリームがどうこうとかいう話だったので、彼女達の話題はきっとチョコを如何に作るかだったに違いない。6階の本売り場ではチョコ関連の本がずら〜っと並んでいた。かなり壮観だった。

 成城石井では、チョコの安売りをしていた。くろちゃんが、「チョコを選ばなきゃねぇ。」と言ったので、「いや、別にいいよ。」と言ったら、「そうじゃなくて、安売りしているから私が食べる分。」と言われてしまった。

 小田急デパートでは、催しコーナーはいつも地方の特産物とかが並んでいるのだ。小田急デパートにはお出かけ前に行くことが多く、北海道物産展や九州物産展とかで美味しそうなものを売っていても、見送ることが多かったのだが、今日は帰り際に寄ったので二人で「なんか買って帰れるね。」と言っていたのだが、催し物コーナーはチョコ売り場とかしていた。冷静に考えればデパートとすれば季節柄当然な企画だが、ちょっと寂しい。それにしても何処も凄い。この季節でチョコの売り上げの数十パーセント(1/3位?)もあるってのもうなずけるなぁ。

99 2/6(土) 「ごま、放火は怖い。」の巻

 昨日の夜中から朝方にかけてやけにパトカーやら消防車が家の前の道を通っていた。冬場乾燥しているからあちこちで火事が出たのかなぁと寝ぼけ頭で考えていたのだが、お昼のニュースをみているとなんとうちの近くで昨夜から今日の早朝にかけて4件連続して不審火が出たそうだ。警察は連続放火とみて調査中だということだ。

 火事になった場所がお地蔵さんの前掛けだったりしたらしいので、やはり放火だろう。お地蔵さんの前掛けにはどう考えても火の気はないからねぇ。連続放火魔だとしたらまだ捕まっていないので怖い。お地蔵さんまで燃やそうとする神をも恐れぬ恐ろしい奴だ。(たぶんそんなに深く考えているとは思えないけど。)うちの社宅ごと燃やそうとしたとしてもおかしくはない。放火なんて結局みんな不幸になるだけだから勘弁して欲しいなぁ。

 それでもうちはまだ現場からちょっと離れているからまだいい。現場すぐ近くに住んでいる人は、しばらくは安心して眠れないだろうな。とにかく早く捕まらないかな。

99 2/5(金) 「ごま、風邪の巣窟。」の巻

 どうも風邪をひいたようだ。(最近知ったのだが、風邪とインフルエンザは違うらしい。)実は今行っている品川の職場は風邪の巣窟だ。去年の12月くらいから絶対誰か一人は風邪の人がいる。私も去年の暮れに一度風邪をひいていて、これが二周目というわけだ。酷い人は肺炎にまでなって暮れから年明けまで三週間程入院していた人もいる。常駐している人は私以外少なくとも一日は風邪で会社を休んでいるというような恐ろしい所だ。(といっても私はたまに相模原に行っているのでずっと常駐しているわけではないが。)

 そもそも今のオフィスはもともとは音楽実験室だったらしいので機密性が高いし、とても乾燥しているので、この部屋で誰かが風邪をひけば次々にうつっていくのもうなずける。余りに乾燥しているし誰もが調子を壊すので、年末に加湿機を一台買ってきたのだが、ものの2時間位でタンクの水が無くなってしまう位乾燥している。

 そこで最近では一台じゃ効果がないので、もう一台買ってきてしかも空気の入れ換えをまめにやって、なんとか風邪がおさまってきた。その矢先の風邪だ。金曜日ということもあるし、とっとと帰って風邪を治すことにした。それにしてもこれで三日続けての病気ネタ。最近よくないなぁ。

99 2/4(木) 「ごま、もしかして水虫?」の巻

 夕食後二人でテレビを見ているときにふとくろちゃんが私の左足の薬指と小指の間を見て「あっ、水虫が出来ている。」と言いだした。今まで水虫なんて出来たことなんて無いし、別に足の先がかゆいわけでもない。私は単に皮が剥げただけだと思った。右足の同じ場所を見るとやはりくろちゃんは「水虫だ。」という。

 これってホントに水虫なの?第一前々実感がない。足の先がかゆくなったのは子供の頃霜焼けになったときくらいだ。たしかに最近はお風呂上がりに身体の脂が抜けて身体がかゆくなることはあるが、その時でも足の小指がかゆくはならないなぁ。くろちゃんにそういうと「これからかゆくなよ。」と言われた。そういわれるとなんとなくかゆくなってきた気がするのが弱いなぁ。

 それにしても昨日は腱鞘炎で、今日は水虫ってちょっと悲しすぎるかも。ホントに水虫だったらショックだなぁ…。

99 2/3(水) 「ごま、腱鞘炎になっちまうよ!」の巻

 品川の会社で私の仕事は製品の仕様がためとドキュメント作成だ。先月までは各ブロック担当者の動きが鈍くてドキュメント作成が進まなかったのだが、今週になってかなり資料があがってくるようになってドキュメントの新規作成および変更が膨大な量になってきた。

 今日は特に凄くて担当者も電子ファイルで作ってくれていればいいのだが、手書きのメモのような資料で持ってくるものだから(まぁそれだけ切迫しているともいえる)、私が打ち込まなければならない。そんなわけで昼からはほとんどワープロ打ちマシンだった。一度セーブしようとしたらマシンが落ちて涙ちょちょぎれた。だからワードなんか嫌いなんだ。

 カット&ペーストの作業も多いので、左手小指がぷるぷるしてきた。こんなことずっと続けていると左手が腱鞘炎になりそうだ。実際数年前キーボードの打ち過ぎで左手小指が腱鞘炎になったことがある。このとき、会社にくるお医者さんに見せたら、「こりゃぁ、腱鞘炎だね。腱鞘炎は、治るのは治るんだけど、治らないのは治らないんだよね。君のは治るほうだといいね。治らなくてさらに大きくなったらきるしかないね。」という全然診察にもならないことを言われたことがある。幸い治ったがあまりいいものではないので、腱鞘炎にならないように気を付けなければ。

99 2/2(火) 「ごま、やっぱしキムチは臭いですね。」の巻

 昨日なにかの番組で美味しそうなキムチが出ていたので、無性にキムチが食べたくなった。そういうわけで今日の会社帰りにキムチを買って帰ることにした。ちょうど駅からバス停に向かう途中にある韓国料理屋の店頭でキムチを売っていて、前々から気になっていたのだ。

 寄ってみると白菜やキュウリ、大根、イカなどいろいろなキムチが売っていて面白い。何にしようか迷ったが、結局オーソドックスな白菜キムチと特に気に入っているイカキムチを買った。キムチはパックに入ったうえ二重のビニールで包まれてしかも口をしっかり結んでおいた。そうでないとバスの中に臭いからね。

 これだけ厳重に締めておいたのだが、バスに乗ってしばらくすると私の後に座っていた(私は立っていた)おばさん達が「なんかキムチ臭いわねぇ。」とか話していた。私の前に座っていたお姉さんもしきりに私が手に持っていた袋を見ていた。やはり臭うらしい。ごめんなさい。家に帰って夕食で早速食べてみた。白菜キムチは辛さ控え目で食べやすく、イカキムチはしっかり辛くて私好みだった。

99 2/1(月) 「ごま、あげると言われても…」の巻

 今日は、4時半頃にうまい具合に仕事が切れたし、どうしても早く帰って確認したいことがあったので、5時前に会社を出た。会社を出ると前の横断歩道の反対側で車が止まった。助手席に乗っていた人が、反対側からこちら側に向かっていた人に声をかけていたが、あっさりと分かれた。

 私がその車の前を通ろうとしていると、今度は運転席の人が窓を開けて声をかけてくるので、道でも聞きたいのかな?と思って近づいてみると、結構怪しげなおっちゃんで「配達で余ったので、これをあげる。」と言って、緑の箱を差し出した。

 なんの配達で、あまった物をなぜ私にあげようとするのか、訳がわからないので、即座に「いえ、結構です。」と言って逃げて帰った。いくらずうずうしい私とはいえ、そんな怪しげなものはもらえない。無差別に爆弾を仕掛けているのかもしれないし、毒入りお菓子とかが入っていても全然おかしくない。少し歩いて振り返ってみたら、もう車はいなかった。あの車はあちこちで同じことをしているのかな?

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