ありがちな日記 99年3月前半


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99 3/15(月) 「ごま、それなら最初からつけておきましょう。」の巻

 金曜日に書いた残高不足の件を朝一で調査するとなんと17日振込予定となっていた。この工場は手続きから6営業日たたないと振り込まれないらしい。それなら金曜日に振り込まれていなくても当たり前である。

 さて、朝の連絡会に珍しく同じ社宅に住む先輩が出席していたので、連絡会後社宅の細いことについて幾つか質問した。一番重要なのは洗濯機の水道だ。私の部屋には洗面スペースに洗濯機をおく場所はあるのだが、肝心の水道がない。洗面所からとるのはしたくない。他の家ではどうなっているのか不思議だったので聞いたのだ。

 すると、先輩の家ではなんと水道が二つあると言うのだ。それはおかしい。早速社宅対応に電話をしてみると、「あぁ洗濯機の水道ですか。有料になりますが増設しますか?」といともあっさり言うので「是非増設してください。」と答えた。料金は二千円弱で別にたいした値段ではない。

 でも、洗濯機の水道なんて今どきまず使うのに、なんでわざわざつけておかないのか不思議だ。二千円程度とるくらいなら最初からやっておいてもよさそうなものなのに。

99 3/14(日) 「ごま、今日もまた大掃除。」の巻

 今日も昨日に引き続き大掃除である。昨日バルサンを焚いておいたのだが、結局虫は一匹だけしかいなかった。季節柄なのか、しばらく誰も住んでいなかったからなのか、もともとあまりいないのか理由はわからない。

 畳はあげっぱなしにしてあるので、防虫マットを下に敷いてから畳を戻すことにした。防虫マットはしょせんタンス用のもので、部屋全部敷き詰めるだけは買ってきていないので、畳の境目にマットが来るように敷くことにした。畳は昨日場所をちゃんと確認しておいたのだが、やって見ると所々うまくおさまらない。畳と畳の間にすき間があると上下を入れ換えたり、高さが会わなかったら下に敷物を敷いて高さ調整をしたりと結構重労働だった。

 その後もう一度掃除機をかけて部屋中を拭いて、とりあえずこれなら今引っ越ししても大丈夫という感じになった。手伝いに来てもらったので、なんとか形になるようにできたが、一人だったらもっとずっと適当だったと思う。

99 3/13(土) 「ごま、引っ越し前の大掃除。」の巻

 今日は新しい社宅の大掃除をした。うちの親が手伝いに来てくれて、一緒に掃除をする。改装したばかりで、見た目キレイで掃除機をかけて畳を拭いて三時頃には大体終わって、後はバルサンを焚いて帰ろうかという事になった。

 バルサンを焚くのに畳をあげておいたほうが効果があるだろうと言って畳をあげてみると、畳は新しいというのに畳の下は建てたころのままで汚い。昭和44年7月の新聞が敷かれているというのが、なかなか凄い。

 これはやっぱり掃除するしかないので、全部畳をあげて掃除のし直し。親に畳み上げの掃除を頼んで、私は畳の下に敷く防ダニマットを買いに行くことにした。近くのホームセンターに行ったら売っていない。もう一軒行ってみたがやはり売っていなかった。店員に聞くと「今は売り切れで、もう少したたないと入ってこない。」だそうだ。要するに季節ものなんだそうだ。しょうがないので、タンスや押し入れ用のマットを買って来て代用することにした。

 帰ってみるとほとんど畳み上げは終わっていたので、ちょっと片づけをしてバルサンを焚いて帰った。結局またよごれてしまったので、明日は畳を敷きなおしてもう一度掃除をすることになりそうだ。

99 3/12(金) 「ごま、残高不足とはどういうこと?」の巻

 夕方銀行でお金をおろそうとしたら、お金が出てこずかわりに紙が出てきた。はれ?と思いその紙を見ると「残高不足です」と書いてあった。がぁん!がぁん!がぁん!残高不足だぁ?そんなはずはあるまい!

 っと思い今度は残高照会をやってみたら、なんと新しく口座を作ったときの5,000円しか入っていないではないか。工場に来た時、出張費とかは指定した銀行におとすから新しく口座を作ってくれと言われて、確か今週の中頃に「赴任費が出ましたので、口座に入れます」みたいなメイルが来たのに!

 するとあれはまだ口座に振り込まれていないな。まぁ差し迫って困っているわけではないのでいいけど、「残高不足!」なんて言われたのは学生以来だ。あぁ驚いた。

※これからしばらくは日記の更新が毎日でなくなったり、掲示板やメイルに対するレスポンスが極度に悪くなると思いますが、ご了承ください。また、いつも私が読んでいた日記も、三月中は読めなくなると思います。四月になればまた読みに行きます。

99 3/11(木) 「ごま、小島ちゃんと飲みに行く。」の巻

 今週の火曜から小島ちゃんが出張で大分に来ている。火曜日のうちに話をして今日飲みに行く事にした。ところが昨日も今日もお互い忙しくて全然会えなかったので、何時から何処でとかそういう事を話す機会が無かった。6時頃になっても全然姿を表わさないので、焦ってあちこちに電話を入れたらやっと捕まった。話を聞くとどうやらはまっているらしく8時からにすることにした。私も仕事はどうせたっぷりあるので別に問題はない。

 8時過ぎに居酒屋風の店に行ってみた。とても混雑しているので評判の良い店のようだ。メニューを見ると焼き鳥が一本50円とあってビックリ。東京だと安くても80円位はするので、感覚的には半分だ。他のものも総じて安い。別に場末の居酒屋という所ではなくて、日本酒や焼酎をいろいろな種類おいてあるような居酒屋で、チェーン店とかに比べると高級なイメージの店という感じ。味も良くてなるほど流行っているのは良くわかる。

 帰りに小島ちゃんが私の社宅を見たいというので、少し遠回りをして見て回ることにした。社宅は鍵をまだ貰っていなくて外側を見ただけだ。どうせまたこっちに出張してくるだろうからその時に遊びに来やすい様に道案内をしたというところだ。寮の前まで来ると寮を見たいという。全然片づけていないので、それはちょっと困るなと思ったが、ついてくるのでしょうがない。風呂の時間が押し迫っていたので、長居は出来ないのは幸いだった。まさかこの一時的にしか住まない寮に来客が来るとは思わないから油断したな。

99 3/10(水) 「ごま、間の悪い電話。」の巻

 ちょっと前に携帯を持つのは恥ずかしいと書いたのに、昨日から携帯を持っている。これはうちの実家の携帯で、家では使っていないからしばらくの間借りているのだ。この寮は電話が受付にしか無いし、寮の呼び出しもいまいちなのでとても重宝している。

 会社の間は電源をオフしているのだが、帰る途中で電源を入れた。寮に戻ってみるとメイルボックスに「事務室まで来るように」という伝言があった。早速行ってみると、社宅の書類手続だった。書類に記入して説明を受けているときに、携帯が鳴った。一応出てみるとくろちゃんからで、後からかけなおしてと言って切った。

 その後夕飯を食べていると、また携帯がなった。ぶるぶるくるのに慣れていないので、ビックリしてデザートのリンゴが咽喉に詰まった。慌てて出ると私の親からで、「携帯は届いたか?」という内容だった。今取ったということは、届いたということだ。

 それにしても、咽喉に詰まったリンゴは痛い。食道で立ち往生していて、上がりも下がりもせずに、咽喉は痛いし胸は苦しい。しょうがないので、トイレに行って強引にもどしたら一気にすっきりした。

99 3/9(火) 「ごま、似ているが違う。」の巻

 寮のお風呂には備え付けの洗面器はないので、各自用意しなければならないことになっている。私は本当に必要最低限のものしか持ってきていないので、洗面器は持ってきていない。でも、社宅を掃除するためにくろちゃんから持たされた食器洗いに使う器はあるので、それを洗面器代わりに使っている。

 この器は見た目は洗面器に良く似ている。違うのは少し大きい事と上の縁の一部が水を流す為にぎざぎざの格子状になっている事と少しひ弱な事位だ。一見ちょっとでかい洗面器なので、格子の所を手で持てば風呂場で他の人に会ってもそれほど恥ずかしくない。(バケツだったら、やっぱりやや恥ずかしいと思う。)

 でもやっぱり洗面器ではないんだな。大きいからお湯はたくさん入るが、なにぶんひ弱な物だからくねくねして割れそうになる。お湯を少なめにしても頼りないので使いにくい。格子の所から水を出すとちょっとシャワーの様にならなくもないが、ちょっとカッコ悪くて人のいるときにはできない。やっぱりちゃんとした洗面器にはかなわないな。

99 3/8(月) 「ごま、ラジオ体操はいいけれど…」の巻

 大分では工場勤務なので朝ラジオ体操が行われている。工場まではバスで通勤しているのだが、始業前ちょうどのバスに乗るとちょうどラジオ体操をやっている前を通らなくてはならなくなる。他の人がラジオ体操をやっている所を、他所から来たばかりの私なぞが間抜けに通り抜けるのは如何にも印象がよろしくないので、もう一本前のバスで出社するようにしている。

 私の場所は実はフレックスなので、別にラジオ体操をやらなくてもいいのだが、始業前に出社したならやっぱり一緒にやるのが筋ってものだろう。そういうわけで最近は朝からラジオ体操をやっている。やってみると結構気持ちがいいし、健康にもよさそうだ。(ダイエットにも良いかもしれない?)

 実はラジオ体操の後に、腰痛体操というのが続けてある。この腰痛体操と言うのが一体どういう運動をすればいいのか良くわからないので、最近困っているところだ。一応動作の前にラジオ体操のように音楽に合わせて動作のアナウンスが流れるのだが、それを聞いても全然良くわからない。しょうがないから、隣の人とかの動きを真似するのだが、人によってちょっと違うので、困る。マスターまではもう少し時間が欲しいところだ。

99 3/7(日) 「ごま、くろちゃんの実家にご挨拶。」の巻

 今日は大分に単身戻る。今度東京に来るのは引っ越しのある19〜22日の予定だ。それまでは大分で単身赴任ということになる。そういう訳で、今日はくろちゃんの実家にご挨拶に行き、そのまま空港に向かい飛行機に乗ることにした。

 くろちゃんはずっと東京暮らしでご両親も大分に来ることをとても心配している様子であった。その心配はいたくごもっともなので、くろちゃんが大分に来たら寂しくならないようにしないといけないなと改めて思った。二人で羽田まで来て早めの夕食を一緒にとる。しばらくは単身で私も寂しいな。

99 3/6(土) 「ごま、たらふく亭にお別れ。」の巻

 独身時代に大変お世話になった小料理屋の「たらふく亭」にお別れのご挨拶に行った。昔寮内の駐車場を確保できずに外に借りていた時、その駐車場の近くに出来たのが「たらふく亭」だ。店がオープンした当初から行っている。

 寮のご飯は同じパターンが多いのでどうしても飽きる。それに魚はまずい。たらふくは特に魚が美味しいので、独身時代は週に一回位はたらふくで夕食を食べに行っていたのだ。くろちゃんも何度も連れていっていて、彼女もお気に入りのお店だ。結婚してからは遠くなったしさすがに何度も通えなくなっていたが、大分に引っ越すとなれば一度は挨拶に行っておきたいと思っていた。

 昨日のうちにS君夫妻にも連絡しておいて、一緒にお食事をした。相変わらずたらふくの料理はリーズナブルな癖にうまい。この味でこの値段はこの土地だったら絶対にお徳。こういう店はずっと大事にしていきたいんだけど、遠くに引っ越すとこういうのにもリセットをしなきゃいけないんだなぁ…。東京に出張したらまた遊びに行こう。

99 3/5(金) 「ごま、免許の更新&最後の相模原&春一番。」の巻

 今月は免許の更新が入っているのだが、引っ越しが入っていて町田で更新するか大分で更新するか悩むところだ。でも、大分にはまだ住所を異動していないし、向こうで引っ越しで休みをとるのに免許でも休みを取るのはちょっと申し訳ないので、町田で更新してしばらくして大分でもう一度住所変更をかけるのがベストと判断した。町田で更新するには今日の午前中しかないので、近くの警察署に行って更新した。1時間弱で更新完了。最近はやいね。

 更新が予定より早く終わったおかげでフレックスで通常通り会社に出社できた。今日が相模原に出社するのは最後になる。入社以来ほぼ8割は相模原のどこかの部署の所属だったので、さすがに感慨深い。出張でくることはあっても、もうここに異動になることはまずないだろう。結構いい環境だったからなぁ。(今後はそうもいかないだろうと思うけど。)ガラにもなく昔の事などを色々考えてしまった。

 今日はちょっと早めに帰ったのだが、ちょうどその時春一番が吹き荒れていた。春一番と言うと、なぜかキャンディーズの歌が頭に流れる。もう春ですね。

99 3/4(木) 「ごま、酒屋にお別れを言う。」の巻

 なじみにしていた通勤途中の酒屋にお別れを言いに寄った。ここのワインは普通に比べれば値段も安いし、面白い掘り出し物もちょくちょくとあるので、とても気に入っていたのだ。店のご主人も奥さんも面白いしていねいな人で、聞けばちゃんと面白いワインを出してくれる。

 私は週に一回くらいは確実に顔を出していたので、すっかり顔なじみになっていて、ワインを取り寄せてもらったりとお世話になっていたので、引っ越し前に一度挨拶に行っておきたかったのだ。たまたまご主人も奥さんも店頭にいたので挨拶すると、ご主人が「探し物があったら電話すれば探して送ってあげるよ。」と言ってくれた。大分にはどうもこれと言った酒屋はないらしいので、こういうのはうれしい。

 最後に買ったワインは「アルマヴィーヴァ」と言ってウィーンでくろちゃんと一緒に観た「セビリアの理髪師」や「フィガロの結婚」に出てくる伯爵と同じ名前のワインだ。(由来もそこからとったらしい)このワインは実は最近話題のワインなのだが、私はそのワインの素性からではなく名前で欲しいなと思っていたのだ。チリワインにしてはちょっと高いので、なかなか買う勇気がなかったのだが、お店のご主人がサービスしてくれたし、大分ではなかなか入手が難しいので、買うことにしたのだ。

 お店関係ではあと「たらふく亭」だけには絶対挨拶に行かなければなぁ。もう一度引っ越す直前に戻ってくるのでその時に挨拶に行こうかな。

99 3/3(水) 「ごま、町田に戻ってくる。」の巻

 定時のチャイムが鳴ったらピンポンダッシュでホーバー乗り場に急いだ。最終の飛行機に乗るにはそれしかない。ついたら少しだけ時間があったので、とりあえずうどんを食べた。空港で食べれないと、今でさえ腹ぺこ状態なのに大変なことになりそうだ。

 ホーバーが出るとすぐUターン始めた。アナウンスによると乗りそこなったお客がいるので、引き返すのだそうだ。そんなのありかいな。でも、うどんを食べておいて良かった。これで、少しゆっくりお土産を見ることができる。

 お土産は私が好きなざびえるというお菓子だが、通りがかったスチュワーデスのお姉さま方が、「この生ドラが美味しいのよ。」とおっしゃっておられたので、彼女らが言うのならまずうまいだろうと思って、それも買っていくことにした。

 家に帰りつくとかなり部屋が片づいていて驚いた。くろちゃんががんばったおかげだ。かなり申し訳なく思う。早速二日分の日記を更新した。大分のとりあえずの寮は結構環境が悪くてアップするのも大変だ。歩いて5〜6分のところにグレ電があるのを発見したので、来週以降はそのグレ電に行く元気があったときだけ更新することにする。

99 3/2(火) 「ごま、社宅を見学に行く。」の巻

 午前中は時間を貰って社宅を見学に行くことにした。社宅の場所は寮から歩いて数分の所だ。寮長さんが社宅の鍵を管理していると聞いていたので、朝早速訪ねると近くにある住宅センターと言うところで鍵を受け取ってくれと言われた。

 住宅センターで鍵を借りて、社宅に行ってみた。古さは今の社宅と同じくらいボロい。まぁうちの会社の社宅はこんなものだ。中はリフォームされていてそこそこキレイだ。ただ、中の色使いはちょっと趣味が悪いと思う。間取りは今の所より若干広い。配置も似ているが、たぶん今度入るところの方が使いやすい間取りだと思う。

 方眼紙とメジャーで部屋のサイズを細くチェックして行く。二人だとメジャーの端を抑えておいて貰えるが、一人だと結構苦労する。サイズはたぶんおかしいところも結構あるだろう。後デジカメで各ポイントの写真を撮っておいた。これで一応引っ越しの検討ができるくらいの資料にはなるだろう。やれやれだ。

99 3/1(月) 「ごま、大分に赴任する。」の巻

 6時45分羽田発の飛行機に乗って大分に向かった。この飛行機に乗るには、町田を4時42分に出る電車に乗らないとだめだ。その時間はバスはないので、駅まで歩かなければならない。というわけで、今日は4時前に起きた。

 なんとか新しい職場までたどり着いてご挨拶をしていると、昔の職場の先輩とかいてなかなか懐かしい。あれこれ話してみると職場の雰囲気はなかなか良いようで一安心する。初日はわからない事だらけでなんだかんだと疲れた。

 職場はいいのだが、引っ越すまでに泊まる寮はかなり古いし不便だ。近くにグレ電も無いようなので、日記の更新は難しいかもしれない。

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