ありがちな日記 98年 8月前半


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98 8/16(日) 「ごま、疲れてへろへろ。」の巻 

 合宿二日目はもはや惨憺たる状態であった。途中一度寝たとはいえ4時まで飲んでいればあたりまえといえば当たり前である。その他の面々も疲れ切っていた表情で、最後の練習はメロメロであった。合宿は昼食までで終りでその後は解散である。私とくろちゃんは、この疲れ切った身体で海に行くのはとろけてしまいそうだったのですぐに帰ることにした。

 一緒にすぐ帰ったのは私たちを含めて5人で、それ以外のほとんどの人は海で遊んで帰ったようである。若い…、若すぎである…。特に最近入ったばかりのNさんという女性は、5時まで飲んでいたのに7時半にはばっちり起き練習もしっかりこなしてその上海にまで行っていた。今年大学を卒業したばかりとはいえ、凄すぎる体力だ。

 帰りも来た時と同じように船に乗って海を渡った。今日は風が強くて海を見ると白波が立っている。案の定、行きよりもずっと揺れた。しかし、去年の揺れがあまりに激しかったので、あれに比べればたいしたことないと思えば意外に大丈夫だった。まぁ乗り物に酔うかどうかていうのは、精神的なものが大きいから気持ちで勝っていれば、案外酔わないものである。

 家に帰り着いたのは5時過ぎで、二人とも疲れ切っていたので、「とりあえずエアコンの効いた部屋で9時くらいまで寝よう。」と言って寝た。いつ寝たかわからないくらい爆睡して、気がついたら11時半だった…。完全に体内時計が狂ってしまって、時差ボケ状態である。明日会社休み取っておいてよかったよ。

98 8/15(土) 「ごま、合宿に行く。」の巻 

 先日も書いた通り、土日は合唱団の夏合宿である。場所は房総半島にある岩井海岸だ。遠足前で興奮したのか(本当は出かける前にやりたいことがあったからなんだけど)、前の日1時に寝たのに5時に起きるというお間抜けなことをしてしまった。ハードな合宿なのにこんなことではたして大丈夫なのだろうか。(笑)

 私たちは、合宿に参加するほとんどの人と一緒に、朝10時に横浜に集合して久里浜から船に乗って房総に渡るというルートを通って岩井海岸に向かった。このルートのネックは久里浜からの船である。乗っている時間は、たった30〜40分位なのだが去年は海が凄く荒れていて気分悪くなる人が続出してしまったからみんなびびっていたのだ。ところが、この日の海はとても穏やかでほとんど揺れもなく、酔った人はあまりいなさそうであった。(ビールを飲んで酔っ払っていたのはいたが。)

 岩井海岸はホールのある民宿がたくさんあって、音楽系の団体の合宿場所としては有名なところである。とは言っても、今は盛りが過ぎたとはいえ海水浴シーズンのまっただ中で水着姿で日焼けした人達がうろちょろしている中、どちらかというとなまっちろい私たちは明らかに浮いていた。

 合宿は、練習はもちろんカルテット大会や花火大会と一泊二日でやるには考えられない超ハードスケジュールで行われた。結局もろもろの事情で花火大会は中止したのだが、それでも宴会が始まったのはなんと11時前からである。私は4時間位しか寝てないのでこのスケジュールはきつすぎである。飲み始めて1時間もしないうちに(というか始める前から眠かった。)眠くなってきて、その場で寝てしまった。ふと気がつくと1時半だったが、まだ宴会はぜんぜん続行中で、復活した私は4時くらいまで飲んでしまった。次の日は大丈夫なのだろうか…。

98 8/14(金) 「ごま、お義父さんに相談を受ける。」の巻 

 夕食後、デザートのケーキを食べようと思っていると電話がかかってきた。ちなみにケーキは今日くろちゃんのお友達が来たので頂き物で、いつも夕食後食べているわけではない。電話の相手はお義母さんからで、内容はお義父さんがパソコンを買うから相談に乗って欲しいということであった。

 以前にも一度相談を受けていて、その時は「会社でウィンドウズマシンを使っているならそれにあわせて買ったほうが便利だし、移動したり場所が狭かったりするならノート型がいい。」というふうに答えておいた。お義父さんはそれを踏まえて電器屋に下見に行ったらしいのだ。

 なんでも近くのヤマダ電器が今日開店したらしく、そこでは結構お安い値段でパソコンを売っていたらしい。それによると、「お店の人はしきりに富士通のノートを勧めていたけどどう思うか。そのノートはペンティアムで233MHz、64MB/3.2GB で液晶が13.1inchなんだけど、どのあたりのスペックが重要か。」とか、そういったことが気になったらしい。

 私は、マックな人なのでウィンな現状は良く知らないから、「メーカーは別に何処でもたいして変らないと思うけど、デザインが気に入ったとか、キーボードのタッチがいいとか、液晶が見やすいとか、重さとか、バッテリー性能とか、そういうので決めますね。展示してあるのがあったら触ってみるのがいいと思います。速さは、200MHzもあれば大抵おつりがくると思うけど、メモリだけはけちらない方がよいです。液晶は大きければその方がうれしいけど、その辺りは予算とのかねあいですかねぇ。CD-ROM 内蔵かどうかというのは、使い方に依存していて持ち歩く気があるなら絶対軽いほうがいいし、そんなに持ち歩かないなら内蔵の方がお手軽だと思います。」と適当なことを答えておいた。

 自分で市場調査をしていないから、今どういう製品がいくらか良くわからないので、このメーカーのこれがお勧めとは言えないところがちと弱いが、ポイントはそれほど外していないと思う。明日にも買いそうな勢いだったので、「一軒だけじゃなくて、何軒か見て回るのもいいですよ。近くの新宿にもたくさんパソコン屋さんはありますから。」と最後に言っておいた。果たしてどんなものを買うのだろうか。それにしても、初心者になにを勧めるかというのは難しい。

 明日から(15〜16日)コール044の合宿の為、次の更新は16日の夜遅くか17日朝になります。

98 8/13(木) 「ごま、酒といえば…。」の巻 

 最近ワインに凝っているが、「酒といえば何?」と聞かれれば、育った環境から言ってやはり焼酎と答えるしかないだろう。実際私の実家の周りでは酒と言えば普通は焼酎の事をさしていたのだ。なんでこんなことを書くかと言うと、今日「最近酒といえばワインですか?」と聞かれたからだ。

 関東に来てから「酒といえば焼酎。」と答えると「やっぱりいいちこですか?」とか「芋焼酎ですか?」と聞かれることが多いが全然違う。「いいちこは大分だし芋は鹿児島で、私は宮崎だから…」と答えると稀に通な人は「じゃぁ霧島ですね。」と言われることがある。確かに「霧島」は宮崎南部の中で大変シェアが高いが、残念ながらそれも違うのだ。(ついでに言うと、最近流行らしい「百年の孤独」も)

 私が焼酎と言って思い浮かべるのは「雲海」とか「天照」とか「くろうま」とか「刈干」と言った銘柄である。実は私の田舎は焼酎造りが盛んなところで、これらの銘柄は地元の蔵元で造られているものである。これらの酒はトウモロコシとか麦とかそばとかが原料で、比較的すっきりした味わいのものである。最近「雲海」とかは全国展開しているから飲んだことがある人もいるかもしれない。この中でも一番なじみ深いのは「刈干」かなぁ。父はこの酒が昔は一番好きだったので、何度も酒屋に買いに行かされたから。

 焼酎が全国的にメジャーになったのは15年くらい前に酎ハイとか「いいちこ」が流行ってからで、その前までは九州はともかく他の場所では安かろうまずかろうという認識が一般的だったと思う。関東の人の焼酎の飲み方を見ていると、ロックかお湯や水その他で割ることが多いようである。私の田舎ではストレートで飲むのが一般的だったので(今は知らないけど)、そういう飲み方は邪道だなぁ(というか勿体ない)と思っていた。まぁ焼酎には独特の癖があるし、そういう文化が定着しているならまぁいいかな。

 とかいいつつ、そういえば父も最近お湯割りで飲むようになっていた。もう歳なのかなぁとしみじみ思うと少し寂しい。「酒はしびれりゃなんでもいい。」とか言ってたんだけどねぇ。母も大分弱くなってしまったとか言ってたし。しかし弱くなったと言っても一升位は飲めるとは思うけど。(笑)ちなみに私は母ににて酒は弱いのだ。

 掲示板が新しくなりました。利用してくださいね。

98 8/12(水) 「ごま、日記の出来が悪いとき。」の巻 

 昨日の日記を読み返してみると、我ながら出来が悪い。というかなんか中途半端である。なんであんな風になったかというと、原因は簡単で昨日はテレビを見ながら日記をからである。他には、凄く眠い時とかかあまり時間がない時、酔っ払っている時などは大抵中途半端で何書いているか訳がわからないことが多い。そういうときは書いている時点で全然だめだとわかっているのだが、手直しするのも面倒なのでそのままアップしているのだ。

 なんつうかプライドなさ過ぎというか、文章の品質保証に問題ありすぎという気もするが、一生懸命書いているときも素晴らしくよい文章を書いている訳ではないし、ムラがあるのも私の性格を表現しているのでまぁいいという事にしている。そうただの言い訳だけど。

 日記を書くときにネタが思い浮かばないと苦労するが、そういうときに思いっきり強引に書いた日記は意外と受けたりするので不思議である。ネタがない日は苦しいが、そういうなんの変哲もない日に一日あったことを思い返して、むりやりネタを考えることはそれなりに有意義だと思っている。

 昨日はそうじゃなくて、ネタはあったのだが集中力が散漫で書いているからまずいのだ。大体昔からながらでやる作業というのが出来ない。勉強や読書も音を消してやらないと実になった試しが無い。テレビがついていれば、そっちも気になるので日記も長く時間がかかるし出来も悪いのだ。きっとマルチタスクが出来ない不器用な身体なんだと思う。今日の日記はテレビをつけずに集中して書いたけど…、今読み返してみたらあんまりまとまっていないなぁ…。でも面倒くさいからもう書き直さない。(笑)結局もともとこんなものなんだろうという事にしておく。

98 8/11(火) 「ごま、赤ワインを飲みながらステーキを食べる。」の巻 

 ステーキを食べたのだが、別にどこかのレストランで食べたわけではなくて、実家から肉を送って来たのだ。実家のあたりには高千穂牛というブランドの牛がいてそれを送ってくれたというわけだ。高千穂牛というのはマイナーだからたぶん知らないと思うが、ここらの牛が神戸や松阪に送られて仕上げを行ったものが神戸牛とか松阪牛になったりする。(もちろん全部がそうではなくて他の場所の牛もいると思うけど。)だから素材はとてもよくて、美味しい牛肉なのだ。またある資料によると高千穂で産した牛は古来朝廷の牛車に使われていたとも伝えられているらしい。

 実家からは一キロくらい送られてきたのだが、二人で一度には食べられないので、とりあえず一番美味しいところをステーキで食べることにしたのだ。せっかくだから会社がえりにワイン屋さんに寄ってイタリアの赤ワインを買ってきた。それで今日の夕食は、赤ワインを飲みながらステーキという非日常的なものになったというわけだ。(肉は送ってもらったから、外で食べるより遥かに安上がりだけどね。)

 ステーキを家で焼くのは結構難しいのだけれど、そこはくろちゃんがうまくミディアムレアで焼いてくれて、肉は柔らかくて脂も程よく乗っていて美味しかった。ワインはぱっと目に付いた物を適当に買ってきた割にステーキによくあって美味しかった。デザートはチョコレートケーキで、これは新百合ヶ丘で見つけたウィーン風のケーキ屋で買ってきたものだ。チョコレートの比率がここらのものより全然高くて美味しいケーキだ。昨日お腹こわしたばかりなのに、こんなに胃に負担をかけていいのかなぁ。(笑)

98 8/10(月) 「ごま、お腹をこわす。」の巻 

 朝から今一つお腹の調子は良くなかったのだが、10時過ぎ位から猛烈に悪くなってしまった。11時を回ったあたりから酷くなって、一時間のうち40分位はトイレにはまりっぱなしというような状態だった。症状は急に激しくもよおしてくるので我慢できずに、トイレに行くとお腹は痛いのになかなかでない。でも便秘で全然出ないというのとはちょっと違っていて、凄く粘って出だすと栓が抜けたように続けて出るという感じだ。

 お腹は空いているのでお昼ご飯を食べたら、午後はさらに酷くなってしまって、お腹がぎゅるぎゅる鳴っているのが他人にも聞こえるくらい響く様になってしまった。お腹が痛くなってから仕事はロクにしていないし夏休みを取っている人も多かったので、もうこのまま帰ろうかと何度も思ったのだが、3時まで粘れば休みがつかないからそこまでは根性で粘ることにした。

 3時になったら速攻で帰ろうと思っていたら、2時過ぎにIさんがやってきて「急用が出来て3時過ぎたら速攻で帰るから、(再教育中の)Nくんの面倒をよろしくお願いします。」と言われてしまった。その台詞は私が先に言うはずだったのに…。私はその頃限界近かったのだったのだけど、Iさんも普段そういうことを言わない人でそうとう切羽詰まっていたようだったので、つい引き受けてしまった。

 ところが、3時過ぎてからお腹はだいぶ良くなってきた。これならちょっとはNくんに付きあえそうである。Nくんの方は今日は絶好調らしく、先週末にお願いしていた仕事を4時頃仕上げて持ってきてくれた。確認すると多少不具合があったので、それを指摘して「明日の朝までに仕上げてね。」と言って、帰ることにした。これぞ不幸中の幸いってやつである。Nくんが煮詰まっていたりしなくてホント良かった。それにしても今日は、大曲の桟敷席が確保できなかったりしてなにかとついていない一日だった。

98 8/9(日) 「ごま、ジェラート屋に迷いこむ。」の巻 

 コーラスの練習に行く前に時間が余ったので小田急デパートの食料品売り場を二人でうろちょろした。二人とも食料品売り場を散歩するのは大好きで、今日も「ここでは、魚の鮮度がいい。」とか「結構お高い。」などといいながら、右に左に歩き回っていた。

 ある角を曲がろうとすると、くろちゃんが「そっちは行かないほうがいい。」と言って手を押さえて行かせないようにする。私は「トイレに行くから。」と言って行こうとすると、「じゃぁここで待っている。」とくろちゃんが言ったのだが強引にそっちの方に引っ張っていった。でも、トイレには行かずにそのまままっすぐ歩いてジェラート屋の前に連れていった。私はトイレに行きたかった訳ではなくて、ジェラートを食べたかったのだが、くろちゃんもそれを察知して行かせないようにしていたのだ。

 ジェラート屋のディスプレーの前で「モモ美味しそうだね。」とか「チョコもきっと美味しいよ。」などと言って、どうしても食べるように会話を誘導すると、くろちゃんも「あ〜美味しそう。」とか言い出した。どうやらここまで来て食べなくて済むことはなさそうである。私は「ダブルがいいなぁ。どれにしようかなぁ。迷うなぁ。」などと更にだめを押すと、くろちゃんも真剣に選んでいる様子だった。後でこのことを聞くと、「ジェラート屋があるのは知っていて、見たら絶対食べたくなるから近づかないようにしていた。もしディスプレーを見てやっぱ食べないってのは残酷すぎる。」だそうな。

 そういえば私はジェラート屋でシングルというのは頼んだことがない。理由は簡単で食べたいのがたくさんあって二つに選ぶのも大変なのに一個に絞るなんて出来ないからだ。今回も二人してようやく二種類に絞って会計に行くと、なんとダブルという選択肢がない。というか、シングルとトリプルしかない。トリプルをダブルにすることも出来るようなのだが、同じ値段ならもちろんトリプルにするに決まっている。

 もう一種類選んでもいいとなると、ディスプレーの前でまたにらめっこである。悩みに悩んだ末結局モモとココナッツとバニラにした。私が大好きなバナナとラムレーズンが今日は置いてなかったから良かったけど置いてあったらまだ悩んだろうな。お姉さんに注文を出してくろちゃんを見ると彼女はまだ三種類目を悩んでいた。二つはチーズとレモンに決めているのだが、それにあうのはどれか悩んでいるらしい。とりあえず席を確保して待っていると、ちょっとしてくろちゃんがやって来た。結局三種類目は私と同じバニラにしたらしい。食べてみると、劇的に美味しいってほどではなかったけど、充分満足できる味。でもトリプルで360円って値段を考えると抜群だと思う。まぁまたここに来ることは多いだろうな。

98 8/8(土) 「ごま、だらだらと気持ちのいい週末。」の巻 

 髪がいい加減伸びていたので、朝一で前に開拓した散髪屋に行く。土日に散髪に生なら開店早々が空いていてよいのだ。着いてみるとまだ開店前だったが、中で待たせて貰えた。掃除が終わったところで早速髪を切ってもらう。もちろん一番乗りだ。今日のお兄さんは、なんといっても抜群にマッサージがうまかった。前に担当したお兄さんもマッサージはうまかったが、今日の人はもっとうまい。最後は耳の穴までマッサージしてもらって極楽気分だ。

 うっとおしかった前髪もさっぱりしていい気分で成城石井に行くと、ハンガリーのワインのトカイが安売りしていたので早速ゲット。このワインは超甘くてくろちゃん好みだと思う。その他にチーズとチョコとピスタチオをくろちゃんのお土産に買って家に戻った。

 帰り着いたのは11時前で、なんか眠くなったので昼ご飯までエアコンの効く部屋で寝ることにした。自転車に乗って適当に運動していたので、心地よく眠れた。お昼を食べてテレビを見ていたら、くろちゃんが眠そうだったので、「お昼寝する?」と聞くと「うん。」というので、ちょっとお昼寝することにした。最初二人でちょっと戯れあっていたりしたけど、そのうち眠くなったのでまた爆睡した。気がついたら、なんと4時だった。こりゃ良く寝たわけだ。昼間時間を気にせず寝るっていうのは贅沢で気持ちいい。

 今日はだらだらしていたので、くろちゃんのてくエンが全然進んでいなかった。夕方なのに1500位じゃしょうがないので、二人で散歩に出かける。少し雨が降っていたが暑くはなく風も吹いて気持ちいい。ついでに気になっていたレンタルビデオ屋に行ってみると、かなり品揃えがよくて使えそうな店である。今日は散歩だったのでお金も身分証明書も持ってきていなかったので、今度会社帰りでもよって早速会員になることにしようと思う。

 今日は久々にのんびりだらだらとした一日だった。来週再来週とあちこち出かける予定なので、完全休養ってところかな。

98 8/7(金) 「くろちゃん、虫が出るとヒステリックになる」の巻 

 昨日は蝉の話だったが今日も虫の話題である。夕食を食べて寝室で本を読んでいると、くろちゃんがやってきて「この部屋、虻がいるでしょう?」という。「えっ?そう?」と言っていたら「ほらここ。」と言って窓と障子の間を指さすのでよく見てみると確かになにか虫がいた。

 窓を開けることができればすぐに解決するのだが、この部屋はエアコンを付けたので窓を開けることができない。(なにせ築30数年たっているので、エアコン用の穴などという気の利いたものはなく、鉄サッシの上についている小窓からエアコンのパイプを通しているのだ。)しょうがないので、使わない広告を丸めて虫をはたいて落とした。たぐり寄せてみてみると、虻ではなくてジガバチだった。まだ生きていたのを見ると、くろちゃんは「ちちゃんと殺して、絶対出ないようにして、捨ててね。」と上ずった声で命令した。命令通り成仏させたあと紙で包んでごみ箱に持って行くとき、「いる?」ってくろちゃんにあげようとしたら、「いい。」と言ってぶんぶん顔を振っていた。よほど嫌らしい。

 別にこのくらいの虫でヒステリックになるほどのことはないと思うのだけど、くろちゃんは虫嫌いで部屋に虫が出るたびにこの調子である。いままでで一番凄かったのは、四畳半のピアノ部屋にゴキブリが出た時である。私は八畳間でうとうとしていたのだが、たたき起こされてゴキブリ退治を命じられた。その時はまだ殺虫剤とかなかったので、さっきみたいに広告ではたこうとしたが、ゴキブリは動きが速いからなかなかうまく行かない。物陰に隠れてしまったので物をどけて叩こうと思った時に、くろちゃんがそれを見て大声を出した。私は心臓が止るかと思うくらいびっくりした。ゴキブリはその隙にさっさと逃げてしまった。次の週末、ゴキブリ退治の道具をあれこれ買うことになったのだった。(笑)

 こんなに嫌いなら子供の頃からだろうと思っていたら、実は子供の頃は虫はどっちかというと好きだったのだが、大きくなっていつからだめになったらしい。しかし、昔好きだったとはとても思えないほどの怖がり方である。あそこまで嫌いになることもあるまいと思う。この調子では夏場の私の実家に来たら大変だな。あそこはいくらでも虫がいるからねぇ。

追記:

 昨日の日記だが、そういえば「つくつくほうし」という蝉がいることを指摘されて思い出した。つくつくほうしをわすれちゃいかんなぁ。この蝉は文字通り「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ」と鳴くのである。この声を聞くと夏の盛りも過ぎて少し物悲しさを覚えたものである。

98 8/6(木) 「ごま、蝉の鳴き声で昔の夏を思いだす。」の巻 

 今一体夏なのかそうじゃないのかはっきりしない変な天気が続いているが、会社や家の周りで蝉が鳴いているということは一応夏なんだろうなぁ…。それにしても都会の蝉は元気がない。というか、私の実家の蝉が元気が良すぎるのだろう。あ〜ちょっと違うかな。正確に言うと「数が全然多いので元気よく聞こえる」だ。最近夏に実家に帰ることはないので(暑いからね)わからないが、たぶん今でもサラウンドで蝉の声が聞こえる事だろう。そういうところで育ったので、蝉がじゃんじゃん鳴かないと、どんなに暑くてもなんか夏って気がしないのだ。

 私の実家のまわりには、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシあたりがいた。(もっと種類があった気がするが、とりあえず思い出したのはこれら。)九州にはクマゼミというでかくてシャーシャーとなく蝉がいるのだが、私の実家の辺りは標高が高いので生息していない。基本的にはアブラゼミが最も多くて、昼間はアブラゼミの鳴き声がベースに聞こえる。夕方になるとヒグラシが鳴きだす。あれを聞くとなんか家に帰りたくなるから不思議である。ミンミンゼミは水辺の近くに行くと多くいて、この蝉の声が一番夏を感じさせる。というか、ミンミンゼミの声を聞くと、暑いものがさらに暑く感じてしまう。ニイニイゼミはまぁ小さいし地味な蝉である。

 蝉の季節に公園や神社を散歩すると木のまわりの地面に穴が空いていて、近くの木の枝の辺りを見てみると、蝉の抜け殻がある。私はこの蝉の抜け殻がなぜか妙に好きで、枝とかについているのをよく取っていた。昼間に取ると乾いていて、潰す時のパリパリという感触もいいし、爪のところが抜け殻の癖して堅いのも好きだ。なんと言っても芸術のように綺麗に抜けているのが美しい。たくさん集めてきて枝に並べて付けたりもした。

 夕方にそういう場所に行くと、幼虫が枝に登っているのを時々見かける。一度か二度ひっくり返って起き上がれなくなっていたのを拾って家に持って帰ったことがある。庭の枝につけて、待っていると背中が割れて成虫が出てくる。殻から出てくるのにかなりの時間がかかる。殻から出てしまった時はまだ身体は白くて羽もちぢんでいるが、ずっと待つと次第に色が付いてきて羽もしゃんとして蝉になるのだ。これは、結構感動的である。しかし成虫になると蝉は一週間くらいしか生きられないので、その間は精いっぱい鳴いて貰いたいものである。

98 8/5(水) 「ごま、家にどんどんたまっていくもの。」の巻 

 最近、我が家ではあるものがどんどんたまって来ている。そのあるものとは、もちろんお金な訳はなく(お金は減っていく一方である。)、ワインとオペラのビデオである。(お腹の脂肪もだけど…)

 くろちゃんも私もワインが結構好きなので、ワインの置いてある店なんかに行くと割と買ってしまう事が多い。先月の様にホームパーティをしたりするとため込んであるワインを結構はきだしたりするのだが、普段は週に1〜2本しか飲まないので(というか飲まないようにしている)、買ってたまる方が圧倒的に多いのだ。特に近所にワインをたくさん置いていてワインのアドバイザーがいる酒屋さんを見つけてからは、結構なペースで買ってしまっている。「あれ飲んでみよう。今度はこれ。」とか言っているとすぐに増えていくのだ。

 昨日もその酒屋さんに会社帰りによったら、日本では珍しいオーストリアのワインとフランスのミュスカ種のワインを見つけたので買ってしまった。早速そのミュスカ種のワインを飲んでみたら、とろっと甘くてマスカットの香りもよくてブルーチーズとよくあって、私もくろちゃんも気に入ってしまった。あんまり美味しかったので、今日も酒屋によってしまってついドイツの貴腐ワイン(これも甘口)を買ってしまった。今日の夜、飲むことにしていて楽しみである。(これを書いている時はまだ飲んでいないのだ。)

 オペラは衛星放送で大抵土曜日の夜中に放送していてそれを録画しているのだが、ここのところ土曜日以外にもヨーロッパの音楽祭のものを流していたので、観ていないビデオががんがん増えているのだ。オペラは一度見始めると最低二時間下手すりゃ四時間近く拘束されるので、そうそう観れない。うちでは週に一本観ることにしている。オペラの日は大抵水曜日で、今日は黛俊郎の「金閣寺」ってのを観る予定だ。(これもまだ観ていない。)本当はその後に入っているワーグナーの「ローエングリン」を観たいのだが、そっちは来週のお楽しみだ。

 ワインもオペラも好きでやっているのでいいけど、需要と供給のバランスがあんまり壊れるのも問題だなぁと、近ごろ思い始めているところなのだ。

98 8/4(火) 「ごま、謎の密室事件発生!白昼の実験室に一体何が!」の巻 

 お昼の三時頃実験室に入ろうとすると鍵がかかっていた。しかし部屋の電灯はつきっぱなしになっている。おかしい…。もしかすると誰かいるのかな?と思ってノックをしてみたが、反応はない。電話をかけてみても呼び出し音がむなしく響くだけで誰も出ない。

 「同じグループの人が音響実験室(実験室の内部にある無響室。ロックをかけると外音がほとんど聞こえない)にこもっているのかなぁ?」などと考えながら、居室に戻るとグループの人々は全員居室にいた。あれ?みんなに問い合わせると誰も鍵をかけた人はいなかった。この実験室を使う人は私たちのグループの4人の他には、数人しかいない。その人達も私たちに実験室を間借りしている状態ので、使うときは大抵私たちに断ってからしか使わないのだ。だから、グループの人が誰も知らないのに鍵がかかっているという状態は極めて異常なのである。一応実験室を使いそうな人達に確認してみたが、誰も今日使った人はいないという。最後に実験室に入ったのは、どうやらお昼休みのすぐ後にO君が入ったのが最後だったようである。もちろん彼は鍵はかけていない。

 確認のためもう一度実験室に行ってみた。しかしやはり部屋の灯はついているのに鍵はかかっている。この部屋に入るには、このドアからしか入れない。窓は中から鍵がかかっているし、3階でまぁ普通入れないだろう。そもそもこの実験室に一般の人が欲しがるものはないし(まぁ高価なプロ用AV機器はあるけど重くて目立たずに盗めない。)、第一盗みなら密室にする必要はないなぁ。とりあえず、凄く疲れた人が音響実験室で寝ているのかもしれないし、誰かと誰かがえちなことをしているかもしれないので、一時間位ほっておくことにした。

 4時になって実験室に行ってみるが、やはり鍵はかかったままだ。しょうがないので事務方に相談して合鍵を出してもらうことにした。合鍵を取りに行くと、そこのおばさんが「あぁ〜あそこの棟は、昔からなにか居るっていうからねぇ。」などと言いつつ鍵を渡してくれた。早速実験室に入ってみると、誰もいない。そして鍵は鍵掛けに掛けてあった。ひぇぇ…、一体何?誰が鍵をかけたのだろう?ちょっと怖いぞ。(笑)

 合鍵を返しに行っておばさんに説明すると、「やっぱり、あそこに小人が居るのよ。(笑)もしかすると、今日天気雨が降ったから、きつねにでもばかされたんじゃない?」などと言う。それにしてもちょっと気持ち悪い。

98 8/3(月) 「ごま、Web日記について考える(一周年記念)」の巻 

 先日日記開始一周年を記念してWeb日記について書くと宣言したので、今日はそのネタである。私が日記を書き始めた理由は、このページの頭にあるように全然知らない人の日記が意外に面白いと感じたからと、個人のホームページのネタとしては適当だったことの二点である。(まだ他にもあったかもしれないが忘れた。)同じような理由で始めた人はたぶんかなりいると思う。

 最初は日々続けるのは結構辛かったが、日記猿人に登録して自分でも驚くほど反響があったので、がんばって書いているうちに生活の一部になってしまったという感じである。もちろん今でもネタがなくて書くのが困ることもあるが、さぼり癖がつくとそのうちやめてしまうだろうから、なんにもないと思ったときでもなんかひねり出して強引に書いている。日記を書いていて今までと全く変ったなと思うのは、日記のネタを確保するために一日一日がどういう日なのか朝から考えていることである。前ならなんにもない日はなんにもない日としてそれだけで終わっていたところを、今なら半ば強引になにかあった日にしているのだ。(だからどうということはないのだが。)

 長続きの理由は何度も書いている通り日記猿人に登録したからである。私はランキングに登録していて、大体順番で言えば30位、投票数は一日15票前後に安定している。一年やって来てランキングをあげようと思えばどうすればいいかはおおよそわかってきたが、あまりランキングにこだわると長続きしないので、多かった日は共感を得た人が多かったのだろうという程度に考えて、ランキングの上下にはあまり神経質にならないようにマイペースで行くことにしている。自分が思いっきり手を抜いたと思った日にランキングが上位に来たりすると意外に面白い。まぁ逆はちょっと悲しいけれど。(笑)そうそう、私は投票より空メールのほうがどちらかというとうれしく感じる。空メールだと誰からだかすぐわかるからかな。

 私が思う日記猿人でランキングを上げる方法は以下のようなものだ。面白い文章を書くとかえちネタとか女性の方が有利とかそういうのは省いておいた。

   (1) 他の日記を読んで空メールとかをまめに送る。
   (2) 自分の日記で他の日記の批評をする。(いわゆるテロル)
   (3) それで、けんかしたりする。(笑)
   (4) オフミに参加する。
   (5) 人気の人の掲示板などに書き込んで仲よくなる。
   (6) 一行コメントで目を引くようなコメントをつける。
   (7) 時事ネタを書く。(するとぴったんこさんやはせぴぃさんに取り上げて貰える。)
   (8) 出来るだけ毎日更新する。
   (9) マニアックすぎない得意な分野を全面に押しだす。
   (10) みんなが一度は悩みそうな社会ネタを書く。
   (11) 猿人界で流行のネタを書く。

 とりあえず今思いつくのはこれくらいかな。ちょっと重なっている気もするけど面倒だからいいか。私がやっているのは(1)と(8)、(9)くらいかな。オフミには参加したいんだけどしていないし、最近自分の掲示板すら適当だ。(笑)日記読み日記も全くしないとは言わないが、まずやらない。これはいろいろ理由はあるが、他の人のページにリンクすると後からたどれなくなる可能性があることが一番大きい。社会ネタや時事ネタをちゃんとしっかり考察すれば得票が伸びるのも知っているが、長続きしないことはわかっているのでなるべく手を出さないようにしている。(笑)

 私の場合は、無理せずマイペースで出来るだけ長くそして後から自分で読んでわかるように、という方針にしているからね。これからも今の感じで行こうと思っている。

98 8/2(日) 「ごま、カレーを食べてお腹をこわす。」の巻 

 今日は朝からお腹の調子が実に悪くて、午前中だけで10回近くトイレにこもってしまった。症状は下痢でも便秘でもなく、腸の辺りがぴりぴりしていて便意がずっと続くというようなものだ。なんか分かりにくいなぁ。う〜んなんというか、唐辛子が腸壁にこびりついていて腸の働きを無理やり活発にしているようなイメージである。

 唐辛子というば思い当たるのは一つしかない。そう昨日恵比寿ガーデンヒルズで食べたカレーだ。私たちはバイキングにしたのだが、バイキングでは「チキンカレー」「マトンカレー」はもちろんのこと「ほうれん草とチーズのカレー」「シーフードカレー」「ベジタブルカレー」など10種類以上のカレーが選べたのだ。

 私はインド風のカレーも大好きなので、全種類とまでは言わないがほとんどのカレーを食べた。こんなに食べると明らかに食べ過ぎになる。帰りの電車ではお腹がいっぱいすぎて、かなり辛かった。(くろちゃんも辛そうであった。)それだけ食べたら、次の日お腹をこわしてもあたりまえなのである。こんな事なら食後ラッシーでも飲んでおけばよかったかななどと思ったが、まぁ飲んでいてもきっと結果は同じだったろう。(笑)

 私の場合は自分で食べ過ぎただけなのでお腹をこわしても単なる自業自得であるが、和歌山の青酸カレーを食べた人たちは本当に浮ばれない。この事件はどうしても数年前のオウム騒動を思い出してしまう。報道を聞いていると捜査はあまり進展しているようには感じないが、警察もあまり結果を焦らずに今は情報収集に全力をあげて貰いたい。前の松本サリン事件のようなのはとても困るからね。(マスコミもあまり煽らないで欲しい。)

98 8/1(土) 「ごま、日記一周年&いろいろありすぎる一日」の巻 

 去年の8月1日からこの日記を書き始めたので、今日でまる一周年である。(ちなみにホームページを公開したのは9月3日、日記猿人に登録したのは10月23日?だったと思う。)子供の頃から持久力が著しくないので、日記が一年も続くのは自分でも驚きだ。続いている理由は、公開しているということ以外に考えられない。一応毎日更新すると宣言しているから続けないと気が済まない。ここら辺は私にも少し九州男児の血が流れているというところかな。(笑)実際日記を本当にさぼったのは、公開する前に1日だけだ。(8月20日)

 一年前の日記を見てみると、今と違うのは一日辺りの文の長さかな。前はあったことをちょろっと書いていただけだ。しかしそれでも、一年前はどうだったかなんて忘れてしまっているので、貴重な記録であることは間違いない。続けておいて本当によかったと思う。本当は一周年を記念してWeb日記についての思うところをいろいろ書こうと思っていたのだが、今日はその他にもいろいろあったので、この件は近日中に改めて書くつもりだ。

 ここから今日の日記である。今日は「大曲の花火」の桟敷席の予約日である。8時30分から大曲の商工会に電話して席の予約をしなければならない。私が最初に桟敷席を予約した4年前は朝電話をかけると一発でかかってあっさり予約をとれたのだが、最近この花火大会は見学客が急増しているらしく、桟敷席もお気楽にはとれなくなってきている。今日も8時30分から電話を始めて45分位粘ってようやく電話が繋がったのだが、「電話よりも実際に窓口に来ている人を優先するので4日以降に席が確保できたか折り返し連絡する。」と言われてしまった。つまりもう電話予約では席が確保できるかわからないらしいのだ。来年からはまた桟敷席つきのツアーにしたほうが無難かなと思う…。

 予約がとれたら急いでくろちゃんの実家に向かう。今日はお義父さんが夏休みで長期滞在しているので(普段は単身赴任なのだ。)、顔見せに行ったというわけだ。お義父さんはパソコンの購入を考えているらしく、なにがいいのかいろいろ聞かれた。とりあえずウィンドウズ系のノートを勧めておいた。個人的にはマック派なので、ジレンマを感じるところである。(笑)でも値段がねぇ…。

 実家もお昼早々においとまし、ピアノ探しの旅にでた。青山のカワイ、銀座のヤマハ&山野と大きな楽器店を回ってみる。結果、くろちゃんはやっぱりアコピがいいという当たり前の結論が出ただけだった。(笑)山野楽器で見たドイツ製のアップライトの中古ピアノが音色が素晴らしく二人とも一発で気に入った。でも78万円なのだ。たぶんこれは凄くお買い得品であることは間違いない。実際ヤマハやカワイの新品のアップライトを買うくらいなら絶対お勧めだと思う。だって音が全然いいんだもん。でも私らが買うにはちょっと厳しい値段ではある。構造上サイレントも付けられないし(まぁこのピアノなら付けないほうがよいけど。)、いろいろ悩むところだ。

 夜は恵比寿のガーデンヒルズに行き、そこにある大きなワイン屋さんを訪ねてみる。さすがに専門店だけあって見たことのないワインがたくさん並んでいて楽しい。特にチーズやワイン関連の書籍も充実しているのがうれしい。せっかく来たことだし、欲しかった本とワイン一本だけ買って帰ることにした。夕食は、ここの39階にあるインド料理屋さんでカレーを食べた。夜景が綺麗だったらしいのだが、私は背中向けていたので全く見えず。ただ、バイキングでたくさんの種類のカレーが食べられたのはうれしかった。これでやっと長い一日が終わった。

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