●お知らせです。ちまたでは、ガンに効くという様々な健康食品などが氾濫しています。でも、たとえばキノコ類のある成分などは、はたしてそれだけでガンに対抗できるでしょうか? ちょっと考えればわかると思いますが、人体はたとえばキノコ類の特定の成分のみでは生きられません。人体はたくさんの種類の栄養素が複雑に相互に関係しながら働いています。こうした生命のシステムは、この地球上で長い生物進化の上でかたち作られてきたものです。免疫機能にも、実にさまざまな栄養素が必要となってきます。最近、Co-Q-10(コエンザイムQ10,ユビキノン)が美容から免疫機能にまで効果的である、とかなり人気になっていますが、これだって他の栄養素がバランスよく、しかもある量があってはじめて有効に機能します。 ガンの治療は一筋縄ではいかないですが、それでもまずは、糖質、脂質、タンパク質、食物繊維、ビタミンやミネラル、さらに各種の酵素などに意識をされたらよいと思います。もちろん精神面でも非常に大きな影響があるのも事実です。「笑い」というのは、実はものすごく人体を元気にしてくれるものだと思います。 昭和59年11月15日に第1刷が発刊されたちょっと古い本で、ノーマン・カズンズ(アメリカ、ジャーナリズムの巨人と言われる)著、松田 銑(せん)訳、「500分の一の奇蹟」という本があります。重い膠原病に冒され、医師からは回復の見込みは500分の1しかないと事実上見放されたN・カズンズ自身による奇蹟の回復劇を書いたものです。栄養素と笑いを積極的に考え、そして実行した結果、見事500分の1の奇蹟を成し遂げた生命の奇蹟が書かれています。「楽しい心は医師と同じ働きをする」これは聖書に書いてある言葉のようですが、ホントに正しいことだと思います。 この本は、ある現役の医師の講演会の時に語られたものですが、もはや絶版となったものを何とか探し出して入手しています。 この講演会では、ある健康食品が取り上げられていますが、これもなかなか素晴らしい結果を出しています。別の医師はご自分の担当の患者さんがこの健康食品で末期の癌から見事回復されたのも目のあたりにされ、今ではご自分でもその健康食品を利用するようになっているとのこと。とても素晴らしい事だと思いませんか?この健康食品については、以前からこちらのページにてご案内を差し上げております。もしもご興味がお有りでしたら、是非ともご覧になっていただきいと存じます。 |
ガンのことを良く知ってはじめて、有効な対策が見えてきますね。
ガン克服の有力な情報としてすこしでもお役になれば幸いです。(2002.7.21追加)
●以下、一般の医療機関で行う治療とは違う考えをまとめてみました。
いわゆる「代替え療法」の基礎として参考になれば幸いです。
ガンの情報を集めていて、あることに気がつきました。 それは、現役のお医者さんがガンになった場合です。 ガンから見事生還され現役復帰をはたされた方の場合は、一般の患者さんに勧める医療行為はしていない場合がある、ということです。 実際にガンになってしまわれたお医者さんで、見事快復なさった例を見ますと、健康食品、あるいは機能性食品と言われる“食品”を摂取されています。 もちろんある種の抗ガン剤は併用する場合もあるようです。 実際に抗ガン剤の副作用を目のあたりにすると、誰もがそう思うかもしれません。 あるお医者さんの場合には、大手術をうけて良くなった患者さんをあまり見たことがないとのことで、ご自分は絶対に手術は受けない、と言って手術や化学治療(抗ガン剤)を受けず、結局、このページでも紹介しています、ある“健康食品”で見事全快されているのです。余命数ヶ月からの生還です(お見事です!)。 この例では、通常は大手術が必要とするような、余命数ヶ月というかなり進行したガンの場合でも、手術をしないでいわゆる“健康食品”でガンが治ってしまった。ということですから、もっと初期のガンにも当然有効な手段であると思っても間違いではないでしょう。 健康食品の場合は、いわゆる副作用などありませんが、これが大きな特徴でしょう。 あるお医者さんは、ご自分のご子息をガンでなくされ、このとき、今のままの医療行為ではダメとばかりに研究をはじめられ、活性酸素除去酵素(SOD)と同じ作用をするSOD様作用食品を自らの手で開発されています。 これらは一体どういうことでしょうか? 医師が自らこうしているのです! 一般の患者さんには、抗ガン剤や手術という現在の主流となっている現代医療行為を薦めています。 我々一般の患者側も、ガンになってしまわれたお医者さんと同じように自ら情報を集め、それを実行するしかないのでしょうか...? 少なくとも、いわゆる“健康食品”をガンの治療の中に生かすことは、非常に有効な事だと思えてなりません。ただし、“健康食品”に依存することなく、上手にご利用になられることが大切です。 ある患者さんの場合には、医師に止められても自分で大好きな登山を奥様とご一緒に決行され、宣告された余命をとっくに過ぎて、今もなお健在で元気に過ごされている方もいらっしゃいます。通常は酸素の薄い山への登山では悪影響があるハズですが、ほんと、不思議なことがあるものです。 なにが、そうさせているのでしょう? もし、ガンを患っていらっしゃる方がこのページをご覧になっていただいているのなら、どうか勇気をお出しになり、そして元気になっていただきたいと思います。 このページがほんの少しでもお役に立つことができれば幸いです。 大丈夫!、きっと治ります!!.....心よりお祈り申し上げます。 |
・ガンワクチンの開発(これが実現すれば、かなり有望な治療方法になると思います。)
ガン関係特別リンク
・がんの検査、治療、食事法に新しい展開(ガン以外の健康情報もあり。)
・胃ガンにかなり深い関係のある、ピロリ菌の情報。
ゲルソン療法の開発者であるマックス・ゲルソン医学博士の言葉
「医学界は腫瘍のみがガンだと錯覚している。これが最大の間違いで、ガンの腫瘍はガンの症状の1つであってもガンの全てではない。ガンとは、ガン細胞や腫瘍を生み出すような体全体の栄養代謝の乱れなのだ。そして、ガンとはすべての病気の中で最もひどく栄養代謝の乱れた病気である。腫瘍に目を向けたのではなく、からだ全体の栄養代謝を正せばそれでガンは治る」
「医学界に深く浸透しているガンに対する悲観主義は、もう一掃していい時期に来ている。」
「私がガンの治療に成功してきているのは、私が医学界の定説を全く無視した療法をやってきたからだ。」
ゲルソン療法についての詳細は、以下の本等をご覧ください。
「ガンと闘う医師のゲルソン療法」
副題:自らのガンを克服した精神科医が選んだ究極の栄養療法
星野仁彦(福島県立医科大学、精神神経科臨床副部長)著
マキノ出版(ビタミン文庫)03-3815-2981
上記、星野仁彦先生の“栄養療法で克服した医師の体験記”のページがあります。
実際にゲルソン療法を指導していただけるロマリンダクリニック様のページです。
また、分子矯正医学の講演内容の中でも実際にゲルソン療法による末期ガンの治療体験が報告されています。
加熱調理の油に何をお使いですか?
もしも、リノール酸を使っていた場合は、オリーブ油やキャノーラ油(なたね油)、グレープシード油など、加熱しても酸化しにくい油にするべきです。酸化した油(過酸化脂質)は、ガンなどの原因として知られています!
リノール酸は、オメガ6系列の代表的な多価不飽和脂肪酸です。
サフラワー油、ひまわり油、コーン油、サラダ油、大豆油、ごま油の順で多く含まれます。
加熱しないで食べる油は、シソ油(ほとんどがオメガ3脂肪酸)にすべきです。
シソ油は絶対に加熱してはいけません。保管は冷暗所で。
こちらもご参照ください--->(リノール酸などについて)、(食用油について)
発ガン性物質そのものを捕らなくても、食べあわせの中から発ガン性物質は作られてしまいます。
ニトロソアミンは、アミンと亜硝酸が反応して生成されます。
アミンは、タンパク質が分解されてアミノ酸になりますが、そこからアミンが作り出されます。肉や魚などのタンパク質に多く含まれているとも言えます。特に、たらこ、すじこ、イカの薫製やさきイカ、いわしの油付け、削り節などに多く含まれます。
亜硝酸は、無農薬で有機栽培された野菜や野菜の漬け物に多く含まれます。
健康ブームを受け有機野菜が盛んに取りざたされていますが、ここで注意する点は、その有機野菜が完全に発酵が済んだ有機肥料を使っているかどうかです。
有機質が完全に発酵しきっていない状態のものは臭いがきつく(アンモニア臭)質の悪い有機肥料です。この質の悪い未発酵の有機質がまかれた土では、有機質に含まれるアンモニア態の窒素が土の中に住む亜硝酸化成菌という細菌によって亜硝酸塩に変化します。この亜硝酸塩、催奇形性や発ガンの危険性があります。亜硝酸塩が植物に取り込まれ、さらにこの作物を人間が食べるこことになるのです。
漬け物は漬け物菌などの働きで、硝酸が亜硝酸に変えられます。つまり発酵が進むほど(古くなるほど)亜硝酸の量は多くなります。また、マカロニや大豆粉、イワシの干物などに多く含まれます。さらに、ハムやソーセージには亜硝酸ナトリウムが添加されています。
さらに、アミンと亜硝酸が出会うとニトロソ化反応により有害なニトロソアミンという発ガン性物質が作られるのです。
この意味では中途半端な有機無農薬野菜より、現代では普通に農薬を使って作られた作物の方が、体に良いと言えます。ただし、残留農薬は肝臓で分解されますが、その時には活性酸素が発生するため、十分な抗酸化栄養素(スカベンジャー)を摂取していることがひとつの条件となります。
安全な作物の例としてピロール農法によるピロール野菜や米、お茶などがあります。
残留農薬を分解したり、トリハロメタンや猛毒ダイオキシンなどを分解してしまう画期的な農法による作物です。
詳しくは、こちらのページ(ピロール農法について)をご覧ください。
化学肥料で硝酸系の肥料を使うと、それだけ野菜に含まれる硝酸も増えることになります。
結局ニトロソアミンの量が増えることになります。
また、保存中の食品の中でも作られてしまいます。
このことにいくら気をつけても、到底ニトロソアミンの合成やその摂取を防ぐ方法がありません。
しかし、ビタミンCがあると、亜硝酸は酸化窒素に変えられることが分かってきました。
つまり、ビタミンCが食物の中に充分あると、発ガン性物質のニトロソアミンの合成を抑制する事ができる。
ということです。大腸まで充分なビタミンCを行き渡らせるためには、毎食後500mg程度のビタミンCが必要であると言われています。
さらにニトロソアミンそのものに働きかけ、その毒性をなくしたりする作用もあります。
この意味で、ビタミンCは多めに摂取すべきものであると言えます。
食事毎に1000mgほどは摂取したいものです。
大病を患ってしまった患者さんには、大病になる前に、何がしかの大きな精神的ストレス、悩み事などがあった、という場合が多いとのこと。どんよりと曇った気持ちが身体的に大きなマイナス要因を作ってしまうのでしょう。
心が晴れれば病気も治る、とでもいいましょうか、気持ちいい青空のような、すがすがしい気持ちを持ちたいものです。
精神的な落ち込みになどによるストレスから、人体は副腎皮質ホルモンのなかの抗ストレスホルモンである、コルチゾールというステロイドホルモンを出します。これは発生するときに大量の活性酸素を出します。また、ストレスを受けると、毛細血管には血液が流れづらくなります。このため、この状態が長続きすると、各臓器の働きも低下してしまい、免疫力も低下するといった悪循環も考えられます。
免疫機能のなかのNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)には、このコルチゾールの受容体があり、このコルチゾールを受け止めて、今度はNK細胞が死んでしまいます。
NK細胞の働きは、ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけるとパーフォリンというパイプ状の物質をそれらの細胞に突き刺し、細胞膜を穴だらけにして殺してしまう作用があります。NK細胞は骨髄のなかの基幹細胞から成長しますが、このとき、ビタミンAやB6、B12などが必要になってきます。
ステロイドホルモンが治療に有効な病気も多くあるようですので、広く使われているようですが、NK細胞を増やす事を考えて、対処して行きたいものです。
ストレスホルモンであるコルチゾールは、せっかくのNK細胞を無効にしてしまう働きと、これらストレスホルモンが作れられるときは、活性酸素が多くできてしまうということもあり、ガンの発生、増殖、転移に貢献してしまう、という事にもなり得るようです。
大切なことは、難しいですが何をおいても、まず、落ち込まないことです!!
この精神的な落ち込みが身体に及ぼす悪影響は、あまりに大きすぎると思います。
ガンと言えども元は自分自身の細胞、いたわりの気持ちというか、穏やかな気持ちを持ち自分のガン細胞と語り合う様な気持ちも大切であるようです。
ひたすら笑って(つまり笑えるという精神状態が大切!)免疫機能アップを心がけましょう。
また、体内発生する余分な活性酸素を除去するSOD(スーパーオキサイド・ディスムターゼ)、カタラーゼなどの酵素の原料となるビタミンやミネラル、とくに亜鉛やマンガン、セレニウムなどの極微量必須ミネラルの欠乏は致命的であると考えられます。もともとSODなどの酵素の合成能力は40才ともなればピーク時(20才ころ)の半分以下となり、これによる細胞破壊、免疫機能低下などがすすみ、いわゆる成人病(生活習慣病)が多くなってくる、と考えることもできます。もちろん体内で合成される各種酵素やホルモンやなどのアンバランスや分泌不足なども成人病(生活習慣病)の原因の1つであると思います。これに輪をかけ、口から摂取するビタミンやミネラルが減少してきては、体を正常に維持しようとする機能が低下してしまっても不思議ではないと思われます。医食同源とはまさに的を得た表現ということになります。最近では分子矯正医学や正常分子栄養学などと言われるものがアメリカを中心に登場してきています。日本でも古くは江戸時代ごろからこれら医食同源的な食生活を注視してきた人たちがいます。徳川光圀もその一人であるようです。
ブドウの種や松の樹皮など、多くの植物にはこの活性酸素を除去する効果の高いものが含まれているということで、今では赤ワインのポリフェノールがどうの、お茶のカテキンがどうのと一躍脚光を浴びてきたポリフェノールですが、これも良く調べてみますと、試験管の中ではなく実際に体内で働くことのできる量は摂取した量のほんの数パーセントしかないとする説もあります。赤ワインが良いからといって飲み過ぎるとアルコールの害や腸内で酵母の異常発酵などの弊害も指摘されていますので、やはり飲み過ぎは良くありません。
ブドウの種や松の樹皮などに含まれるポリフェノールの仲間である特定の物質を発見したのはジャック・マスケリエ博士というフランスのポリフェノール研究の第一人者ですが、彼は人体での生理活性をおよそ100%までに高めたOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)を開発し実際に製品化(OPC-85)しています。どなたでもその製造元から直接購入できます。活性酸素は代表して4種類ほどが有名で、OPCがこれら全てに有効とは思われませんから定番の抗酸化栄養素であるビタミンA,C,Eや、SODなどにどうしても必要な極微量必須ミネラルも十分に摂取するように心がけることが重要です。OPCはビタミンPと言われる部類であり、ビタミンC2とも表現されるくらいビタミンCとの相性がいいのもです。ビタミンCの働く時間を飛躍的に長くするといった働きもあり、ビタミンCとPは不滅の双子などとも表現されています。
手術を受けたときの免疫機能の低下ということが新聞にも載っていましたが、これは、手術という大きな外傷を受けたときにはキズを早く治そうと免疫機能の一つであるサイトカインが分泌されます。この量が多すぎるほど分泌されてしまい、これが今度は逆にNK細胞など他の免疫機能を低下させてしまうようです。このため手術後2週間ほどは免疫機能が最低となりその間に、残ったガン細胞が増殖してしまうことがあるということです。このため手術前から、以下の参考記事でお話する、抗酸化対策、ビタミンやミネラルなどの適切な摂取、アガリクスやAHCC、アラビノキシラン、水溶性キトサン、ビタミンC大量摂取、などを心がけるべきであると思います。
実際のガンに対する対策ですが、国立ガンセンター初代物理学部部長であった永田親義先生と言う方は、ガンの発生、増殖、転移にいたるまでそのメカニズムを解明したとして知られていますが、その全てに活性酸素が関与しているということをおっしゃっておられます。
このため、ガンの予防や代替療法としては、まず発生原因のかなりの部分を占めると思われる活性酸素対策とビタミンやミネラル、酵素の十分な補給が基本としてあり、その上で免疫賦活、ガンの新生血管生成阻害、ガン細胞の破壊、排泄が必要になってくるのでは、と考えます。
ガンの転移について
ガンと活性酸素の関係は今更述べるまでも無いと思いますが、ガンの転移についても深く関与してるようです。
ガン細胞は、見た目がでこぼこです。この理由は、細胞膜の中にある細胞質は網目構造をしています。細長いチューブ状の微小管が柱状になったり、アクチンフィラメントという繊維状のタンパク質が綿のようにつまっています。このアクチンフィラメントなどが緻密なほど細胞の形は安定していると言えます。細胞がガン化すると、このアクチンフィラメントの結合が壊れてバラバラになってしまい外見上もデコボコとなるようです。この原因に活性酸素が深く関わっています。
アクチンフィラメントは、細胞膜の表面にあり細胞と細胞をつなぐ働きをもつフィブロネクチンを受け止めるフィブロネクチンレセプター(受容体)につながっているため、アクチンフィラメントがバラバラになると細胞同士がつながっていられなくなります。
一頃話題になったインターフェロンですが、フィブロネクチンが消えてもインターフェロンのおかげでまたフィブロネクチンが再生されることもあるようです。インターフェロンの生成にはビタミンCが必要ですから、ビタミンCはこの意味でもガン予防になるとも考えられます。逆に考えれば、ビタミンCの欠乏はガンの危険を大きくする、ということが言えます。
ガン細胞は、はじめは正常な細胞(の遺伝子)が活性酸素などの攻撃で、傷つけられるために発生しますが、ほとんどのガンがはじめにできる上皮細胞は、基底膜を足場にしてそこにくっついています。基底膜は結合組織の上にあるわけですが、結合組織や基底膜は細胞外マトリックスの一部であり、皮膚で言えば表皮が上皮細胞で表皮の裏側の真皮が結合組織ということになります。この細胞外マトリックスはご存じコラーゲンが主成分です。コラーゲンは3本の繊維がより合わさったひものようなもので、何種類かの「型」があるようです。ただのひも状の普通のI型コラーゲン、基底膜のコラーゲンは両方の端にプロテオグリカンというタンパク質の分子が付いているIV型コラーゲンというそうです。さらにIV型コラーゲンには「ラミニン」というタンパク質が付いています。コラーゲンの三つ編み構造はビタミンCによってのみ作られます。基底膜のコラーゲンが4本、先のほうだけが結合してX字型のコラーゲンとなり、これが網の目のようにつながっているのが基底膜の構造で「スパイダーユニット」と呼ばれます。細胞(上皮細胞)の表面にあるフィブロネクチンはコラーゲンに結合しやすい性質のため細胞は基底膜のIV型コラーゲンに付いているわけです。
このフィブロネクチンは細胞膜や血液中にもあり血栓を捕まえたり、細菌を捕まえたり血管にできた傷の補修などにも作用するようです。
ガンが転移するときは、まず、ガン化した細胞膜に付いていたフィブロネクチンがなくなり基底膜からはがれます。そして血管やリンパ管など循環器系に入り込み人体を移動し、さらに流れ着いた先でも血管やリンパ管に穴をあけ外に出なければなりません。
ここで、血管やリンパ管に入り込むには、そこに穴をあけなければ通過できないわけですが、いままでくっついていた基底膜であるIV型コラーゲンを分解しするものは、もともとコラーゲンにくっついている「コラゲナーゼ」というタンパク質分解酵素が働くからです。しかし、通常働いていないのは、IV型コラーゲンにはコラゲナーゼを抑制しているIV型コラーゲナーゼインヒビター(IV型コラーゲン分解酵素抑制因子)がくっついているため、コラゲナーゼの働きを抑えてくれているからなのです。
正常な状態はこのように、コラーゲンにコラゲナーゼさらにコラゲナーゼインヒビターがくっついている形で存在しています。ここでそのバランスを壊すものが、活性酸素です。活性酸素によりコラゲナーゼインヒビターが攻撃(電子の受け渡し)を受けるとコラゲナーゼインヒビターが壊れてしまいコラゲナーゼが働きだし、IV型コラーゲン(基底膜)を分解してしまうことになります。こうして初めて、ガン細胞は血管やリンパ管の中に侵入するわけです。流れついた先で同じ事がおきなけば、「転移」するという訳です。
つまり「転移」までには、
1・基底膜を離れる、
2・血管やリンパ管に侵入する、
3・再び血管の外に出る、
4・どこかの基底膜にくっつく
という段階がありますが、ここまで到達するのはガン細胞の全体の1万分の1ほどしかないそうです。
IV型コラーゲンが分解されるときは、活性酸素が作用していることがわかり、またガン細胞自身でもコラゲナーゼを分泌しているとも言われています。
IV型コラゲナーゼインヒビターは血液中にも、さらに尿にも含まれていまるようですから、かなりたくさん人体内にはあると推測できます。ですが、活性酸素に出会うとこのインヒビターは働きを失ってしまいます。
転移したガン細胞は、そこで増殖を始める訳ですが、このとき細胞分裂の栄養分を得るためにガン細胞は自分の周りに血管を作りはじめます。この毛細血管は脆弱ですぐに穴が開きやすく転移をさらに容易にしてしまいます。IV型コラゲナーゼインヒビターはガン組織が毛細血管を作るのを妨げる効果もあるようです。
転移性のガン細胞は「nmタンパク」というタンパク質を作る遺伝子がなくなっていたり、働かなくなっているようで、逆に「nmタンパク」を作る機能があるガン細胞は転移しないそうですが、「nmタンパク」を作る遺伝子に攻撃するのも活性酸素であるとする考えもあり、この意味でも、活性酸素対策は必要になってくると思います。
活性酸素やラジカルなどの強い求電子体は、一部では生体での反応に使われたりしているのも事実です。しかし余った活性酸素を除去するSOD、カタラーゼ、グルタチオンペルキオターゼなどが不足してくる年代(40才でピークの約半分)以降では、それら酵素の原料となるミネラルの摂取、ビタミンAやCやタンパク質の摂取で細胞の保護などをしていく必要があると思います。
SOD様作用栄養素として、普段の食品にもいろいろな物が含まれています。
日本の温習ミカンにのみ含まれている、β-クリプトキサンチンというガン予防物質も見つかってきています。
赤ワインも健康ブームで売れ行き好調だそうです。
確かにフランス人の虚血性心疾患による死亡者の割合は、アメリカの約1/5ほどでおそらく世界一低いと思われます。さらに赤ワインの産地での高齢者の割合では全フランスしめる割合よりも、高齢者ほどその割合が高いことが分かっています。
これらの原因とも言える物質が「OPC」と称されるもののようです。
このOPCは、日本でも長崎大学におけるフリーラジカル研究においてビタミンEの40倍ものFRSE(フィリーラジカル補足効果)があることが証明され、OPCはアメリカにて特許を取得しています。
OPCの効果は、FRSEばかりか、コラーゲンの生合成を促進する効果もビタミンCの効果を強力に補足することにより高められ毛細血管保護にすばらしい効果があるそうです。OPCを含む松の樹皮抽出物が「飲む化粧品」といわれるのもこのためです。その他、病気のおよそ90%もが活性酸素と関係しているということですので。OPCの効果は、はかりしれないものがあるように思います。
ビタミンCおよびビタミンPを発見したセント・ジェルジはビタミンCの父とも言われていますが、彼曰く、「ビタミンCはその必要量からいってビタミンではなくただの栄養素である」とも言っていたようです。しかもビタミンP(当時はシトリン)こそ、本当のビタミンであると言っていますが、ビタミンPの父とは言われなかったようです。これは、その当時ビタミンP(シトリン)の本当の効果がうまく試験できなかったことによることがあるようです。ある物質の効果を確認するためには、その対象となる物質を完全に分離し、供給量をコントロールしなければならないですが、シトリンの他の、「未知の物質」がビタミンPの効果をしてしまっていたため、うまく試験できなかったようです。その未知の物質こそが、ブドウの種や皮、ピーナツの薄皮、その他植物に比較的広く存在する「OPC」であったと思われます。
OPCは(オリゴメリック・プロアンソシアニジン)と呼ばれるもので、最近よく耳にするアントシアニンに変化する前の無色の水溶性物質です。カテキンやタンニンの兄弟で、その中間に位置する物質です。これこそが、体内でも最も高い生理活性を有するものであることが分かったのは、フランスのジャック・マスケリエ博士の偉業とでも言えるものです。彼の一生を通じての研究はこの「OPC」が世に出ることができたことにより、報われるものと思います。フランスでは、この高い効果が認められ医薬品として認定されているようです(医薬品にされてしまったと言うべきか?)。
この「OPC」は、決して大げさでなく20世紀における偉大な発見とも言えると思います。そして、今、誰もがこの「OPC」を自由に積極的に摂取できるのです。これは本当にすばらしいことだと思います。もし多くの方々がこの「OPC」を利用するとしたら、フランスの場合かそれ以上に、虚血性心疾患の患者を減らすことができ、さらにガンなどの深刻な病気、糖尿病、高血圧といった成人病(生活習慣病)の患者の数をかなり減らすことが可能になるのではないでしょうか。
ガンに対して、一応実績ある効果を報告されているものを以下に示しますので参考にしてください。健康雑誌にも載っていると思いますが、さらに詳しくお知らせすることもできます。このほかにもたくさんありますが、どれか絞るとなるとあくまでも作者の考えでは以下のものに落ち着きました。
一日に10グラム以上から100グラムほどをできるだけ小刻みに摂取すると、インターフェロンの合成能力を助け、免疫力の向上が期待できるとする文献もあります。最も安くしかも効果も期待できるとおもいます。タンパク質組織の保護もしますから転移を押さえる働きにも期待できます。ビタミンC自身、活性酸素害から身を守る働きもありますし、ビタミンEの働きを助けるなどの働きもあります。その他、40以上もの重要な働きがありガンばかりか健康の基本中の基本です。ビタミンCとともにOPCも摂取することは非常に効果的で重要なことです。
問題は摂取量の常識をどうして覆すか、だけです。一度できてしまった「一日に50mg」(2000年4月から100mg)という数値とはかけ離れた量を摂取する必要があるのですが、副作用もなく大量に摂取できることは、すでに多くの実績が物語っています。
きつい副作用に悩む抗ガン剤の投与より、ビタミンCの大量摂取のほうが遙かに安全で理にかなっていると思うのは、私だけではないはずです。ビタミンCについては、現在も賛否両論があり、効く場合とそうでない場合があると言われています。それは個人により必要とする量にかなりの開きがあるからではないでしょうか?
食事毎に500〜1000mg程度の摂取は健康維持に効果的であると思えます。
ビタミンCの吸収率は、一度に多く摂取するほど効率が悪くなりますので、タイムリリース化されたものが効果的であり、ビタミンPに属する栄養素との同時摂取が有効です。
2・AHCC、アガリクス・ブラゼイ、メシマコブ(免疫機能賦活作用)
どれもキノコを原料としているか、キノコそのものです、これらはベータグルカンなど似た成分による免疫機能賦活作用が特色であると思います。費用は一月分で約5万以上と見ておく必要があります。
アガリクスなどは飲み方にコツがあるようです。(2週間大量に摂取し、次の10日程度は摂取しない、など)できれば、詳しい医者からのコメントを得ながらの方が良いと思います。AHCCは一日3グラムから4グラム程度が最もその効果が高くなるようです。最近やっと多くの病院でも使われだしていますので、その臨床試験、データも多くあるようです。
アガリクスでは、その消化吸収を大幅に改善を計った「水溶性アガリクス」というものもあります。
最近では、「発酵アガリクス」というものありますが、これらはアガリクスの持つβグルカンを経口摂取でも良く吸収されるよう工夫されたものです。
詳しくは、以下の本をご覧ください。
1・主題:「50人が証言、水溶性アガリクスでガンが消えた」
副題:--ガンを癒す水溶性アガリクスの驚くべき食効--
菅野光男(医学博士)監修
史輝出版
2・主題:「水溶性アガリクスでガンが治った」
(60人の体験レポート)
奥村秀夫(元国立予防衛生研究所、免疫細胞室長)監修
三一書房 (http://www.san-ichi.co.jp)
メシマコブというのは、長崎県の男女群島の女島(メシマ)に生育するタバコウロコタケ科のキノコで、形はサルノコシカケとそっくりです。
腫瘍阻止率96.7%は立派です。
国立ガンセンターと東京大学との共同研究から32年して、ようやく市販されてきています。
製品の一例は、(株)ライフニックス 0120-76-3741
メシマピュアダイレクト1g×20袋24000円です。
詳しくは、「末期ガンを消したメシマコブってなんだ」
高木 繁著 メタモル出版 1200円をご参照ください。
3・アラビノキシラン (NK細胞を活性化)
(健康が一番!一押しです。)
・アラビノキシランによって実際に末期ガンを克服された事例(TAKAさんのページ)をご覧ください。それはもう、すばらしい!の一言です。
ガン細胞は、ごく小さいものはだれでもできたり消えたりしているようです。
できてしまったガン細胞を無くしてくれるのは、ご存じ免疫機能が働くからですが、この中でも特にNK細胞という免疫細胞が、ガンを無くしてくれると言われています。AHCCやアガリクス茸などもこのNK細胞を活性化するという働きで注目されています。
アラビノキシランは、稲や小麦、トウモロコシといった稲科の植物に多く含まれる物質です。稲科の植物の細胞膜を構成するヘミセルロースという高分子の糖質です。これは「食物繊維」といわれるものですが、稲科の植物のヘミセルロースの主成分がアラビノキシランです。
稲の種子、つまり米粒を保護している細胞膜に多く含まれます。つまり今までは精米して米ぬかとして捨てていたわけです。この米ぬかから得られるアラビノキシランになんと、強力な免疫強化作用があることがわかったのです。
免疫学の世界的権威である、マンドウ・ゴーナム博士がこのアラビノキシランの免疫強化作用を絶賛しています。同博士は、またAHCCの研究もされていました。
アラビノキシランの特徴は、その分子量の大きさが3000〜5000程度であり、比較的小さいため、体内に吸収されやすいということです。
いくら活性が強い物質でも体内に吸収されなければ何にもなりません。
その点、アラビノキシランは非常に有効な効果が期待できるとおもいます。
多くの病院やクリニックでも実際の治療に使われているようです。
発売元:大和薬品(株)03-5430-4050(代)
・レンチン・プラス1000(粉末)、1.4g×30包み (参考価格:18000円)
・レンチン・プラスガンマ-(錠剤)、320mg×140錠 (参考価格:15000円)
これらは、医療機関向けのものと同じメーカーで、成分的にも同様のものであるとのこと。
玄米食物繊維の微粉末にさらにキノコから抽出した酵素も添加されているようです。
詳細は大和薬品にお問い合わせください。
実際の購入に際しては、正規販売代理店が安心できると思います。
参考販売店:(株)マキノ
03-5965-6721
http://www.makino-net.co.jp/
やっと世に出てきた!、という印象を受けますがより詳しくは、以下の本をご覧ください。
多くの事例も紹介されています。
「抗癌力」再発・転移を防ぐ免疫強化物質「アラビノキシラン」
マンドウ・ゴーナム博士著、帯津良一監修(帯津三敬病院医院長)
ISBN4-07-222120-1 主婦の友社 発行
4・水溶性キトサン (免疫機能賦活作用)
ご存じ、カニの甲羅などからの抽出物であるキチン・キトサンを水溶性としたもので、吸収率と強力な免疫機能賦活作用が特色です。本によれば劇的な改善、治癒例が多く示されています。十分な効果を得ようとするときは300錠入りで約10000円のものですが、毎日約50錠は飲む必要があるようです。これも一月で約4〜5万円となります。治ってしまえば10錠/日ほどでも十分であるようです。
これは、マインド製薬というところでのみ製造販売されています。
5・サメ軟骨 (ガン細胞への栄養補給路を断つ)
サメ軟骨のもつ成分が、ガンなどの新生血管の生成を阻害する働きにより、ガン細胞への栄養補給路を断つことにより兵糧責めにするというもの。
品質はピンからキリまであります。一例は500グラム入りの粉末が37500円です。 商品名:ベーターシャークというものが、多くの研究機関で採用され、かなりの実績が積まれているようです。この他にもサメの肝油に含まれるアルコキシルグリセロールという成分がサメをガンから守る正体であるとする意見もあります。(サメは高濃度の発ガン性物質が含まれる水の中でもガンにならない。)
サメ軟骨普及協会やAHCCを扱う病院の一つである信州会クリニックによるコメントですと、AHCCやアガリクス茸とサメ軟骨の併用+ビタミン・ミネラルの補給が効果があるようです。
6・マイタケ D-フラクション (ガン細胞のアポトーシスを促す)
(健康が一番!一押しです。)
ガン細胞はアポトーシス(細胞の自然死)をしなくなったため、無限に増殖すると言われています。
ところが、このD-フラクションでは、ガン細胞のアポトーシスを促すようなのです。
これは要注目です。
多くのキノコにはβグルカンという多棟類が含まれていて、この中の特定の活性の強いβグルカンが抗ガン作用が強いと言われています。
マイタケD-フラクションはマイタケの持つ活性の強いβグルカンを、経口摂取でも有効に機能するように加工(タンパク質を結合)したものです。
ビタミンCと併用することでその効果は著しく高まり、ある試験では90%以上のガン細胞が死滅したとのデータもあります。
お勧めの製品は、米国マイタケ・プロダクツ社のグリフロン D-フラクションTMです。
参考HP
http://www.maitake.com/
http://d-fraction.co.jp/sunmedica%20pages/dfrac.html
7・レートリル(アミグダリン、ビタミンB17)
レートリル(ビタミンB17、別名アミグダリン)は、アメリカではガン治療薬として認められています。ビワの葉茶やビワの種でも同じ成分の摂取はできます。
アミグダリンとガンの関係の研究がはじまったのは、世界三大長寿村の1つである、パキスタンのフンザという村では、ガンの患者がきわめて少ないことで有名ですが、彼らが常食しているアンズに、アミグダリンが豊富に含まれていることが明らかとなってからのようです。
これに含まれるシアン化合物がシアンに分解されて、ガン細胞のみを攻撃するとされています。
シアンは本来毒性物質であるため、大量に食べると危険であると言えます。もう少し詳しい説明では、、、
アミグダリンは青酸配糖体に分類されますが、アミグダリンとして存在するときは不活性で青酸の毒性はないようです。
アミグダリンが体内に入るとβグルコシダーゼという酵素により、青酸とベンツアルデヒドという成分に分解されます。
これらが毒性をもつものですが、正常な細胞にはローダネーゼという保護酵素があるため、青酸とベンツアルデヒドはこの酵素によって無害化されます。
ベンツアルデヒドは鎮痛作用もあり末期ガンやリウマチの痛みを鎮めるといった働きもあるようです。
ガン細胞は、このローダネーゼという保護酵素がないため青酸やベンツアルデヒドの毒性により死滅してしまうようです。
杏、サクランボ、りんご、桃、梅、プラムなどの種、ビワの葉に多く含まれます。一度に摂取する量は、1グラム程度までとされています。最近ではビワの葉の煮汁を飲んでさまざまな体験をされている方もいらっしゃるようです。
日本でもビワの種をすり下ろし服用することによって、実際にガンを克服された方がいらっしゃいます。これもレートリルの働きであったのではなかと考えられます。
それぞれ、ビワについて詳細な情報が記載されています。ビワに含まれるレートリル(アミグダリン)などの栄養素をお手軽にしかも効率良く摂取することのできる製品情報もあります。ガン細胞のみをたたくと言われるレートリルを積極的に摂取したい場合には是非利用したいです。
8・免疫機能改善で排出される不要な組織は、できるだけ効率よく排泄しなければなりませんが、分子矯正医学を実践するアメリカのゲルソン病院では、コーヒーによる浣腸をほどこし、強制的に排泄するようにしているようです。ですが、たとえばアロエベラのジュースを飲むようにすると、腸のぜん動運動が活発になり排泄を促すようです。
もちろん、十分な水分と食物繊維(水溶性、非水溶性)+善良乳酸菌を十分に摂取していることが原則です。(腸内細菌参照)
1・腸内環境改善
免疫乳酸酵素の摂取。
ミヤリサン、ニブロンなどの摂取。
腸内フローラの正常化(善玉菌80%、悪玉菌20%)は、有害物質の分解、ビタミンなどの合成、栄養素を効率良く吸収、不要物質の排泄、そして“腸管免疫機能”を維持する為に非常に大切です。ひょっとすると、多くのキノコ類の健康食品の免疫改善効果も腸管免疫機能の刺激によるものかもしれません。
2・活性酸素対策の積極的な実施
抗酸化作用ではなんと言ってもOPCがお勧めです。ビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミンと亜鉛・セレン・マンガン・銅などのSODという活性酸素除去酵素のために必要なミネラルの摂取も大切です。ビタミンCの大量摂取はそれだけでも意味があります。
3・免疫機能賦活
アガリスク茸(水溶性、発酵)かAHCC、アラビノキシラン、メシマコブなどを規定量摂取する。
または、水溶性キトサンを摂取する。ただし、ビタミンやミネラル、酵素の積極的な摂取を心がけることが大前提!(ひょっとすると、これら多くのキノコ類の健康食品の免疫改善効果も腸管免疫機能の刺激によるものかもしれません。)
4・ガン細胞への栄養補給路を断つ
サメ軟骨の摂取
5・ガン細胞のアポトーシスを促す
・マイタケD-フラクションの摂取
・核酸製品の摂取
6・ガン細胞にのみ作用する毒素を摂取
レートリル(ビワの葉の煮汁、びわの種)を飲む
7・排泄を促す努力をする(食物繊維、アロエ等を摂取する)
8・ビタミンやミネラル、酵素の積極的な摂取を心がける。
免疫機能改善を考える前提として、まず人体にどうしても必要となるビタミンやミネラルといった必須微量栄養素をきちんと摂取することは、非常に重要です。また人体においては、さまざまな酵素がたくさんの重要な働きをしています。酵素が無くてはもはや生命活動は維持できないのです。これを疎かにしては、せっかくの免疫機能改善の努力も効果は半減してしまうと思います。
他には食生活には気をつけます。電子レンジ調理の禁止、サラダ油の禁止(加熱用にはオリーブ油、サラダ用にはシソ油か亜麻仁油にする)、色の濃い野菜、豆などを積極的に摂取する、野菜ジュースを自分で作りその場で飲むなど...。
実際の患者さんに、これら「健康食品」あるいは「機能性補助食品」と言われるものを与えるとき、「これはこんなにすごいものなのですよ。」、と資料を見せて飲んでもらうとプラセボ効果によりさらに免疫機能がアップするハズです。
「ガンと闘う医師の治すゲルソン療法」や、
「ガン治療の特効薬はミネラルだった!」という本は参考になります。
その他、AHCCの本、水溶性キトサンの本などたくさんありますので、本屋さんでお求めになれます。
また、本人の気力がすごく大切で、目先の生き甲斐でも良いし、何か楽しくてわくわくするような事を見つけてもらうと完璧です。喜劇や漫才のビデオなどを多く見て、できるだけ笑うということも、NK細胞活性を元気にします。つまり、それだけガンに対して有効であるということです。
ここにあげました製品等は入手方法、医療機関の相談窓口などを把握しています。
不明な点はどうぞご質問ください。