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「速い125」として有名になってしまったPGOのTIGRA。150ccが出たばっかりのような気がしておりましたら、こんどはさらに排気量を上げて170になりました。実際は169ccだそうですが、台湾では168のほうが数字の並びが良いということで168Rという車名になったそうです。


PGO TIGRA168R
水冷4サイクル169cc
¥448200(税込)




相変わらず遊び心満載のデジタルメーターは、スイッチオンアニメーションで始まります。




ヘッドライトはプロジェクタータイプに変更。


広いトランクとフラットステップで普段使いにも便利。


「バッテリー大丈夫?」と、思わず営業氏に聞いてしまった、新機構のアイドリングストップ。バッテリーが大きく強化されています。まあ、PCX系でも都内でアイドリングストップを常時使っていると、バッテリーが2年持たないので、この辺はオマケと考えるべき?



試乗して一番驚いた新型のリアサス。コイツの出来は特筆もの。小さなギャップを無かったかのように通過する吸収性の良さ。もちろん腰砕け感はまったく無いので、安心して突っ込めます。かえって、従来通りで硬めセットのフロントサスが乱暴に思えてきます。これは社外の後付に替える必要が無い。自分で使うとしたら、前とのバランスを考えてスプリングを硬目にセットして乗ると思います。多分それでもしなやかさは損なわれないでしょう。


すでにここまでくれば、PCXやマジェスティの150を飛び越して、キムコのレーシング180と同じクラス言って良いと思います。空冷だったG-MAX220より安定しているはず。最近各地の観光地でも見るようになりました「高速乗れるクラス」。ボディが小さいので、普段は通勤やご近所のお使いなどに使いつつ、ツーリングに行くこともできる、便利な立ち位置ですね。最高速はメーターで130km/h前後だそうなので、確実に100km/h巡航でどこまででも行けるでしょう。正直言って、私が最近楽しくて、あちこち行くときに使っているAIR150より、このクラスのほうが体力的には数段疲れが少ないと思います。お土産もシート下に入るし。

過去の記事で、下に125と150のファーストインプレッションも乗っていますので、よろしかった参考にしてみてください。


Back number
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