私の車にはナビが付いている。普段、通勤や近所を走る時にはあまり見ない。今日車を走らせていて、ふとナビを見ると今いる位置と違うところを違う向きで走っていた。私は西北西に進んでいるのに、ナビは何故か位置は5km程南をさらに南に進んでいた。(しかも関係ないところの渋滞情報を表示していた…。なんか虚しい。)
大抵位置がおかしいと補正してくれるのだが、こんなにずれたことは今までにない。5kmという距離からいって、たぶん家を出るときから何故か向きを勘違いして、そのままずれていったのだろう。しばらく行ったら元に戻るだろうと思ってほっておいた。
元に戻ったかなと思って見てみると、まだ戻っていなかった。それで、ナビの機能で衛星の数を調べたら、「通信異常」と出た。この天気で衛星が捕まらない訳はないから、衛星の知らせる位置と現在地が違いすぎてエラーが出ているのだろう。絶対位置に戻してくれる機能があった方がいいと思うよ。→三菱電機さん(笑)まぁこの手のシステム異常は、作り手の苦労も大変よく理解できるので(笑)、どうにもならなくなるまでほっておこう。
ナビは横浜を走っていた。面白いので軌道表示をオンしてみると(爆)、みなとみらいから大黒埠頭方向に向いベイブリッジを横切って、横浜港を進行(そこは海の中だっつうの。(笑)、さらに本牧でちょっと上陸しまた海へ、八景島で再上陸という具合に、横浜の観光地を網羅していた。(中華街や山下公園には行かなかったが)彼はよほど横浜に行きたかったらしい。
ところで、土曜ということで途中で渋滞にはまった。そこは普段あまり通らないところなので、あまり抜け道に自信がなかった。こういうときにナビが必要なんだよな。(その時ナビは海の中)「ナビくん今度は横浜走ってあげるから、ご機嫌なおしてね。」と、つぶやくごまなのだった。(現在はナビは東京湾のド真ん中で止まっている。1km表示では陸は全く見えない。(涙)このまますねたままだったら、病院送りかな。)
97 11/14(金) 「ごま、美術館でピアノを聴く」の巻
今日は東京都近代美術館に行った。ここでは「ポンピドー・コレクション展」なるものをやっているのだが、そのなかの企画の一つにピアノコンサートがあって、そのピアニストが友達のお兄さんなので聴きに行ったのだ。
この企画は、1917年に作曲サティ、台本コクトー、美術ピカソ、出演ロシアバレエ団で初演されたバレエ「パラード」をテーマにしたものだ。今回のコレクションにはこの「パラード」の初演時に使われた幕(もちろんピカソ作)があり、この幕の前で「パラード」のピアノ連弾版を演奏するというなかなか粋な企画だ。
演奏はこの他に「ブランキ」(林光)、ペトレーシュカ(ストラヴィンスキー)だった。本格的な連弾は生ではほぼ初めて聴いたのだが、力強く迫力があってよかった。(あくまで私はだが)
このコンサートはコンサート自体は無料で、ポンピドー・コレクションのチケットで聴くことが出きる。つまりピカソやシャガール、クレーなどの美術とサティ、ストラヴィンスキーの音楽を1200円で楽しめるのだ。よくよく考えたら超お買得だ。
コンサートが終わってふと客層を見てみると、女の人がやたら多いことに気付いた。大体4分の3位の比率かな。構成は有閑マダム風集団とか友達2人組とか母娘とかカップルとかいろいろなんだが、とにかく女の人ばかりだ。平日の夜ということを考えても、少し多すぎると思う。女の人って美術館が好きなのかなぁ?
97 11/13(木) 「ごま、柿こわい」の巻
朝の出勤途中に柿がいい具合でなっているのを見掛けた。そういえば子供の頃はよく柿を取ったものである。(なんだ昨日と一緒じゃん…)柿は「Y字」になっている固い木の枝(なんでもよい)を長い棹にくくりつけて、柿がなっている枝の細くなっているところに「Y」を当てて、ひねると取れる。この時柿が落ちてつぶれないように、「Y」の部分に上手く柿の枝を絡ませるのがこつだ。
道具がない時には木に登って取るのだが、柿の木はとても折れやすいので、注意しないといけない。当時私達の間では柿の木から落ちると普通の木から落ちるよりも痛いと言われていた。(そんなことはない)私も一度お尻から落ちて暫く息ができなくなったことがある。
よく昔のマンガとかでは、柿の実を取ろうとしてがんこおやじに怒られるってシーンがあるが、私は怒られた記憶がほとんどない。なぜなら、私の実家はウルトラど田舎で、柿なんてそこいら中にあって、わざわざ怒られるようなところでは取らなかったからだ。それに、柿を取るところを見ても、大人達はあまり怒らなかった。
こういうふうに書くと私が柿が大好きなように思えるが、実はそれほど好きではない。理由はやはり子供のころにある。上のようによく柿を取って食べていたので、当時はおいしい柿を見つけることが得意であった。ところが、たまにいかにもおいしそうな甘柿に見えるのに、思いっ切り渋い渋柿だったりする。この時のショックは並大抵ではない。
そう柿選びはギャンブルなのだ。今でも、甘柿とはわかっていても実は渋柿なんじゃないかとうたぐりながら食べる癖が抜けていない。柿を食べるときは心が休まらないのだ。また、カラスが突くようになった熟し柿で、ぶつけっことかもしたが、時々固いやつとかあると痛いし、熟した奴は当たると気持ち悪いし、家に帰って怒られる。(あたりまえだ)ゲームはやっているときは面白いけどね。
そうそうもう一つあった。これはこっちに来てからわかったのだが、私は「柿」と「蛎」の区別ができないのだ。確か田舎ではどちらも同じだったので気にしていなかったのだが、こっちに来て通じないので(「柿」がおかしい)、指摘されてからどっちがどっちだか訳が分からなくなってしまった。それ以来「柿」って発音するのが実はこわいのだ。
97 11/12(水) 「ごまとプリンのおもいで」の巻
会社帰りに無性にプリンが食べたくなったので、途中寄り道してプリンを買って帰った。最近ある人の掲示板に書いた内容とバッテングするが、今日はプリンのことを書こうと思う。子供の頃プリンと言えば、粉末を牛乳で溶いて冷蔵庫で固めるハウスのプリンだった。あれがプリンだと思っていた。あの日までは…。
たぶん小学低学年頃のその日、親が延岡駅前(延岡と言うのは宮崎北部の主要都市)にある虎屋でプリンをお土産として買ってきた。そのプリンはプラスチックやアルミではなくガラスの器に入っており、高級感が漂っていた。しかも大きい(と当時は思っていた。)「夕飯の後で食べるから、冷蔵庫に冷やしておくね。」(あ〜ホントは方言)と言われたが、気になって何度も冷蔵庫を開けて怒られた。とにかくはやく食べたくてしかたなかったのだ。
夕食後しばらくして、やっと食べられることになった。一口食べただけで口の中に濃いカスタードの味(当時はカスタードなんて知らなかったが)が広がり、明らかにハウスのプリンとは次元の違う別の食べ物だと思った。きっとこれが本物のプリンの味で、今までのは偽物だと子供心に思ったことを覚えている。
カラメルの所に来て、また衝撃が走った。カラメルが少し苦いのだ。あの水で溶いた甘くて粉っぽいカラメルとは、決定的に何かが違う。これはもしかして大人の食べ物ではと思った。そして食べ終わったガラスの器は、きれいに洗われて次の日からコップとして使用された。(これも驚いた)
後でわかったことだが、この虎屋のプリンはモロゾフのプリンだったのだ。それ以後、親が延岡に出かける時には、必ずお土産にこのプリンを買ってくるようにお願いしていた。子供の頃の私にとってこのプリンは都会の象徴だった。(当時の私にとって延岡は都会だった。)別に誇張しているわけではない。宮崎の山奥では当時これほど都会のかおりのする食べ物は、本当になかったのだ。
今はもっと美味しいプリンも知っているし、その気になればいつでも手に入れることができる。でも、大人になった今でもモロゾフのプリンは特別なものには変わりない。なぜならモロゾフのプリンを食べると、初めて食べた時の衝撃とか、夜遅くまで親が延岡から帰ってくるのを弟と待っていたこととかを思い出すからだ。私にとってはやはり特別なプリンなのだ。
私はスプーンとプリンが似合う男(あまりうれしくない)という異名を持つだけあって(^^;)、プリンに関してはまだいくつかネタがあります。それらは、またそのうち公開しますね。
97 11/11(火) 「ごま、ボウリングを教える」の巻
今日は後輩のこじまっちとくろちゃんにボウリングを教えることになっていたが、奴はいつものようにドタキャンを喰らわしてくれた。おかげで、くろちゃんにさしでボウリングを教えるはめになった。(それはそれでよいのだ)
くろちゃんは今までに二回しかボウリングをしたことがないらしい。でも下手にいろいろ知っているよりなにも知らない方が教えやすいと思う。とりあえず私の言ったことを「うん、わかった」って素直に聞いてくれるので面白いし、気持ちがいい。まぁ私色に染めてあげるってとこかな。(なんでもそうでしょっ。ふふっ。)
今日はとりあえずボールの持ち方(^^;)と、同じ位置に立ってスパットを通す練習をした。なにせくろちゃんは「つつつつっぅ〜ちゃぃ」投げなのでコントロールが定まらない。フォームを教えようかとも思ったが、いっぺんにいろいろ言っても混乱するだけなので、今回は「スパットを狙って投げる」にテーマを絞った。
くろちゃんは「ちゃぃ」投げだが、ボールは軽くフックがかかるので筋がよい。女の子はどっちかというと手首がボールの重さに負けて、シュートがかかることが多いのだが、フックするなら後々楽だろう。
今まで人にいろいろ教えるってのは面倒だと思っていたが、今日のように女の子に手取り足取り教えるのは結構楽しい。これがおやじ相手だったりしたら全然面白くなさそうなので、素直な女の子っつうのが重要だなと思うスケベなごまなのであった。
97 11/10(月) 「ごま、高校駅伝に驚く」の巻
新聞のスポーツ欄を見たら、高校駅伝の県予選で実家の近くの高校が優勝していた。宮崎の高校駅伝と言えば、なんと言っても谷口の母校「小林高校」である。何度も全国優勝しているし、名選手もたくさんいる。私の子供の時は宮崎県予選は、オープン参加の小林の2軍や3軍が2位のチームより速かったりしてとにかく小林が圧倒的に強かったのだ。
その小林が榎木(中大卒、現旭化成)が卒業した年からおかしくなった。二年連続して信じられないようなアクシデントで予選落ちで都大路に来なかった。子供の頃から高校駅伝といえば小林だったので、それは驚いたものだ。それと同時に宮崎代表が20位にすら届かないというのは、信じられない悪夢を見ているようであった。(それ以後はずっとそうだが…)
実家の近くの高校は、町に一つしかない高校で剣道では何度も全国優勝している強豪だが、駅伝は小林がアクシデントに見舞われた時に「ごっつぁん出場」した程度で、特にめぼしいチームではなかった。新聞では、タイムが2時間10分を切っているので(全国レベルではたいしたことはない)、ぶったまげて家に電話してみると、1区からずっとトップでそのまま抜かれずに勝ったらしい。(それを聞いてさらにぶったまげた)
とにかく完全優勝で小林を破るというのは、県内では凄いことだと思う。正直言って全国大会ではよほどのことがないと上位には食い込んではこないとは思うが健闘を祈っている。そして、この優勝が一過性のものではなく、小林とお互いのレベルを高めあうようなライバル(西脇工と報徳学園のように)になって、昔のような駅伝宮崎を復活させて欲しいと思う。(社会人は強いんだけどね。)
11/7の回の日記で、この日の朝食のメニューについて書いたが、結局卵焼きはピザで食べた。(おぃおぃ)なぜなら、昨日のピザの種と具がまだ残っていたからだ。(卵も…)食べ物は粗末にしないようにちゃんと食べないとね。オムレツにするって手もあったのだが、なにせ卵焼き器(銅製で正方形の奴)を持参していたので、それを使いたかったのだ。くろちゃんは違和感があるようだったが、他の面々は気にせずおいしく食べた。
そうそう「卵焼きはパンで食べるか?」アンケートの結果は、イエス/ノーが7対7でイーブンだった。アンケートに協力してくださったみなさん、ありがとうございました。
朝食の後、ハーブ園に行った。いろいろなハーブがあったが、個人的には何十キロもあるでっかいカボチャ(おもちゃかぼちゃっていうらしい)が一番面白かった。アロエがあったので、葉の先をほんのちょっとだけ折って、昨日の火傷後に塗った。我ながら悪い奴だ。(ならするなって)アロエの効果は絶大で、暫くしたら痛みが消えた。しかし、アロエを塗った手でうかつにも唇を触ったため、しばらくは口の中がにがくてしょうがなかった。まぁバチがあたったのであろう。
こじまっちが昨日のワサビソフトに懲りずにハーブソフトを食べていた。少し食べさせてもらったが、一応ちゃんとハーブの味がしてワサビソフトよりは好感が持てたが、特に美味しいものではなかった。それよりも、ハーブ園においてあった「ももジュース」は、もも100%で添加物も入っておらず、まさにもも果汁そのもので美味しかった。
昼食は、松本で食べた。その店はワッフルが美味しそうであったので、迷わずワッフルを注文し食べ終わった頃、鼻がむずむずしたので、トイレに行ってみると…、鼻血が出た。(鼻血に関してはここに詳しく書いてあります。)きっと原因は食べすぎだろう。ここ数日は出やすい状態なので、注意が必要だ。店を出た後、向かいのお土産屋さんで「おやき」を買って、川崎に向かった…。
97 11/8(土) 「ごま、安曇野に行く」の巻 前編
朝8時に予定通り集合して安曇野に向った。途中渋滞があったり、休憩したりして、最初の目的地「大王わさび農園」に着いたのは、1時すぎだった。周りの山々の紅葉は良い時期で、近くにわさび畑、遠くに紅葉の山の風景は素晴らしかった。わさび園では、ワサビソフトクリームが売っていたが、今一つワサビが効いておらず、期待外れだった。
そうそう、こういうところに来ると絶対するのが漬物の試食だ。漬物の試食コーナーがあると、端から全部食べてみないと気がすまないのだ。(でも、せいぜい一種類位しか買わない!)おだんごやチョコでなく漬物ってのが重要。他のものはさほど興味はない。試食でのコツは、売り子のおばちゃんと会話せずひたすら漬物を見つめながら、「うっうまいねぇ」などとつぶやきつつ素早く離脱することだ。立ち止まっておばちゃんと会話を始めたら、買うはめになる確率が高くなるので、まだ買う気がないときは会話をしてはいけない。買う漬物を決めたら、愛想よく話して好感度を上げておくことも重要だ。(なにが…)
わさび園を出て、地元のスーパー(この辺りのスーパーは平屋でやたらと広い)で足りない食料品や地酒、地ワインを買って、貸別荘へ向う。貸別荘(泉郷だけど)は、景色も良く広くて綺麗でおしゃれで最高だ。自分で料理を作ることに抵抗がないなら、貸別荘という選択は安いしとてもよいと思う。
貸別荘に着いたら早速料理に取りかかる。結局作った料理は、
・鶏の丸蒸し(一羽まるまる。もちろんダッヂオーブンで作った)
・鶏のスープ(丸蒸しで鶏から出た汁で作った)
・きのこごはん(地元で取れたキノコ)
・サラダ(サラダ菜とトマトとクレソン)
・ピザ(4枚分)
で、4人の胃袋の量を遥かに越えるおばかな量だったが、ワールドカップ予選が気持ちよい快勝だったからか(全く関係ないと思う)、ワインを片手に割と残さず食べてしまった。
食器を片づけつつ各自お風呂に入った後、地酒を飲みつつトランプをした。トランプは、大貧民(大富豪というのかよくわからない)で、4人なので平民がいないパターンだ。手持ちのカードが多いと入れ替りが割とあるし、酔っ払ってきているのでみんな異様に燃えた。ふと気付くと2時半だったので、外に出て星を見た後(空が澄んでいて、きれいに星が見えた)爆睡した。
一緒に安曇野に行くくろちゃん(仮称)と、日曜日の朝食を何にしようかと話し合ったときのお話。
ごま「朝はパンでいいよね。ベーコンもあるし。そうそう卵焼きも食べたいな。」
くろ「えぇっ!パンに卵焼きは変でしょう!」
ごま「なっなんでぇ?」
くろ「だって、卵焼きって和食だもん。パンにするならオムレツだよ。」
ごま「へっ!卵焼きとオムレツの違いって、巻くか巻かないかじゃないの?
巻いたら卵焼きで巻かないのがオムレツ。和とか洋とかって切り分け?」
くろ「だって、卵焼きって出汁入れるじゃん。」
ごま「なるほどぉ!出汁ねぇ。じゃぁ、出汁入れずに強引に巻いたら
それって卵焼き?それともオムレツ?」
くろ「きっとうまく巻けないと思うよ。とにかく卵焼きは和食でパンの時はおかしいよ。」
ごま「そっそうかなぁ?パンとごはんってレストランでも選択できるし、入れ換え可能だと
思っていたけど。大体そんなこと言ったらステーキにごはんってのも変じゃない?」
くろ「あれはもう定着しているからいいの!」
ごま「じゃぁさぁ…、目玉焼きって和食?茹で卵は?」(結構しつこい…)
くろ「さぁよくわかんない。でも炒り卵は和食でそれに対するのがスクランブルエッグ、こ
れと卵焼きとオムレツが同じような関係かな。でもちょっと違うかも。」
ごま「スクランブルエッグと炒り卵って半熟かそうでないかじゃないの?スクランブルエッ
グ炒りすぎちゃったら、炒り卵になって和食?」
くろ「それは、失敗したスクランブルエッグでしょう。とにかく卵焼きはなしね。」
ごま「えぇん、食べたいよぉ。しくしく(涙)。」
というわけで、卵焼きは和食でパンの時はダメだそうだ。私は今まで気にしていなかったので、「ウルトラかるちゃぁしょっく」なのだ。皆さんの意見を教えてくださいな。
土曜日から安曇野に行くので土曜日の分の日記は、日曜日夜遅くか月曜日の朝になります。たぶんなんかネタはできるので、遅くなっても書きます。
今週末小島ちゃん達と安曇野の貸別荘に行くことになっている。昨日その受付票が送られてきたのだが、今の時期路面が凍るので冬の装備で来いという紙が添付されてきた。私は安曇野がこの季節どうなのかわからないので、周りの識者たちに聞き回ったところ、「凍ってもおかしくないだろう。別荘地は特に坂だし日影が多いし、冬装備にしておく方がよい。」という結論だった。
私もノーマルで行ってもし事故ったとき、「やれやれ、都会の奴は四駆だと思って、過信しやがって…」などと言われるのが目に浮かぶようだし、どのみちいつかはスタッドレスにするのだから、早めに換えておいてもいいと思った。
ところが、安曇野に行くのは今週末だ、昨日は水曜日…、一体いつ換えるというのだ…、とよく考えてみると、今日は「COM JAPAN」(簡単に言うとコンピュータと電話の展示会)に行くことになっていて直行直帰のお墨付をもらっていた。そこで、「COM JAPAN」に朝一で行ってできるだけ早く帰ってきてタイヤ交換をすることにした。
「COM JAPAN」はお台場で朝10:00から展示開始である。6ブース(かなり広い)使用しているので、ちゃんと見て回ると3〜4時間はかかるであろう。あの手の展示会に行ったことがある人はわかると思うが、丹念に見て回るとかなり体力が消耗する。案の定へろへろになって13:00すぎにはなんとか全部チェックを入れ、昼食を取った後、速攻で帰った。(一人だからできる技。会社の皆さん私は早く帰ってしまいました。すいません。仕事はちゃんとしたつもりですぅ。)
15:30頃家について、早速タイヤ交換に取りかかる。タイヤを換えるには、まず地下室からスタッドレスタイヤを持ってこなければならない。私の車のタイヤは、ノーマルもスタッドレスも205/55R16だ。(標準がそうなのだ。)これははっきり言って太いし重い!少なくとも片手に一本づつというようなことはできない重さだ。また、タイヤって奴は持ちにくいので、実際の重さ以上に重く感じるのだ。
展示会で疲れた身体にはこれは結構きっつい作業だった。4本を駐車場前まで持ってきた時点で、自力でタイヤ交換する気にはなれなかったし(いつもはやるよ)、もう陽も傾いてきている。暗くなると作業できなくなるので、しょうがなくタイヤをそのまま車に積んで「黄色帽子」さんに行くことにした。
「黄色帽子」さんで交換してもらったら「はい、おしまい」ってわけではない。今度は今まで履いていたタイヤを地下倉庫まで運ばなきゃならないのだ。ふぅっ、なんとか倉庫に納めて、タイヤ交換が終わった。つっ疲れたぁ…。とりあえず今分ることは、明日、明後日と確実に筋肉痛になるということだ。(今日は長い割に落ちがない…。)
97 11/5(水) 「ごま、奥様の要望に答える」の巻
今日は、現場監督の奥様に赤ペン添削していただいたので、奥様から要望のあった「かげろうお銀」について書くことにする。
かげろうお銀とは、水戸黄門の中で黄門様と一緒に旅をする女忍者である。(まぁそんなこといちいち断らなくても知っているであろうが…)お銀は他の出演者と比べて特別な地位にある。なぜなら、「水戸黄門外伝 かげろう忍法帖」(一回につきお風呂シーンがお銀に限らず何度もある)という主役の番組を与えられたからである。(個人的には、八兵衛主役の「うっかり旅日記」などがあっても面白いのだが…)
つまり独立して主役を張れるだけのキャラクターなのだ。そこまでのキャラに成長した大きな理由は、なんといっても入浴シーンであろう。入浴することで、おじさまたちのはぁとを掴んだからに他ならないのだ。
入浴シーンでいつも不思議に思うのは、悪代官さんや越後屋さん(とりあえずお約束。別に越後屋とは限らないが、悪い商人さんのこと)が、風呂を覗こうとすることである。悪代官さんが物語のようにやりたい放題やっているのなら、今さら別にお銀の裸を鼻の下伸ばして覗くこともあるまいに…。大体、お銀も窓をちょっと開けておくからよくないとも言える。
私はお銀の裸にはさして興味がないので(由美かおるがあの歳であの身体ってのは感心するが…)不思議でしょうがないが、お湯をかけられるのも大事なお約束なので、これからも代官さん達は覗き続けるのであろう。ごくろうなことではある。
悪代官と言えば、私は「悪代官と差し出された町娘ごっこ」に結構憧れている。(笑)これを一応説明すると、
(状況:代官が部屋で娘に酌をさせている。別室はなぜか赤い部屋で布団が敷いてある)
代官「これこれ、もっと近う、近う」(代官、娘の体に触る)
娘「あっお代官様、いけませぬ!」(娘逃げようとする)
代官「これ逃げるでない」(代官、逃げようとする娘の帯を掴む)
娘「ごっご無体な…、おっお許しを」(娘もっと必死に逃げようとする)
代官「ほれほれ」娘「あれぇぇっ」(代官帯をほどきにかかる。娘くるくる回る)
娘「なりませぬぅぅ」代官「嫌よ嫌よも好きのうちというではないか。」(くるくる〜)
ってな具合のものである。大体どのようなものか理解できたであろうか?この「ごっこ」を一度やってみたいと夢想するごまなのだった。(もちろん悪代官役だ!)
97 11/4(火) 「ごま、睡魔に襲われる」の巻
三連休明け初日のお昼下がりは眠くてしょうがない。私は普段睡眠時間が短いので、お昼休みに音響実験室で昼寝をしている。
音響実験室は、防音の10畳くらいの個室でエアコン装備で床はフローリングでクッションが置いてある。ドアを完全に締め切れば、外の音はほとんど聞えなくなるし、温度も自在に調整できる。床が固いことを除けば横になれるし、昼寝には最高の場所だ。この天国のような場所を、昼休みはほとんど私が使用している。
昔とても疲れている時この部屋で昼寝したら大爆睡して気がついたら4時だったことがある。(笑)この実験室は隔離されているので、特に誰も使用する予定がなければ誰にも発見されずに眠り続けることになる。よく寝たなと思って時計を見たら、さすがにあせってしまった。
昼寝をすると大抵その後はもう眠くはならないのだが、今日は三連休の後遺症のためか3時すぎ頃に猛烈な睡魔が襲ってきた。さすがに実験室で眠る訳にはいかないので、飲み物でも飲んで目を覚ますことにした。
伊藤園の自販機で何がいいか選んでいると、ジャスミンティが目に入った。ジャスミンティなら香りがいいし目が覚めそうだ。でも確かジャスミンティは眠りを誘うって歌われていたような…。
97 11/3(月) 「ごま、かっぱ橋に行く」の巻
昨日ローストビーフを作ったりしたためかどうかはわからないが、突然かっぱ橋に行ってみたくなった。かっぱ橋といえば調理器具の問屋がたくさんある街だ。行ってみると祝日だったためか、それとも浅草でお祭りがあったためか、休業している店が多かった。それでも十分調理器具を堪能できて面白かった。
さすがに専門店だけあって、マニアックなものが色々置かれていた。あげるときりがないが落雁やべっこうあめの型とか、今川焼き器使い方のよく解らない大形カッターとか…。他にも、お店で着るハッピとか「定食」の旗とかショーウィンドウとか、とにかく飲食店を開くために必要なものは何でも揃いそうだ。
一番驚いたのがガスのたこ焼き器で、50個くらいいっぺんに作れるようになっているものだが、これで値段が3万円を越えるくらいで売っているのだ。
「こんな大きなタコ焼き器があれば、昨日のようなホームパーティをした時、みんなを驚かすことができるぞ。それにはまず練習しなきゃね。一週間も練習すればうまくなるだろうか?」などとおばかな事を考えていたら無性に欲しくなった。もちろん手首は既にたこ焼きを返す練習をしていた。
この値段なら買えなくもないが、よぉ〜く考えると私の部屋にガスもないし絶対に邪魔になるので、残念だけどあきらめることにした。こんどガスのある部屋に引っ越したら、その時買えばいいしね。
97 11/2(日) 「ごま、ローストビーフで噂になる」の巻
今日の夜は044の練習後、とある団員さんのお家に行って食事会(&飲み会)が行われることになっていた。私は手土産にローストビーフを焼いて持って行くことにした。前々からローストビーフを作りたいと思っていたのだが、人数が集まるときでないとできないので、このお食事会はちょうどよかった。
ローストビーフと聞くと「おぉっ!」って思うが、実は例のダッヂオーブンを使えばカップラーメン並みのお手軽さ(ちょっと大げさだが)で出来る(但し、ソースは簡単ではない)ので「すげぇもの持ってきたぜ!」ってはったりをかますにはもってこいの料理なのだ。(カップラーメンではあまり感心されない…)
私は料理方法やオーブンは持っているが、キッチンもないし調味料や包丁とかは持っていないので、料理上手でこういうのに如何にも興味がありそうな人(かりにMさんとしよう)に、前日「河原でローストビーフ作らないか?」と声をかけたら乗ってきたので二人で作ることにした。
連休中の河原は混むし、ローストビーフはそれなりに時間がかかるので、空いている朝のうちから相模川の河原で焼くことにした。ダッヂオーブンはもう大分使いなれているし、お肉も割と良い物を使ったので、実に上手い具合に焼くことができた。ソースもMさんが絶妙の味つけをしてくれたのでばっちりだ。肉が冷めてから肉を切ってみると(実はこれが凄い大変だった。ありがとうMさん)、肉の中の色がとても鮮やかだったので、すかさずその場で味見をしたらうまかった。成功だ。
お食事会では、ローストビーフは好評でよかった。朝早く起きたので、会が始まって一時間を過ぎたぐらいで眠くなってしまった。今日は泊まるつもりでいたのだが、このまま眠ってしまったら、話もできず全然意味がないし、いたずらされそうだし(というかされる)、布団でゆっくり寝たかったので、さっさと帰ることにした。美味しくできたので私はもう満足だった。
聞いた話では私とMさんが二人でローストビーフを作ったので、噂になっているらしい。「044も平和だな」って思うごまなのであった。えっ真相?ふふっそれは「ひ・み・つ」そういうのは秘密の方が面白いのだ。
97 11/1(土) 「ごま、今夜も戦う」の巻
世間では、ワールドカップ予選で韓国に勝つんだとか、UAEよ星を落としてくれだとか盛り上がっているようである。サッカー日本代表の方々は今日宿命のライバル韓国と戦っている。(どうやら勝ったようだ。)私も彼らと同様に今戦っている。相手は季節はずれの吸血鬼、そう「蚊」だ。
もう11月というのに、ここのところ蚊が多い。夏場はほとんど見あたらず被害がなかったというのに、ここに来て刺されるのは実に頭に来るものだ。寒いときの蚊と言うのは、へなちょこってのが相場なのだが、ここ数日部屋に侵入してくる奴はばりばり現役としか思えない。
夏場であれば、蚊撃退グッズも揃っていて「飛んで火に入る夏の虫」ってな具合なのだが、あいにく今は秋である。9月頃にグッズが切れた時、もうあまり使わないだろうと思って買っていないのだ。
最近の蚊は私が起きている時には、部屋のどこかで待機していて攻撃してこない。電気を消して、寝入りっぱなに「ぶぅ〜ん」ってな具合にやってくるのだ。こうなったらもう眠れない。暗やみの中で寝ぼけた状態で捕まるほど奴もまぬけではない。しかし電気をつけると天井の手の届かない所に退避しやがる。非常にむかつくのだ。
しかしここで怒っては奴の思うつぼなので、心を落ち着かせなければならない。そんなとき心の中で「渚のシンドバット」を思い浮かべ、心を沈め無の境地を作り出すのだ。(すいません。受けを狙いました。ちょっと嘘です。(笑)そして奴が手の届く範囲に着地し、血を吸い出して気を抜いた瞬間に「黄金の張り手」をくらわすのだ。
十分に心を落ち着かせ、蚊が血を吸うまで動かないで、張り手を出すときには素早くしかも叩かれる側を動かさない事が重要だ。失敗すると叩かれた所が痛いだけでなにも残らない。また、あまり心を落ち着かせすぎるとそのまま寝入ってしまい、吸われ放題になるので注意が必要だ。今夜もまた蚊との熱い戦いが繰り広げられるのであろうか?
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