ありがちな日記 98年 6月後半


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98 6/30(火) 「ごま、エアコンと照明を取り付ける」の巻 

 ここ数日このように寝苦しい夜が続いていたので、ついに今朝タウンページで電気工事のページを見て如何にも工事がはやそうな「クイック電気センター」という工事屋に電話をかけた。(くろちゃんが)ここにしたのは名前がはやそうという他に、広告スペースがでかかったこととフリーダイヤルで24時間受付可能だったことである。そういえば、タウンページで探して電話をかけるときには広告が載っているところにすることが多い。たぶん少しでも情報が入っていると安心するからだろう。そう思うとタウンページの広告もばかにならないなぁ。

 そんな話はさておき、電話によると今は立て込んでいるので折り返し電話をするということだった。いつ工事になるのか気になって、お昼休みにくろちゃんに電話してみると、まだ電話が入っていないという。「それなら一週間後位なのかな?」などと思って家に帰ると、くろちゃんが「7時から工事の人がくるので室外機を倉庫からベランダに持っていくのを手伝って。」という。ええ?今日来るの。このとき6時40分位だったので急いで室外機を運んでいる時、工事の人がやって来た。取り付け工事はガス抜けがあった以外は手際良く進んですぐに終わった。

 お金を払っているときに、「照明の工事もできますか?」というと出来るということなので、ダイニングの直付けの蛍光灯を取っ払って、引掛シーリングにすることをお願いした。すると、今すぐやってくれるという。

 実は引っ越しするときちょっと確認不足でかなり良いダイニング用の照明を買ってしまったのだが、ダイニングには既にださださの直付け蛍光灯が付いていたのだ。それで、せっかく買った照明は4.5畳の部屋に付けていたのだが、4.5畳の部屋に白熱灯3本はまぶしすぎる。要するにオーバースペックだ。(頭にあたるしね。)

 工事が終わって早速4.5畳の照明をダイニングに持ってきた。凄くよい。ただ、直付け電灯が付いていて裏になっていた部分は色が塗られていないので、あとでペンキで塗り直さないとちょっとカッコ悪いな。工事が全部終わったのは7時30分頃だったので、さっそくイトーヨーカ堂に行って4.5畳の照明を買ってきた。4.5畳にはこれくらいの照明で充分だよと改めて思った。

98 6/29(月) 「ごま、窓から投げキッス」の巻 

 出勤するときには、ごみの日(火・木)の場合は二人で一緒に部屋を出てくろちゃんは社宅前のごみ置き場にごみを置いている間に駐車場から車を出して、社宅前で見送ってもらっている。ごみの日以外は、大抵玄関前で見送っておしまいだ。

 今朝の場合は、ごみの日ではないので普通に玄関で見送って終り

かなと思っていた。駐車場からベランダ側の部屋を見ることができるのだが、ふと部屋の方を見てみると、窓ごしにくろちゃんが投げキッスをしていた。

 投げキッスですか…、いいけどさすがにちょっと恥ずかしい。私は社宅の中でもかなり早く出社するほうで、しかも今朝はいつもより20分くらい早かったから、そんなに他の部屋に見られているとは思わないけど、うちの社宅は割と高い年齢の人が多い(この社宅は対象基準が高くて、本来は私たちには入る資格はないのだ。)ので、「若い人はねぇ…」などと言われそうである。

 こんなことを書くと投げキッスは嫌なのかと思われちゃうかもしれない。でも実は全然嫌ではない。毎日やってもらってもいいのだ。でも、実際にやられるとちょっと恥ずかしい。というかくすぐったい。なんか書いていることがめちゃくちゃだなぁ。くろちゃんはこれを読んでまた投げキッスをしてくれるだろうか?

98 6/28(日) 「ごま、寝苦しい夜はごろごろ」の巻 

 ここ数日、暑かったり寒かったり気温の変化が激しい。私の知りあいの人でもこの変化についていけずに体調を壊している人が多い。昨日も今日も蒸し暑くて嫌な感じだ。昨日は夜になっても全然涼しくならなくて、寝苦しくてしょうがなかった。

 寝る前から布団の中に入る気にはなれなかったので、布団の上に寝た。寝ている最中も暑くて何度も目が覚めて最悪。同じ位置で寝ていると暑いので、布団の上をごろごろ転がりながら位置をずらしていた。布団じゃなくて畳の上とか、90度角度を変えてみたりといろいろ工夫しながら寝ていたのだが、くろちゃんはそれを目撃していたらしく、「畳の上に寝てたり、直角に寝てたりしていたよ。」と朝いちいち報告していた。別に寝相が悪いのではなく、故意に位置を変えていたのだ。

 途中よほど廊下に出て寝ようかと思ったが、さすがにそれは止めた。実際実家に住んでいたときには、夏場暑苦しくて寝れないと、廊下に寝ていた。廊下は床は冷たいし風も抜けるので一番涼しいのだ。だから、廊下に布団とタオルケットをかついで行って、ごろごろ転がりながら寝ていた。時々家族がそれを見ていて、気持ち悪がっていたらしい。

 結局、朝までろくに寝つけず、日曜日というのにずっと眠くてだるかった。しかしこういう日に限って、合唱の練習がダブルヘッダーであったりするのだ。さっき帰ってきたが、もう今日はへろへろだ。さっさと風呂に入って寝るのがいいだろう。

 実はうちにはエアコンが二台あって、一台はリビング用でもう一台は寝室用である。それならエアコンをつけて寝ればいいじゃんと思うところだが、引っ越しのごたごたで寝室用のエアコンはまだ取り付け工事をやっていない。こりゃ早急に取り付ける手配をしないといけないなぁ…。

98 6/27(土) 「ごま、いまさら二次会」の巻 

 今日は今さらながら二次会の日だ。午後3時からスタートだったので、その一時間半前位には会場に行って、司会(Mくん&Wさん)と幹事(小島ちゃんとAさん)とで集まって最終打合わせをした。前々から司会と幹事ちゃんと準備をしていてくれたので、とてもスムーズに行った。ちなみに会の進行は以下のような感じだった。

    3:00    新郎・新婦入場。
         席についたら乾杯。その後私たちの紹介。
    3:10    フリータイム
    3:40    ゲーム(ポーカー)
    4:10    質問コーナー
    4:40    フリータイム
    5:00    合唱団の人の歌。
    5:15    私たちの挨拶
    5:30    お開き

 普通は披露宴とかあって新郎新婦は遅れて会場入りするのだが、私たちはお客さんよりも早くに入っていた。でも会が始まる前に私たちがうろうろするのも演出上問題があるので、客入れしている間二人してお店の従業員更衣室に隠れていた。ここはクーラーが効いていなくてちょっと辛かった。(笑)

 入場して席についたら凄いスポットライトがかかって、周りが全然見えなくて誰が来ていて何処にすわっているのかよくわからない。このままずっとスポットライトを浴び続けていたら暑いしちょっとやかも…、と思っていたら照明を切り替えてくれて助かった。

 ゲームはポーカーだ。どういうふうにやるかというと、お客さんに入場の時にトランプを一人一枚引いてもらっておいて、制限時間内(三分とか二分)に五人集まって役を作ってもらい、高い手が出来たチームが勝ちというゲームだ。これを三回やって、最初は普通のポーカー、二回目は2が一番強くて1が弱い、三回目はくろちゃんが引いたカードが一番強くなるという風に少しルールを変えるのだ。そうじゃないと2を持っている人は悲しいからね。

 しかしこのゲームはとても盛り上がって面白かった。当初は人が動かなかったらどうしようと思っていたのだが、そんな心配はいらなかったようだ。みんなからも「ビンゴより面白い。」と好評だったのがうれしい。ビンゴは他力本願だけど、このポーカーなら自力で強くなれるし、知らない人でも混じるのが良かったらしい。

 質問コーナーではいろいろお約束のことをさせられたりしたが、まぁまぁ盛り上がっていたようだ。後は合唱団の人が歌ってくれて、最後に私たちの挨拶で終りだ。私たちの挨拶では、プロポーズの言葉が「くろちゃんが星に願いを弾いたら、僕が歌ってあげる。」だったということを説明して、「星に願いを」を歌った。家での練習ではもっと全然うまく弾けたし歌えたのだが、本番はミスがあって残念だったけど、まぁいいかな。これは女の子達にはかなり好評だったみたい。

 最後に出口のところで、くろちゃん手製のパウンドケーキ(昨日試食したやつ)をみんなに配ってお開きだった。他の結婚式の披露宴とかとバッティングしたりして、人数が予定より大分目減りしてしまったのだけど、ゲームとか考えるとあのくらいの人数がちょうどよかったかな。久しぶりに会う人とかいて、懐かしく楽しかった。

 二次会に来てくれた、愛子さん夫妻でんさんたむようさん&れいちゃんありがとうございました。特に愛子さんは家の方も大変なのに来てくれてうれしかったです。一足先に帰られたので、パウンドケーキを渡せなかったのが残念です。試験が終わったら、うちにも遊び来てくださいね。

98 6/26(金) 「ごま、くろちゃんの新作料理を食べる」の巻 

 今日の夕ご飯は、くろちゃんの初めて作る料理が出てきた。なにか料理の本からレシピを見つけてきたらしい。その本によると「大豆もやしごはん」という普通の名前なんだけど、味はなかなか独創的でおもしろかった。

 どういう料理かというと、牛肉を付け汁に絡めて焼いたものをもやしと酒を加えて炊いて、しょうゆベースのかけ汁をかけて食べるというものだ。そのまま食べても韓国風の味がしておもしろいが、かけ汁をかけると味にめりはりがついて美味しい。こういう簡単なんだけどインパクトがあって美味しい料理はとてもいい。

 くろちゃんはその日のメニューをその場で考えるんじゃなくて、一週間分献立表を作って基本的にはそれにそって料理を作っているらしい。聞いてみると、毎日献立考えるのは辛いからいやだという。最初に全部考えたほうが楽だし材料も無駄にならないんだそうな。そりゃそうかもしれないけど、一週間分の献立を考えるのは普通の人には辛いぞ。(笑)そこはさすがにプロの栄養士だなと感心してしまう。

 献立表はずいぶん前からやっていたようなのだが、私にはわからないようにしていたらしい。先日たまたま見つけたのだが、「何がでるか知らないほうが楽しめるでしょう?」と言われたので、それからは見ないようにしている。

 夕食のデザートはパウンドケーキだ。これは、二三日前に作っていたものでフルーツのものとごまのものの二種類。フルーツのはオーソドックスなものだが、ごまのはリヴェール・モンターニュというよく行くケーキ屋にある「ごまっち」というパウンドケーキをまねたものだ。いや単に具がごまなだけなんだけど。(笑)「ごまっち」はちょっとぱさぱさしているけど、ごまが香ばしくて美味しかった。

98 6/25(木) 「ごま、くろちゃんと柔道ごっこをして遊ぶ」の巻 

 最近、くろちゃんとの間で流行っているのが、柔道ごっこと、なんとか相撲だ。(名前は忘れたのだけど、50cm位離れた距離に向かい合ってたって、相手の手を押して動いたら負けというの)だいたいちょっと暇なときなんかに、8畳間か6畳間でまずなんとか相撲をやるのだ。手を胸の前で相手側に向けると、それが開始の合図だ。(笑)

 まぁ大抵私が勝つので負けず嫌いのくろちゃんは、ちょっと熱くなっておもしろい。私が力いれて押すと勝負にならないので、私は軽く押すのとフェイントをかけるようにしている。くろちゃんは全力でくるので、フェイントが決まるとものの見事にバランスをこわしてしまうのだ。

 なんとが相撲をしばらくやっていると、今度は柔道の立ち技(大外刈りとかそういうの)のまね事が始まる。くろちゃんは私を倒そうといろいろとやってくるのだが、ちゃんとバランスをこわして無いまま技をかけようとするので、よほど油断しないと決まらない。くろちゃんが倒せるように、いろいろハンディを付けてみたりしているのだ。

 もっとも、まじでまともに転ぶとくろちゃんは私を支えきれないので、下の階の人に迷惑だ。(笑)そうこうしていると、私がくろちゃんに技をかけて、たおしちゃったりする。でも、最近はくろちゃんもコツをつかんだらしく、前のようにすっこ〜んとは倒れないようになってきている。

 それで倒しちゃった後にはくすぐり合戦が始まるのだ。私は脇を攻撃されると弱いのでくろちゃんがくすぐり攻撃をしてくると「そんなことしていいと思っているの?」と脅しをかけている。でもくすぐったときの私の反応がよほど面白いのか、そんな脅しにはのらずくすぐってくるので、隙をみて上四方固めをかけて逃げないようにしてわきの下くすぐり攻撃で反撃するのだ。

 今日の夕食後も上の一連の遊びをやって、結構汗をかいてしまった。食後の運動にはいいなぁと思うごまなのだった。

98 6/24(水) 「ごま、くろちゃんの誕生日のお祝いをする。(&ボーナス支給日)」の巻 

 今日はくろちゃんの誕生日だ。しかもボーナス支給日と重なっている。最初会社を休んでディズニーランドに行くってのを提案したのだが、結婚絡みで年休をかなり消化しているので、くろちゃんに却下されてしまった。そこで、たらふく亭で夕食を食べるということになった。

 そうなると次はプレゼントだ。くろちゃんはくまのプーさんが好きなので、プーグッズにすることは最初から決めていた。今週の頭に町田のディズニーストアに行ってみた。最初はプーのセル画を買うつもりでいたのだが、気に入りそうな絵のものはもう売り切れているそうだ。他の物でこれと言ったものが置いてなかったので、質より量作戦に乗り換えることにした。

 まず、細かいプーグッズ(小さいぬいぐるみとかタオルとかパスタなど)をいくつか買って、それとは別にもう少しいい物(飾り皿)も買った。それを二回に分けてあげることにした。(いや別に一回で渡してもいいのだけど演出というか…)二回に分けてあげるには、プレゼントを秘かに部屋の中に隠しておく必要がある。(会社から帰ったときに二つ持って帰ったらバレるからね。)

 ちょうど、昨日はワールドカップはイタリア−オーストリア戦があった。私はオーストリアを応援することにしているので(負けたけど)、テレビで観戦するのだが夜中遅いのでやるとくろちゃんは先に寝てしまう。そこで、試合が終わったころ、そ〜っと部屋を出て車からプレゼントを持ってきて、普段絶対使わない押入れの中に入れておいた。朝食を食べた後、くろちゃんが片づけをしている間に、小物のプレゼントを押入れから出して、くろちゃんに渡した。くろちゃんも喜んでいてまず朝一発目は成功だ。

 ところで、今日はボーナス支給日だ。部長の話によると私のいる事業部は業績が激悪なので、みんな一律で査定が低いそうな。まっなんでもいいです。ボーナスの日ともなれば、給料日よりもよいワインを買わねばならないだろう。(笑)会社帰りにたくさんワインを置いている店に行って、ちょっといいワインが二本あって、どっちにしようかなとも思ったが、ボーナス日に悩んでどうすると思い直して二本効子とにした。ちゃっかり一本は誕生日プレゼントにしてもらった。(笑)

 家に帰るなりプレゼントのワインを渡して、たらふく亭へと向かった。今日は天然の穴子がいいというので白焼きを食べたらまさに絶品だった。金目の煮付けも良かったし、さすがにたらふくはいつ行ってもはずさない。う〜ん満足満足。部屋に帰ってワインを飲み、その時最後のプレゼントを渡す。プレゼントの三段攻撃ってところかな。(笑)プレゼントをあげるのは結構楽しいのだ。

98 6/23(火) 「くろちゃん、てくえんでぴょんぴょん跳びはねる」の巻 

 前にくろちゃんがポストペットにはまっているという話を書いたが、最近彼女が凝っているのは「てくてくエンジェル」だ。これまた、いまさらって気もするけど。(笑)事の始めは先週の土曜日合唱団の練習に行ったとき、団員の人が持っているのを見せてもらってからだ。昔から万歩計は欲しいと思っていたところにかわいいキャラクター付きということで、かなり興味を示していた。

 日曜日に二次会の景品を買いに東急ハンズに行ったのだが、ちょろっと目を離した隙に買ってきてしまった。この人はもの凄く買物が早い。(というか、なんでも早い。でも足は遅いかも…)日曜日の練習にも持っていったのだが、その時にはくろちゃんはワンピースを着ていて、てくえんをつける場所が無かったものだから、私が替りに付けたりした。

 男の人は大抵ズボンなのでベルトにでも付けておけばいいが、女の人は服によっては装着するのがなかなか大変である。くろちゃんの部屋着はワンピースが多いので、部屋にいるときはどうやって付けようかかなり研究していた。昨日の昼間になにやら方法を編み出したらしいのだが、私には教えてくれない。

 くろちゃんは運動するのが嫌いで、私がボウリングとか運動に誘っても全然乗ってこなかったのだが、ノルマをこなすため部屋の中でぴょんぴょん跳びはねている。かなり楽しそうなので、私も欲しくなってしまった。とうぶん、てくえんで遊びそうな雰囲気だ。(遊ばれているかも)

 ちなみにポストペットもまめに世話している。もっぱら私との間で行き来きしているのだが、くろちゃんの「くろ」は賢くて面白いメールを書くので少々うらやましい。私の「ごまっち」は食欲ばかりで同じことしか言わないところが、飼い主そっくりで時々嫌になるのだ。

98 6/22(月) 「ごま、あれぇ〜お代官様ぁ〜ご勘弁を…」の巻 

 前にも書いたが私は「水戸黄門」が好きなので月曜の8時からは水戸黄門を観るというのが結婚するまでの定番だった。しかし、くろちゃんはあまり水戸黄門は好きではないらしいので、結婚してからはほとんど観ていなかった。今日はたまたまその時間帯くろちゃんが台所でいろいろ作業をしていたので、気兼ねなく水戸黄門を観ることが出来た。

 今日の話は、八兵衛が女中さんに惚れられたり、お銀の入浴シーンがなかったり(たぶん)、最後の黄門様が現れる過程があまり無いパターンだったりと、いくつかある定番の流れとは少し違う変化バージョンだった。まぁたまにはこういう組み合わせがあっても良いと思う。

 少し気にくわなかったのは(というか私の望むものとは違う)、今回温泉宿の美人女将が追いつめられてお代官のところに行ってお代官と差し違えようとするシーンだ。いや、それはそれでいいのだ。しかし、私は人妻でなくて娘がお代官の元に行って御酌をして、お代官が廻船問屋の越後屋に「そちはもういいぞ。」と言うと、越後屋が「あっこれはこれは気付きませんで…」といいつつ退出し、お代官がおもむろにふすまを開けると寝床(なぜかピンクで高い枕)が既に敷いてあって、お代官が「よいではないか。」などとスケベ顔で言いつつ帯をつかんで娘(娘はもちろん「あれぇぇ〜」と言う)を回すってシーン(説明なげぇよ。)がお気に入りなのだ。(ええ定番ですね。どうせこの後お銀が助けに来るのだ。)

 私としてはお代官と娘ごっこを一度はやりたいと思っているのだが、いまだやったことはない。なんと言っても本ものの帯でくるくるやるのが(そう私は悪代官役である)ささやかな夢である。(あまりいい夢とはいえない。)そう思うたびに親から着物の着付け方を習っておけばよかったとちょっとだけ後悔したりするのだ。

 それはさておき、今回の最後の事件が解決して旅立つシーンで八兵衛が女中さんと恋仲になったので、黄門様が「そんなに好き同士なら離れるのはよくない。おかみさん(たしか役名)、八兵衛をたのみますよ。」といって八兵衛を温泉宿に置き去りにしようとした。「おぃおぃ、水戸黄門の主役はあんたじゃなくて、八兵衛かお銀だろうが黄門様いなくても全然構わないけど八兵衛がいなきゃ全然水戸黄門じゃねえよ。」(ほっ本当か?)と思ってしまった。(笑)一瞬これで水戸黄門も終りかとちょっと心配したが、当然最後の最後で八兵衛が戻ってきた。やれやれである。(どこが?)

98 6/21(日) 「ごま、初めての父の日&日曜の過ごし方」の巻 

 今日は父の日だが、生まれてこのかた一度も父の日に何かをしたことはなかった。母の日は子供の頃何かした記憶がかすかにあるので、なにをしたかは全く覚えていないがきっとなにかをしたのであろう。(う〜ん、本当か?)ところが、父の日は記憶の片隅にも残っていない。目を閉じても残像とか全然浮かんでこずに、眠くなるばかりである。

 もっとも、うちの実家ではそういう行事は無視することが往々にしてあるので、実家では無くて当たり前なのである。ところが、今年はくろちゃんが私と連名で私の父にも贈り物をしてしまったので、今日が30数年にして初めての父の日となったのだ。やれやれである。

 話はかわって、我が家の日曜日の基本的な過ごし方が大体固まってきた。日曜日は近くのスーパーが9時から開店していて(通常は10時)、なんと9時から10時までの間に買うと総額の10%分の割引券をくれるのだ。これは結構ばかにならない。貧乏なうちなんかは、今月の給料が出る前にはなんとこの割引券で生きながらえた位である。

 休みだろうが何だろうが7時前には起きてしまう高血圧夫婦の私たちにとっては、朝9時開店なんて別段速い時間ではないので、これを利用して米や調味料といった重い物とか日持ちのする物は、日曜日にまとめ買いすることにしている。今日も米と醤油と料理酒を買った。買物から夕方まではその日の都合によって変るが、夕方からは歌の練習があるので、車で練習に行って帰りは同じ町田から来ているPくんを乗せて一緒に帰ってくるというのが、日曜日の代表的な生活パターンである。

98 6/20(土) 「ごま、お中元を買いに行く。」の巻 

 そろそろお中元の季節ということで、今日はお中元を買いに行くことにした。10日ほど前に伊勢丹のお中元のカタログが届いていたので、まずそれを眺めて大体どんなものにするかを検討した。そしたらくろちゃんと「ハムなんてどうだろう?」ということで、意見が一致した。

 最初は町田か新宿に買いに行こうと言っていたのだが、ハムだったらなんたって独逸屋が美味しいし、近いので独逸屋で買うことに決定。今日は天気もいい事だし、独逸屋に行く前に洗車場に寄って洗車をしてからハムを買いに行くのだ。どうせ今日洗っても何日もしないうちに雨が降るのわわかっているのだが、ここ数ヶ月忙しくて洗っていないのでどうにも汚くてもう耐えられないレベルになっているからいいのだ。

 午前中の方が空いているだろうと、洗車場に行ってみると運良く一ヶ所だけ空いていた。ラッキーと思って車を停めて、さぁ洗車をしようとトランクを開けてがく然…。とほほ…、倉庫に洗車道具置きっぱなしだよ…。そういえば引っ越しの時、荷物をたくさん移動するので、洗車道具を倉庫に入れたなぁ。う〜それにしても間抜けすぎる。とりあえず、ここにいても洗車は出来ないので出ることにしたが、あの感じじゃ戻ってきてももう空いてないだろうな。しょうがないので今日の洗車は断念することにした。

 洗車場から直接独逸屋に行って、早速お中元の手配をする。この店に贈答用のセットがそんなにあるわけではないのでさっさと決めて、宅急便の紙を書いて期日を指定すればおしまいである。ちなみに送るのは両親と仲人さんところだ。ポイントカードが一気にたまってちょっとうれしかった。

 さぁ帰ろうと思ったらもうガソリンが残り少ないので、ガソリンスタンドに寄ることにした。そこで、そういえばガソリンスタンドで手洗い洗車(手荒い洗車ではない)の半額券を貰っていたことに気付く。ここのガソリンスタンドは機械に通さずちゃんと手で洗ってくれるし、半額なら洗車場の機械使用料よりちょっと高い程度なので、ここで洗ってもらうことにした。車もすっきりしたし(といっても数日だけだとは思うが)、お中元は手配したしさわやかな気分で家に帰ったのであった。

98 6/19(金) 「ごま、今日は給料日。ワインとチーズを買って帰る」の巻 

 私の会社は20日が給料日だが20日が土曜日の場合には19日が給料日になる。先月は真っ赤だったので、会社帰りに早速お金をおろしに行くことにした。最寄りのキャッシュディスペンサーは、スーパーマーケットのサンワの近くにある。最初路駐しようかと思ったのだが、駐車できるようなスペースが開いてなかったので、サンワの駐車場に車を置いてお金をおろしに行った。

 最初はお金をおろしたらさっさと帰ろうと思っていたのだが、せっかくだからサンワの中を見て回ったら、カマンベールチーズとブルーチーズがかなりお買い得な値段で売っていたので、思わず手にとってしまった。手に取ったら買わなきゃなるまい。

 チーズ買ったらやっぱりワインが欲しい。このスーパーもかなりワインの種類は豊富なのだ。本当はワイン買うなら少し会社の方に戻るとよい酒屋があるのだけど、いまさら戻るのは面倒だからここで買うことにした。

 ワイン売り場を眺めていると、オーストリアのワインが置いてあった。ウィーンのスーパーでも見かけた銘柄(セルヴィス)のものだ。オーストリアは実はワインどころなのだが、ほとんど自国で消費してしまっているらしく、あまり日本でも見かけない。値段も安いので一本はこれに決めた。もう一本は、黒猫のラベルのツェラー・シュワルツ・カッツというドイツワインだ。理由はくろちゃんがポスペで買っているネコが「くろ」って名前だからという単純なものだったりする。ラベルに描かれているネコがかわいいしね。

 夜、早速オーストリアワインを飲んだ。味はすっきり・さっぱり・さわやか系の味だ。安売りチーズも美味しくてくろちゃんも私も調子に乗ってくぴくぴ飲んでしまった。私は弱いんで、ワイン二杯も飲めばほろ酔い状態だ。そういうわけで、ごろごろあざらしに変身してしまった。(笑)給料日にワイン(か日本酒)を買うの定番にしようかな〜。

98 6/18(木) 「ごま、フルーツいっぱい。(お菓子も…)」の巻 

 独身時代はフルーツなんて、自分からはまず買わなかったし外食したときに添え物で出てくるのを食べるくらいで、どうかすると数ヶ月全く食べないなんて事態は、別に珍しい事ではなかった。ところが、最近なぜかあちこちからフルーツを頂いて、うちの冷蔵庫はフルーツがいっぱいで、食べても食べても無くならないって状態で、ちょっと驚いている。

 どんなのがあるかというと、まずみかん。くろちゃんの親戚は宇和島に多いので、みかん類はよく送ってくる。結婚してからでも夏みかんが一箱と、ハウスみかんが送られてきた。夏みかんが送られてきた当初は、「これは全然減りそうにない」と思っていたが、最近になってやっと減ったのだ。それでもまだ数個はあるし、ハウスみかんはまだたくさんある。

 先週お客さんを呼んだので、お土産で頂いた桃とさくらんぼもある。さくらんぼは足がはやそうなので、今週になって夕食後毎回食べていて、今日やっと全部食べきったところだ。桃はまだ手つかず。その他にもカレーに入れるのに使ったリンゴとか、やはり先週お客さんが来た時出した、どえらい酸っぱいキウィがある。(こいつはしばらくおかないと食べれないかも)

 実家にいた時でもこんなにフルーツがたくさんあったことは無かったように思う。フルーツだけじゃなくて、実はお菓子ももらい物他いっぱいある。今日も旅行帰りのYくんからモーツアルトチョコを貰ったし。大体私はお菓子の袋を開けると無くなるまで猿のように食べ続けるのだが、今そんなことすると栄養士のくろちゃんからこっぴどく怒られるのだ。もうお菓子を開けちゃうと、湿気ないかとか味が落ちないかとか心配でしょうがない。でもよく考えればチョコなんて湿気ないし…。ようするに性分なのだな。(食い意地が張っているのかも)

 私はフルーツもお菓子も大好きなのでかなり幸せな状況ではあるな〜。とくに桃は楽しみかも。缶詰じゃない桃なんて、何年か前高山の朝市で食べて以来食べてないもの。明日あたりは食べれそうだ。(というかそろそろ食べないとまずいかも)

98 6/17(水) 「ごま、久々のでぇと?(なにをいまさら…)」の巻 

 今日はフレックスを使って4時に退社し、オーチャードホールで行われるオペレッタをくろちゃんと観に行くことになっている。前々から今日は4時に帰ると宣言してあって、会議やらが入らないようにスケジュールを組んできた。ところが、今日の仕事はNくんの面倒を見るという厄介な仕事になってしまった。(笑)

 いや本来ならこの仕事も日記にも書いたように昨日するはずだった。ところが、Nくんの作業が昨日の朝一に始められるはずが、今日の午後一までずれ込む事になったからだ。今日二人ですることはそれぞれが設計したブロックを接続してちゃんと動作するか検証することだ。ちなみに私のブロックは、Nくんが手間取っている間に、他の手法で検証して完全に動作することは確認してある。従って、結果がおかしかったら全てNくんのブロックに原因があることになっている。

 早速午後になって動作をチェックしてみる。まぁ当然のごとく最初は正確には動かない。すると、Nくんはちょっと不満げだ。Iさんと机上でかなり綿密にチェックしたので一発で動くと思ったらしい。ちっちっ甘いな。こりゃ時間かかりそうだ。それはやばいなぁ…と思った。でもIさんがかなり面倒を見てくれていたので、なんとか3時30分過ぎには一応動作するようになった。後は明日という事にして、くろちゃんとおちあい渋谷に向かった。

 今日の演目は、レハール作曲のオペレッタ「メリー・ウィドウ」で、演奏はウィーン・オペレッタ劇場だ。オペレッタというのは、オペラよりもせりふが多くてオペラとミュージカルの中間くらいというところかな、基本的には喜劇が多い。有名な演目としては、この「メリー・ウィドウ」の他にはJ.シュトラウスの「こうもり」などがある。「メリー・ウィドウ」というのは日本語訳では「陽気な未亡人」といって、ストーリーはウルトラ簡単に説明すると大金持ちの未亡人とその周りの人々の恋のお話だ。(ぜんぜんわからないとおもう。)

 本当は、ウィーンに行った時に、オペレッタの殿堂「フォルクスオーパー」でこの「メリー・ウィドウ」か「こうもり」を観たかったのだが、私たちの滞在中には残念ながら公演が無かった。(帰った日からはじまったのだ。)ウィーン・オペレッタ劇場が来日することもずっと前から知っていたのだが、たぶんチケット取れないし、ウィーンで観る場合の三倍ほどチケット代が高いし、躊躇してたのだ。ところが、土曜日にチケット・セゾンのページから予約をしてみたら、チケットが取れてしまったというわけなのだ。

 軽快なウィナーワルツが心地よい。日本の客(って私もだが)はノリがいまひとつ悪いのだが、それでも二幕以降はかなり盛り上がって、アンコールが何度かあった。特に三幕のフレンチカンカンのシーンはとても盛り上がった。全体的に歌手の声の出はいまひとつかな?と感じたが来日公演としては、かなりよい出来だったと思う。くろちゃんもとても満足していたようだった。調子に乗って10月の「椿姫」と1月の「フィガロの結婚」のオペラの予約もしてしまった。(とれるかはまだわからない)よく考えると二人分だから結構な出費だよな〜。まっボーナス近いからいいか。(笑)

98 6/16(火) 「ごま、日記猿人の累積ランキングを見てみる」の巻 

 最近日記猿人が重いような気がするけど、たまたま私が見るときが重いのかな?今朝、日記を更新しようと思ったら間違って「ガイドライン」を押してしまった。せっかくガイドラインに入ったので、ついでに累積ランキングを覗いてみることにした。ご存知の方も多いと思うが、累積ランキングはガイドラインからしかリンクされていないのだ。

 自分の所を見ると現在60位で昨日までに2834票入っている。日記猿人に登録したのは確か10月の終りだったので、平均すると一月あたり約350票、一日では約12票入れられていたことになる。確か年末あたりには一日10票入ると驚いていたし、結婚すると宣言する前には20票以上入ることは考えられないことであった。初めて10票を超えた時や、初めて今日のランキングで折り返された時(前日の10位を超えた場合)は凄くうれしかったことを思い出す。(といっても折り返されたのはたぶん一回だけで、それも年末で全体の投票数がすご〜く少なかった時だ。(笑))

 最近は大体一日15票くらいで、のろけネタを書くと票数が増えて普通のネタを書くと今一伸びないという傾向がある。自分で書いているときに「こりゃ面白い」と思って書いたものが案外うけず、「今日はネタ無いなぁ…。」と思って苦し紛れに書いたものが投票数が多かったりして、そういうところがランキングに参加している面白さだなと思っている。

 ネタの傾向を見てみると、ここ数ヶ月はさすがに新婚ネタや結婚ネタが圧倒的だが、その前までは食べ物ネタが多かった。そういえば最近は食べ物ネタをあまり書いてないな。たぶん外食する機会が前より極端に減ったからだな。

 更新のタイミングは登録した当初から大体朝6時〜8時までの間に行っている。それだからだとは思うが、私の日記は午前中はランキング上位にいることが多く、お昼の3時頃までに一日の9割の票が入っているようだ。逆に夜は実生活と同じでからっきしだ。(笑)あと会社から読んでいる読者が多いので、土日は極端に票は落ちる。投票数を増やそうと思ったら、夜11時前に更新するほうが効率がよさそうな気がする。まぁ私は夜日記を書いて朝更新するのが生活パターンになっているので変える気は無いけど。

 日記猿人に登録してから今まで日記を更新しなかったのは、新婚旅行に行っている間だけだ。私は根気がまるっきり無いので(通信簿とかに書かれていたような気がする)、今まで日記なんて書いても三日と持たなかったが、人に見られると思うと結構続くものだと感心する。長続きしている原因は、たくさんの人に読まれている事と、その日あったことをなるべく淡々とマイペースに書いていた事だと思う。

 「楽しみにしています。」なんてメールが届くと、しょせんあざらしの私は舞い上がって、「こりゃ、毎日更新せねば。」と思うのである。それと毎日力入れて書いていると、それほど想像力や文章力があるわけではないので息切れするから、人のために書くというよりは未来の自分の為の覚書というスタンスで書いているつもりだ。結婚前後のエピソードとかを割と詳しく記録出来たのは、後々のために良かったのかもしれない。

 ところで、ランキングの他の人を見てみると、私のすぐ上(つまり59位)は「テクニカルライター裏日記」だ。ひぇぇ〜みぽさんって4月頃登録したんじゃなかった?まさに破竹の勢いですね。凄すぎ!チケットも確保出来たそうで、よかったですね。私は1046番なので1000番以降の人が気になるのだが、あと1000番以降で私よりランキングが上なのは「野生の雄叫び 吠えろゴリさん」だ。この日記も面白いので順当でしょう。

 ちなみに一位はもうぶっちぎりで「ちゃろん日記(仮)」。よくもまぁ毎回質を落とさず書けるものだ。二位は「喜遊楽的生活」三位は「ずくなし日記」だ。かやすがさんや玉川さんは、登録番号が二ケタ台だ。長く継続して多くの人に読まれているというのは素晴らしい事だと思う。私もみなわらなければ。

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