先日も書いたが、去年の今ごろはウィーンに新婚旅行中だった。家にまだ旅行中にお土産として買って余っているワインもあるので、今日はこれを飲んでウィーンの気分になろうかという事になった。
せっかくだからウィーンの名物ウィナーシュニッツェルを作って更に雰囲気を盛り上げることにした。ウィナーシュニッツェルというのは、お肉を叩いて薄く延ばした肉を揚げてレモンで食べる、ウィーン風カツレツだ。
うちには肉タタキがないので、近くのショッピングセンターで買いに行った。本当は牛肉でやるのだが、今回は豚肉でやることにした。肉タタキは久々に私が台所に立ってバンバン叩いて延ばした。
レモンを搾って早速食べてみる。肉は頑張って延ばしたつもりだったのだが、食べたときにはもう少し延ばしたほうがよりウィーン風の様な気がした。でも、味は良い。オーストリアのワインは単独で飲むとちょっと酸味が強すぎるかなという味だったが、これもシュニッツェルと合わせると、よくあう。ウィーンで食べたのもこんな感じだったような気がする。思いの外雰囲気がでて面白かった。
99 5/14(金) 「ごま、東京ブギウギでヘィ!」の巻
昨日の飲み会だが、結局私が帰った後にトラブって今日に延期になった。今日なら別に問題ないので、7時から社宅近くの安くてうまい居酒屋で飲みが始まった。居酒屋の料理は3000円コースだというのに、焼き肉、さしみ(ヒラメ一尾)、もつ鍋、あさりバター、韓国のり巻き等々豪勢でとても良かった。
盛り上がっている最中に、15日の午前4時から機器の調整をするからきてねという連絡が入った。まぁ朝からやるというのはわかっていたし、9時から別の実験も入っているから、別に驚かないし、二つの仕事が繋がってそれはそれでいいかという感じだった。飲みも10時に終わったので、帰って風呂入って4時間ほど寝ればいいかと思っていた。
ところがお風呂に入っている最中にまた電話が入って、4時からのが2時からに変更になったとのこと。わぉ、2時間しか寝れないじゃん。猛ダッシュで寝て1時に起きて会社に向かう。調整が終わったのが5時で一旦家に帰って一眠りすることにした。
家に向かう途中聴いていたFMでは「OH!演歌クラブ」(たぶんこんな字?)というシュールな番組をやっていて、なかなか凄いなぁと思っていると、「東京ブギウギ」が流れ始めた。私はもうテンション高かったし、「心うきうきわくわく!」なのだ。笠置さんと一緒に「ヘィ!」と叫びながら家に帰った。歌ってすっきりした後、また2時間仮眠して今に至る。これから再々出勤なのだ。
99 5/13(木) 「ごま、急な飲み会には行かない。」の巻
今日の夕方6時を過ぎた頃、急に打ち上げをやろうと言う話になった。打ち上げの理由は、千葉にある研究所と共同でやっていたプロジェクトが今週でほぼ終りになったからだ。
しかし、6時半頃に言われても、急には飲みには行けない。くろちゃんがもう夕食を作っているだろうし、車の処置とかも面倒だ。「明日なら行けるんだけど…。」と言ったのだが、他の人の都合もあって今日やることになった。
飲みに行くのは嫌いではないのだけれど、どうもこの部署の飲みはいつも突然でちょっと困る。せめて15時くらいまでに言って置いて貰えるとなんとか出来るんだけれど。まぁ私も、今週でプロジェクトにかたがつくのはわかっていたので、抜かりがあったといえばその通りだけれどね。
99 5/12(水) 「ごま、手造りストロベリージャム&スィートポテトを食べる。」の巻
朝食にストロベリージャムが出た。このジャムは、日曜日にお出かけしたときに三重町ってところで農産物直売所で買った苺で作ったものだ。この苺は一箱(苺のパックが6個か8個入るあの箱)600円で売っていた。生では全部食べきれないし、味は良かったけど大きさはまちまちだったので、小さいものとかはジャムにしたのだ。
摘みたての苺でジャムってのは結構贅沢だ。自分でジャムを作ると、水っぽくなったりするものだが、そこは料理上手のくろちゃんのことだから抜かりはなく、ちょっと酸味が効いていて甘すぎず爽やかな味だった。よく甘すぎるジャムも売っているが、あれよりはよほど美味しい。
夕食にはスィートポテトが出た。これは、鹿児島に行ったときに市場で買ったサツマイモで作ったものだ。確か一袋100円で売っていた。これも芋の甘みがくどすぎず上品な味だ。もっと欲しいなと思って聞いてみたら、残っていた芋では二つしか作れなかったそうだ。う〜ん残念。
99 5/11(火) 「ごま、とにかく眠い。」の巻
私の場合日記の更新は普通朝の7時前にやっている。ところが昨日の日記は夜中の0時頃だった。なぜかというと、今日の朝5時頃から実験が行われる予定だったからだ。5時に会社だと、4時過ぎには起きないといけないから、朝更新するのは辛いから寝る前に更新したというわけだ。
実験開始時間は夜の0時前に入った連絡では、朝の5時過ぎだったのだが、4時頃に連絡があって6時過ぎにずれ込むことになった。工場の操業に左右されるから、こんなに朝っぱらからやったり、時間がすぐに変更になったりと流動的でやりにくいったらありゃしない。4時の電話からまた他の関係者に電話を回して一応5時過ぎ位まで寝ることにした。
実験が無事に終了したのが9時過ぎ。こっちはもう一仕事終えた気分だったのだが、実は仕事は始まったばかりだ。とにかく一日が長い。特にお昼まではホントに長かった。お昼ご飯を食べた後は、眠気の戦いだ。実験の後はディスクワークばかりだったので、途中何度か記憶が彼方に飛んでいった。眠くて眠くて、辛いことこの上ない。ところが、あんなに眠かったのに家に帰ってくるとすっかり眠気が無くなってしまった。変なの。
今日は暑い一日だった。五月でこんなに暑いのは何時以来かなと考えてみると、ちょうど一年前に行った新婚旅行先のウィーンが五月というのに30度を越える異常な暑さだったことを思い出した。たまたま、先月末結婚して新婚旅行に行っていた後輩が、今日から出社したことも思い出した原因だと思う。
そういえば一年前はウィーン少年合唱団の500周年記念コンサートを聴きに行っていた。このコンサートはチケットが取れたのが不思議なくらい貴重なコンサートだった。その他には、憧れのウィーンの国立歌劇場で初めてウィーンフィルの生演奏を聴いたのもこの日だった。一年前は音楽三昧の一日だったわけだ。
あぁウィーンは楽しかったな。カフェも素晴らしかったし。お土産で買ったワインの余りが一本残っているので、今度開けて飲もうかな。
99 5/9(日) 「ごま、マンボウとかトトロとかのほほんとしたものを見に行く。」の巻
大分県の南にある蒲江という町ではマンボウを町営のプールに入れて飼っている。ゴールデンウィークから何度もニュースになっていて、くろちゃんも一度もマンボウを見たことがないと言う事なので、行ってみることにした。
家からは大体80キロ位離れているのだが、天気も良くて気持ち良くドライブし、10時頃蒲江に到着。早速マンボウを見る。100mのプールに35匹のマンボウがまぁのんびりと泳いでいた。顔だけ見るとあまり何も考えていなさそうだった。説明を読むと、クラゲとかイカとか小魚とかを食べるらしいのだが、動きが鈍いのでとろそうなものだけ食べるのだそうだ。如何にもマンボウらしい。その他にももう少し小さなプールにウミガメがいたりした。私も水族館でマンボウを見たことはあるが、手を伸ばせば触れそうなほど近くで見たことはないので、かなり楽しめた。
その後延岡まで行って、味のオグラでこの店の名物「チキン南蛮」を食べる。やっぱりオグラのチキン南蛮が一番うまい。一つ気になったのは私はチキン南蛮定食で、くろちゃんはチキン南蛮単品(ライス付き)を頼んだのだが、くろちゃんの方がチキンが大きかったことだ。同じと思っていたのにショックだ。
延岡からの帰りには宇目町という蒲江の隣町で最近話題のトトロのバス停を見に行った。ここはかなり山の中のバス停なのだが、本当にトトロという名前のバス停で、しかもトトロがいそうな場所で、ある日近くに住む女の子がトトロの絵を描いてバス停に置いたら、あっという間に広がってネコバスの絵の看板とか、トトロの置物が置いてある木とかが出来るようになったらしい。
行ってみると、まぁ私には見慣れた風景だけれども確かにトトロがいそうなところではある。流行というのは凄いもので山の中というのにかなりたくさん人が来ていて驚いた。今日はマンボウとかトトロとかぼ〜っとしたものばかりだった。
99 5/8(土) 「ごま、韓国料理屋に行く。」の巻
昔通っていた学校の前を毎朝通って通勤しているのだが、その学校の近くに韓国料理屋が出来ていて、前々から気になっていた。4月に花見をした時に、一緒に行った人から「あそこの韓国料理屋はなかなかいい。」という評判も聞いていたし、この前地方情報雑誌を読んでいたらそこにも取り上げられていたので、くろちゃんと一度行ってみようという事にしていた。
行ってみると思ったよりも小奇麗な店で、若い夫婦二人で切り盛りしていた。とりあえず、キムチとカルビとチヂミ(キムチ)と石焼きビビンバを頼んでみる。キムチは色は真っ赤で如何にも辛そうだが食べてみるとそれほど辛くない。これは本物の韓国のキムチだということだ。石焼きビビンバも本格的でいいし、なんといってもチヂミとカルビが絶品だった。
チヂミがあんまり美味しかったので、ニラのをもう一枚頼んで食べた。これもうまかったが、くろちゃんはキムチ味の方がお気に入りだったみたいだ。その他にも鍋やお粥も興味深かったのだが、さすがにちょっと暑いから遠慮した。寒くなったら是非頼みたい。
それにしてもこんな街外れでこんなにいいお店はちょっと無いな。こういうお店を見つけると凄く幸せな気分になる。くろちゃんとまた絶対来ようといいあった。
99 5/7(金) 「ごま、お隣はお引っ越し?」の巻
会社帰りにふとみると隣の家にあかりが灯っていた。うちの隣は両側とも空き家なのだ。最近私の棟は改修しているので、その作業でもしているのかなと思ったが、さすがに9時までは作業はしないはずだ。
隣の家の前を通るときにふと見てみると4.5畳に洋服ダンスが置いてあるのが見えた。その隣の部屋にはカーテンがかかっていて、奥に人影が見えた。ということは、誰か引っ越してきたのかな。
家に帰って、くろちゃんに聞いてみると、昼間にトラックが2台やって来て家具を運んでいたそうだ。そして若い女の人が来ていたそうなので、どうやら隣の家には新婚さんがやって来るらしい。今のところ家具しか運んでいないそうなので、まだ結婚式は挙げていないのかな?
そういえば、ここに引っ越しする時、総務の社宅担当の人から改装がすでに終わっている私の部屋に二組の転任者(私ともう一人)と一組の新婚さんが対象になっていると言っていたので、その新婚さんが隣に越してくるのだろう。とにかくここでは、新人だったので新しく人が入ってくるのはうれしいし、隣が空き家だと物騒なので引っ越してきてもらってよかったと思う。
99 5/6(木) 「ごま、連休明けは気だるい。」の巻
連休明けに会社に行くと、案の定仕事は山のように溜まっている。ただでさえ気だるいというのにメールボックスに溜まっているメールを読むと更にやる気が無くなってくる。その上、事務所の空調は相変わらず調子が悪く、昼が近づいてくるとどんどん気温が高くなって、昼過ぎには30度を越えてしまっている。こんなところだと暑さでもうろうとするし、全く仕事ははかどらない。それにしてもなんでこの空調はこうなんだろう?このまま夏になったら仕事なんてここじゃ出来ないなぁ。
なんというか今日は全く効率があがらなくて、最悪の一日だった。来週になると、さらに仕事が増えることはわかっているので、明日までになんとか区切りをつけておかないとやばいことになりそうだな。
99 5/5(水) 「ごま、山登り(のまね事)をする。」の巻
今日は連休最後の日なので、別府にある洋食屋に昼ご飯を食べに行こうということになった。この洋食屋はガイドブックに載っていて、前に一度行ったことがあるのだが、なかなかグットなお店で私もくろちゃんもお気に入りなのだ。
ただ、単に別府に行くだけじゃつまらないので、大回りをして由布院に行き、そこから城島高原を抜けて別府に出るルートを通ることにした。このルートは過去2回通っているのだが、いずれも天気が悪かったからだ。今日は少し霞んでいるがなかなかの天気だ。
道は思ったより混んでいなくて、このままじゃあまりに早く別府に着きそうだったので、途中鶴見岳のロープウェイに乗って見ることにした。ロープウェイでは山頂の手前までしか行かない。ロープウェイ乗り場でもかなり眺めが良いが、せっかくここまで来たのだから山頂まで登ろうということになった。案内によると山頂まで10分位らしい。
山に登るには鳥居を抜けて行くように書いてあったし、その道を登っている人もいたので、そっちを通ってみたのだが、どうも道がちゃんとしていないし、坂が急で本当に山登りのルートみたいなところだ。ロープウェイまで来ている割には結構ハードルートだなぁ。と思って登っていると、途中から石畳のキレイな道に出てきた。どうやらこっちが本当のルートらしい。山頂に登って景色を堪能した後、そのキレイな道を下ったのだが、こっちのほうが全然楽チンだ。まぁホンの少しだが山登りをした気分になれたからいいか。
99 5/4(火) 「ごま、映画三昧の一日。」の巻
今日は雨だしここのところずっと外に出かけているので、一日くらいは家でごろごろしようということになった。昨日のうちにビデオを一本借りていたので、朝から早速映画を観ることにした。
観た映画は「ザ・ロック」。私はアクション物が結構好きなのだ。くろちゃんもドキドキして観ていた様子だ。観終わったのが11時前だったので、すぐにレンタルビデオ屋に返しに行って、その場でまた一本借りてきた。
次に借りたのは「陽のあたる教室」というほのぼの系の映画。さっきとは毛色が違うほうがいいだろうから選んだのだ。昼ご飯を食べてすぐに観た。心温まるよい作品だった。この映画、英語の題名は直訳すると○○(主人公の名前)の作品というような題だったが、この日本語の題はなかなかいい。英語の題よりも映画の雰囲気が出ているような気がする。
たまにはこういう映画三昧の一日もいいな。
99 5/3(月) 「ごま、結婚一周年を迎える。」の巻
今日は結婚記念日である。つまり、結婚一周年と言う事だ。結婚式を挙げたのはずいぶん昔の事のように感じるが、まだ1年しか経っていないというのには我ながら驚く。振り返ってみると、この一年は私にとって本当に色々あった年だ。
結婚して新婚旅行に行ったこと、くろちゃんと一緒に住むようになり独り暮らしとは一味違う面白い事が次々と起こったこと、異動になって町田から大分に転勤することになったこととホント目まぐるしい一年であった。
今日はその一周年を祝うために、結婚式で使ったローソクに火を入れてみた。必要以上に太いローソクなもので、なかなか一年目のノルマのところまでに行き着かない。食事は先日実家に帰ったときに貰った高千穂牛のサイコロステーキに、とっておきのボルドー一級のラフィット・ロートシルトの66年物。そしてデザートに貴腐ワインとめったに無い贅沢な食事だ。まぁ一年目なのでこれくらい張り込んでもバチは当たるまい。
99 5/2(日) 「ごま、園芸のまね事をやってみる。」の巻
引っ越してからパセリや幾つかの花を買ってきてプランターに入れて育てていて、順調に育てってきているので、ここらでもう少ししっかりと園芸のまね事をやってみようかと思い立った。思い立ったが吉日なので、早速挑戦することにした。
近所のディスカウントショップは園芸用品も充実していて、かなりの種類の苗も置いてある。これからやるなら夏に収穫できるものがいいだろうと思い、比較的簡単そうなプチトマトと普通のトマトとキュウリと茄子の苗と、土とプランターを買って、家に帰ってベランダですぐに苗をプランターに植え直した。
昔実家で畑を借りていたときに、今日植えたトマトもナスもキュウリも作ったことがあるが、プランターであの時のようにうまく育つのかはちょっと心配。プチトマトとかうまく育つと食べられないくらいたくさん実が生るんだけれど、ちゃんと収穫できたらうれしいなぁ。
99 5/1(土) 「ごま、実家に帰る(宮崎・鹿児島旅行最終日)。」の巻
今日は旅行最終日だ。今日も朝早くに起き6時にはホテルをチェックアウトする。ホテルの近くで朝市がたっているということなので早速行ってみる。色々見て回って、キャベツやさつまいも、さつまあげとかを買った。そして鹿児島を後にする。
最初の目的地は霧島だ。霧島神宮やえびの高原を少しだけ散策し後はドライブで車窓からの観光という感じだ。なにせ、今日は実家まで早い時間に到着しなければならないことになっているからあまり悠長に観光もしてられないのだ。生駒高原に着いたとき野菜の無人販売所がたくさんあったので、寄ってみると、とれたてキャベツが二つで100円で売っていて、くろちゃんがややショックを受けていた。
霧島を越えたらすぐに高速に乗って実家近くのインター(と言っても70キロ以上あるけど)で降りた。インターから実家までの間にめぼしい観光地はあまりないのだが、一ヶ所だけ通潤橋という石橋があるので、寄ってみることにした。この石橋は用水路になっていて時々水路掃除の時に放水をする。放水をすると、石橋中央の両側から川に向かって水が豪快に出てくるという面白い橋だ。着いたばかりの頃は放水はしていなかったが、場所を移動して見に行くとちょうど放水を始めたところだった。放水シーンはそうそう見れるものではないのでラッキーだった。
実家に帰って色々話をした後、ご近所に挨拶に行った。結婚して帰るのは今日が初めてなのだが、そういうものらしい。その後実家近くの温泉に行った後、夕食を食べて家に帰った。三日間で大体1,200キロ位の走行距離(うち高速は100キロ強)。ほとんど下道だったので、さすがに疲れた。
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