ありがちな日記 99年8月前半


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99 8/15(日) 「ごま、ムカデにびびる。」の巻

 朝起きたら親が突然大分の親戚の家に行くことにすると言い出した。昨日はそんなことは言っていなかったので、突然どうしたのか聞いてみたら、夜中にふと思い出したそうだ。いつもながらにいきあたりばったりの親である。私も大分に帰るだけなので二台で大分に向かい私の家に私の車を置いてから、親戚の家に行った。ここでも、刺し身やら寿司やらがいっぱいあり、この二日完全に食べ過ぎだ。

 そんなかんじで夕方家に帰ってきて日記を書こうとしていると、足下に何か蠢くものを発見。なに?と思ってみてみると、なんと12〜13センチ位あるムカデだった。ほとんど脚のすぐ横を通過中で、虫とかにあまり驚かない私もさすがにビックリした。刺されたら痛いし…。

 もちろん、私をこんなにビビらせた罪は当然許しがたく、早速殺虫剤とハエたたきで完璧に抹殺した。それにしてもここ二日ほど完全に締め切っていたのに何処から入ったんだ?気になるなぁ。

99 8/14(土) 「ごま、実家に帰る。」の巻

 くろちゃんもいないし弟も戻っているというので、実家に戻ることにした。途中お土産にとうもろこしを買い、その他にこの間買った究極のケチャップをくろちゃんの実家が欲しいというので、私の実家の分とあわせて買うことにした。あのケチャップの町は実家までの道を少し回り道するだけで行けるのだ。ところが行ってみるとお盆休みなのかお店は閉まっていた。今日閉まっているということは、明日帰るときに寄っても多分あいていないだろう。ちょっと残念だ。

 家に着いて、早速トウモロコシを茹でてもらった。やっぱりもぎたての茹で立ては最高にうまい。今回のとうもろこしは大当たりで甘くてしっかりしていて大変良かった。夕食には昨日弟を熊本空港に迎えに行った際買ったという馬刺しがあった。そこも途中によい馬刺しを売っているお店があるのだ。最高級とはいかないが、生だし適度にサシが入っていてタマネギと生姜とに良くあう。こういう馬刺しはめったに食べれないから堪能する。

 実家のあたりは山なので夜になるとかなり涼しく、夜は過ごしやすかった。ただ、蚊に刺されたのはよろしくなかったな。まっ実家の感想はそんなところ。

99 8/13(金) 「ごま、くろちゃんのいないフリーな一日を過ごす。」の巻

 今日は休みでくろちゃんもいないフリーな日だ。しかし午前中は社宅の事務所に二台目の駐車場の場所を決めに行ったり、印鑑登録をしたり、銀行に行ったりと結構忙しかった。役所や銀行はもしかしたら休みかもと思ったが、やっていてくれたのでたすかった。印鑑登録とかは本人が行かないとややこしいので、こういう貴重な平日の休みの時に行っておかないとね。

 午後からは、まだ観ていないビデオを観たり、ひさびさにゲームをしてみたり、マンガを読んだりと、普通くろちゃんがいるときはあまり延々としない事を時間を気にせずだらだらとやった。明日、明後日も休みなのだが、ここの休みは実家に帰るつもりなので、こうのんびりは出来ない。たまにはこういうのもいいなぁ。

99 8/12(木) 「ごま、引き継ぎで殿になるらしい。」の巻

 9月からグループ内(グループってのは部の一個下の組織だから課とか室とかに相当)で異動することが決定していて今引き継ぎ真っ最中なのだ。大分に来てから(というか入社してから)は、ずっと開発部隊にいたのだが、9月からはある工場(といっても一つではなくて4つくらいある工場群)の制御用計算機の統括という立場になる。

 で、直属の部下(というか一緒に仕事をする人)は一人だけなのだが、私が行く予定の計算機センターという建屋の中には整備の人とか外注の人とか20人くらいいて、その中で一番偉いという立場だ。机も他の人達の机を見渡せる位置にあったりして、もうちょっと…びびりまくっている。そのなんというか、その建屋の殿様みたいなものなのだ。(いや、まじで。)

 大体研究とか開発とかはそんなに人がつくことはなくて、私も基本的にはいわゆるホワイトカラーな人々と仕事をすることがほとんどだったので、こういう中で仕事するのは慣れていない。今まではその仕事というのは、ずっとその部署(か、それに関連する仕事)でやって来た人がなるものだった。私のように、その工場のことも制御の計算機のことも全然知らない人がやるのは、大分では多分始まって以来の異例中の異例なケースだ。

 しかし、私がそこに異動するのかにはそれなりの理由があってけしていきあたりばったりの人事ではないのだが、私もそうだが相手も戸惑っていてこれからしばらく業務に慣れるまではお互い苦労しそうだな。(まぁいいけど…)

99 8/11(水) 「くろちゃん、採用が決定する。」の巻

 家に帰ったら留守番電話が光っている。たぶんくろちゃんからか月曜日に電話のあった風呂釜修理の電話のどちらかだろうと思って聞いてみると、そのどちらでもなく土曜日にくろちゃんが受けた病院からだった。内容はもちろん表題のとおり採用が決定したというものであった。土曜日にくろちゃんから聞いた話では多分だめだろうということだったので、油断しまくりでびっくりした。

 さっそく、くろちゃんの実家に電話をしたらあいにく友達と遊びに行っているとのこと。でも、3分もしないうちにくろちゃんから電話が入ったので報告した。私の聞き間違いだとまずいので、留守録を聞かせようとしたが、同じ電話だとどうやら無理のようだった。そこで、うちにはもう一台電話があるので、再度かけなおして貰って、そっちで出て留守録をくろちゃんに聞かせてあげた。

 いまくろちゃんが留守なので一応くろちゃん流の家事をなんとかやっているが、くろちゃんが働くとなると、私もやらなければならない。くろちゃん流の家事はかなり大変だけれども頑張らねば。

99 8/10(火) 「ごま、もうくろちゃんが恋しくなる。」の巻

 火曜日はお気に入りの番組が多い。「ウンナンの炎チャレ」「たけしの万物創世記」「人気者でいこう!」「タモリのジャングルTV」ってのが好きな番組だ。ホントは7時から帰ってテレビを見たいところだが、引き継ぎもあってそうそうすぐには帰ることはできない。結局、9時前に家に帰ってきた。

 9時からは「人気者でいこう!」だ。この番組の芸能人格付けチェックでワインのテストがあるのだが、今日はジレットという甘いフランスワインとシェリーで高いほうをあてるというのだった。この問題はちょっとワインに凝っていればすぐわかりそうなほど簡単だ。この組み合わせでワインの名前を知っていてどちらかあてるというなら、見ただけでもわかる。

 ところで、このジレットがなんと私のヴィンテージワインだった。この年はこのフランスの甘いワインが大成功した年で、私も一度飲んでみたい憧れのワインだったのだ。甘〜いデザートワインは私もくろちゃんも大好きだ。こういうのを見ていると、ワインを飲みたくなる。しかし、いいワインを一人で飲んでも美味しくないので勿体ない。くろちゃんがいれば美味しく飲めるんだけどな。少しくろちゃんが恋しい。

99 8/9(月) 「くろちゃん、実家に帰る。」の巻

 今日から17日までくろちゃんが実家に帰った。そういうわけで今日から一人だ。くろちゃんも3月末から慣れない大分に来て苦労しているし、車の免許も取ったことだし、単身赴任中のお義父さんもお盆休みで帰省していると言う事もあって、ここらで一度東京の実家に帰って貰おうというわけだ。私はそんなに長い休みは取れないので、家でお留守番だ。結婚してから私が出張で留守にしたことは何度かあったが、くろちゃんが留守にしたのは今回が初めてだ。

 さて、くろちゃんがいないと私が全部家事をしなければならない。そういうわけで、一昨日くらいからくろちゃんから家事の引き継ぎをしておいた。今日のところの家事は夕食だけ。その夕食も、くろちゃんが作り置きしておいたカレーを温めただけだ。冷凍庫にはくろちゃんのコレクションがたくさん貯まっているので、特に暇でなければ自分では作らずその備蓄をはきだそうかなと思っている。仕事の方も9月から業務が変わることになって今日から引き継ぎ作業が入って忙しくなってくるしね。

 明日はごみだしとか洗濯とかいろいろ仕事がある。いろいろまめにやるつもりではいるけれど、くろちゃんが帰ってきたらきっと怒られるだろうな。

99 8/8(日) 「ごま、ついに新車を購入する&究極のケチャップを買いに行く。」の巻

 ここのところ車を買うぞと騒いで来たが、ついに今日契約をした。車種はトヨタのヴィッツ。軽とリッターカーはほとんど購入費用は変わらないので、この二つのカテゴリーの中で探した結果、くろちゃんが一番気に入ったのがヴィッツだったのだ。

 マーチとかもかなり値引きしてくれたのだが、車とかは高い買い物だし長く使うので値段とかではなく自分が一番気に入った車を買うのが絶対に正解だ。(ちなみにヴィッツはあまり値引きはしてくれなかった。)値段で買うとやっぱりあっちにしておけばよかったと必ず後悔するからね。納車は9月の半ば頃だそうで、それまでの間待つのが楽しみだ。(買うのに選ぶのもなかなか楽しかったけどね。)

 車も買ったし昼からはドライブに出かけた。今週の「どっちの料理ショー」の中の特選素材で大分の荻町のケチャップが取り上げられていた。そのケチャップが美味しそうだったので、わざわざ買いに行ったというわけだ。駅前の町の特産物売り場に売っているという事だったので、最初にそっちに行ってみたが残念ながら今日はお休みだった。農協のスーパーでもなくて、町外れの農産物売り場に行ってみると、そこにお目当てのケチャップを発見。早速購入した。

 お店の人に「テレビ見てきたのですか?」と聞かれた。やはり私たちと同じようなことを考えている人はいるのだろう。そういえば店の前に停めてある車は農協でも見かけた車だったし、私たちの後に来た車もそういう雰囲気だった。帰りにもものソフトクリームを売っているところに寄って桃とソフトクリームを勝手帰ったのだが、それも今月発売の地域情報誌に載っていたものでこちらも大盛況だ。やっぱりマスコミの力は凄いね。

99 8/7(土) 「くろちゃん、就職活動をする。」の巻

 一ヶ月位前にうちに大分県の栄養士会(だったかな?)からファックスが突然届いた。内容はある病院で管理栄養士を募集しているのでどうでしょうか?というものだった。それでくろちゃんがその病院に連絡をとって、今日その面接日だった。

 面接は午前中でお昼頃くろちゃんは帰ってきたのだが、結果はあまり思わしくなかったらしい。話によると結局その病院には三人募集があったのだが、結婚していると不利ということみたい。面接でも子供の事とかそういう話が多かった様子で、病院も子供ができたからすぐに辞められては困るのでそのあたりを気にしていたそうだ。

 最終的な結果はまだ出ていないが、今回のところは給料はいまいちだけど場所は近いし仕事的にも面白そうだったので、受かればいいけどなぁ。やっぱりちょっと厳しいのかな。でも面接をやって勉強になったこともあっただろうし、それはそれで良かったと思う。

99 8/6(金) 「ごま、レンタルビデオ屋で迷う。」の巻

 以前レンタルビデオ屋に行ったとき「アルマゲドン」とか「トゥールマンショー」(だっけ?ジムキャリーが主演のやつ)とかが1泊2日だった。あれからしばらく経っているので、そろそろ一週間レンタルに変わっているかなと思って、夕方行ってみたのだが残念ながらまだ1泊2日のままだった。

 せっかく来たのになにも借りないのはなんなので、次の候補として考えていた「フランダースの犬」は劇場版は貸し出し中で、TV版は全部揃っていたのだがさすがに全部を見る気力はなかった。一瞬最終話の一本だけ借りようかとも思ったが、それもなんかむなしいし。

 で、古い作品を観ようと思い立ち、一本目はあっさり「天使のラブソング」に決めた。もう一本は最初「スターウォーズ・帝国の逆襲」(だっけ?)を考えていたが、これまた貸し出し中。ならば「ロッキー」だなと思ったらこれはビデオ自体がなく、悩みに悩んだ末「燃えよドラゴン」にした。この映画はあまりに有名なのにというか有名だからこそ部分部分は観ているのだが通して観たことが無い。

 帰って早速「燃えよドラゴン」を観る。さすがに画は古くさいのだが、ブルース・リーの肉体美・躍動感は素晴らしく、そしてかっこいい。やっぱり名作と言われるだけはあるな。

99 8/5(木) 「くろちゃん、新聞屋にてこずる。」の巻

 今日はとっても変な天気。朝は夜かと思うほど真っ黒な黒が空を覆っていたかと思えば、昼には雲が切れて青空が広がり、夕方には土砂降りの雨が降っていた。聞くところによればまた台風がやって来るらしい。梅雨の間は結構いい天気があったんだけど、梅雨が明けてからなんかあまりいい天気が無いなぁ。

 昨日今日と普通の生活をしていたのだが、お昼過ぎに今日の夜中に設備テストが行われることになったので、定時に帰って早めの夕食をとり休憩するつもりでいた。夕食前にお風呂に入ろうとしていると、誰かがベルを鳴らすので、くろちゃんが対応しにいった。

 なんか話を聞いていると新聞屋のようでかなりしつこくくろちゃんもてこずっている様子だった。ちらちらと聞こえてくる話では「五年後はどうですか?」などと言っているようだ。五年後なんてわかるわけないでしょうが。くろちゃんが「後で検討します。」とか言っていたが、いっこうに拉致があきそうにない。

 で、こんなにしつこいのは多分読売だろうと思って、「読売は嫌いだからだめだよ。巨人ファンじゃないからねぇ。」と大声を出したらさっさと消えてしまった。後で聞いたらやっぱり読売だったそうだ。今度また読売が来たら「うちは巨人ファンではないので読売はとれません。」と答えなさいとくろちゃんに言っておいた。

99 8/4(水) 「ごま、靴の形と足の形。」の巻

 昨日はやっと通常通りの時間に寝て今朝普通の時間に起き普通に出勤した。やっぱり生活のリズムにあった時間に寝ないとどうも熟睡出来ず身体の疲れが取れないようだ。今日はかなり調子が良く、改めて普段通りの生活のありがたみがわかる。それにしてもまだ水曜日か…、今週はとてもとても長い。

 調子がよいと言いつつもまだどことなくだるい感じはあって、特に足がむくんでいるような気がしている。というのも、ここ数日どの靴を履いても左足の外側(小指から少しかかとに寄ったところ辺り)が靴につっかえって痛いのだ。もともと靴の形と私の足の形は大抵相性が実によろしくない。どちらかというと、幅広甲高でかつ寸が短いからあまり標準でない私の足がいけないのだ。

 特に左足の外側があたることが多く、全然大きな靴を買うか左足の外側だけは最初我慢して履いているうちに強引に足の形に靴を合わせるかどっちかだ。オーダーメイドだとぐんと高くなるし、靴との相性が悪いのはあまりよろしくない。

99 8/3(火) 「ごま、二周年記念日記登録されず&眠れず。」の巻

 一昨日二周年記念の日記を書いたのに、空メールの数も普通の日よりも少ないので、どうもおかしいと思っていた。普通はこういう題で登録すると普段の日よりも明らかに多いのだ。まぁ日記の内容も慌てて書いたので明らかに手抜きだったからかもと思っていた。

 そしたら、今日の夜中日記を登録しに行くと、二周年日記は登録されていないらしいことが判明した。なるほどそれならば納得だ。夜中に焦って登録したからなんかうまくなかったのかな?それにしても記念の日記を登録されなかったのはとても残念だ。

 今日は、結局2時半に出勤してテストを行い11時に帰って、今度は夜の8時からテスト開始ということになっている。それで、お昼ごはんを食べてすぐ寝たのだが、会社ではあんなに眠いのにいざ布団につくとなぜかあまり眠れない。結局3時に起きてそれからは頭はぼ〜っとして頭痛もするのだが、眠らなきゃいけないと思うと全然眠れないものだ。困った。

99 8/2(月) 「ごま、激ねむ&激腹減った。」の巻

 昨日の日記に書いた通り、今日は朝4時から設備のテストと言う事で3時に出勤した。テストは色々と不備があってうまくいかず、テスト終了後から夕方5時過ぎまでテストの検証を行った。この間ほとんど休み無しで、食事もまともにとれなかった。

 食べたのはくろちゃんが朝もたせてくれたパン二個を5時頃食べたのと、昼食の時間を逸して既に売店に弁当が無くしょうがなくパン二個の計パン四個だけだ。もちろん、劇的に眠い。明日は朝6時から再テストを行うことになって5時に集合ということで、夕方6時に速攻で帰ってお風呂にはいって日記書いてご飯食べてすぐ寝ることにする。

 結局8時に寝たんだけど、夜中の1時半に電話がかかって「3時からになりました。」だそうで…。世の中厳しいっす。夏場は昼の電力消費を抑えるようにするので、電力を食うような設備を使うのは夜中になることが多いんだよね。

 毎日私が巡回している日記のライターのみなさん明後日にはなんとか巡回できるようにしたいとおもっております。

99 8/1(日) 「ごま、日記二周年を迎える。」の巻

 上にも書いてあるが、今日で日記を書き始めて二年を迎えたことになる。ちなみに、最初の頃はこのような感じであり、去年はこんな感じの事を書いている。まぁ感想としては非常にありがちなことだが、良く持ったなと我ながら感心することだ。

 この二年間での三大出来事としては、やはり「結婚したこと」「ベイスターズが日本一になったこと」「大分に転勤になったこと」かな。まぁ結婚したことが一番大きな出来事で、この日記にも去年の二月ぐらいから八月頃までの結婚準備から新生活開始あたりのところは私にとって、とても記念になる記録だと思う。

 今晩はその日記の二周年を記念してくろちゃんと祝杯といきたいところだが、なんと明日の早朝4時から設備のテストが入ってしまっていて、ゆっくり祝杯とはいかなくなった。寝酒を飲んでさっさと寝るって味気ないものになりそうなのがちょっと残念。そろそろ夕食を食べないと。

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