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房総半島はちょいとお出掛けするのには面白スポットがたくさんあるワンダーランド。最近、私がハマっているトンネル巡りの写真が結構たまりました。せっかくなのでまとめてご紹介。
特に、素掘りと呼ばれる、内壁が地層むき出しで何の養生もしていない、昔ながらの構造がそのまま残っているトンネルがお気に入り。

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養老渓谷二段トンネル
養老渓谷の温泉街から橋を渡ったらすぐ近くにあるのがこのトンネル。素掘りと近代的な二種類が合体している珍しい構造。場所もわかりやすく見た目も派手なのでお勧めです。


永昌寺トンネル
小湊鉄道の月崎トンネルからすぐ近く、通りの脇に将棋の駒の形の入り口が見えます。反対側は養生してあり、丸いドーム型。とても行きやすい場所ですが、林道をそのまま進むと月崎トンネルへ行けます。



浦白河のドンドン
永昌寺トンネルを抜けて、小さな石の橋を渡ったすぐ右側の杉の木にパウチされた張り紙。バイクは林道わきに停めて、右手の河原に降りていき500mほど藪の中を歩くと現れます。名前の由来はわかりませんが、行ってみて一番感動しました。パワースポットでもあるようです。濃溝の滝と同様、農業用水源を確保するために人力で掘ったトンネルだそうですが、その大きさに圧倒されます。一見の価値あり。



第二永井隧道
茂原の隣、長南町にあるのっぽのトンネル。道の駅むつざわからすぐの所にあります。外房へ行くついでに寄れます。



小山遂道
茂原市にある素掘りトンネルですが、民家のすぐ近くにありながら、ほとんど使われていないようで、その前後はジャングルのような写真が撮れます。




柿木第一トンネル

観音堀りと呼ばれる将棋の駒の形をした構造。


柿木第二トンネル
地層むき出しの美しさに圧倒されます。


月崎トンネル
ここが一番幻想的かもしれません。二つのトンネルがつながっていて、真ん中は天井が開いている構造。光が差すときれいです。




三島湖L字トンネル

ダム湖のほとり。中で直角にカーブしているトンネル。しかも、その途中に湖畔に出る小さなトンネルがあり、そこにはお社がるという、夜は決して行けない場所。



奥米トンネル
上のL字トンネルと同じ三島湖のほぼ対岸、南側を通るトンネル。内壁はコンクリ吹きつけになっているのですが形は削ったまま。中がS字カーブになってます。



灯篭坂大師切通しトンネル
ここは富津の国道127号から入ってすぐの行きやすい場所。大きな鳥居をくぐると、なかなかの非現実世界が見えますが、実はこの時も隣を通る団体さん。観光バスで来たお爺ちゃんお婆ちゃんたちをやり過ごしてから撮った観光地。











宇藤木トンネル
戸面原ダムの上流に位置するこの場所は、トンネルというより、ほぼ切通しですね。







濃溝の滝
すでに超メジャーな観光地。実は、ここも水を引くために掘ったトンネルなんだそうです。思ったよりも綺麗な景色でした。正式名称は亀岩の洞窟と言うようです。


今回、紹介するトンネルは、いずれも市原、君津、富津、養老渓谷近辺などで、東京からほぼ100km圏内。高速を使わなくても行って来られる距離です。付近に道の駅なども沢山あるのでツーリングの計画と絡めてみても面白いかと思います。ただし、現場はほとんどが、「ほぼ林道」。砂利道も多く、舗装されていても荒れていて路面が悪い場所が多いのでご注意ください。携帯も圏外になりますので、下手をすると遭難します。まあ、それ以前にトンネルなんて見たいかどうかですが。




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