|
▲完成した収蔵庫と山岨副住職 |
|
|
▲収蔵庫のラック
(クリックで拡大) |
|
大乗寺の収蔵庫が完成
展覧会の後に新しい収蔵庫に保管される。 |
大乗寺では、重文指定の障壁画を経年劣化、盗難、火災から守るため、収蔵庫の建築に着手、2001年に完成しました。その後2年間の乾燥期間を置いて、この5月29日に収蔵庫の竣工式むかえました。今後、応挙および応挙一門の障壁画は、順次、収蔵庫に保管されることになります。応挙が描いた「孔雀の間」「芭蕉の間」「山水の間」の3部屋の襖絵は、展覧会出品のため、9月初旬には、客殿からはずされます。
大阪展(大阪市立美術館)、福島展(福島県立美術館)、東京展(江戸東京博物館)で展示された後は、収蔵庫に保管されるため、本展が一般公開の最後の機会となると思われる。 |
|
|
|
▲客殿の間取りを復元。カンナ掛けしただけの板や柱を使っている。 |
|
▲副住職による私見も交えた解説。
(クリックで拡大) |
|
襖の保存状態は極めて良好であるが、この状態での保存をするために収蔵庫が作られた。 |
展覧会終了後は、襖絵は収蔵庫にしまわれ、客殿には代わりに、我が国では初めて本金箔地を使用したデジタル印刷によるレプリカが入れられる予定である。香住町では町を挙げて大乗寺文化財を守って行く取り組みを行っている。 |
展覧会では応挙の描いた三部屋がそのまま再現展示される。 |
大乗寺においては室内に入ることはできないが、展覧会場では、展示形体から、室内に入って鑑賞することが可能になる。
(展示ケースを新たに作り、大乗寺で正座して襖絵を見るのと同じ視線で見れるよう工夫している。) |
|
|
|
|
|
▲取材に応える山岨副住職 |
|
▲応挙像と山岨副住職(クリックで拡大) |
|
|
■高野山真言宗 亀居山 大乗寺(だいじょうじ) |
〒669-6545 兵庫県城崎郡香住町森860(きのさきぐんかすみちょう) |
TEL.0796-36-0602 |
FAX.0796-36-3800 |
■大乗寺公式HP→http://www.daijyoji.or.jp/ |
■お車で:大阪より/3時間30分 神戸より/3時間 |
姫路より/2時間30分 鳥取より/1時間 |
◎和菓子の名品「風雅かりんとう」円山菓寮 |
TEL.0796-39-1017 |
|
▲大乗寺山門
(クリックで拡大) |
|