-- |
|
-- |
|
▲ 「夜の淵(ふち)」2004/鉄、アルミ/直径8M
作品はアングルに収まっても、その迫力は体験するしかない。 |
|
|
|
|
台風10号が太平洋側を西向きに進路をとり上陸を伺っている。夏の青空に一際目立つのっぽビルのあるOAPの一角にロケーションする広々とした空間と天井が高いアートコートギャラリーに西野康造展を尋ねる。『夜の淵(ふち)』を自分の目で確かめたいからだ。見るものを圧倒するような桁外れの大きさ、心が確かに揺さぶられる。金環食を連想させる物体の前で凄さと尊敬を感じた。 |
取材日:2004年7月29日 ストリート・アートナビ 中田耕志 |
|
-- |
|
-- |
|
▲「びよくのうか」 2004/チタン合金、チタン、石/W:4M
熊蝉が羽を拡げたような作品、どこかで蝉の鳴き声がする。 |
|
|
|
|
|
▲「たそがれの縁(ふち)」:2004/チタン合金、石/W:3M
イメージの原点は幼い時に体験した夕暮れ。チタン合金の表面を電気分解で酸素皮膜を付着させる。電圧を変えることによって色をコントロールする。ゴールドやレインボーに輝き、見る人の位置によって変化する。壁に映る作品の影との相乗作用が面白い。 |
|
|
|
|
|
▲ 左「宙(そら)を行く」部分 右「たそがれの縁(ふち)」
「宙(そら)を行く」が渡り廊下から触手をのばすように空間に漂う。エアコンの微風に反応して揺れ動いているのが心地よい。 |
|
|
|
|
|
|
|
取材:2004年7月29日/掲載:7月30日 |
写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ
中田 耕志 |
|
|