|
■鈴木正三 個展「方向をアートする」 SUZUKI Shozo Exhibition
2008 |
会場:Gallery
KOYODO ギャラリー光陽堂 会期:2008年11月1日(金)〜6日(水) |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン |
|
トップ頁 |
|
-- |
|
|
『あなたの中には 何か すばらしいもの あるはず いっぱい!』
このメッセージボードが筆者の気を引いた。「あしたの 朝 蛇口 ひねってみる? それも 全開で! きっと いっぱい あふれ出てくる!」大阪弁の親しみやすさもあるが、『蛇口 ひねってみる?』にはなぜか思いきり心が引かれた。
矢印というシンプルなモチーフをテーマに平面と造形を1階の壁面と床で、そしてインスタレーションを2階(写真上)で展開した。−自分自身の進むべき方向を見つけるために…『方向をアートする』−、デザイナーでもある作者鈴木正三氏の自身の可能性を探り新たなステージに飛躍する切っ掛けとするために今展で3回目の展示、同じ会場で初個展が終わった時にこんなしんどいのならもう2度とやりたくないと思ったが、周りから続けなければ意味がないという言葉に、昨年そして今回と続けることになった。去年は「What do you find ?」今年は「What do you
have ?」と観覧者に問いかけながら同時に自分探しをしている。→印をどう概念として捉えるか、サイン?フォルム?これまでの固定観念を一から白紙状態にリセットして再構築(restructuring)していく過程が展示作品の多方向の表現とヴァリエーションを豊かにしている。アイデア出しそしてスケッチ、制作の苦しみがやがて楽しさに変化して行く。頑張った分だけ見る人に心地よさと感動を呼ぶ。展覧会を続けて良かったと今では語るアーティスト鈴木氏は自分の方向性を見つけたのでしょうか。壁塗り職人がわざと造った少し凹凸のあるギャラリーの壁面が気に入っているこの空間で来年はどんな可能性を見せてくれるのでしょうか。 |
文:ストリート・アートナビ
中田 耕志 |
|
|
■鈴木正三
個展「方向をアートする」 |
What do you have ? SUZUKI Shozo Exhibition 2008 |
■Gallery
KOYODO ギャラリー光陽堂 |
■会期:2008年11月1日(金)〜6日(水) |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン |
■取材日:2008年11月5日 掲載:11月25日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
|
|
|
|
|