-- |
記者発表会:「特別展「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜」/世界遺産国際シンポジウム |
|
■日時/2004年6月22日(火) |
■会場/ザ・リッツ・カールトン大阪 |
■司会/毎日新聞大阪本社・文化事業部長 桑田 潔 |
|
|
|
|
▲記者発表会風景 |
▲展覧会チラシ |
|
|
▲左より、長谷川 敬(三重県)、橋本 博(奈良県)、辻林 浩(和歌山県)、蓑 豊(大阪市立美術館長)、
豊島 真介(毎日新聞大阪本社)、滝沢 孝司(NHK大阪放送局)、石川 知彦(大阪市立美術館)敬称略 |
|
●次第 |
1.主催者あいさつ |
・大阪市立美術館長 蓑 豊 |
2.「紀伊山地と参詣道」世界遺産登録の現状について |
・和歌山県教育委員会世界遺産登録推進室長 辻林 浩 |
・奈良県企画部地域政策課長 橋本 博 |
・三重県地域振興部東紀州活性化・地域特定プロジェクト総括推進監 長谷川 敬 |
3.特別展「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜」全体説明 |
・毎日新聞大阪本社総合事業局長 豊島 真介 |
世界遺産国際シンポジウム・世界遺産関連放送 |
・NHK大阪放送局福局長 滝沢 孝司 |
4.「祈りの道」主な出品作品の紹介(スライド含む) |
大阪市立美術館・主任学芸員 石川 知彦 |
5.質議応答 |
|
|
|
展覧会ご来場のお客様に、普段は見られない吉野・金峯山寺の秘仏「金剛蔵王大観現」(*1)を立体ハイビジョンでご覧いただきます。7メートルをを超える巨大な3体の御本尊のすばらしいお姿を、迫力の映像でお楽しみください。 |
*1 吉野・金峯山寺の「金剛蔵王大観現」は、「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録を記念して、平成16年7月1日〜平成17年6月30日の1年間に限り特別公開されます。 |
|
|
|
|
2004年6月28日から7月7日まで、中国江蘇省蘇州市で第28回世界遺産委員会蘇州会議が開催中です。日本からは「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録され、『道』としては世界で2番目、日本では12番目の世界遺産が誕生することになりました。(※7月1日に登録されることが決まりました。) |
●これを記念して開催される特別展「祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜」の記者発表会の最初に大阪市立美術館長(蓑
豊氏)の挨拶があり、自然遺産と文化遺産の融合した紀伊山地の魅力を6つのテーマに分けて紹介すること、自然と人とのふれ合い、宝物を体感して頂き、明日への活力として頂きたいと挨拶された。 |
●次に展覧会の主催者としては珍しい、3県を代表して世界遺産登録に最初から関わっている和歌山県の辻林氏は、政府として推薦されるまでの過程と自然保護のための組織作りなどしていることを説明された。 |
●豊島
真介氏(毎日新聞社)は、なかなか現地には行けないが、『祈りの道』の魅力を伝えることで、古来から黒潮の大平洋と共に息づく多彩な文化が私たちに生きるヒントを与えてくれると語った。 |
●滝沢
孝司氏(NHK大阪放送局)は、新しい技術の立体ハイビジョンで展覧会ご来場のお客さまに、普段は見られない吉野・金峯山寺(きんぷせんじ)の秘仏『金剛蔵王権現』公開、7メートルを超える巨大な3体の御本尊のすばらしいお姿を、迫力の映像でお楽しみ頂けることと、さらに、この7月24日に世界遺産国際シンポジウム(NHK大阪ホール)に於いて、河合文化庁長官の基調講演(テーマ「日本の自然と文化」)とパネルディスカッション(テーマ「日本の宝から世界の宝へ」)があることをPRされた。 |
●最後に、石川
知彦主任学芸員(大阪市立美術館)がスクリーンにスライドを映写しながら、本展の内容を6つのテーマを追いながらそのアウトラインを順次丁寧に解説された。展覧会で熊野古道や大峯奥駆(おくが)け道等の『道』を表現することの難しさを映像資料を用い解決したことや、また特に『修験の本尊、最初で最後の公開』と言われる奈良・金峯山寺の『木造蔵王権現立像』が現在奈良美術院で解体修理中で面目を一新して展覧会にお出まし頂くと、強調されたのが印象的だった。 |
|
|
|
▲詳しいご案内は画面ををクリック |
|
|
|