|
■世界遺産・博物館島「ベルリンの至宝展」プレスプレビュー&開会式 |
会場:神戸市立博物館 会期:2005年7月9[土]〜10月10日[月・祝] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2/Page-3/Page-4 |
|
トップ頁 |
|
-- |
|
|
エジプト文明は今から5000年余り前にナイル河谷に興った。ヨーロッパ人による現地調査と美術品の収集活動は、1798〜1801年に行われたナポレオンの遠征に始まる。19世紀には英・仏に続いて、ドイツが活動を開始し、多大な成果を挙げてきた。ベルリンのエジプト美術コレクションは大英博物館、ルーブル美術館と並ぶヨーロッパの三大エジプト美術コレクションで、とりわけ重要なのは、テル・エル=アマルナ(アケトアテン)の発掘で出土した作品群である。古代エジプト美術の様式的伝統を、一時的にしろ打ち破り、新たな地平(アケト)を拓いたアマルナ美術は、ベルリンの誇りである。 ◎ティイ王妃頭部:アマルナ時代の美術の特色は、現実の人現世界に対する深い洞察が顕著に現れている点でしょう。これは、イチイの木から作られた、アメンホテプ3世の王妃ティイの肖像で、エジプト美術としては異例なほどの写実的な表現が印象的です。ベルリン博物館島が誇るエジプトコレクションの傑作です。(日本初公開) |
|
|
|
|
|
◎ライオンの装飾煉瓦壁:紀元前6世紀、バビロニアの都バビロンの中心に「行列道路」と呼ばれる、華やかな煉瓦壁に囲まれた通りがありました。19世紀終りから20世紀にかけて、ドイツの調査隊がこの巨大遺跡を発掘、ベルリン博物館島でこれをそっくり復元しました。その一部であるライオンの装飾煉瓦壁を展示。 |
|
|
|
|
◎ペルガモン博物館:ドイツ帝国時代にギリシャ、小アジア、メソポタミア、エジプトなどでベルリンの博物館群は大々的な発掘成果を上げた。1930年に開館したベルガモン博物館には、ヘレニズム期の都市ペルガモンの大祭壇(上の写真)や古都バビロンのイシュタル門をはじめとする発掘成果の建築物が復元展示され、世界で例を見ない建築博物館となった。古代西アジア美術、ギリシャ・ローマ美術、イスラム美術コレクションを収蔵する。増改築中で、2015年に完成予定。 |
|
|
|
|
|
■世界遺産・博物館島「ベルリンの至宝展」プレスプレビュー&開会式 |
会場:神戸市立博物館 会期:2005年7月9日[土]〜10月10日[月・祝] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2/Page-3/Page-4 |
■取材日:2005年7月8日 掲載:7月14日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。 |
|
|
|
▲記者発表の様子は上の画面をクリック。 |
|
|
|
▲展覧会の詳細は上の画面をクリック。 |
|
|