|
関西・大阪の美楽なアート情報サイト●ストリート・アートナビ |
■美術館・博物館・デパートの展覧会と個展案内(通称:アートナビ) |
※類似ネームのサイトにご注意。ストリート・アートナビは犬のキャラクターが目印です。 |
|
トップ頁 |
|
-- |
滋賀県立琵琶湖博物館開館10周年記念行事『ヨシ紙展示:琵琶湖と鵜殿のヨシ紙』のための
酒匂溪香(さこうけいか)−ヨシ紙に揮毫「葦牙萌え」 場所提供:ギャラリーさんびいむ |
|
|
|
ヨシ紙の普及を念じて一気に『葦牙萌え(あしかびもえ)』を揮毫。
書道は勢い!酒匂氏の自由闊達な筆捌きはまさしく剣豪を彷佛させる。
紙と筆と墨が一体化するまで間合いを測る。当たり、流れ、紙との同調性。新しい紙へのチャレンジは経験豊かな書家といえども心が熱くなる。紙には負けていられない。広いギャラリーを一杯一杯使い、鵜殿(うどの)の3月にまるで牙の如く勢い良く突き出るヨシの芽生えをイメージした時、勝負は決した。 |
●大阪府高槻市の淀川右岸にある鵜殿(うどの)のヨシ原の保全のために新しく開発されたヨシ紙の普及・PRのイベントがこの10月下旬に琵琶湖博物館開館10周年記念行事の一つ『ヨシ紙展示 琵琶湖と鵜殿のヨシ紙』として開催される。 ●酒匂溪香(さこうけいか) 氏は西宮市の酒ミュージアム・酒蔵館で書展を開催中の多忙な身ながら、ギャラリーさんびいむ(大阪市中央区)が取り持つ縁で鵜殿のヨシ紙普及に一肌脱ぎました。用意されたのは福井県越前市の工場でこの揮毫のために製紙された幅1150mm(巻きロール)の鵜殿のヨシ紙、吸い込みと滲みの良い墨書に適した和紙と縦に吸い込むインクジェット対応の肌触りの違う2タイプ。「あまりたくさん書くと字が面白くなくなる、考えてしまうから」という酒匂氏は練習無しのいきなり本番で『葦牙萌え(あしかびもえ)』と揮毫、剣豪のような切れ味のするどい筆捌きでした。
(◎従来、ヨシを材料にした製品は簾(スダレ)として部屋の仕切りや日よけに利用されたり、寒天干し等に使われてきたが、それらの市場規模が縮小するにつれて鵜殿のヨシの環境も荒れてきた。雅楽で使用される篳篥(ひちりき)の音を支えているのも鵜殿のヨシであるが、鵜殿のヨシの保全のためにもいま新しい利用方法が研究・開発されている。) |
|
|
■琵琶湖博物館開館10周年記念 |
『ありがとう10周年 感謝のつどい』 |
〒525-0001滋賀県草津市下物町1091 TEL077-568-4811 |
■2006年10月21日(土)/22日(日) |
|
期間限定の展示 |
ヨシ紙展示『琵琶湖と鵜殿のヨシ紙』 |
■期 間:平成18年(2006年)10月17日(火)〜10月29日(日) |
■会 場:滋賀県立琵琶湖博物館1階「集う、使う、創る 新空間」 |
◎琵琶湖では西の湖のヨシ博物館が中心となって洋紙風のヨシ紙を作り、鵜殿では鵜殿ヨシ研究所が和紙風のヨシ紙の開発に協力して、それぞれヨシ紙の利用を広げようとしています。
今回、この2種類のヨシ紙の製品や、装飾用の作品などを展示し、見ていただくことで、ヨシ紙の特徴を知り、利用していただき、ひいてはヨシ群落の保全の必要性を感じていただけたらと思います。 |
■観覧料:ご自由にご観覧ください。(無料空間施設エリア内) |
(滋賀県立琵琶湖博物館HPより転載) |
|
|
|
|
|