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■NHK大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」 |
会場:大阪歴史博物館 会期:2008年(平成20年)4月19日[土]〜6月1日[日] |
■ストリート・アートナビ:展覧会シーン/Top-Page/Page-1/Page-2 |
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女性が明治維新で活躍することは、今まであまり知られていない。それが展覧会という形で取り上げられたことは、館長として嬉しい。(大阪歴史博物館 脇田 修館長の記者発表挨拶より) |
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NHK大河ドラマ特別展『天璋院篤姫展』 |
「篤姫」の魅力の秘密を知りたくて・・・。 |
4月20日の放映シーンでは篤姫の徳川家(第13代将軍徳川家定)への輿入れが漸く決まり島津斉彬(なりあきら)が西郷隆盛に嫁入り仕度を命じた。 この4月19日より大阪歴史博物館に於いて『天璋院篤姫展』が開催された。前日18日の開会式の主催者挨拶(NHK大阪放送局副局長
畑中富雄氏)で「先行開催された江戸東京博物館では15万強の入場者で予想以上の盛況だった。『篤姫』がドラマ部門でトップの視聴率(25.3%の驚異的な数字)と相まって人気を呼び女性の入場者が多く見られた。さらに20〜40代の新しい女性ファン層を獲得した」と熱く話された。 ●薩摩おごじょ・現代書道家の酒匂溪香(さこう・けいか)氏と記者発表と内覧会に参加。
幕末〜明治維新に活躍する九州の地方大名の姫の出世話か、或いは将軍家へ嫁ぐ玉の輿の物語か。テレビ放映の最初から展開が分からない不思議な魅力を感じていた。宮尾登美子作品には『男の身勝手、女の意地』がよく描かれる。展覧会チラシには、髪を短くしたドラマの篤姫とは正反対のガンコそうな天璋院(篤姫)が桜島を背景にでんと座っている。アジアを始め世界中の多くの人達が視る人気ドラマのその先を知りたくて、篤姫の真の歴史的意味と魅力を知りたくて、ストリート・アートナビでお馴染みの酒匂溪香(さこう・けいか) さんをお誘いして薩摩おごじょ『天璋院篤姫』展を余す所なくきっちりと観覧しました。 (STREET ARTNAVI
中田耕志) |
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●NHK
大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」のみどころ |
● 大阪歴史博物館では、平成20年4月19日(土)から6月1日(日)まで、6階特別展示室において、NHK大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」を開催します。徳川家に伝わった、天璋院篤姫に関する衣装や調度品、幕末・維新期の歴史情勢を示す資料など約250点(うち国宝8点、重要文化財2点)を通して、天璋院篤姫の波乱に満ちた生涯を紹介します。
天璋院篤姫は、薩摩藩主島津家の一門である今和泉(いまいずみ)家に生まれ、藩主島津斉彬(なりあきら)の養女となったのち、安政3年(1856)、第13代将軍徳川家定(いえさだ)の正室(せいしつ)(御台所(みだいどころ))となりました。将軍の正室は公家の娘などから選ばれることがほとんどであった当時、非常にまれな大名家からの輿(こし)入れでした。 家定没後、幕末の揺れ動く政情のなかで、養母として第14代将軍徳川家茂(いえもち)を支え、その夫人和宮(かずのみや)とともに大奥を取りまとめます。戊辰(ぼしん)戦争が始まった慶応4年(1868)、官軍が江戸に迫るなか、徳川家の存続を願って、官軍隊長に嘆願書をしたためます。このことが徳川家の家名存続に大きな役割を果しました。
幕末・維新の激動期を生きた天璋院篤姫。その人生は、時代の波に翻弄されながらも、強い意思と信念を持って自らの責任を全うしたものでした。その凛とした生き方は、時代を超えて私たちの胸を打つことでしょう。 本展では、天璋院篤姫の生涯について、時代を追って紹介します。豊富な実物資料をもとに、その人物像と彼女が生きた時代背景に迫ります。
なお、この展覧会は、NHKで放映中の大河ドラマ「篤姫」にちなんだ企画です。(記者発表資料より転載)
■講演会「明治維新とは−徳川幕府の役割−」
会期中の5月17日(土)午後2時から
木村幸比古(さちひこ)氏[霊山(りょうぜん)歴史館学芸課長]
■大阪歴史博物館学芸員による展示解説
4月25日(金)午後7時から
4月26日(土)午後2時から
5月9日(金)午後7時から
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◎音声ガイド 案内は幾島役の松坂慶子さん |
大河ドラマ「篤姫」で幾島(いくしま)役をつとめる松坂慶子さんの語りで、展覧会のみどころや展示品について分りやすく解説。
(貸出料:500円) |
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■NHK大河ドラマ特別展「天璋院篤姫展」 |
会場:大阪歴史博物館 会期:2008年(平成20年)4月19日[土]〜6月1日[日] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Top-Page/Page-1/Page-2 |
■取材日:2008年4月18日 掲載:4月25日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
■寄稿文:『天璋院篤姫展を観て』酒匂溪香(さこう・けいか) (現代書道家・鹿児島県出身 兵庫県在住) |
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。 |
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