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■叡福寺の太子絵伝 修復完成記念 特別展「聖徳太子 ゆかりの名宝展」
河内三太子:叡福寺(上ノ太子)・野中寺(中ノ太子)・大聖勝軍寺(下ノ太子) |
会場:大阪市立美術館(天王寺公園内)会期:2008年4月26日[土]〜6月8日[日] |
■ストリート・アートナビ:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
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叡福寺の太子絵伝 修復完成記念 特別展 |
『聖徳太子
ゆかりの名宝展』
河内三太子:
叡福寺・野中寺・大聖勝軍寺 |
河内三太子と太子縁りの住職が揃って列席。 |
草花が毎日のように色とりどりの花を咲かせ、新緑が目に美しい気候の中。去る4月25日、大阪市立美術館に於いて、「聖徳太子
ゆかりの名宝展」の開会式が賑やかに執り行われました。河内三太子(叡福寺・野中寺・大聖勝軍寺)の住職をはじめ太子ゆかりの寺の住職等、多くの来賓、関係者が集う中、主催者の挨拶と展覧会の成功を祈念してテープカットが行われ、これまで受け継がれてきた『太子信仰』を体感できる展覧会のスタートが切られました。 河内の地に花開いた太子信仰の精華。
大阪平野の背骨、生駒連山の麓に位置する河内は古代遺跡の宝庫、「王陵の谷」と呼ばれる地域に太子の父の用命天皇や太子が摂政として扶けた推古天皇の陵墓も太子の御廟と共にここにある。飛鳥から難波に続く道に河内三太子が故あって建立され太子信仰の中心となって今日まで発展してきた。
今日で言う、スーパースター的な活躍された太子は同時に混迷と多難の時代を苦悩しながら生きられたはず。その姿や活躍を写した尊像や『太子絵伝』を通して「和」の心の根本を知りたいものです。
(STREET ARTNAVI 中田耕志) |
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●展覧会のみどころ |
●奈良県と境を接する大阪府南河内郡太子町、日本最古の官道とされる竹内街道沿いに建つ叡福寺(えいふくじ)は、聖徳太子の御廟のある寺院として知られています。その叡福寺に伝わる聖徳太子絵伝の修復がこのたび完成したことを記念して、特別展「聖徳太子ゆかりの名宝〜河内太子:叡福寺・野中寺(やちゅうじ)・大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)〜」を開催します。
難波(なにわ)と飛鳥・斑鳩(いかるが)の中間に位置する南河内は、古くから聖徳太子への信仰が篤い地域でした。太子の廟前寺院として発展した叡福寺(上ノ太子)、太子の発願(ほつがん)で蘇我馬子が建立したと伝えられる羽曳野市の野中寺(中ノ太子)、太子が蘇我氏とともに物部氏と戦った合戦場に建つ八尾市の大聖勝軍寺(下ノ太子)の三ケ寺は、「河内三太子」と称され、太子を慕う多くの参詣者を集めてきました。
本展は、南北朝から室町時代に制作された当初の、鮮やかな色彩が甦った叡福寺の聖徳太子絵伝をはじめ、河内三太子に伝わった太子信仰の所産といえる絵画や彫刻を中心に展覧します。また河内三太子の歴史を物語る美術工芸品や史料、そして河内三太子所蔵で、寺外初公開の仏像・仏画約20件を含む宝物の数々など、約120件が一堂に会します。河内の地に花開いた太子信仰の精華をご覧いただくとともに、文化財保護に一層のご理解をいただければ幸いです。
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(主催者のあいさつ文より) |
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■叡福寺の太子絵伝
修復完成記念 特別展「聖徳太子 ゆかりの名宝展」
河内三太子:叡福寺(上ノ太子)・野中寺(中ノ太子)・大聖勝軍寺(下ノ太子) |
会場:大阪市立美術館 会期:2008年4月26日[土]〜6月8日[日] |
■ストリート・アートナビ:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
■取材日:2008年4月25日 掲載:5月3日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。 |
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▲展覧会の詳細は上の画面をクリック。 |
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