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■Art Performer「タダオムラカミ 壁画展」奇才の現代美術 ギャラリーオープン記念イベント |
会場:Galeria Arte
ギャラリエ・アルテ 会期:2006年6月1日[木]〜6月18日[日] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
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「アートはファッションでなくメッセージである。」タダオムラカミ |
タダオムラカミ氏は大阪の現代美術作家としてアーティストの間にも勿論ギャラリー関係者にも有名である。Webアートサイト・ストリート・アートナビを立ち上げて6年と9ケ月になるが、現代美術系のギャラリーの展覧会の芳名録で特に良く目立つのが『堀尾貞治』氏と『タダオムラカミ』氏の名前だ。どちらも達筆で大きく署名されているので一目で分かる。しかし世間の評判は天と地の違いがあるようだ。『タダオムラカミ』氏は自ら語るように現代美術の作家達からもギャラリー関係者からもあまり良い評判は聞かなかった。しかし近頃、風向きが変わってきたのか。従来のギャラリーとは無関係な所から熱い支持や高い評判が立っている。ムラカミ氏の作品は去年の暮れの個展で初めて見せて頂いた。その時、ギャラリーの責任者に「何故、神戸まで知れ渡った評判の良くない『タダオムラカミ』さんの展覧会をサポートするのですか」の疑問に、「世間の評判と実際の人物の違いを自分の目で確かめたい。そして、一生懸命やっている方を応援したくなるの」と応えて頂いた。私にとってもその時がムラカミ作品との初めての出会いで納得させて頂いた。結構広いギャラリー空間を大作を中心に展示され、『タダオムラカミ』の独自の世界が確かにそこにあった。
◎今展は「Galeria
Arte」のオープニングイベントの一貫としてやはりギャラリーからの招請で実現した。アートナビは会期の前日にたまたま知ったが肝腎の初日から4日間かけてのライブペインティング(公開制作)を見ることができなっかたのが残念だった。が、口を開いたら具体美術関係者の名前を出すだけあって、金ベースに自由奔放に、絵具が、筆が、遊び心が、走っていてそのパフォーマンスを連想することができた。迫力があって面白い表現は私の心に響いた。心斎橋筋や駅に近い立地のせいか、作品の迫力に圧倒されるのか行き交う人の多くがウインドー越しに正面の壁画『叫び』を覗き足を止める。会期も画廊の再びの願いもあって6月18日迄延長された。期間中は休みなく『タダオムラカミ』氏も在廊とのこと、一人でも多くの方に作者と語らって欲しいものだ。(ストリート・アートナビ 中田耕志) |
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■アートパフォーマー「タダオムラカミ 壁画展」奇才の現代美術 |
会場:Galeria Arte
ギャレリア・アルテ 会期:2006年6月1日[木]〜6月18日[日] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
■取材日:2006年6月10日 掲載:6月11日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
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