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■KIM SUN-MI EXHIBITION「金善美 展 キム ソンミ」 日本での初個展 |
会場:画廊 編 Gallery
AMI 会期:2006年6月12日[月]~6月17日[土] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
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・写真上:金 善美 Kim, Sun-Mi 下:展示シーン |
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“Dreaming
Happy ending”KIM, SUN-MI |
私たちの生命は、相対する二つの性質の混在から成り立っています。これは、対極にある“YIN”(陰)と“YANG”(陽)の二つの性質を混ぜ合わせてものが、宇宙の真理とする考え方です。
二極性は、普段の生活の中においても、いたるところに存在しています。たとえば「光と影」、「白と黒」、「テーゼとアンチテーゼ」のように、どちらが良くてどちらが悪いか決めることなど私たちにはできません。この「両面価値」性は、究極の問いであると言えるでしょう。 人間の成熟や、自然界における生と死もまた、同じ命題を抱えているのです。人はみな、積極性と消極性を併せ持ち、希望と失望を繰り返しながら成長していくものであり、自然界は、生と死の繰り返しによって生命の活力を生み出しているからです。 “Dreaming Happy ending”は、男生と女性が「ひとつになること」をあらわしました。「出会い」や「別れ」はありますが、愛は男生と女性という対極の性質を持ったもの同士にも調和をもたらしてくれます。私はいつでも、すべての愛がおとぎ話のようなハッピーエンドを迎えることを願っています。(2006年6月 KIM, SUN-MI) |
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2005年の7月半ば、韓国ソウルに降り立ちました。この日は、大阪より蒸し暑かったように覚えています。 2000年より画廊を初め、欧米の美術館には、春や夏と時期の良い時を見つけ出かけていました。かねてより、ソウルの現代美術が非常に熱く、また質的にも高いと評判を聞いており、このとき待望のソウルへの旅行となりました。韓国在住の友人の案内で見た韓国現代美術は、私の期待を裏切らない素晴らしいものでした。 インサドン通りの入り口の画廊でKIM SUN MI氏の展覧会を見たときの印象を今でもはっきり覚えています。清潔感があり若くみずみずしい作家の感性が作品から溢れ、上質なポップな感覚は、見る人を楽しませてくれました。作品の説明をしてくれた彼女自身は、アジア人的なはにかみを見せながら、言葉に不慣れな私達を相手にして親切に説明してくれました。 テレビ番組「冬のソナタ」以降、日本では韓国ブームです。多くの人がハングル語を勉強し始めています。芸術という分野を通して、隣国の人と友人になれればと思います。 |
(画廊 編 ぎゃらり かのこ/中島由記子) |
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■KIM SUN-MI EXHIBITION「金善美 展 キム ソンミ」 日本での初個展 |
会場:画廊 編 Gallery
AMI 会期:2006年6月12日[月]~6月17日[土] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2 |
■取材日:2006年6月13日 掲載:6月15日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
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