すごいゲーム

おにりんが、絶対「すごい!」とお勧めのゲーム。これをやらずして、ゲーム は語れないと思う。

お嬢様特急

プレイステーション
(サターン)

なんか、ゲームシステムがすごそうという話題で、買ってみました。結構期待 して買ったって感じ。

すごいゲームに格上げ!

はまったはまった!はまった!面白いです。インパクトが強いゲームではない んですが、なんかその、いつまでもやめられず、、なんどもなんども繰り返し てしまう面白さ。

ということで、メインの女の子たち全員クリア!結構それぞれよかったです。

さらに、ちひろクリア。これで、他の車内常務員さんも全部やらねば、、、、。 あのインパクト、、、しのぶをさきにクリアするとどうなるんだろ、、、。もっ とも、けさみ、しのぶをクリアしても、まあそんなにインパクトはないけれど、、 ちひろさんって、ジツは、噂好き、井戸端会議好きな、、、ピー(自己検閲)。

どういうゲームかというと、15日間北海道は稚内から始まって最後は鹿児島 のほうまで、っていう日本縦断で走る特急ヴェガに乗り込んだ主人公が、そこ で出合う女の子たちと仲良くなって、、っていう話。15日間の間、ずっと一 緒の女の子はいなくて、最初は稚内から乗り込んで途中でおりちゃう子もいれ ば、東京から乗ってきてって子もいる。ある程度女の子と仲良くなれると、電 話番号とか教えてもらえて、女の子が降りたあとも、ずっとずっと電話とかで きるみたいです。その他、女の子が本来降りる場所で、降りなくなってしまっ たり、ときどき、女の子が追っかけてきたりと、、。

ふわっとしたゲームで、それぞれの女の子がそれなりにいろいろ悩みとかあっ たりして、ってあたりでよくあるアドベンチャーゲームには違いないのですが、 雰囲気がふわっとした感じ。私も、ヨーロッパで列車旅行とかしたことあるか ら、なんか結構雰囲気気にいってしまったです。旅ゲー。まあ、あのトンデモ な、センチメンタルグラフティなどと比べますと(ま あ、あれも、シナリオは最後のほうはすごい良い!という人もいますが)、設 定そのものが自然なこともあって、良いです。

ゲーム中で誰とどう会うかというのはランダム発生的な感じがするので、難易 度高いとかいうけれど、さしあたり、最初の何人かをクリア分には、たぶん、 既にエンディングまでいった女の子を避けていれば、別の子のエンディングに 至るって感じでしょう。イベントの数はそうとう多いし、なかなか分量はあり ますね。プレイ時間はファーストプレイは6時間、二度目は4時間ちょいで、 その後もまあ3時間から4時間でプレイする感じですね。全部の女の子制覇に は、50時間コースでしょう。と思ったら、もっとかかるかもしれません。い や私の攻略がナマヌルイせいなんですけれどね。

結局、「ときメモ」に近いゲームではないかと思う んですよ。アドベンチャーなんだけれど、結構恋愛シミュレーションに近くて、 たしかに、一人一人のシナリオは、エピソード連鎖というか、そういう形で、 アドベンチャーゲームに近いんですが、それをいうなら、「ホワイトアルバム」もシミュレーションだという あたりと同じでして、結局、シミュレーションに近いゲーム。ほんわかしてい て、なんつうか、エロゲー系じゃあないところで攻めると、こんなゲームが一 番フレッシュで自然でよいかなーと。あと、ミニゲームはまあ、どうでも良い のですが、スロットマシンのコインの出かたが絶妙なバランスで面白いですね。 ついついスロットマシンばっかりやって、9人分の目覚し時計集めました。 いまは、もう、どんどん得点をねらって、、、桁あふれさせてやる!!


Kanon(カノン)

Windows95/98

どひゃああー、っというわけで、このカノン、大砲ぶっぱなされた気分ですね (綴りがちがうってば)。

祝!ドリームキャスト版登場だ!

なんつうか、ONE -輝く季節へ-をもう一度やった気分で すが、内容は、すごいパワーアップしている気分です。ONEがTo Heartの「マルチシナリオ」を全部の女の子にもって きたとしたら、今度の、Kanon は、ONEの瑞佳シナリオを全部の女の子にもっ てきたような感じではないかと思います。

基本的に、幻想小説というものだと思いますね。登場する女の子はみんな「どっ か変」です。今回は、ONEのときのように身体障害者を陽に扱ったものではな いですが、みんなどっか変。どっちかっていうと、心が変。精神病のなんとか かんとかとかいうと幻想性が失われますが、その変な理由さがし。一人一人の 女の子の変な理由が、実は主人公との関係にあるという意味で、一本の話に絞っ ているわけですね。

形式としては、ONEと同様、連鎖シナリオタイプのものに分岐とフラグ管理を いれたもので、複合的なシステムになっています。そして、全部の女の子のシ ナリオに一本の貫いたテーマがあるという感じ。

って実はいまんところ、舞のシナリオを終えたところ(グッドエンドかどうか 知らんが)で、他の女の子の話は良く分かりませんが、状況としては、だいた い分かる。

まあ、とにかく、流れとしては、leaf 系からの進展で、leaf の、そしてTo Heart の系 統からの発展ですが、leaf 自体が至れなかった、幻想性が ONE から出てきて、 つまり、雫も痕も、そしてToHeart (部分的ですが)も、SFであったわけですが、 もちろん、MOONもそうでした。それが、ONE以来、SFと は決別して幻想小説になったわけで、その雰囲気の酔うような感じがいいです ね。そして、今回の Kanon 、幻想小説を複数束ねたゲーム形式というものを 完成させた気がします。leaf が、アクアプラスとしてコナミ化した状況の中 では、あの路線の本格的発展の方向は、やっぱり tactics 、そして key とい う流れなのかなーと思う次第です。

音楽も、最高ですね。非常に雰囲気マッチしていて、これまた痕、雫などの初 期 leaf 作品の系統と、それに ONE 以来の日常の音楽というものをマッチさ せた感じ。

さーて、グラフィックスですが、相変わらず抽象絵画ですね。シンボル画とい うか。漢字です。象形文字というべきか。まあ、ONE の系統なんですが、表情 のパターンが多くなりまして、名雪の寝た顔など、なかなか可愛い。最近では、 目デカの系統の絵は古くさくなりつつありますが、kanon の絵はまだまだ古く ささがありません。でグラフィック処理全体は、以前よりもずっとすごいので、 質感が大いに向上したといえます。

さて、全員一応終りました。かくれキャラがいるような話もあるんで、よくわ かりませんが、いまんところ、全員。

ストーリーのバリエーションが非常に多く、キャラ一人一人がかなり個性的で す。一番個性的でないのが、名雪かもしれない。舞シナリオをやった段階では、 これほどのバリエーションがあろうとは思ってもいませんでした。ヒロインは、 やっぱり「あゆ」ですね。

一応、全員のストーリーを簡単に書くと、、。名雪は、主人公の同い年のいと こ。で、本当は名雪は主人公が好きだった。でも、主人公はその昔、彼女の思 いを無にしたことがあって、それを忘れていた、、ってところで、最後にちょっ と反則な事件がありますけれど、まあ、比較的一本調子で終るというか。栞は、 病弱で学校に通えない女の子。でも、見たところは元気そうでアイスクリーム が好き。ところが、彼女の病気は、、、という結構運命的な話。真琴は、記憶 喪失で主人公のところにころがりこんだ正体不明な女の子。でも、彼女は実は、、 というもの。そして、舞。闇の魔物と闘う少女。その実、その魔物は、、とい う話。あゆは、主人公がかつてあったことのある少女。その子と主人公は7年 前に一緒に遊び、そして、最後に、、、という話。

栞の話を除くと、あとは7年前の主人公との関わりという面があって、それを 思い出すというのが主人公に課せられた物語です。ほとんど全部の話で「あゆ」 がからんできて、彼女の話はかなり辛い話ですけれどね。

とにかく、よくできた話がたくさん。非常にすごいゲームだと思います。


痕(きずあと)

Windows95

やっぱり、こういうゲームがあるんだなあ。文学 作品を読むような美しい文章と、謎が謎をよぶストーリー。そして、繰り返し プレイすることで、全貌が掴めるようになっている、ゲームシステム。互いに 全く矛盾のないマルチストーリー。このゲームの最大の欠点は、エロゲーであ ること。このゲームの面白さのほとんど、そして、はまりこむ理由のほとんど は、エロゲーであることではなくて、ストーリーと人物にある。エロシーンは、 かなり強烈。あれがなければ、非常に幅広いファンが獲得できると思われるが、、。 とにかく、このゲームのソフトなバージョンを期待したい。内容は、狂気の殺 人事件と、主人公の見る夢、そして、鬼の伝説。それがめぐりめぐって、主人 公をとりまく四姉妹との奇怪なストーリーへと発展する。

「つくばゲーム評議委員会」では、主要メンバーは、はまりまくっており、こ れが、後の ToHeart への入れ込みへと通じるものになっております。


この世の果てで恋を唱う少女 YU-NO

サターン
(PC98)

ううむ、elf 系は今一つ趣味に合わないところがあって、つまり、あのかった るい場所移動でいろいろ探すあたり。ところが、このYU-NOさすがに、去年の 電撃王でヒートアップ賞をとっただけのことがあるという感じで、飽きさせず、 のめり込ませてくれました。

えっと、ようやく70時間以上かかって、なんとかマップ100%を実現しました。 もちろん、異世界編もやりました。すごいですねぇ。もうこれまでやってきた ゲームの中では、最高のボリュームにして、最高のサスペンスドラマだったと 思います。異世界編の途中で、龍蔵寺やら、絵里子先生やらはてまた亜由美さ んが登場したあたりで、もう拍手喝采!これほどすごいゲームだとは思いませ んでした。それにしても、異世界編はかなり不条理な内容でした。これも趣味。

さて、サターン版は、結構バギーな感じで、しょっちゅうハングするし、セー ブして宝玉使って再開しないと、イベントが発生しないなんてことがしょっちゅ う。とくに、神奈ちゃんシナリオでは、これがきつかったです。さらに最後の 100%への経路の一つが、特定の方向からしか開かないという問題もあるんで、 たぶん、PC98版のほうが、はるかにやりやすいのではないかと思いました。そ れに、途中のCDのチェンジも煩わしいですね。はやいところ、バグとって、 Win95版あたりが登場することを願いましょう。たぶん、この問題は、CDの入 れ換えの問題じゃあないかと思います。

さて、まあ、すごいゲームですし、感動のドラマって感じでしたが、私の個人 的趣味なのか、登場する女の子にはどうも萌えませんでした。なぜかな。。そ の辺はどうも、リーフ系の雫や痕、ToHeart のほうが来ますね。一番、萌え系 統だったのが、やっぱり神奈ちゃんかな。あとは、亜由美さん。どうも澪に萌 えません。あと、キャラクターデザインの問題もありますね。それぞれのキャ ラクターの顔が、表情によって違いすぎる。澪あたりはまだ良いのですが、ラ ブラブシーン(Hシーンとは呼べんぞ、、)の亜由美さんの顔が普段とぜんぜ ん違うし、香織の顔も状況でぜんぜん違う。さらに神奈ちゃんが、裸のまま死 にかけているシーンでの顔、普段とぜんぜん違うのでした。

ま、とはいえ、久しぶりに完全にゲームやってしまいました。亜由美エンドと か澪エンド、さらに神奈エンドもやりまして、完全制覇!

というわけで、これだけのゲーム、やっぱりそうありそうもないです。是非や るべし。一応YU-NOのページも作ったんで、みてやっ てください。


サクラ大戦2

サターン

いやあ、なかなか手に入らず、、。セングラのと きは、ゲーム屋の前で一人で並んだって(それは開店を待っていただけだ)結 局余裕で、買えたので、、今度もすぐに手に入ると思って、予約もしてなかっ たけれど、ううむ、開店から1時間後で売り切れ。もう一軒のゲーム屋も売り 切れ。で、最後の手段で、セブンイレブンでようやくゲット!

すっごい面白くってやめられませんね。

ってことで、「すごいゲーム」に移動。

全部終って、いろいろと枝葉の部分もやっているところです。話もかなりサス ペンス系になっているし、ずいぶんと、複雑、かつギャルゲーの要素も前作よ りも増えて、すっごい面白いです。

やっぱり話題作ですねぇ。まあ、そりゃあ、「サクラ大戦」 はすごいヒット作品。今回も、サターン復活再生の切札ってことで、「ち さたろうさん」と「せがたさんしろう」ががんばって宣伝うって、、。

まあ、そういうわけで、1プレイはだいたい20時間以上って感じです。 「サクラ大戦」をプレイした人もそうでない人も楽し めるように結構工夫もしてあって、それでいて、前作をやった人が飽きない程 度に、いろいろな新しい場面も入れて、ストーリーも展開させているあたり、、 なかなか憎いですね。

よくできていると思うし、やっぱり大作だなあと思わせるだけの、豪華さがあ ります。まあ、最後のほうの戦闘がちょっとタルいですね。シナリオ的には、 前作品の雰囲気をちょっと変えようという努力が見えて、その結果として、エ ンディングの「どらまちっく」な感じがなくなりました。エンディングの感動 という点では前作品のほうが良いけれど(これは、まあ趣味の問題ですね)。そ のかわり、一つ一つのエピソードでの心理描写みたいなのが細かくなりました。 私としては、藤枝かえでさんには、天使ガブリエルになって欲しかった。

東京浅草系のノリという、つまり王子様や、田中公平さんな世界、もちろん、 そこにポリリンなストーリーってことだから(そうだよね、今回違うってこと ないよね)、まあ、そういうもので、笑いががんがんとれているあたり、なか なかです。マジな戦闘モノなんて思ったらダメです。アイリスの必殺ワザは相 変わらずってところ。合体技もあいかわらず、、。

ネタバレになりますが、霊子甲胄が、二回変わりまして、それにあわせて、技 も全部変わるという豪華さ。とくに、合体技や必殺技はいいですね。新キャラ のレニの必殺技は、すっごいかっちょええ。レニさん、女の子なんですね。あ と、戦略が、「風林火山」という四つのパターンから選べて、移動速度、防御 力、攻撃力が変化します。そのあたりも一応戦闘時の戦略を面白くしています。


Serial Experiments lain

プレイステーション

いやあ、待たされましたが、ようやく発売ということで、やってみました。首 都圏地区で放送されたミッドナイトサイコホラーアニメserieal experiments lainのゲーム版です。

最初、ゲームを始めて、なにをやったら良いかわからないあたりは、Noe:Lな どと共通で、パイオニアLDCの特徴といえば特徴。ところが、やり始めて少し すると、どういうゲームか分かってくる。そうすると、もうハマリまくりまし たね。

非常に新しいタイプのゲーム。まさにサイコホラーと呼ぶべきもので、小学校 6年生の女の子岩倉玲音(lain)が幻覚と幻聴に悩まされ、精神病院でカウンセ リングを受けるという話です。カウンセラーは新米の柊子。で、ゲームとして は、カウンセリングの様子を記録した音声レコードと、柊子の勧めでlain が 始めた日記、そしてかねてから柊子が書いていた日記などが、ほぼ時系列順に 画面上に配置されていて、それを好みの順番で選んで開くというものです。開 くと、日記は音声で朗読されて、レコードは再生されて、他に動画像データや 録音したテープなどもあります。プレイヤーとしては、これらの断片的なデー タから、なにが起こっているのか、どういう現象なのかを推測するというよう なゲーム。適当な基準でゲームオーバーになったりします。あと、それぞれの 情報どうしは互いにキーワードでリンクされていて、ちょうどWWWのWEBサイト をいろいろ検索しながら調査活動を行なうような感じでゲームは進みます。一 応のエンディングに至ると、またいままで見られなかった情報が増えて、さら に深くわかっていくという感じですね。

それぞれの日記やレコードはそれぞれの主観で書かれているので内容は互いに 矛盾したり、さらにいろいろと互いの情報交換のありかたなどが微妙に描かれ ているわけで、ここからストーリーを構築するとなるといろいろな矛盾点など に悩まされるわけです。で、そういう状態で一種精神分裂とかそういう精神病 的な状況を疑似体験できるようなゲームでもあります。

内容はかなりエグいです。サターン版のゲームなら確実に「推奨年齢18歳以 上」になったと思われます。

で、とにかくすごい。これほどとんでもないゲームとはおもいませんでした。 テレビ版ではlain の心象風景のように描かれていたものが、こんどは日記の 朗読のような形で描かれる。テレビ版を見ていればより一層楽しめるでしょう。 とにかくお勧めの作品。すごいです。

で、テレビ版 lain のページにゲームの話も書くこ とにしました。


終末の過ごし方

Windows98

いやあ、このゲームは、やっぱり、1999年のうちにやっておくべきでした。 2000年の2月に初めてやったのですが、なんだか、やっぱり旬を逃したという べきか、、。

えっと、ノストラダムスの大予言も、結局、1999年7の月には、なにも起きず、 それから、旧暦の7の月にあたる9月ごろも何もおきず、Y2K問題も2000年の年 明けで、たいしたことも起らず、結局、まあ、2000年は、イギリスでは、すで に、21世紀にはいっちゃっているらしいし、気分は、なんだかやっぱり新しい 世紀って感じになっちゃったんだけれど、本当のところ、1999年のうちは、な んだかんだいって、ノストラダムスも、セカンドインパクトもそして、Y2K問 題もなんか、どっかで心につっかえていたのはたしかだったので、その気分の 中で、このゲームをやっていたら、かなりまた、雰囲気違うのかなーというの が、実際のところ。

このゲーム、救いのない人類の終末が一週間後に予定されていて、その段階で 全ての人類が死ぬことが分かっている。それは、次の月曜日。そこで、最後の 一週間をどう過ごすのか、っていうのがテーマになっています。宇宙人が攻め てくるような形での人類の終末であれば、宇宙人に、地球に文化文明が存在し たことが、知られた上で、終末を迎ることになるし、あるいは、地球の中で、 なんらかの戦争によって、非常に少ないながらも、勝者が生き残り、再び新し い時代が始まるとするならば、それまた、終末は新しい時代を産み出す元でも ある。けれど、このゲームで設定されているのは、そんな破滅的で、再生や記 憶を残すような救いのある終末ではなくて、とにかく、なんらかの原因で、人 類が、ひっそり終末を迎る。そのために、社会の秩序も治安もぐちゃぐちゃに なったけれど、それも終末を一週間前に控えて、混乱することに疲れて、次第 に、悟りきった心境で、もくもくと、とつとつと、人類が終末を迎る。

あと、7日、6日、5日と、だんだんと終末が近づく。そこで、親しい家族や、 恋人たちと最後をすごそうとするわけでもない高校生の少年少女たちが、もう 通う必要のない学校に通い、定年退職後のこれまた行き場のない老教師たちの 受ける必要のない授業をうけ、そして、終末を迎ることになってなお、風邪や 病気、怪我をしたりする人たちのために、学校の保険室で、薬を配る20代半ば の保険医の女性。陸上競技の選手だから、他になにもすることがないからといっ て、終末を控えてなお、走り、トレーニングをする少女、それを大人として見 守る、風来坊の男。幼馴染みや、中学時代に好きだったクラスメート、後輩た ちとの触れ合いを求める少年。それぞれが、それぞれ、さまざまな終末を迎る までの、投げやりな態度を通りこした、それでいて何かを求めようとする気持。

こういう終末をどう過ごすのか。アドベンチャー形式のノベルゲームで、美し い水彩画のような画面に、アニメというよりは、コミック風のキャラクターが 描かれ、起伏もなく、とつとつと最後の終末を迎る。そして、その終末を控え た中でも、必死で、電波ジャックしてまで、DJをする人が、その日その日の状 況をすこしずつ語る。

プレイするには、かなり短く、狙った通りの話の展開になるけれど、結局、終 末が終末でなくなるとか、ラブラブのカップルができたからといって、彼らが 生き残ることを許されるわけでもない。ただ、恋人ができたなら、終末を迎る ことも、恐くないと思えるかもしれない、という程度のことで、結局、最後に はなにもかも終わる。社会の秩序も、治安の悪さも、そして、学校という規律 もなにも規制がなくなっても、人はその秩序と規制を自ずからもとめ、意味も なく、けれども、最後の人生を必死で怠惰に生きようとするようなところを、 見事に扱ったゲームです。

プレイ時間は、最初のプレイが2時間ちょっとで、あとはいろいろな分岐を全 部試そうにも、4時間か5時間もあれば、全部終わるでしょう。最後まで救い がないけれど、ここまで、救いのない終わり方をするゲームも珍しい。すばら しいゲームだと思いました。是非おためしを。


神機世界エヴォリューション

ドリームキャスト

えっと、そもそも、ドリームキャストは、「北へ」が 出たから買ったわけで、ギャルゲーがなければ、面白くないと思っていました。 で、「北へ」だけじゃ面白くないから、ついでに一つくらいなんかと思って、 なんとなく、絵柄で気に入ったのが、これ。

いやその、RPGっていうんでしょうね。盤面クリア型のものです。普通のゲー ムだと思います。

ただ、ただ、私は、リニアが可愛くて可愛くて、、あのフライパンでぶったた くあたり、いや、もうどうにもならないくらい、可愛い。薄幸の美少女、しか も、口もきけない、、でもでも、健気にマグについていく、、。

結局、連休ぶっとおしで、さらに、年休とってがんがんやりまして、ようやく 三回目(始めからやり直して三回目)にラスボスである「プリンツオイゲン」 を粉砕しまして、、、そうしたら、あの、なんと、リニアがしゃべるようにな るじゃないですか。もう感動!!

攻略本も買ってきましたが、エンディングにいたる、第8帝国の話はデータ以 外は書いてないようですね。ってことで、一応オイゲンを倒したので、最後の 残された遺跡探検をして、おしまいかな。

ストーリーは、遺跡探検でして、アイテムの売買もあったり、だんだん装備が 充実してきたり、いろいろそういうのはあるんですけれど、そういうあたりは 普通です。でも、とにかく、リニアが可愛い!可愛い!

さて、このゲームですが、いずれ詳しく書こうと思いますが、RPGなんですけ れど、一応、キャラデザや技などは、ギャルゲー系入ってます。ギャルゲー系 の萌えを求めつつ、長時間楽しめる、しかも回数楽しめるゲームです。プレイ するのに、一回がだいたい20時間。そこでうまくいけばエンディングにいけ るということと、クリアすると、また状況が変わってっていうあたりで、うう む、すごい話になっていますね。内容が豊富で、面白いです。結構すごいゲー ムだと思います。非常にイヤらしいのは、それぞれの遺跡探検でレベルアップ して、遺跡のボスを倒しても、あのプリンツオイゲンは非常に強烈で、倒すの が難しいわけで、コスモフルーツとかそういう特別なアイテムがないと駄目だ ろうし、ペッパーをつれてかないとダメみたいだし、組み合わせなどが戦略的 で面白いし、かつ、運もあるっていうか。さらに、終らない!なんていうか、 一回エンディングを見ると、さらに続きがあって、続いてそのあと終ったかと 思うと、まだ先があって、ダンジョンはどんどん複雑になるし、大変なゲーム です。

ま、RPGのダンジョンものという意味では、アーマードコアなどの系統をリア ルタイムじゃなくして、ギャルゲー要素を入れたような感じのものですが、こ れ一つで相当長時間楽しめるので、ドリームキャストをこのゲームのために買っ ても良いかも、、、。

あ、やっぱりポリゴンが美しいですね。サクラ大戦3なんて、ドリームキャス トで出ると、こんな感じなのかーと思います。

ドリームキャストならではのポリゴンCGと、さらにかなり長時間楽しめて、な どなどの理由で、すごいゲームにします。


「やるドラ」シリーズ1
Double Cast

プレイステーション

面白いです。一応大方終ったので、感想を。ちょっと疑問もあるが、いろいろ な新しい試みが全て成功しているし、自分としてものめり込んだので、「すご いゲーム」に格上げ。

「見るドラマからやるドラマへ」ということで、「やるドラ」シリーズの第1 作として登場したのが、この、「ダブルキャスト」。 普通のギャルゲー、美少女ゲームは、特別なイベントシーンを除くと、ほとん どが固定かクチパク、メパチ程度のキャラ立ち絵と背景でシーンを作るわけで すが、このゲームは、全部アニメ。もちろん、動きなどは、かなり限定されて いますが、アニメとして特別不自然ではありません。ううむ、金かかってんな あ。でも、いろいろ考えてみると、アクションやシーン構成などで、立ち絵+ 背景では表現できないところを表現しているということで、良いところに金を かけているという気がするわけです。

これまでのギャルゲー、美少女ゲーのアドベンチャーものというのは、主人公 の行動選択肢を選ぶと、その選んだ時点でシナリオが分岐するものが多いので すが、このゲームは、選んだ時点から少しあとのイベントの発生が制御される ということで、一般的なゲームよりはちょっと難易度が高くなっているようで す。この方式を全面的に採用したのは、アドベンチャーゲームでは結構新しい 感じがしますね。まあ、シミュレーションゲームはそういうものが多いですけ れど。

シナリオは、基本的に一本道ですが、選択肢の選択によって、それぞれのポイ ントでシチュエーションが微妙に変化し、その結果によって、エンディングが 選択される仕組みです。また、選択肢によっては、本来のシナリオから外れて、 バッドエンドに至るものも多いです。

クラブの飲み会で酔い潰れた主人公を介抱してくれた女の子は、記憶喪失で、 自分がなにものか分からない。ただ、名前だけは「美月」という名前を覚えて いる。そこで主人公と美月は一緒に暮らすことになる。映画研究部に所属する 主人公は今度撮影する映画の主演女優として美月を推薦し、彼女が主演女優と して映画をとりはじめるが、不可解な事件がおきて、、結局、、、というシナ リオ。ゲームの進め方によって、美月が記憶を取り戻したり、人格分裂したり、 さらに記憶喪失になったりと、いろいろなエンディングがあります。

かなり難しいので、真相が分かるまではそうとう苦労するんじゃあないかと思 いますが、私は最初のエンディングがほとんど真相を語ってしまったので、ちょっ とつまんなかったです。が、とにかくのめり込んでやってしまったので、こりゃ、 面白いなあという感じ。

数百人くらいの人がかかわって作った大資本ゲームです。クォリティがよくな ければ、サギですが、私にとってはほぼ同時期に、小人数チームによる作品 ONE〜輝く季節へ〜 をやったので、その比較の意味でも、 このゲームは面白い題材です。

この「やるドラ」シリーズは、これからも結構期待できると思います。


慟哭 そして…

サターン

えっと、前評判もよいし、サターンオリジナルな18推ゲームということで、 やってみました。で、結局、すっごいはまりました。結局、エンディングスク ロールを20回見たらしく、全部のグラフィックが見えてしまった。ううむ、 これからどうしよう。

内容が凶悪で、猟奇的、かついろいろな人の人生をあつかっていて、とにかく ボリュームの多さがすごい、、ってことで、凄いゲームに格上げです。現代科 学の範囲から僅かに逸脱した部分もありますが、それはそれで。幽霊は出てく るわ、可愛いフランケンシュタインも出てくるわ(ってそれは違うか)、全く 怖いゲームですこと。

学校の通学でバスに乗っていた主人公のバスが乗用車とぶつかる事故に遭い、 気を失ってしまう。バスが動かなくなったので、バスの客たちは乗用車に乗っ ていた人ともども、近くの舘へ避難するが、そこにはいろいろ仕掛があって、 主人公たちは閉じ込められてしまう、、というストーリー。

マップ移動で、いろいろな部屋に入り、そこで舘の秘密や他の部屋に入るため の鍵などをアイテムとして発見して、ときには、殺されかけた女の子たちを助 けたりする、というゲーム。正直なところ、エルフの名作エロゲー「遺作」の 焼き直しって感じもします。まあ、原画さんが同じっていう噂も、、。

マップ移動が楽で、記憶力を必要としないのが良いですね。あと、画像が非常 にキレイです。サターンの高解像度モードを非常にうまく使っているゲームだ と思います。サターンがあんなにキレイな画像が出るとは思いませんでした。 女の子は、イマイチ萌えが少ないですが、梨代は結構いけるかな。そして、な んといっても、あの華苗ちゃんがいい!彼女の生死を越えた存在としての良さ。 あれは、精神的にまいってしまった主人公の見た幻か、それとも、彼女はまだ、 生きていたのか。

ちょっとイベントが少ないのがなんとも、って思ったけれど、回数こなすと、 そのボリュームは多いって感じ。アイテムの依存関係はそうとう複雑で、パズ ルとしては面白いです。攻略は大変ですね。

それにしても、凶悪なパズルゲーですね。舘ゲーとしては、相当難しい部類で はないでしょうか。攻略情報なしで、がんがん進めるのはそうとう難儀します んで、攻略ページも作ってみました。それから、 一応、真相も全部分かったようなので、事件の真相も公開します。ネタバレだから注意ね。


同級生2

Win95
プレイステーション
(PC-FX)
(サターン)
(PC98)

ギャルゲーの金字塔とまでいわれる、古典的名作とまあいわれているんで、 やってみましたよ!

そもそも、PS、SSに移植されたときに、PS版のでっかい箱を買って、まだ未開 封なんだけれど、そんで、Win95版もそのころ買って、やろうとは思ったけれ ど、他のがいろいろあったので、できなくて、それに、Win95版、私のマシン では、インストールできないって話もあったので、じゃあ、ヤメってことで、 やってませんでした。今回パワフルなPCを購入したので、そいつでやり始めた ら、面白い面白い。最初の2度くらいのプレイは良く分かりませんでしたが、 3度目のプレイくらいから、だいたいコツが分かってきて、まあ、たくさんい るヒロインの中で、現状は三人までクリア。そっから先は難しいですね。

リーフ系のノベルゲームとは違い、完全にゲームらしいゲームになっていると いえます。まあ、アドベンチャーパズルですね。私自身は、竹井氏の絵はイマ イチなんですが、まあ、プレイしていると、だんだん良くなってきたかなあ。

少なくとも同じ elf の姉妹作といえる下級生と比 べるとできがぜんぜん違うって気はしますね。同級生2は、やっぱりボリュー ムからなにから、すごいゲームなんだというのは、明白って感じがします。

いまんところ5人クリアです。

えっと、でもやっぱり攻略は難しいし時間もかかるので、攻略本かっちゃいま した。かっちゃいましたが、もう面白いですね。みのりシナリオなどは、なか なかすごい路線いっていると思うし、こずえシナリオもまあ良かった。攻略本 みないでやった桜子ちゃんのシナリオなどは、単純であるにも関わらず、非常 に感動的。彼女が元気になって海で跳ね回るあたりも良かったし、まあ、美沙、 愛美のシナリオはちょっとだけなんだか単純すぎましたが、それでも、まあ、 アドベンチャーとして、ゲーム性が良いというか、本当に、「ああもうダメ」っ ていう直前あたりでうまいこといくというか、、。バランスの良さと演出が最 高なんですねぇ。

まあ、これからもボチボチやっていく積もりです。でも、美沙、愛美、桜子の 三人のシナリオは、分かってしまえば簡単だけれど、他の子は、なかなか難し いですね。攻略本がないと辛いかなー。とくに温泉旅行にいくかどうかってあ たりが辛そう。


To Heart

Win95

えっと、PS版、まだ半分しかやってないのですが、とにかくとにかく、すっご く丁寧に作ってあるので、Win95版やった人でも、十分面白いんではないかと。 声については、志保がちょっち、、(でもテレビ版は普通だった)、あと、あ かりについては、慣れました。まあ、みなさんこんだけメジャーになると、も う概ねやってしまったと思うから、とくにコメントもないです。私も時間があっ たら、全部やりたい。

えっと、高校生活の日記のようなゲームというべきかな。1年生の男子生徒が 主人公で、1年の終りから、2年になって、修学旅行にいくまでの、2カ月間、 高校の友達と、いろいろしゃべったり、いろいろなことが起きたりするのを、 ちょっとヒネた目で見るような感じで、つらつらと綴った小説って感じ。

えっと、ゲームシステムは、 のようなものかとお もったら、イベントの発生などが、ある程度パラメータ的になっているような 感じで、数回ゲームをやっていると、同じイベントが違う日時に起こるみたい で、まあ、ストーリーに矛盾はないけれど、ちょっと普通のゲームになっちゃっ たかなあという感じがします。

でも、やっぱりすごいゲームです。リーフは、すごい。また、「痕」みたいな、 サスペンスホラーも出して欲しいですね。ま、学園ものとしては、これまで最 高のゲームだったような気がします。

ということで、 別ページ 作ったんで、そっちにキャラ一人一人の 感想を書きます。こっちは、ネタバレたくさん。

「つくばゲーム評価委員会」では、メンバーのほとんどが、はまり、日夜 CG100%達成のために、努力をしている状況です。私以外は、みな、隠れキャラ をのぞいて、概ねエンディングを見た状況です。


ときめきメモリアル

サターン
(PC-Engine)
(プレイステーション)

すべては、ここから始まった。人格破壊ゲーム。やっていると、自分がどんど ん壊れていくのが実感できるゲームである。これを、恋愛シミュレーションゲー ムなどというのは、間違いで、人格破壊シミュレーションゲームというべきで ある。最初は、PC-Engine 版で数回。後に、サターン版で数回。でも、詩織は まだ告白してくれない。冷たい女だ。あれほど赤くなっているなら、告白にき てもいいだろうが。だから、虹野さんが好きだ。

「つくばゲーム評価委員会」の評価では、みんなはまりまくりだったようです が、私が参加する前のことなので、よくわかりません。


White Album

Win95

まあー、ようやっと全シナリオをクリアしました。

WhiteAlbumは、ゲームっていうか、こんなものです。主人公は普通の大学二年 生。高校時代から知り合いの女の子や先輩が同じ大学にいて、で、主人公には 本当に純粋に愛しあっている彼女がいる。でも、その彼女は今、どんどん実力 を発揮して、有名になっていくアイドル歌手だった。同じ大学に通いながらも、 大学で会うこともほとんどなく、彼女は芸能界の中で、その周りの人たちのと の生活が忙しい。そんな中で、主人公の気持ち、彼女の気持ち、そして、二人 を取り巻く、友達、そして芸能界の人たち。冬の始まりから、春の始まりのこ ろまでの4カ月間を、描いた恋愛小説。そういうものです。

リーフだなあ。そんな感想が出るソフトです。

詳しいことは、White Album のページに書き ました。そっちを御覧ください。


女神天国II

PC-FX

とにかく、すごいゲームです。これをやらずして、どうする!恋愛要素はほぼ 皆無。お色気要素は結構あって、なかなかそっち系も充実。基本は信者誘惑獲 得争奪合戦ゲーム。リリスにはぐらぐら。日本全 土を震え上がらせた某カルト教団の事件をベースに作られていると思われる。 ようは、町中ほっつきあるいて、どんどん信者獲得し、獲得した信者から、入 信料を取り上げて、その金で、飯食って、エステに通って、宝石買って、パワー アップしてから、敵教団と闘うというゲーム。食事をしないと腹は減る。信者 勧誘はストレスが溜る。そういうののバランスをとりながら、薬のんだりして、 とにかくゲームを進める。所要時間は、40時間くらい。NEC HE の意地が感じ られるゲーム。

ついに終った!最終戦闘の様子は、別ページで!

「つくばゲーム評価委員会」では、ゲスト審査員が、ほとんど高い評価をだし た模様。「このためダケに PC-FX を買ってもいい!」という人が多かったで す。

あ、ところで、このゲームの開発の由来、なかなか泣けますね。まるで、Key The Metal Idol みたいな感じ。 「開発して欲しい」っていう人が一万人いたら、開発するってことで、そして、 ゲームが信者獲得誘惑ゲームってきまった段階で、信者になる人を1000人募っ たってあたりも、なかなか泣けますね。最近OVAのほうも見ましたけれど(LD 所有していないんで、論評はしてません)、変な世界ですね。妙。いいですけ れど。


MOON
Renewal

Win95/98

いや、 なんかもうこれ、人間壊しますね。実は最初のサワリだけやって、バッドエン ドになってそれから先進めてません(といっても、Class B の少女の姉との悲 惨な話くらいまでは先に進めた)。時間がぜんぜんないのです。で、結局、小 説を読んでしまって、エンディングまで超特急でいってしまったのですが、も う小説のほうで、感動というか、なんというか、もうすごい気持ちになりまし た。

一応、ゲームのほうは、謎の宗教団体FARGOに入信して、長いこと家にいなかっ た主人公の母がもどって来て、すぐに原因不明の無惨な死をとげ、それを不審 におもった主人公の少女が、宗教団体FARGOの秘密の修行道場に潜入して、真 実の解明と、母の復讐をするという怖い話です。で、潜入しようとしたら、やっ ぱりなんらかの真実の解明やら、姉を取り戻すため、という理由で潜入してき た二人の少女と出合い、三人がある程度協調していろいろ行動するわけです。

入って早々に、三人が別のクラスにランク分けされ、主人公は一番上のクラス でまあ、毎日の洗脳みたいな修行以外は比較的マトモな生活。ところがランク が下の二人は悲惨な毎日。そんな状況で三人がぎりぎりの線で、一緒に行動す る。そうこうしていくうちに、三人それぞれのこれまでの悲惨な過去などがだ んだん語られ、やがて、それぞれが悲惨な体験を繰り返しつつ、最後には、、 というストーリーですね。

小説版とゲーム版では概ねストーリーは同じで小説版はダイジェストってこと ですが、やっぱりあのONEとも共通のえらく抽象的な絵で描かれた画面みなが らプレイすると、ぐっとくるというか、なんというか、だと思います。やっぱ りプレイすべきでしょう。私も時間ができたら最後までプレイします。

とにかく、人間の限界、人間性の極限とか、そういう状況。さらにはすっかり 洗脳された状態の少女と主人公たちとの会話、いろいろなところが、極めて強 烈な印象を与える作品で、例によってあんまり凝った文章ではなくて、サラっ としたプレーンな文章で綴られていますが、内容の強烈さでは、全く救いのな い作品です。リーフ系の「雫」、「痕」などではまだまだ救いがあるんですが、 MOONは、極限まで悲惨ですね。いやあ、こんなところまできた作品があるんだ なと、思いました。ゲームシステムは結構単純だし、一本道シナリオなんです が、内容のすごさで、もうすごいゲームです。Tactics ってすごいんじゃない の?次の作品も期待ですね!


Revive 蘇生

ドリームキャスト

攻略メモページたちあげました。

わかりましたよ!もういいです。私が悪うございました。しょーがないか ら、すごいゲームに格上げさせていただきます。もー、どーにでもなれ!

ということで、発売から一週間くらいで、ようやくゲットして、始めた 「Revive 蘇生」ですが、まあ、ご存じの通り、慟哭そし て…の強烈パワーアップ版みたいな感じで、基本的には、なぜか、女の子 たくさんと建物に閉じ込められた主人公が、ワナやら、いろいろなのを解いて、 脱出しつつ、事件解決をする、というものですね。トラップアドベンチャーと いうそうですね、この手のやつ。

で、非常に複雑で、また、アイテムのゲットなども非常に難しく、また、ワナ を解くのに、アイテムの複合使用があったりして、複雑で面倒ですが、とにか く、やめられないおもしろさ、、ってことです。

ただし、なんか、やりすぎではないかというほど、、、。「慟哭そして…」に くらべて、数段量がふえまして、慟哭やっていたから、だいたいの雰囲気わか るんで、なんとかやっていけますが、とにかく、ファーストエンディング迎る までが、すっごい大変でした。これで大枠は分かって、かつ女の子も全員助け られるようになりました。いや、これからは、まさに、イベント探しって段階 です。

登場人物は、両親なくして、しかも、血のつながらない同い年の妹と一緒に暮 す主人公(いきなし設定が怪しい)と、もちろん、その妹とその友だちと後輩 と、っていうのが、謎の研究所に挑む、、っていうか、その妹である希春ちゃ ん、死んだはずの本当の母親が生きているとかいうことで、その研究所に行っ てしまったので、主人公と、主人公の友人でもある菜緒の二人で研究所に潜入 したつもりが、なにやら研究所のセキュリティシステムがおかしくなって、閉 じ込められて、そして、、、、。

「慟哭そして…」ですと、まあ、結構早い段階で、ストーリーが始まるところ があるんだけど、こっちは、最初は、とくに女の子が死んでしまうとかそうい うイベントもなく、さしあたり、研究所見学(っていっても、結構しんどいで すよ)で、研究所の大方を知ったと思ったら、ようやくヒロインの希春ちゃん 登場。そのあとが、もうしぬるよーな面倒な過程を経て、だんだんとヒロイン たちが、殺されていくっていうか。これを助けるのも大変でして。

で、このゲーム、バランス感覚と、あと、なんつうか、トラップのバラエティ とか、そういう面で、慟哭よりもやや平板な感じがしますね。そこが、「すご い!」って感じではないのかな。慟哭の場合は、個人の邸宅で、絵がかざって あったり、いろいろなのが出てきたんですが、今回は、研究所でセキュリティ システムという関係から、話がどうも一本調子な感じがする。

「慟哭そして…」にくらべて、良いところは、どうやら悪いやつも良いやつも、 突発的な事件の中で、それなりに本気で右往左往しているような感じに描かれ ていること。ワナの中には悪意にみちたのがあることは事実ですが、それ以外 の鍵開けの部分とかは、「たしかにセキュリティシステムが暴走すれば」って 思うフシがないわけではないけど、やっぱりやりすぎか、、、。

でもまあ、凶悪なゲームでして、これだけ凶悪で、謎が不明で、ってことだと、 一応、すごいゲームに格上げして良いかと思います。近いうちに攻略本買って、 真相を探求してみたいと思います。攻略本なしで、あるいは、人からヒントも 得ずにできるのか?このゲーム?


ONE 輝く季節へ

Win95ネットで評 判のゲームなんで、つくばゲーム評価委員会メンバーがけっこう(3人)買っ たというゲーム。

超すごいゲームに格上げ!

いやあ、その茜シナリオと、みさき先輩シナリオをやったんですけれど、WEB の攻略ページを参考にしたんで、ゲームっつうよりは、小説読んだ気がしたん ですけれど、でも、とにかく、泣けて泣けて泣けて、、、。

ということで、一応、全シナリオ(隠れシナリオはまだ)を終えました。

本当に、涙がごんごん溢れ出るシナリオです。シナリオのパターンはどれも同 じですから、最後に悲劇としての別れがくることは、最初に一度か二度やると 分かってしまうんですが、だから一層、終盤になると、辛くなります。どの女 の子のシナリオも同じパターンですが、それがなんかすごい哀しい、そして切 ない。だからイイ!

これだけ泣かせるシナリオを大量にもってこられると、もう涙腺が緩んでしまっ て、どうにもなりません。絶対やるべし!

To Heartの焼き直しといえば、それまでです。しか し、ToHeart の持っていた問題点などを確実に進歩させて、独自の新しい感動 を与えるところまで、できているという意味で、ToHeart を越える「すごいゲー ム」だと思いました。これをやらないのは、人生の大きな損失!

主人公と、主人公の世話を焼きたがる幼馴染みの「瑞佳」、転校生で「今度の 学校では、女らしくしたい」という「留美」、盲目の「みさき先輩」、言葉の 喋れない可愛い後輩の「澪」、野性児のような「繭」、何かを待ち続ける少女 「茜」。主人公と6人の少女がおりなす、学園ラブコメディです。ただ、設定 として、主人公の生い立ちや主人公の心に生まれた別世界などの話があって、 主人公は、その約束の世界への旅立ちの前に学校の女の子の誰かとの絆を求め ようとする、、いや、最初はそんな気がないんだけれど、、というストーリー。

ま、とにかく、別ページ立ち上げたので、詳しいこ とは、そっちに。



おもしろいゲーム

これをやれば、絶対楽しめる!というお勧めのゲーム


アイドルプロモーション
すずきゆみえ

プレイステーション

実在のアイドル「すずきゆみえ」をプロモーションして国民的アイドルに するのが目的の育成ゲーム。実写物。「すずきゆみえ」は、そこそこ可愛い女 の子で、そこそこ実力もあるので、育成し甲斐がある。育成の方向によって、 バラドルになったり、歌手になったり、女優になったりする。最初に7百万円 ちょいの元手があって、それでレッスンやらゆみえへの給料やらをだすが、ゆ みえの疾走などもあり、なかなか育成は面倒。金がないからといって、グラビ ア撮影やら、テレビのアシスタントなどばかりやらせていると、バラドルにな る。なかなか微妙なバランスのゲーム。面白い。実写版ということで、ちょっ と嫌がる人もいるけれど、お勧め。

「つくばゲーム評価委員会」の評価ですが、「ゲームバランスがよい」「秀作 である!」「めりはりがあってよい!」「これは絶対やるべきだ!」というな かなかな評価です。


アトラク=ナクア

Win95

おくればせながら、このゲームやりました。ビジュアルノベルというと、リー フ系が有名で、もうそれしかないような感じがしていましたが(まあ、「弟切 草」など古典もあるが)、それをアリスソフトが作るとこうなるという感じ。 蜘蛛のバケモノを主人公にした、そーとー濃厚なエロゲーです。

でゲームというよりは、画像と音楽つきのノベルというのが正解。ストーリー の分岐はあんまりなくて、分岐してしまうと、そこでゲームオーバーになった りするわけで、まあ、基本的には一本道のゲームです。リーフの「痕」「雫」などで、凝って 作ってあるところは、あんまり凝ってなくて、逆に最初のオープニングあたり の文字の出し方などは、凝っていますね。CGはちょっと少なめ。人の表情の変 化などが楽しめる「痕」などとはちょっと違う感じです。

まあ、そんなわけで、ゲームとしてゲーム性云々とかいうと、あんまりなんで すが、ストーリー全体をながれるテーマがとか、最後のドンデンガエシがなか なかすごいので、その意味で、ついつい最後までやってしまうゲームというか ついつい最後まで読みたくなるノベルです。

「痕」にしろ、「雫」にしろ、リーフ系のビジュアルノベルは、主人公の行動 について、プレイしている人が選択肢を選ぶという形ですが、このゲームは、 もっといろいろなところで選択肢があります。また、主人公である初音も、三 人称で登場するなど、新規性もあるようです。まあ、ゲーム性はとことん乏しい 気はしますけれど、結構いけるゲームということで、ここに入れました。

えっと、「燐ちゃん」いいです。萌え萌え!サチホちゃんは、結局すぐに人間 じゃあなくなったんで、まあ、しょうがない。。カナコちゃんもうすこしなん とかならんかなぁと、、。もちろん、初音は、同名の「痕」の初音とは正反対 の(かといって、グレ初音とも違う)キャラですね。


AIR

Win98

いやあ、ずっとずっと昔に買ったわけですが、なにやら全然やってなくて、いろ いろ忙しい状況(まあ、いろいろ)あって、やってなかったわけですが、今回、 ちょっと出張中にホテルで暇なときに、やっていたら、やっぱりおもしろい。お もしろいけど、ちょっと話がなーという気がします。`

なんつうか、やっぱり、主人公が超能力者みたいな最初の設定からして、一般人 がはたしてそういう主人公に入れ込めるか、っていうあたりから始まって、話の 方向が幻想性を帯びすぎていて、やっぱり話が現実的でなさすぎる。Kanon のと きなどは、それでも、主人公がまあ、一般的な人間であったこと、ONE は一般的 でないのだけど、そのことは話が進展して最後のほうになるまでわからないとい うあたりで、だんだんと入れ込める状況もありましたが、今回はちょっとそのあ たりで、最初から非現実的すぎる。だからどうも自分がいれこんで考えて行動を どうするか、っていうよりは、ゲームっぽい方向でやってしまうんですね。

非常に話が練ってあるようには思うんですが、なんか違う気が。一応、いまんと ころ、観鈴のグッドじゃないけどエンドと、佳乃のグッドエンドを見たところな んで、まだまだ美凪の話とかもいろいろありますので、なんともいえないのかも しれませんが、でも、ちょっと全体の雰囲気として、設定が無理なところや、ス トーリー展開が、っていうか、やっぱり主人公の行動が異常すぎるのと、登場人 物があまりにも変なところがあって、なんか、違和感が最後まで付きまとうとい うか。

そんなわけで、今回は、ONE, Kanon と連発して良い作品をだしてきた Key の作 品ではあるのですが、すごいゲームにはできませんでした。まあ、これから、他 のエンディングを見るとまた違ってくるかもしれませんけどね。


輝く季節へ

プレイステーション

ほとんど同じわけだから、わざわざ別の項目作る必要もないのですが、題名か わっちゃったからなー。 すごいゲーム!のONE 輝く季節へのプレイステーション 版です。いまのところ、通しで普通のエンディングまでやりました。詳しいこ とは、別ページのほうで書こうと思いますが、うう む、まあ、普通の移植ってことですね。


加奈 いもうと

Win98

世間一般で、「これは、感動、泣ける!もう涙がでまくって、、」という評価 を聞きまくったあとで、「ほー、どんなもんかい?」と思ってやったのが悪かっ たのかな。よくできた作品だと思います。非常に丁寧で、文章上、わざとらし いとか、いやらしいところもなく、まあ、絵はちょっと下手系ですが、まあ、 ところどころで、十分可愛い絵が出てくるので、これも及第点ってことで、全 体に非の打ち所はないです。

話の内容は、生まれつきの慢性腎不全で子供のときからずっと入退院を繰り返 す妹の加奈に対して、兄として、そして一番身近な異性として、加奈をイタワ リ(ここが、イタブリだったら、本来のD.O.の姿では?なんて)、そして、や がて愛するようになる主人公。この二人と、両親、同じく闘病生活をする親戚、 そして、主人公の妹への愛を自覚しつつも、なしくずしで彼女になった幼馴染 みとの関係、さらに、病弱でありながら、確実に女として成長する加奈、、と いうようなものがいろいろ交錯して、物語を作っています。

ってことで、この基本的な話の内容からして、かなり盛りだくさんなのと(闘 病している人がいっぱいいるとか)、また、涙を誘うストーリーが、非常に定 石にそっていて、しかもその定石にそったストーリー要素が山のようにあるこ となどが、やっぱりなんというか、「やりすぎ」という印象につながるような 気がします。

そりゃあ、まあ、余命幾ばくもない17歳の愛する妹に対する兄の心境とかな んとかいって、最後に加奈は死んでしまうわけですから、その辺を描けば、そ りゃ、涙を出させるようなストーリーは出てくるわけで、そこに捻がほとんど ないし、予想を越える展開もありません。すべてが、予定調和のように、まさ に思った通りに話が進む。

十分におもしろいゲームですが、そこに光るものを感じさせないので、やっぱ りどっか一つ欠けていると思わざるをえません。まあ、このゲーム非常に好評 なので、わざわざけなすことはないし、十分お勧めだとは思いますが、このよ うな印象を持ってしまうこともあるということです。

ゲームシステムは、かなりよくできていて、ノベル系ゲームはここまで来たか、 と思わせるものがあります。選択肢の選び方とシナリオの方向はパラメータ的 で、一つの選択肢の選び方でとことん話が変化することはなく、最終的には、 6つのエンディングがあるのですが、どのエンディングへのシナリオも基本的 に全く共通だといってよいでしょう。

6つのエンディングのうち三つは一般ルート、残りの三つは、知的ルートとい うもので、知的ルートは、死を目前にした少女が、それを受け入れつつ、そし て葛藤しつつ、死を乗り越えた形で死んで行くという、なかなか高尚なテーマ を描いています。また、そこに至るまでの伏線の張り方もなかなかよろしいと 思います。一般のルートのほうは、ベストエンドも含めて、かなりありがちな 系統です。両ルートともに、加奈が高校に入るまでのシナリオは大方共通。高 校に入ったあともイベントは大方共通で、とくに夕美と主人公の関係は同じで す。

なしくずしに主人公の彼女になる夕美については、彼女に対して同情的な選択 肢を選び続けることで、一般ルートの夕美エンド、あるいは、知的ルートの夕 美エンドになります。

ベストエンドに至るのは結構難しいので、私も攻略サイトの情報をつかってし まいました。また、知的ルートの思い出エンドというものも、選択肢の調節が 難しく、これまた攻略サイトの情報を使いました。あとのエンディングは、夕 美に対してどうするか、を極端にもっていくことと、知的ルートに入る鍵であ る叔母の闘病生活と関係するかしないかで分岐するので、簡単にそれら4つの エンディングには至ります。


かまいたちの夜

プレイステーション
スーパーファミコン

ある意味で、ノベルゲームの原点というべき作品なんでしょう。チュンソフト のサウンドノベルとして、1994年にスーパーファミコンのゲームとして登場。 非常に評判になったそうです。で、後の、リーフのなどリーフビジュアルノベルもこのゲームなしには、 語れない、、ということですので、このゲームはやらなければならないのでし た。

いや、一回プレイするのは、1時間半程度で、短いのですが、分岐がとんでも ないので、非常に大変です。なんとかピンクの栞まで出ました。変なシナリオ になるもんですね。

こいつを「すごいゲーム」にしないのは、ギャルゲーじゃない(とは厳密には いえないが)ということと、ミステリーとしては、本編がもう少し難しくでき ないかなーと思うあたりですね。犯人は最初のころで全部分かってしまうわけ ですし。

内容は、つき合い始めた彼女と一緒にスキーに来た主人公が、彼女の叔父夫婦 が経営するスキー宿で、バラバラ殺人事件に遭遇、その宿の泊客らが、一人ず つ殺されていく中で、真相解明をする、というものです。バラバラ殺人だけで 他の殺人が起こらず、真相解明ができるとグッドエンドって感じ。もちろん、 このゲーム、余興として、スパイ編、悪霊編、ギャグ編などもあって、なかな か内容は豊富です。ピンクのシナリオが出ると、さらにいろいろあるんでは。 犯人が分かるなんていうのは、実はプレイの序の口であって、さらにさらに広 がりをもつあたりが、このゲームの面白さなんではないでしょうか。

とにかく、お勧めなソフトって感じ。


「やるドラ」シリーズ2
季節を抱きしめて

プレイステーション

「ダブルキャスト」に次ぐ、SCEの「やるドラ」 シリーズの第二弾ですね。

全部やるのは、ちょっと辛いなあということで、そろそろおしまい。達成率は 85%くらいで、グッドエンドは4つ、ノーマル2つ、バッド9個見た段階で す。

感じとしては、幻想的な話ですね。主人公は高校時代にずっと憧れていた同級 生の女の子がいた。しかし、その子は交通事故で死んだ。しかしある日、大学 の構内の悲恋桜という木の下で、その憧れの子とそっくりの女の子が倒れてい た。そして、、、というストーリー。

記憶喪失の少女と、彼女と主人公の記憶探し、そして、主人公の嫉妬深いガー ルフレンド、主人公の済むアパートの下に住んでいる怪しいダイナマイトボディ のお姉さん、主人公の高校時代の憧れの人の妹、、。「ダブルキャスト」は、 サスペンス的なドラマでしたが、今回はサスペンス性はあまりなく、幻想的な 日々の描写という感じなのかなー。

始めた瞬間のノメリコミ度合は、イマイチな気がしますが、やっているといろ いろなエンディングが出てきて、結構面白い。ただ、主人公の家の鍵の話など は、本当はパズル的な要素をもたせておくと、もっと面白いと思いますが、そ ういう要素はあんまりないとか。せっかく「ダブルキャスト」よりは論理性の あるフラグ立ての要素があるんだから、もうすこしゲーム的な面白さが追求で きたのではないかと思います。ま、ファンブックを読むとゲームらしさをかな り追求したとのこと。

基本的に一本道シナリオに膨らみをつけた感じのした「ダブルキャスト」に比 べると、かなりマルチシナリオの分岐型に近付いた感じです。さらに、女性ご とのエンディングがあるというのは、まあ、一般ギャルゲーに近付いた感じ。 あと、やっぱり設定がシナリオごとにちょっとずつ違うのがちょっと嫌かも。

十分面白いけれど、「をををを」と感動する要素はなかったと思います。やっ ぱり「ダブルキャスト」のほうがインパクト強かったなー。「ダブルキャスト」 を最初の「やるドラ」にした理由も分かる気がする。完成度は高いけれど、ちょっ と詰め込み過ぎなのかも。


きゃんきゃんバニィエクストラ

サターン
(PC98/Towns)

やっぱりきゃんきゃんバニィプルミエール2がすっ ごく面白かったから、こいつもってことでやってみました。まだ、千里エンド を向かえただけなんで、本当は評価するほどやっていないわけですが、、とは いえ、面白いです。正直いって、最初のほっつき歩きのアドベンチャーパード はちいとたるいし、きゃんバニぷる2と比べると、 システム自体は古い感じがします。でも、千里ストーリーに入ってからは、も うむちゃくちゃ楽しいですね。マルチストーリーではなくて、クイズとバトル シミュレーションの要素が入ったような感じで、展開するデジコミっていう印 象ですが、よくできています。宇宙刑事エクストなんて、もう最高!努力と根 性の千里ちゃんもう萌え萌え!

サターンに移植されたものは、ぷる2に登場の環とか日奈織さんとかも加わっ て、なかなかすごいらしいってことで、これから他の女の子たちも攻略して、 最終シナリオも見たいです。


きゃんきゃんバニィ プリモ

Window95

もう、これが出たのはだいぶ前で、実は、ホワイトアルバムを予約して買った けど、友人たちが、買いに行くというので、つきあって、秋葉原で並んでいて、 で、なんにも買わないのもなんだからということで、これを買ったわけです。 で、そのまま、おきっぱなし。開封もせず、ずっと。

で、最近、ちょっとそういえば、あったなーということで引っ張って始めてみ ました。面白いです。アドベンチャーゲームがアドベンチャーになる前みたい な感じで、結局、女の子の口説きシミュレーションとでもいうのかな。会話が ちゃんと続いて、女の子をその気にさせるまで、ってことで、こっちが先に興 奮してもだめだし、女の子を怒らせてもだめだし、なかなかその兼ね合いは難 しいところ。

やる時間は、たいしてかからないので、ちょっとした暇なときに、ちろっと やって、済ませるとかできるのが特徴。全員落すとかいうのは結構大変かも。 まだやってませんが。ってことで、面白いゲームです。

一応、簡単に説明すると、彼女ほしい!という主人公の願いを聞いた、亜理子 (アリス)という天使だかなんだかバニーさんの女の子が、主人公のために、 いろいろセットしてくれて、で、主人公は女の子の家を訪ねて、その場で口説 いて、という非常に単純なゲームです。そもそも、カクテルソフトの元祖とい うべき、きゃんきゃんバニィ初代作品をバージョンアップしたもので、絵など も、新しくして、楽しめるようにしたものですね。で、好評だった、きゃんきゃ んバニィプルミエール2のヒロインも若干登場したりする(らしい)けど、ま だ登場してません。一回のプレイがさくさく短いのが良いです。


きゃんきゃんバニィ
プルミエール2

Windows95
サターン

きゃんきゃんバニィ」シリーズは、長らく続いているカクテルソフトの代表シ リーズ、基本は、エッチゲー。だけど、とにかく、このプルミエール2は、ス トーリーがなかなか面白いので、はまってしまって、なんどもやった。バラン スがよいのと、ゲーム時間が短いので、なども繰り返して、いろいろ楽しめる。 とくに、ひかるちゃんと亜矢子ちゃんのストーリーなんかすっごくいいと思う。 設定になっているタマゴを育てるというのもなかなか面白いし。

やるなら、Windows95版。後から発売されただけあって、凝っている。えっと、 オープニングソングについて、「ヘタすぎ!」とかいう批判があるようですが、 あれは、私が思うに、「計算されたヘタな歌」だと思います。現状、あんなに 下手な人は探すのが難しい。カラオケだって発達しているから、普通、もっと うまいはず。あれは、ゲームの雰囲気を盛り上げるために、あの下手な歌をわ ざと演出したのだと考えますけれど、考えすぎかな。


銀河お嬢様伝説ユナ Remix

サターン

一度やれば十分なゲームだけれど、すっごく楽しめるゲーム。「アポなし」「女神天国II」 などとおなじく、くだらないバトルを楽しむゲーム。ストーリーもなかな かよくできている。女の子が出てくる出てくる。敵は、リアを合わせて、15人。 一人一人と、ちょーくだらないバトルをするから、結構時間もかかる。でも、 やっていて疲れないゲームですね。面白くって、、。まあ、デジコミです。やっ ぱりユナのお気楽極楽な冒険というのがいいんです よね。彼女が野心もなにももたないからこそ、銀河は平和なのです。


銀河お嬢様伝説ユナ2

PC-Engine

上の Remix 版をやって、OVAを買ったら、ユーリィ とか、ミラージュとか知らない人がでてきたんで、結局やってしまった。これ また、Remix版をしのぐ、すばらしい作品だと思う。バトルは、さらにくだら なくなり、最後のミラージュとのバトルでの、悪口攻撃をうけたときの、ミラー ジュのセリフがとってもおかしい。まあ、これもやるべきでしょう。


銀河お嬢様伝説ユナ3

サターン

上のユナ2もやったし、これはユナ3はやらねば、、と買ったわけです。

で、まあ、二度くらいエンドまで迎えました。最初は育成が結構大変で、育成 ちゃんとやってないと、エンディングまでいかないと思ったんですが、案外最 後のところはこつをつかめば、以外と簡単にいっちゃいまして、まあ、育成が あんまりうまくいってない、キャラを全員最初にだして、メルトダウンでなん とかなる、って感じですね。最後にユナのミラージュキャノンがんがんでもな んでもいきます。 いや、面白いです。ギャルゲーとしてよりも、戦闘シミュレーションとして、 なかなか手がこんでいるのが売りですかね。ただ、ユナ、ユナ2では楽しめた 「悪口攻撃」がないことは、ちょっと。。ゲームシステムは80%くらい「サ クラ大戦」そのもの。ただし、もっともっと複雑に進化しているんで、楽しめ ます。

シナリオ、ストーリーなどは、問題なしで、これまでのユナのまんま。で、ユ ナ、ユナ2で登場した女の子たち全員が登場。もちろん、ミサキちゃんも登場っ てことで、ユナファンにとっては、嬉しい作品。さらに、ゲームシステムが基 本的に「サクラ大戦」だから、「サクラ大戦」の戦闘シーンが楽しめた人には、 結構楽しいと言えます。そういう意味では、面白いし、最後までやってしまう ゲームなんですけれどね。


久遠の絆

プレイステーション

以前、「みちのく秘湯恋物語」という「温泉+花札」というゲームでそこそこ の「当たり」を出した FOG が世に放つ「ビジュアルノベル」ってことで、結 構前評判もよく、また、発売すぐに売り切れ続出ってことがあって、買ってみ ました。

万葉のグッドエンドとかバッドエンドとか栞のグッドエンドとか見ました。で、 あとは、攻略本を買って、いろいろと研究しまして、その結果については、 「久遠の絆」大批判ページに書いたわけです。

内容は、現代の高校生の主人公が周囲で起こる奇妙な事件や自分が夜見る妙な 夢に悩まされ、その夢に対決しようとしたところで、突然平安時代の話になり、 平安時代における主人公の前世、さらにはすっとんで元禄時代、幕末それぞれ の時代の主人公の前世を描き、千年におよぶ主人公と周囲の人たちの関わり争 いを描いたものです。

なんつうか、いままでの「ビジュアルノベル」の集大成ってところでしょいう か。高校生活での妙な事件という意味では、確実に「雫」 だし、前世での主人公という感じでは、確実に「痕」 だし、高校生活そのものの描き方というあたりは、なんだかTo Heartな感じがするし、土蜘蛛の一族が登場ってあた りからして、確実にこれって「アトラク=ナクア」 な感じ。

でまあ、私としては十分に面白いゲームだとは思うんだけれど、どうも、「雫」 「痕」「To Heart」「アトラク=ナクア」のどれもも越えてないっていうか、 散漫っていうか、長過ぎっていうか、、。

長いって意味では、ファーストプレイはざっと20時間近いものがあって、そう いう意味では、「サクラ大戦2」なみ。とくに一応 トゥルーエンドであろう万葉のグッドエンドの場合などは、もう敵を倒しても 倒してもあとから後から、最後のほうは実に疲れるっていうか。

ノベルとしての文章は、どうも背伸びした感じがする文章で、つまり、文芸と しての表現技巧を必死であみだそうと苦労した感じがするし、また描かれてい る内容については、「必死で調べました」って感じのするものが多く、そうい う「背伸び」部分が非常にハナにつくわけですね。

でもって、ストーリーとしては、伏線の張り方などがどうもギコチないし、そ れに、謎が謎を呼んでないので、なんか真実が分かってきてもあんまり「あ、 そうだったのかぁ!」みたいな感動もありません。で、実際のところRPGに 近い感覚ので盤面クリアでセーブロード繰り返しみたいなのが気になるってい うか。まあ、万葉と栞の両方をクリアして一応このゲームがある程度マルチシ ナリオであることが分かりました。で、そういう意味では、万葉シナリオのほ うがやっぱりデキが良いですね。でもこっちはRPG的。まあ、最後に叢雲が 出てきたときには結構嬉しくなったりして

いや、面白いですよ。十分面白いのですが、でも、あっちこっち問題点が目に つくし、練り込みが足りないとか、散漫とか、、、。まあ、万葉(蛍/綾/澪) や栞(桐子/菊乃)は可愛いので、結構萌え萌えなんですが、しっかし高校生 があそこまでしょっちゅう泣くかぁ?ってどうでもいいけど。

つうことで、素材としての、三つの時代と現代を貫く物語とか、竹取物語もど きをもってきたり、いろいろ良いところはあるし、グラフィックと音楽につい ては、良いレベルなんですが、構成、文章、テーマ性その他の部分がかなり最 悪っていうことで、完成度が非常に悪い気がしますね。


ゲーム天国

サターン

友達がやっているのを見て、面白い!と思って、とくに、限定版について くるビデオが非常に楽しめるので、限定版があったら買っておこうと思ってい ました。で、買ってしまった。

運動神経の弱い私としては、なかなか難しそうなゲームですが、買ったからに は、やりたいと思い、、、ってことで、とりあえずやってみると、これ、最高 に面白いではないか!シューティングってほとんどやったことないので、無限 コンティニューがないと、ぜんぜんダメだとは思うけれど、とにかく、楽しい! いやあ、こーゆーのもやってみるものだなあ。とにかく、キャラが可愛い!そ れで、ゲームとしては、決して簡単じゃないけれど、無限コンティニユーがあ るから、私にもがんがんできます。アレンジモードでの、ストーリーはないけ れど、会話もグッド。声優さんもグッド!私の好きな人たちばっかり。で、最 初はちょっとやってやれって感じで始めたけれど、もうがんがんやってしまい ました。つうことで、超お勧め。すごいゲームにしようかな。

あと、ビデオも最高ですね。面白いっす。とにかく、ちょっと1時間ストレス 解消なんていうのに良いんでは。

「つくばゲーム評価委員会」の会長の場合、お嬢様がはまって「猿のようにプ レイしている」そうです。御本人は「結構シューティングとしては難しい」と おっしゃっています。また評価委員の一人は、非常にはまっているようです。


さおりんといっしょ

Windows95

「雫」「痕」の「リーフ ビジュアルノベル」のファンのための、コレクターズCDROMってところ。二つ のゲームの登場人物のファンによる人気投票の結果発表とか、「痕」に登場の 末娘の初音ちゃんと神経衰弱ができるゲームとか、いろいろなものがはいって いて、ついでに、後から出たToHeartの紹介なども入っ ている情報満載、たのしさ満載のCDROMです。

結構嬉しいのは、二枚組CDの片方は音楽CDなので、普通の音楽CDプレイヤーで 聞くようになっているってところ。もちろん、CD/DA でコンピュータで鳴らす ためのコントロールのためのソフトがCDROMのほうに入っています。こいつを、 鳴らしながら、「痕」の小説版などを読むと、結構いい感じ。最近じゃあ、車 でも鳴らしています。


サクラ大戦

サターン

まあ、いろいろなところで、賞を取っているようなゲームだから、いまさ らこんなところで、すごいとかいってもしょうがないけれど、嫌いな人は、嫌 いらしい。ぽりりんはやっぱりぽりりんだとかいう人もいる。私個人としては、 面白かった。3回しかやっていないけれど、なかなか楽しめると思う。メカと かもいいし、最高!。

「つくばゲーム評価委員会」の評価ですが、メンバーのほとんどが、はまった ということで、超お勧めゲームです。

いやはや、ついに、このゲームのパクリゲームが でましたね。

あと、「サクラ大戦2」の話題も出てきたし、ついでに、OVA版のほうも出ましたねサクラ大戦花組ビデオブロマイドって いうのが出てましたね。


雫(しずく)

Windows95
(PC98)

やっぱり、さきに、「痕」をやってしまったから、 このゲームはちょっと見劣りがするのだけれど、できとしては、なかなかよい し、面白い。ゲームシステムは「痕」と同じだけれど、もうすこし話が単純。 内容は、よりエロゲー。私としては、自分の友情で、事件を解決する瑞穂ちゃ んが好きだけれど、さおりんの人気がそうとうあるらしい。学校での生徒の狂 気と集団での淫乱な行為、毒電波などということがからんだ、不思議なSF。裏 ストーリーやギャグストーリーは、「痕」よりも面白いと思う。


神機世界エヴォリューション2

ドリームキャスト

さて、神機世界エヴォリューションの続編という ことで、なんのヒネリもなく、神機世界エヴォリューション2というのが出ま した。で、当然のことながら、買って、一応、ファーストプレイクリア!って ことなんですけれど、結局、なんのヒネリもない感じで、まさに、2そのもの!っ ていうものでした。けど、最初の作品のほうのファンには、そうとう楽しめる ゲームなので、神機世界エヴォリューションを楽 しんだ人には、お勧めの作品です。

ただし、言えることは、なんとなく、凝った部分が少ないかなーという気がし ました。前回は、借金を返すとか、ほかにも要素があったのですが、今回はあ んまりありませんね。ストーリーも、それほど起伏にとんだものではなく、結 局正体不明なユルカなる男の子が、最後にリニアにちょっかい出すという形で、 前回の、オイゲンのほうが、憎めるキャラクターで、なかなかしぶとかったの ですが、今回は、あっさりと、、。

プレイ時間は、ゲームの記録によると、19時間程度で、かなり早いような評 価でした。アイテムなどは、まだまだいろいろ複雑な関係がありそうですが、 とりあえず、ストーリーのクリアというのは、このくらいから、せいぜい30 時間程度で終わるかと思います。

ダンジョンは、前回よりは多少凝っているような感じがしましたが、一方で、 なんつうか、デザインとしては、前回は、最上階とか、そういう場所になると、 半透明なダンジョンがあって、美しかったのですが、そのあたりはあんまりな いですね。それから、最後のほうの敵、とくに、ソシエテダンジョンの中の敵 が、ほとんど単独のボス的に登場するので、味方側のダメージはほとんどなく て、すんなり倒れてしまいます。だから、ナオリン系統もあんまりいらないっ ていうか。一時は、リニアの回復技が使えないので、どうなることかとおもい ましたが、そのあたり、今回は、ペッパーが回復技を使うようになるので、ま あ、これってとっても簡単ですね。前回、マグが回復技を使っていたので、マ グは戦闘に参加できないようなことになり、面倒だったのですが。

まあ、前作をやっているから、ってこともありますが、相対的にみても、難易 度が下がった印象があります。それから、ダンジョンのバラエティとか、敵の 種類なども、イマイチ。

もうすこし、練って、時間をかけて、作品をつくってほしかったと思います。 とくに、音楽も前作と全く同じなものが多い点もねぇ。ただ、やりだすと、な かなかやめられず、ついついダンジョンクリアしたい!と思わせるようにでき ている点は、良いのですが、ううむ、やっぱり前作のほうが面白かったという 気がします。一応、面白いから、面白いということですが、すごい作品ではあ りません。


DESIRE

Win95
(サターン)
(PC98)

Windows95版で完全版というのが出たので、結構衝動買いしました。おおもと のPC98版は剣乃ゆきひろ氏の出世作品らしくて、YU-NO がすごいんで、この作品も、と思ってやってみました。

いやあ、すごいですね。はい。まあ、1994年にPC98版が出ているし、去年あた りは、SS版も出ているので、もう知っている人も多いでしょうけれど、、。た だゲームとして考えてみると、結局、一本道シナリオで、マルチサイト形式は 文芸として面白いのですが、ゲームとしては、ゲーム性がないっていうか。ま あ、アドベンチャー形式にはなっているけれど。つうことで、「面白いゲーム」 です。YU-NOのときは、あのADMSで「どひゃああ」と思っ たんだけれど、今回はその感動はありませんでした。パズル性もないしね。逆 にシナリオとしては、すごい面白かったかな。

物理学とも生物学ともいろいろつかないなんともいえないものをベースに、現 実世界と異なる世界のそれぞれでの出会いと生活、そういうものを描いている 作品で、やっぱり剣乃さんってこういうの好きなんじゃあないかと、YU-NOも そうだったし。
#ところで、「ヌクレチオド」ってなーに?
# 声優さんがそのまんま声あてているから、いきなり変。
# 字面で見ただけだと気がつかないかもしんないけど。

南海の孤島にある、DESIREと呼ばれる研究施設。そこは、極秘裏になにやら研 究が行なわれている。そこの研究所に新聞記者として取材にきた、アルバート。 研究所の主任研究員で、じつはアルバートの恋人であるマコト(女の子だよ)、 アルバートが来たときに、浜辺にうちあげられていた記憶喪失の少女ティーナ。 なにやら、落ち着きのある研究所総監督のマルチナ。怪しい医者ゲーツ。腕力 男でこれまた怪しいカイル、、、、ほか、可愛い女の子多数。最初は、プレイ ヤーはアルバートの立場で、その怪しい研究所の謎を探り、かつ、登場する女 の子をつぎつぎ手にかけて(おいおい)、でまあ、よくわかんない一応の結末 へ、まあ、「鬼畜ゲー」。二度目のプレイでは、研究主任のマコトの立場で、 プレイして、今度は、女性、男性を問わず、いろいろな人にやられまくるとい う「犯されゲー」。でもって、次は、、、という感じで、つぎつぎと別の人物 の視点から描くことで、だんだんと真相が解明されていくというシナリオ。ア ルバートシナリオはなかなか強烈なエロゲーであり、次の、マコトシナリオは、 女性を主人公にした上で、「あそこまでやる?」ってくらいすごい濃厚なエロ シーンの連続ということで、これをどうやってSS版に移植したんだろうとおもっ たら、なにやら、マインドコントロールだかで逃げたそうで。そりゃそうだろ うなあ。

まあ、そういうことなら、アニメも豊富、声も入っているこのWin95版が一番 おすすめなんでは?声優さんは、有名声優さんが「偽名」でやっているみたい ですね。つうことで、ひさしぶりに、いっきにやったゲームでした。YU-NOに はまった人なら、一度はやってみるゲームでしょう。
#でもやっぱり、剣乃シナリオって燃えるけど、あんまり萌えがないなあ。


虜2

Windows95

こわいもの見たさで一応やってみました。ううむ、ゲームとしてすっごい面白 いです。バランスが微妙でかなり難しい要素がありますが、人の生死を扱って いることで、シナリオにないドラマを生む面白さがありますね。一度なんか理 香子の体力パラメータが1になって、慌てて回復させようとして、なんとか殺 さずに済んだとか。いやあ、ひやっとしたりしますね。

いわゆる、サディスティックな調教シミュレーションゲーム。最大で3人の女 の子を屋敷に監禁して、いたぶって、奴隷にするという凶悪なゲームですね。 ところが、エンディング自体は、結構なっとくのいくもので、主人公、相当凶 悪な野郎ですが、最後は綾乃に殺されたり、理香子の良い主人になったりと、 いがいと冷静な意味で良いエンディングに至るのが結構面白いです。

テーマ性は、あんまりなくて、まあ、そのビジュアルがすごいとか、あります けれど、これは見ていると慣れるものであって、、、で、文章や内容という意 味では、それほど見るべきものはありませんので、とりあえず、面白いゲーム です。ただ、ゲーム性という面では、本当に面白いし、回数こなしたくなる内 容はあります。


初音のないしょ!!

Windows95

「雫」「痕」、そして、 なんといっても、ToHeartの「リーフビジュアルノベ ル」のファンのための、コレクターズCDROMで、上にある、「さおりんといっ しょ」の続編。とはいえ、やっぱり人気のToHeart 一色って感じはしますね。

ゲームは結構本格的なのがたくさん入っているので、楽しめます。それから、 ToHeart のおまけストーリーは、志保ちゃんのストーリーなんで、とってもよ ろしい(おにりんの個人的感想)。

でも、今回は音楽CDがないんでちょっと悲しいです。


Pia キャロットへようこそ

PC-FX
(Win95)
(PC98)

やっぱり、期待を裏切らないソフトであった。PC-FXを買う理由の40%くらいが このゲームの発売があったから、っていうことで、最初のプレイではちょっと 物足りなかったが、二度、三度といくと、結構ハマる。出てくる女の子たちの 一人一人のストーリーがなかなかよいと思う。

さすがカクテルソフト。ノリとしては、「きゃんきゃんバニィプルミエール2」 と結構似た感じ。グッドエンドに至るには、結構難しそうで、攻略方法を真面 目に考えながらやらないと、なかなか無理みたい。いまんところ、グッドまで は、至っていない。まあ、とにかく、短時間でさくさく進むこともグッドで、 バランスもよい。

「きゃんきゃんバニィプルミエール2」では、前半で攻略がいまいちだと、後 半イベントがほとんど発生せず、毎日歩いているのが徒労に終ることが多いが、 こっちは、最後までそれなりに、いろいろイベントがあって、よいと思う。ま あ、エッチゲーには違いないのだが、このソフトは必ずしも、エッチすること が、好感度パラメータと結び付いているわけではなく、イベントの一つになっ ているようだ。声優さんについては、雪子さんが、もしかして、こおろぎさと みさんかな。違ったらまずいかも、、「きゃんバニぷる2」にくらべると、ちょっ ちムードが出ない感じ。


ファイアーウーマン纏組

PC-FX
プレイステーション

いやあ、このゲームもついにプレステで登場。結局買ってしまいました。去年 PC-FXを買った理由の一つがこれ。なんかとってもやってみたいゲームだった ので、買って、やって、なんどもやって、面白かったんです。

まあ、プレステで出て、どれくらいヒット作品になるかわからないけれど、い わゆるギャルゲーの中では、そうとう秀作ですね。今回イベントも追加されて いるし、画面のデザインも大幅に変わっているわけだけれど、まあ、PC-FX版 持っている人が、プレステ版を買う必要があるかというと、なんともいえませ ん。アニメシーンはかなりきれいになったんだけれど、データのロードやセー ブはなんだかたるいなあ。でも、PC-FX版はやったことがないというなら、プ レステ版、まあ、絶対に買って損はしない、楽しめるゲームです。

さて、このゲーム、コンシューママシン系のギャルゲーとしては、elf や F&C などがPC版で出した美少女ゲー系統の移植版と、いわゆる「ときメモ」系統が あるわけですが、まあ、基本的に「ときメモ」系統なんだろうけれど、喧嘩と いう要素を入れたことで、結構反射神経的な格闘ゲーに近い要素を取り込み、 主人公の育成ゲー、あるいは勝ち抜きゲームとしても、面白い。

それに、たんなる好感度を上げるだけの恋愛シミュレーションにならずに、妙 な趣味の校医の野望?を打ち砕こうとしたり、学校を支配しようとする人との 対立とか、いろいろなドラマというかサスペンス要素も入っていて、ボリュー ムも非常に多い。出てくる女の子も非常に多いし、いっけんなんだか分からな いけれど、おやつ部なんていうクラブでの活動とか、いろいろあって、そうと う長いこと楽しめます。プレイ時間は一回につき7時間とか結構かかると思う けれど。

で、なんといっても、SDキャラで演じられるドラマっていうか、それがとって も魅力があるんですね。SDキャラなのに、表情が豊富で、いろいろなポーズが あって、感動を呼びますね。このあたりは、PC-FXでは、女神天国IIなどもそ うなんですが、SDキャラであそこまでドラマが描けるというのはすごいです、っ てところで、PC-FX版の回想も含めての評価でした。

以下、PC-FX版での評価。

白鷺学園高校で、学校のトラブルを喧嘩で解決する女の子三人組の纏組に主人 公も加わって、恋と、喧嘩で、1年間燃えるゲーム。纏組の女の子たちと仲良 くなるには、喧嘩も強くないと。ゲームバランスがよくて、とにかく、SDキャ ラの女の子がチョコレートを渡しにくるところなどは、ちょーかわいい。しか し、PC-FXのゲームは面白いのが多い(サンプル数2)。

さてこの纏組に関する「つくばゲーム評価委員会」の評価ですが、ゲーム評価 会の会場で、数人でやって、「まあ、なかなか面白いんじゃないか」という評 価でした。


フォークソング


Win98

どうやら、「終末の過ごし方」のスタッフがそのまま 作った第二弾という感じで、絵柄も、雰囲気も結構そのまま。のほほーんとし た、ふわーっとした、独特のタッチのデジタルノベルですね。いまんところ、 一応、最初にでる3カップル分については、だいたい一回はやってみたところ です。分岐はかなりたくさんあるようなので、そうとういろいろな展開は期待 できるんではないかと思いますが、さて、続けるべきかどうか。

十分面白いし、雰囲気がふわっとしていて良いのですが、なんかその、こう入 れ込んで、最後までしっかりやってしまおーっていう感じがしないところがあっ て。でも、「終末の過ごし方」あたりで、はまったクチには、お勧めのゲーム かなーと思います。

くっつくくっつかないのカップルは最初から3組きまっていて、幼馴染み系の カップルの話、それから、あこがれの先輩に対する淡い想いから恋への長い道 程、さらには、彼氏のいるクールな少女と、ちっちゃい男の子の恋の話などな ど。どれも、じれったいくらいのほほーんとしていてふわーっとした話が続き ます。パッケージには、「感動のシナリオではなく、共感を呼ぶストーリー」 みたいなことがありますが、たしかに、のほほーんとした田舎育ちの人たちの 高校生活の在り方みたいなのを振り替ると、こんな牧歌的な話もあるのかなー という気がします。フォークソングとは、まさにそういうのを端的に表した題 名なのでしょう。まあ、そこそこ面白いけど、、そんだけかも、っていう気が するのが、この話なんですね。


藤崎詩織コレクション

プレイステーション
(サターン)

ゲームではない。ときメモラーのためのコレクターズアイテム。詩織と「あっ ちむいてほい」ができるとか、ゲーム本編にはないデートができるとか、面白 いのだが、一番素晴らしいのは、ミュージッククリップ。実写の背景で、詩織 が歌うそのアニメのデッサン狂いまくりで、顎がたがた。これが見ていて爆笑 ものだから、最高に楽しい。もうこれは、買って良かった!と実感してしまっ た。よくもあそこまで、見苦しいものを商品として売る気になったもの、、。 でも、ファンはそれでも楽しいのだろう。。私は結構詩織も好きなんだけれど ね。あと、このCDROMをWin95で開くと、いろいろオマケがついているのもいい。 レッドとセガもこれを見習って、もっといいアイテムをサクラ大戦で出すべき。

「つくばゲーム評価委員会」では、ほとんどのメンバーがこれを買い、「あご がくがくのアニメ」に感動しております。


FreeTalk Studio

サターン
(プレイステーション)
(Win95)

いやあ、その、プロモーションビデオをゲーム屋で見て、こりゃあ妙かも、、 と、ついつい買ってしまった。なんともいえない面白いゲーム。内容は、新人 局アナが、ラジオDJとして、出てくる変なゲストと面白いトークをして、ラ ジオ番組「フリートークスタジオ」を盛り上げるというもの。盛り上がったら、 番組は続きますが、下手すると、一回だけで、おしまい。多少うまくいっても、 1カ月でおしまい。いやあ、ゲストの人がすごいです。声優ファンには絶対お 勧め!やるっきゃない。まあ、時間のかかるゲームじゃあないので、ちょっと した時間にちょいと大笑いというのがこのゲームの使い道かも、、。

「つくばゲーム評価委員会」の評価ですが、「これは、秀作!」「面白い!」 「ゲームとしてよくできている!」「なかなか難しい!」「短時間でちょっと 遊べるのがイイ!」という評価でした。


放課後マニアクラブ

Win95/98

えっと、下に書いていある放課後恋愛クラブなどと一緒にクリスマスパックが 発売されたので買いました。

順番からいえば、恋愛クラブの評価が先なんでしょうが、恋愛クラブを何度か プレイして、グッドエンディングに至らず、そのまま、ついつい、その誘惑に 負けて、マニアクラブに移行し、これまた難しい!っていうので、攻略データ をあっちこっちから探してきて、まあ、なんとか数人クリアしました(クリア したとはいわないか)。

えっと、実際結構怪しい内容のゲームですが、マニア系に走らないと、意外と 普通の恋愛シミュレーションゲームのようになっています。一応、独力で、加 奈未の恋愛エンドまでいって、そのあと、攻略データ元にして、杏奈、早苗、 椎那、歩のマニアエンドまでいきましたね。

正直なところ、放課後恋愛クラブにマニアな項目を付け加えただけなので、本 来は放課後恋愛クラブと合体させるべきもので(音楽もほぼ完全に共通みたい だし、脚本も60%以上共通では?)、小太郎を主人公にしたらマニアクラブ、 練一を主人公にしたら恋愛クラブといういう構成だと思ったほうが良いかな。

非常に人気作品ではあるわけで、やってみると、かなりバランスが良いという 気がします。なるほど、人気の出る理由はわかります。放課後恋愛クラブとい う名前のクラブ活動を設定し、かつこのクラブ活動におけるルールがある関係 で、普通の恋愛をゲームにしてしまっているわけですね。で、クラブ活動のルー ルがそのままゲームのルールとして使えるようになっている。つまり、ゲーム システムと実際の進んでいる物語とがうまくマッチしていることになります。 このあたりは、非常によくできていると思います。さらに、そのルールのバラ ンスが絶妙で、休日デートに誘うとその日のお出かけデートには誘えないとか、 お出かけデートに誘うと、もう他の女の子とはお話しできないなどというルー ルが、プレイする上で非常に大きな制約になり、それがプレイにおける戦略を 非常に考えさせるようになっています。こうなると、複数の女の子を攻略した くなるのですが、実際には、グッドエンドに持っていくには、単独攻略しか許 さないわけです。で、単独攻略していても、どうしても、他の女の子との会話 もゲームを進める上で必要になるので、他の女の子とのイベントも多少進むわ けで、そうなると、他の女の子も攻略してみたくなる。そういう理由で、最初 は一人を攻略していて、グッドエンドに至ったとしても、さらに他の子での話 もやってみたくなるんですね。このあたりの演出、構成は非常にうまいです。 本当に絶妙のバランスというべきでしょう。

イベント連鎖系のアドベンチャーゲームではありますが、恋愛クラブというク ラブ活動を舞台にすることで、アドベンチャーそのものがマップ移動ではなく て、「どの子と話をするか」という駆け引きになるあたりも面白いです。ただ、 イベントの連鎖や整合性は、甘いので、そのあたりは、シミュレーション系の ゲームと同様に、イベント自体はフラグの管理は多少されているものの、基本 的には単発イベントになっているといえまして、イベントの連鎖は顕著ではあ りません。

マニアクラブにおける、マニアエンドは、まあその、虜 2などをやった感じからすると、まず、調教シミュレーションにはなって いません。また、恋愛クラブでのイベントの連鎖から突然マニア系エンドに向 かう段階では、シナリオが非常に唐突なものが多いです。つまり、それまでの 恋愛クラブ路線から、いきなりマニアックな話になるわけで、しかも、そのマ ニアックさが、いきなり尋常でない方向に走るので、このあたりのデキはあん まりですね。あと音楽はかなり手抜きですね。

まあ、全体的にみて、ゲームらしさという点で非常によく、設定そのものがゲー ムらしさを演出する鍵になっていて、さらに、攻略における戦略性を重視して いることと、さらに、一人の女の子を攻略していても、他の女の子とのイベン トがそこそこ発生して、他の子を攻略したくなるようにしている点というのが 絶妙によくできているといえます。テーマ性や整合性、斬新さという点で、 「すごいゲーム」にすることはできませんが、そういう問題点はそれほど気に ならないレベルなので、秀作だといえます。

ちなみに、恋愛クラブ、マニアクラブともに、プレイ時間はじっくりやっても 2時間半、駆け足だと1時間半というところでしょう。これも何度もプレイし たくなる要因です。


放課後恋愛クラブ

Win95/98
(サターン)

まあ、くわしくは、上のマニアクラブのほうを読んで下さい。ゲームシステム はほぼ完全に共通。脚本もマニアクラブと70%程度共通って感じです。 Libido が初めて「純愛路線」のゲームを出したということで、かなり注目さ れたソフトでもあり、純愛18禁ゲームの中ではかなり注目されたゲームだと 思います。

実際、よくできていて、それはマニアクラブのと ころに書いたようなゲーム性の良さであり、放課後恋愛クラブというクラブ活 動を舞台にしたことで、非常にゲーム的な面白さがあります。内容はかなりちゃ んとした純愛路線をまもっていて、主人公の行動なども唐突なものは許されな いという点で、結構マジメな内容です。まだ、こっちではグッドエンドとかいっ てないので、イベントの良さについてはイマイチわかりませんが、十分期待で きると思います。

まあ、十分お勧めできるゲームですね。


まぼろし月夜

ドリームキャスト

ドリームキャストでは初めての、ノベル形式のアドベンチャーギャルゲーとい うことで、内容は、幽霊ものだそうで、やってみました。

かなりおもしろいと思っています。っていうか、予想よりはかなり良い。もう すこししょーもないのを予想していましたけど。そうとうよくできている気が してきました。結構クサい系統の話も多いようだし、はちゃめちゃなどーしょ もない展開の話も多いようですが、5回目に、一応、人間側のヒロインの南の エンドを迎まして、これが、なかなか心にジーンとくる話になっています。南 ちゃんのCVが今井由香さんなのもグッドなんですけど、南ちゃんの自虐的な使 命感のようなものと、自分自身の気持との葛藤のようなものを結構うまく描い ていて、エンディングに至るところは、比較的きっちりと時間をつかって丁寧 に話が進展するようになっています。まあ、最初の1回は、葉月のシナリオの 入りかけで終わったようでして、あとは4回ほど、いらん玉子エンドを迎まし た。これ要りません。まあ、あやめちゃんが一応成仏してくれるのでバッドエ ンドよりは玉子エンドのほうが良いけれど。

ひょんなことで一人暮しを始めた高校三年の主人公が一応、まわりに幼馴染み の女の子(ほとんど妹)とか、親友という感じの体育会系女の子とか、そうい うのに囲まれているわけですが、そこに、主人公のご先祖さんを愛していたと いう幽霊が登場。その幽霊の子孫にあたる同じ高校の女の子も登場して、なん とかその幽霊さんを成仏させつつ、かつ、回りの女の子を攻略するというゲー ムですね。

いわゆる、一点の違和感ということで、幽霊の「あやめ」さんの天然ボケを結 構きっちり描いているとか、そういう部分はおもしろいです。登場する女の子 たちは、いわゆる「ときめも」以来の伝統的な分類に属するような子を中心に すえています。ヒロインは当然幽霊の「あやめ」ですが、その子孫の南ちゃん もなかなかよろしいです。

さて、ゲームシステムのほうは、いわゆる攻略好きな人たちが、攻略のための テンプレートを図とか表で書いたりしながら攻略すること多いですけど、この ゲームやっているとこの表を自動的に作成してくれるので、終盤の流れは、そ れぞれのシナリオごとに個別ですけど、そこまでは、表の通りにイベント発生 します。4回やった段階で、大方、南ちゃんのイベントの発生場所が表で出て きたので、その通りにやったら5回目はちゃんとその通りにイベントが発生し、 エンディングまで。

雰囲気としては、ONE に、カクテルソフト系の、たとえば、きゃんきゃんバニィ シリーズなどの雰囲気をいれたような感じがありますね。幽霊さんの部分以外 は、現実的な話が多いです。

ドリームキャスト初のノベル系アドベンチャーゲームとしては、十分なクォリ ティの作品だと思います。

さて、その後、美雪のエンディング、理央のエンディング、そして、多くのみ なさまのご協力により幽霊ヒロインのあやめさんのエンディングも見たし、そ れに、葉月のエンディングも、あさみのエンディングも見ました。あとは、残 すところ二人だけですが、ま、どのシナリオもちゃんと筋が通っていて、なか なか善かったです。

やっぱり、秀作だと思いますね。ただし、やや難のあるところを指摘すると、 音楽かなー。心をうつ音楽ってものがないような感じでした。それから、ぶっ とんだ話もないですね。ま、しかし、まとまりはなかなかよろしいし、お勧め です。


御神楽少女探偵団

(プレイステーション)

えっと前評判が良いのと、結構広告もやっているしってことで、とりあえず、 発売から4日たって(そこそこ売れ残っているけれど)買いました。で、さし あたり、練習と最初の話を終えたところです。第二話はとことんつまっていま す。

ううむ、難しいゲームっていうか、コツを掴むまでは結構辛いかもしれません ねぇ。練習がついているので、結構プレイのし方は分かりやすいです。で、イ ンタフェースはまあ、そんなに問題はないでしょう。でも、事件解決のための 推理トリガーを選ぶのが結構面倒。まあ、だいたい「これわ!」と思うものが ほとんどトリガーになっている場合が多いのですが、最後の一つ二つというの がなかなか見つからないというか。

グラフィックは高解像度で非常に美しいし、アニメもなかなか。キャラデザも 結構趣味だし、ってことで、まあ結構いけるなあと思いますが、なんつうか、 声があんまりないので、声優さん使っているわりに、声なしアニメ風で変です。 もう少し声が欲しい。せめて、毎回同じセリフのセーブやロード画面などには、 声が欲しいですね。アニメのところはあるけれど。

さーて、全部で4枚組ということで、かなり大変な量ではないかと思うんです が、いまのところ、全体をながれるシリーズ構成が見えないので、どうなるの かなーというところです。事件一つ一つを解くわけですけれど。

さて、ゲームシステムは、非常に新しいゲームって感じがしますね。いままで のアドベンチャーは、マップ移動して、あとは多少の選択肢で選ぶ程度のもの が多いですが、このゲームは、回数制限の推理トリガーというのもがあるので、 より主体的に推理アドベンチャーを進めることができます。が、トリガーになっ ているのかそうでないのか、それを見極めるのが結構難しいかも。。一発でク リアできることが少ないです。

えっと、ゲームの内容は、大正時代くらいの東京浅草を舞台にした探偵事務所 の話。名探偵御神楽時人と彼の率いる美少女探偵団の活躍を描いたもの。推理 ものですので、ゲームしながら、推理を働かせたり、会話の中のいろいろな要 素を見ながら、推理トリガーを引いたりと、ゲーム要素もあります。まあ、基 本的にはパズル的なゲーム。雰囲気はサクラ大戦と非 常に近い感じ。HUMAN のゲームというと、アポなしギャ ルズおりんぽすがすぐに頭に浮かぶわけだけれど、今回は、とくに変なゲー ムという感じではなくて、素直で分かりやすく、しかも、非常に新しいゲーム の要素を入れている点でも、好感が持てるって感じですね。まだ、「すごい!」っ て思うほどではないので、面白いゲームで始めましょう。


やるドラシリーズ4
雪割りの花

プレイステーション

えっと、一応、これで「やるドラ」も最後なのかな。結局なんつうか、記 憶喪失四部作ってところでしょうか。記憶喪失を最後の最後までひっぱったあ たりで、ダブルキャスト同様なかなか良い仕上がりって感じですね。バッドエ ンドもいろいろあるし、ストーリーもある程度複雑に分岐している感じ。

「やるドラ」の中では、ダブルキャストには及ばずって感じはしますが、他の 二作品よりは確実に良いデキです。バッドエンドをなんどか見て、Hマークに 捕らわれず、最後のほうまでやってみましたが、結局Hマークを見てグッドエ ンドを一応終えました。これからいろいろ発展するって感じで、まだ先やって いません。オフィシャルファンブックの内容からしても、結構面白い展開があ りそうです。

キャラデザは、かなり一般のアニメやギャルゲーからすると異色でして、これ はどうかなーとおもいましたが、かといって、「季節を抱きしめて」みたいな ギャルゲーギャルゲーしたデザインもなんだし、まあ、lain みたいな電波系 にするのもなんだし、しっとりとした、オトナの話って感じがするから、あれ で良いのでは、、。最初は、「綺麗な女性」とか日高のり子さんの声とかが合 わないとか思ったけれど、結構途中からは「これでいいぞ」っていう気になり ました。

さて、ストーリーは、恋人が死んだことで精神的にショックを受けて、記憶喪 失になった女性「花織さん」。前から彼女に憧れていたアパートで隣に住んで いる大学生(主人公)。主人公が花織さんを看病しているうちに、花織さんは 主人公を恋人だと思い込み、そして、主人公はやがて必死で恋人役を演じるよ うになる。が、その虚構の世界と現実の花織さんへの恋心と、、そして、いづ れはやってくる、花織さんの記憶の復活への恐怖、、

サスペンスホラーになっていなくて、ほんわかとしつつ、主人公の気持ちを 結構きちんと描いているあたりはなかなか良いのでは。ゲームとしての構成も ダブルキャストに一番近く、結構いけているし。ただ、インパクトとしてダブ ルキャストをしのぐものではないかなーって感じがしました。


Refrain Blue

Win98

いや、エルフもついに、ノベルゲーム出しましたね!いわゆる恋愛系アドベン チャーゲーム全般が、文章をしっかり読ませるタイプの、いわゆるノベル系に 走っている中、ついに、アダルトゲームの老舗のエルフも、その路線へ、、。

って、ことで、これ、エルフノベルシリーズの第1弾だそうですから、これか ら、2、3くらいは出るのでしょうか?まあ、ノベルゲームといえば、結局、 元祖は、かまいたちの夜あたりから始まり、そし て、リーフ系が、それまでのアドベンチャー系美少女ゲームの雰囲気をとりこ んで、リーフビジュアルノベルとして、、そして、 を出して、そのあと、大ブレークした、To Heartって感じにつながるわけですけれど。

さて、やってみますと、この Refrain Blue、非常に良いできでして、さすが は、エルフってだけのことはある。ノベル系では、リーフの後、ONE 輝く季節へやら、ほぼ同じチームの、カノンなどがでまして、サスペンスから、恋愛重視、そし て、幻想小説系へ、という方向へ、確実に進展してきたわけです。で、そんな なかで、加奈 〜妹〜が出たりして、人の生死というもの も扱うとか、いろいろあるんですけれど、その意味で、今回の Refrain Blue は、ゲームシステム的には、かなり「痕」に近い系統で、そこに、純愛と、幻 想的なものを入れて、それが、主人公の過去の悲しい記憶と絡んでいるのだ、 というあたりからして、こりゃあ、結構狙っているぞ!っていう感じのゲーム です。で、やった結果としては、成功かな。ノベル系ゲームの集大成って意味 で、久遠の絆があったけれど、これよりは、練り込みも よく、全体の質がとても高いと思います。

学生時代、陸上の選手として、走ることを生き甲斐にしていた主人公が、怪我 がもとで、走ることができなくなったとき、家出同然のように、旅にでて、そ して、だれもしらない、辺鄙な海岸で、一人の年上の女性に会う。季節は夏まっ さかり。旅をしながら、絵を描いているというその女性と、数日をすごし、そ して、やがて、その女性は、主人公の前から姿を消す、、その悲しい記憶を、 そしてそのときの恋の思い出を消すことができずにいた主人公は、7年後、旅 行代理店の添乗員として、とある学校(高校じゃないことにしましょう)の臨 海学校に生徒たちと一緒に来ていた、同じ海岸に。7年前、出会い、そして別 た彼女への想いと思い出、臨海学校に来た少女たちとの交流は、、、。

っていうような話です。最初に、バスの中で知り合うちなつという少女は、主 人公を「おにーさん」と呼んで、なついてきたり、飯盒炊爨でしくじっていた 奈緒という少女は、やはり彼女自身のつらい過去の思い出を背負って、主人公 と似た気持で同じ海岸にいたり、やたらと金稼ぎばかりしているつぐみは、そ の本当の姿を主人公に知られたり、雫という少女は、兄への想いを捨てられず、 そして、臨海学校をしている宿泊施設で働く由織は、恋することを求めていた。

なんてことで、いろいろな女の子がゲームを一度やるごとに、だいたい上で書 いた順番で出てきます。このクリアごとに展開するっていうあたりは、「痕」 と似ていますね。そして、全員の女の子クリアすると、いよいよ思い出の女性、 深影さんとの話になって、そして、エンディングを迎ます。

それぞれ短いなりに、かなり良質なシナリオをそろえていて、関西ギャグ系の つぐみシナリオは、むちゃくちゃ残酷な話だったり、一番文句たれて、子供っ ぽいちなつの話は、結局そんな大したことの無い話だったりと、結構バランス 感覚もよろしい。私は、奈緒、雫シナリオと、つぐみシナリオが好きです。

エルフってことで、エッチシーンがかなり濃厚なんで、その部分、ここまでや らんでも、ってことはあるんですが、そーゆーのは、まあ、さらっとすごしま しょう。

全登場人物に音声が、ついていて、その音声と画像とで、マウスクリックをし なくても、展開する朗読モードがありまして、これが、なかなか良い。デジタ ル紙芝居ってところなんですが、CDドラマに絵をつけたような感じで、非常に 新鮮な気がしました。音声は、CVによっては違和感がないことはないけど、全 体に良質で、良いです。

ま、全体にバランスがよく、均質なシナリオで、練り込みもかなりあって、デー タ的にも豊富で、動画なども美しく、非常に秀作だと想いますが、一方で、粗 削りの中に光るものがある、というようなキラリとした作品かというと、そう ではないような、気がします。っつうことで、なんとなく、いろいろ考えて、 面白いゲームに格下げ。


luv wave

Win95/98

えっと、なんつうか、近未来のネットワーク社会を扱ったモノってことで、し かも、キャラデザもちょっと面白い抽象的な感じがしたので、買ってみました。 内容は、「攻殻機動隊 Ghost In The Shell」 と最近の深夜アニメlainを足して二で割ったような感じ。大口径の銃をぶっ ぱなす玲音ちゃんが登場するって感じの話です。

面白いゲームですが、バグがあまりにも多いので、プレイするのは辛いです。 音声がずれまくりとか(ぜんぜん関係ない音声が出てくるとか、一つか二つ会 話文がずれるとか)、ハングしたり、OS側からの警告がしょっちゅう出たりと いうことで、まず、ストレス溜りました。修正版が出ているそうなので、そっ ち使えばよいのかな。あと、同じC's ware の DESIRE では、アニメシーンがすっごく軽快で、私のトロいPCでも、かなりダイナミッ クなアニメシーンを見せてくれたけれど、なんか今回のは、アニメシーンもめ ちゃくちゃダルいし。

内容は、C's のこれまでの、DESIRE や、剣乃氏(現在菅野氏)が elf に移っ てから作った YU-NO などと同じで、SFサスペンスという感じ。内容としては、 DESIRE に結構近いのだけれど、ネットワーク社会における犯罪とかネットワー ク社会での不思議な現象などと、麻薬シンジケートや諜報機関、さらに暗殺者、 警察、雑誌ライターなどのいろいろな現代的、近未来的な人々が絡む社会を描 いているあたりが、やっぱり新しいなーと思います。たんなる科学技術的な意 味でのSFではないんですね。サイバーパンクとかいうのかな。

ニューラルネットを使ったアンドロイドロボット Alice を相棒に、国家の極 秘諜報機関からの依頼をうけて暗殺を行なうエージェントの薫。普段はなにも しないぷー太郎生活をしていながら、依頼をうけるとさっそうと、という彼。 Alice は普段は、秋葉原のジャンク電子部品屋で売り子をしていて、薫の恋人 はフリーランスの情報ブローカー(ハッカーでもある)。薫の妹は公安警察の 突撃部隊の警察官。ある日、世界のネットワーク上のコンピュータを全て1秒 だけ止めて、XINN というスペルを画面に映し出した不思議な現象、これをウィ ルスの仕業として、対 XINN 用ワクチンの開発に乗り出す世界的なネットワー クコンピューティングの企業デジタル・デマンド社の日本法人、その女社長、 その社長の裏に潜む Alice の設計者でもある天才科学者、そして、世間に広 まる不思議な麻薬 Nine Heaven とそのシンジケートのSHADOWという謎の組織、 これらとCIAとの関係、そして、それらの内輪もめや一部の暴走に対して、暗 殺者として臨む薫。殺しても殺しても、再び現れる不思議な犯罪者(の人格) マシィ。Nine Heaven との関係が示唆される、不思議なOS MJP。一見ばらばら な事件や登場人物が、やがてストーリーの進展とともに、一つの核心へとつな がり、最後に二度めの XINN 現象が起こるか、、、という話。

プレイ時間は15時間とか20時間とかかかる長いものなので、最初のほうの 伏線などをなんか忘れてしまったりしがちで、あとインタフェースもあんまり よくないのと、ハングしたり、音声がずれたりでプレイはシンドイです。さら に、最後の盛り上がりまくったクライマックスあたりからストーリー進展が妙 にダルいとかあって。ただ、セリフ一つ一つの哲学的雰囲気や新しい時代を感 じさせるものの見方などは、結構すごい。ただ、それと世界的コンピュータ企 業とそのぴかぴかな研究室と、かっちょいい白衣の研究員というあたりが、研 究所勤めの長い私としては違和感バリバリな気がします。大企業といえども、 研究所ってもっとがさがさしていて、研究員はもっとデレデレしているんでは ないかと、、。

まあ、ストーリーの構成、バグの問題などがなければ、かなり良いデキの面白 いゲームだし、きっと「すごい!」っていう感じになるんだと思うけれど、なー んか、イマイチな感じのゲームです。っつうことで、「面白いゲーム」にはし ておきましょう。



変なゲーム

普通のゲームとはちょっと違う、変なゲーム。これをやると、妙な世界を垣間 見ることができるもの。


アポなしギャルズおりんぽす

サターン
プレイステーション

プレイステーションが欲しくなった理由は、これ。ゲーム大会で、人がやって いるのをみて、わけがわからず、なんだこのゲームと思いつつも、その妙なと ころにはまり、結局、プレイステーションを買う前にこのゲームを購入。だか らマシンも買わざるを得なくなった。ストーリーはどうでもよい。いろいろな 時間、空間の20人におよぶ女の子を召喚して、闘わせるゲーム。召喚のしかた で、女の子たちの運命がかわり、最後にグッドエンドとかバッドエンドになる。 なんといっても、このバトルでの技がくだらない。「女神天国II」やユナと同 じで、もうくだらなさ爆発の、技が連発され、げらげらと笑いたくなる。さな えちゃんの注射攻撃や、さきちゃんのサイン攻撃などは、「女神天国II」のリ リスの「テケテケ」に匹敵する大技で ある。プレイステーション版は、遅いので、疲れるが、サターン版は速いので、 快適。これは、「おもしろいゲーム」でもあるけれど、基本は変。

なぜか、「つくばゲーム評価委員会」では、高い評価がえられませんでした。 これは、私の布教活動が今一つだったためだと思います。努力します。


あやかし忍伝くの一番

プレイステーション
(Win95)

おくればせながら、このゲームやりました。なんつうか、やっぱり変なゲーム ですね。基本的には、「ときメモ」系統の恋愛シミュレーションというべきな のかなぁ、、。でも、その恋愛にせよ友情にせよ、女の子と女の子の関係での 話。そのくせ、妙なレズっぽい雰囲気はなく、恥ずかしいけれど、結構きれい に話がまとまっている感じですね。時間はかかります。一つのエンディングま でに、だいたい7時間くらい。1年365日分やるんで、結構つかれます。い まんところ、月葉様友情エンディングの普通の、、みたいのしか見てませんが、 愛情エンディングのグッドエンドは、もうすごい恥ずかしい世界らしいです。 「ああ、月葉様の手って柔らかい」とかいう発言がぽろっと出て、頬を赤らめ る楓ちゃんあたりには、萌え。ユナシリーズやっていても思うんですが、ギャ ルゲーにおいて、恋愛、友情が女の子どうしというのは、それなりに受け入れ られるものですね。まあ、下にある「アスリーツ」みたいな男ものは、やっぱ りちょっと、、と思うんですけれど。

ストーリーの設定は、近未来社会でのくの一養成のための女子高での話。忍の 者たちは、文明開花の後もずっと伝統を護っていたので、それを合法的にして、 政府などの諜報活動の用員として育成しようということになったという話。で、 それはおいといて、始まってしまえば、学園もののたんなる女の子どうしの友 情と恋愛のシミュレーションゲームで、最後の最後にどんでんがえしみたいに すごいエンディングがあるというものですけれど。ゲームシステムは、「とき メモ」にかなり近い。学校の授業に出て好きな女の子と一緒に授業を受けるな どして、愛情や友情パラメータを稼ぎ、かつ自分の学業成績のレベルもあげる というもの。途中で、忍務と称して、いろいろな事件の解決をする実地体験の ところがあって、けっこうクダラないけいとうのミニゲームも楽しめます。で、 その最後のパラメータ次第で、いろろいなエンディングがあるようです。いや あ、聞いた話では、どひゃああというエンディングがあるらしいです。とくに 霞愛情グッドエンドとか。

Window95 版が先に出て、それからPS版ですけれど、声優さんもメジャーだし、 そもそもの発想自身が妙だし、女の子間の恋愛を中心にしているのもすごいし、 そーとー変な部類なので、「面白い!」けど、一応「変」なゲームに分類しま した。やって損はない面白いゲームです。


エム 君を伝えて

サターン
(プレイステーション)

交換日記ベースのゲームということで、いかにもありがちな恋愛シミュレーショ ン系のギャルゲーだと思ってやっていると、変。クリスマスイブの夜、一人で このゲームをやっていたら、ゲームのエンディングもクリスマスイブのデート で、ヒロイン武蔵野香と公園で落ち合うと、「私はあなたが好きだったから、 こうして復活した。悪いようにはしない」とかいって、主人公は殺された。う うむ。ショックでかい。ほかにも、交換日記相手が宇宙人だったとか、某国の 王女だったとか、そういうトンデモなエンディングがあるらしい。とくに面白 いゲームでもないが、エロゲー、エッチゲーでないのに、この設定は、変。

「つくばゲーム評価委員会」では、「おにりんがやたらとネットワークで宣伝 するので、それを信じて掴まされて、中古市場に多く出回っているんではない か」という批判があります。


北へ

ドリームキャスト

あ、ドリームキャスト初の本格的ギャルゲーらしく、これが出たので、ドリー ムキャストも、と買ったわけですが、とりあえず、さわりのところやっただけ ですが、「変なゲーム」ですね。

まず、絵が美しい。nocchi さんの絵がなかなか素晴らしく、そして、背景写 真は、加工せず、そのまま。ドリームキャストでギャルゲーっていうのは、やっ ぱり絵の美しさという点で、他のコンシューマゲームとは違うってことなのか な。この部分は素直に評価したい。

どうでも良いのですが、飛行機が離陸するところ、物語とは全然関係ないわけ ですが、いきなり、ポリゴンでがーんと飛行機が離陸する。うーむ、だからド リームキャストなのかなー。どうでも良いと思いますね。

さて、基本は、北海道観光案内+北海道疑似体験ツアーという感じのゲームで あることがわかりました。北海道好きな人は良いかも。ただ、なんだか良くわ からないゲームですので、とりあえず変なゲームです。


クイズ
なないろドリームス
虹色町の奇跡

サターン
(プレイステーション)

えっと、面白いゲームですけれど、変ですし、結構いい企画だと思っています。 一応つくばゲーム評価委員会の場で、E氏と一緒にやりました。最終面までク リア。私はボタンを押すのがなかなかうまく行かなくて、面倒でしたが、クイ ズはなかなか面白いし、そして、それで進めていくとなかなか萌え〜な部分も あって、いいと思います。いや、アーケードからの移植ですから、いかにもそ れっぽいんですけれど、キャラデザは新しい感覚だし、結構私はこのゲームい いと思いますね。

他に、隠れたいろいろなものもありそうだし、ヒロインの森次だっけ?は、ど こで現れるかわかりませんが、「人類の夜明け」とか「三葉虫」とか「哺乳類 出現」とかそういうのも笑えるし。私としては、結構いけるゲームと評価しま す。しかし、「萌え!」な雰囲気でとつぜん全く関係無いクイズが始まるあた りが、変ですよね。クイズに答えると、敵に勝ってしまうとか。ユナなんかの、 くだらないバトルシーンがあるのもいいんだけれど、こういうのも新しい可能 性をもつ、「変」なゲームだと思います。


少女革命ウテナ

サターン

いやあ、いきなり変ですね。まあ、ウテナなんだから、そうなんだけれど、、。

1997年のもっとも妙なアニメとして話題だった「少女 革命ウテナ」のゲーム化されたものです。まあ、このゲームすんなり入り 込むにはアニメ見てないと、やっぱりわからないでしょうね。私はアニメもちゃ んと最後まで見たんだけれど、それでもゲームが良く分からない。なんなんだ ろう、、。ギャルゲーのたぐいではありません。キャラクターゲームには違い ない。

主人公は女の子で、名前は、プレイヤーが指定できますんで、男性がプレイす る場合は、ちゃんと女の子の名前をつけて上げましょう。自分の名前でやるの はなんだか妙な具合になりますんで。私もちゃんと自分の名前ではなくて、女 の子の名前つけました。

さて、設定は、ほとんどアニメ版のウテナと同じです。が、デュエリストとし てウテナに挑戦するのは、新キャラ、三条院千種。さて、この千種は、なにや ら怪しい女性なんですが、その怪しいところを、主人公がいろいろ調べて、生 徒会メンバーをなんとか味方にして、最後のウテナと千種の決闘でウテナが勝 つようにする、っていうのが、一応このゲームの目的ですね。ところがこれが 分かるまでには、説明書を読めばよいのですが、なにがなにやら分からない。

基本的にアドベンチャーパートが3時間くらいあって、決闘になるわけで、そ こんところで、いろいろな人たちと会話すると、その進め方で、話が変わって くるようです。ファーストプレイはゲームオーバーでしたんで、なんともいえ ません。

テレビ版ウテナに比べて、いちいちパッドのキィを叩かないと会話が進まない ので、かなりテンポが悪いです。そこんところがちょっと。あと、内容的には、 あきらかに、18禁ですね。いきなり主人公が冬芽と寝るとかあったりして、 オープニングも怪しさ爆発。

つうことで、一応「変なゲーム」にしておきましょう。


情熱★熱血アスリーツ

プレイステーション

あのどーでもいいですけれど、変なゲームですね。だいぶ前にやってみたんで すけれど、やっぱりしょーもないゲームですね。どういう人が「面白い」って いうのでしょうか。こんだけ変な面白くないゲーム、、、だれが面白がるんで しょうか。萌え萌えな人いるんですか?いやあ、変だ。内容は、「究極の男ゲー」 というか、陸上競技のトレーナーになって、男子選手の育成をするというもの ですけれど、まあ、それだけです。まーだ、「大運 動会」のほうがいいです。もっと、そっち系の人をそそる(私は違うけれ ど)系統かと思ったけれど、、まあ最後までやる気もないし。でも、変なゲー ムには違いない。ギャルゲーの反対ですね、オトコゲー。


センチメンタルグラフティ(Sentimental Graffiti)

サターン

ついに出ました。

結局、妙な設定も、とんでもない主人公の行動力も、セングラファンの間では、 すでに常識。だから、私のように、横から突然入っていった人間には、「なん てすごいゲームだ」って思ったけれど、ファンの間では、そういう部分はあん まり驚きでもなんでもない。さらに、濃いファンの中には、α版やβ版を手に いれて、発売数カ月前からプレイしていたわけで、あの暗黒太極拳クラゲダン スも含めて、「まあ、ゲーム出さないほうがいいのかも」なんて声があったら しいですね。でも、まあ、出てしまった。そういうことです。ファンの間では、 なっとくできるゲームらしいから、それはそれで良いのでは、「洗脳社会」っ て観点からすれば、これは当然のことですね。

詳しくは、セングラのページを御覧下さい。やっ ぱり、「すごいゲーム」に入れておくと、他のすごいゲームに迷惑がかかるの で、一応、「変なゲーム」に移動しました。


フィスト

プレイステーション

えっと、世の中では、クソゲーの中のクソゲーと呼ば れているフィストですが、一応、私は、変なゲームにしておきます。

まあ、なんといいますか、声優系格闘ギャルゲーなわけでして、有名声優と可 愛いキャラクター(?)が登場するのがウリなんでしょう。ところが、まあ、 酷いポリゴンでして、しかも、動きもとろくて、Replay のときの、映像のが たがた揺れるあたりも、なんかたしかに5年前のポリゴン格闘ゲームか、、い やその、たしかにバーチャファイターのアーケードで最初に出てきたのよりも さらに酷いポリゴンですね。ところが、勝ち進むとなにやらCGが見られるな ど、、まあ、その面白さでは、「にとうしんでん」に負ける気がしますが、変 なゲームとしては、そうとうキてますね。はい。やっぱりクソゲーなんでしょ う。なんか格闘中にバラードがかかったり楽しいですね。まあ、どうでもいい です。


惑星攻機隊りとるキャッツ

PC-FX

ひさびさの、「変なゲーム」です。

このゲーム、まだほとんどやっていません。最初のさわりだけ。でも、す ぐに分かったことは、このゲームは、

「サクラ大戦」そのまんまだということ。

えっと、ストーリーの設定は、いまから百年先くらいの太陽系宇宙時代で、火 星に植民地があって、そこで、火星政府と、開発した企業連合体との間に戦争 があって、地球の国連が中立の立場でそれを仲裁しているんだが、、というも ので、その国連軍の特殊部隊として、創設された「りとるキャッツ」という部 隊の隊長になった主人公が、そこにいる4人のギャル隊員と女性副官との間で、 いろいろあるというゲーム。基本は、育成ゲームで、毎週なんらかの訓練項目 を選んで、四人を育成。週の終りは、アドベンチャーパートで、隊員の部屋に いったり、食堂や訓練室をうろうろして(まるで帝国劇場のようなスペースコ ロニーだ)、最後に副官と一緒に次週の訓練項目を決めるというルーチンです。

まず、隊員の服装がサクラ大戦風。まあ、宇宙時代用にできてますけれどね。 ついでに、登場する隊員。まず、ヒロイン系は、リムリィ(丹下桜)。ちょっ とサクラ大戦さくらとは違う感じだけど。で、「すみれ」そのものって感じな のが、ダイアナ(冬馬由美)。自信過剰高笑い系。ついで、副官のクレアがほ とんどマリア(井上喜久子)そのもの。そして、正体不明格闘系のミサト(笠 原留美)。でもって、なんといっても、紅蘭そっくり、そのまんまな、ジョディ (中山真奈美)ですね。茶色の髪で、ミツアミじゃないですが、メガネで、し かも、工作と機械いじりが専門で大好きっていうわけで、関西弁じゃないです けれど、紅蘭属性な人には、結構お勧めなゲームかもしれません。あと、戦闘 シーンに入る前のロボットに乗り込むところなども、サクラ大戦してますね。 ついでに、体をショックから護る対ショック緩衝液って、「エヴァ」ですね。 もう、大笑い

戦闘シミュレーションも将棋系で、移動して攻撃するとかそういうあたりもサ クラ大戦そのもの。サクラ大戦ではまった人なら、PC-FXを買う良い機会では ないでしょうか(もっている人はやってみましょう)。



クソゲーと呼びたくないクソゲー

印象に残るゲームなので、クソゲーとは呼びたくないが、やってみて、なんだ かなあと思うようなゲームです。

クイーンズロード

プレイステーション

私が大好きな小説「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨー コ」でイラストを書いている赤石沢貴士がクリエータとして作ったゲームっ てことで、赤石沢キャラのゲームなら内容はどうであれ、買うしかないと思っ て、それにヒロインのラフィーネの声は、あの金 月さんだしってことで、買ってやったら、面白くて、まあ、5回くらいやった んだけれど、そのうち、「これは、一生懸命楽しもうとおもってやっているか ら、面白いと思っている気になっているだけではないか」と思って、やっぱり、 このゲーム「クソゲー」かも、、と思い始めて、それからやらなくなってしまっ た。単純な、育成ゲームで、育成と育成結果を知るための模擬戦をやって、最 後に、ライバルたちとの本戦をやって、勝つとグッドエンドというゲーム。イ ベントがいまいち。会話シーンの声も少ない。萌え萌えにならないんだなあ。 ううむ。バトルもなんだかよくわからないし。バランスが悪いんだろうなあ。


幻想のアルテミス

プレイステーション

なんとなく、よくわからないけれど、絵柄が結構好みだったのと、かなりサス ペンス風というか、ミステリー風なのと、それから、結構幻想っぽいのかなー とか、翔泳社っていえば、あやかし忍伝くの一番と か妙なのを作っているのでどーかなーと。

基本的には、素人探偵もどきの大学生が、タレント・アイドル養成のための、 女の子ばっかりの学園にもぐりこみ、そこで起った妙な自殺の真相を探るとい うものなんです。はい。プールにいけば、女の子が泳いでいるし、シャワールー ムにいけば、、。まあ、いかにも狙った感じの作品ですねぇ。

ヒロインは、それぞれ意味ありげな女の子たち。で、どうも、学園内で公開の ミュージカルの主演女優がだれになるか、をめぐって、いろいろと難しい事件 が起るというわけで、そいつを、いろいろ紐解いて、、。

まあ、事件の真相とかそういうのは結構それはそれで、よくわかりませんが、 このゲーム一番イヤなのは、とにかく、セーブポイントが少ないこと。セーブ できる場所がほとんどないので、ゲームオーバーとかなったときに、そのゲー ムオーバーの直前の場所までいきつくのに、えんえんとやり直さないといけな い。これが、面倒。

それから、真相とか、事件とかの内容が分かるのに面倒な操作が多い。なんか、 もうすこしすぱすぱ進む方法はないのかーって感じ。けっして面白くないわけ ではないけれど、なんか、底が薄い気もするし、、、。

やっぱりですね、ついこの間は、「終末の過ごし方」なんてやったでしょ。そ うすると、内容が深いわけです。サスペンス、ミステリー、そういうものの中 に、人間のいろいろな深いところを求めようとすると、やっぱりコンシューマ ゲームマシン用じゃだめなのかなー。こういうのはうすっぺらいアミューズメ ント、あるいは、エンターテイメント以外はだめなのかな〜と思ってしまいま す。

つうことで、一応、クソゲーとはいわないけれど、なんか、やっていてイヤな 感じなので、ここに。

とかいいつつ、結局、ちらっと設定攻略本をみっけたので買ってしまって、で、 攻略法をみながら、二つみっつのシナリオをクリアしてみたんですよねー、こ れが。

さて、結果として、ヒロイン5人のシナリオが、全部別のストーリーになって いて、最初に、妙な自殺が起るのは共通ですが、シナリオが分岐すると、そっ から先は、犯人は違うし、出てくる女の子の交遊関係も違うようで、まるっき り違うシナリオになってしまう。ってことは、それぞれの女の子のキャラクター 設定もシナリオごとに結構違ってくるわけでして、しかも、一つ一つのシナリ オでの犯人の動機とか、殺人のトリックとか、そういうなんつうか楽しめる部 分が非常に希薄でして、ちょっとやれば、わかるよなーという話が多い。

結局、殺人の動機もなにも、練り込みがないので、うすっぺら。そりゃ最近な んつうか、ブギーポップとかの小説読んでいると、犯罪心理学とかそういうあ たりにすっごい濃いでしょ。だから、そういう要素がないとだめになっちゃっ た私が単なるオタクなのかもしれませんが、、、。

キャラ萌えって意味では、日本人形系綾波な「こずえ」とか、ロリキャラの 「萌」とか、結構いけてますね。一番のヒロインの「みこと」ちゃん、川澄さ んが声やってますが、どーも影が薄い。いわゆる「とーしんだい」アイドルと かいうのかもしれませんが、欲張りな女神様の役を演じるっていう劇中劇の設 定からして、あのキャラじゃあ無理かもなーっていうのがあって、、、。

ううむ、やっぱりねぇ、こういうマルチシナリオのサスペンスものって、単一 シナリオっていうか、設定が同じで、一つのシナリオでは事件は解決するが真 相つかめず、という方向でいくのが良いかと思うんですね。慟哭とかReviveと かそういうあたりはよくできている。もちろん、痕もそうでしたっけね。


シーマン

ドリームキャスト

音声認識を入れた、不気味なペットの育成ゲームということで、できは非常に 良いと思います。丁寧に作っていて、しかも、内容はなかなかえぐい。テレビ などでも宣伝がかなりされているし、話題としてニュース番組などでも取り上 げられたものです。

グラフィックスも丁寧で、また、デザインも不気味さという意味ですばらしい。 ところが、育成ゲームという観点でいえば、育成といっても、結局、アドベン チャー風のもので、あんまり一般的な育成ゲームの範疇ではありませんね。

それに、時間もかかるけど、毎回毎回がそんなにイベントもないし、それにな んといっても、音声認識がかなりタコ。おにりんは、こっちのほうの研究に片 足つっこんだことがありますが、実際の音声認識はもうちょっとマトモだと思 うんですがね。かなり昔の技術レベルって感じがしました。まあ、メモリーの 制限などでいろいろ面倒なことはあるんでしょうけれど、標準パターンが悪い とか、認識モデルが悪いとか、全体的に母音に引き摺られる傾向があるのは、 やっぱりチューニングレベルが低いとおもいますし(って専門的な話になっちゃ いましたが)。

そんなわけで、おもしろい方向は示したが、トータルでみると、あんまりって 感じですね。それでも、あれほど不気味なものにも、しばらくは愛着も感じる ような自分を発見するのが怖いと思います。まあ、よくできているとはいえま しょう。


超光速グランドール

プレイステーション

うんと、衝動買い。限定版を買ってしまった。なんか、キャラデザがいいから かな。それだけ。一応、開封して、さわりんところ、やってみました。操作が 面倒っぽいですね。アクションゲームで、海腹川背って感じ。海腹川背には、 敵は出てきませんが、敵がでてくる海腹川背かな。キャラデザはグッド、ストー リーはありがち系。

ってことで、つくばゲーム評価委員会の場で、アクションゲーの専門家Y氏に 頼んで、一緒にやったんですけれど。基本は、アニメ>>アクション>>アニ メ>>アクションのローテーションっていうことで、アクション画面をクリア するごとにアニメシーンになってストーリーが進むというもの。アクション画 面は、二次元で海腹川背かと思ったら、ひかるちゃんのグランドールはいろい ろ変身できて、最初は海腹川背系ワイヤーひっかけてあっちこっちいくのだけ れど、次は、壁昇りとか、いろいろなのに変身しながらいろいろできるという ことで、クリアするごとに変身できるタイプが増えるってことですね。

とにかく、操作性がかなり問題ありますね。非常に難しいということで、アク ションゲーの専門のY氏としても、「こりゃあ、結構面倒だ。慣れるのに大変」 なんていうことでした。

キャラデザはいいんだし(っていうか私の趣味)、ストーリーもあかほり系な んだと思いますが、ま、あんまり他のゲーム知らない人は、それなりに楽しめ るってことだと思います。

まあ、クソゲーとは呼びたくないが、結局、クソゲーなんだろうと。。 限定版のディスクには、結構声優属性の人が楽しめるものがありますね。


デスクリムゾン

サターン

いやあ、すごいすごい!えっと、近所のスーパーマーケットの中古ゲームソフ ト棚セールで1500円でゲット!見たら絶対にゲットすべしという「クソゲー の帝王!」

じゃあ、なんで、そんな「クソゲー」で、しかも、ギャルゲーでもないのに、 「すごいゲーム」かというと、度を越した「クソゲー度」がすごい。まあ、こ れほどすごいクソゲーだと、クソゲーとは呼べませんね。もうたいしたもので す。絶対にお勧めの迷作ですね。

今回は、つくばゲーム評価委員会の場で、下にも登場のアクションゲー専門の Y氏も含めて、全員でトライ。サターン用のガンコンがないので、そりゃあ辛 い辛いですが、とにかく、すごいです。

ほとんどの人が一瞬で終るゲーム

ですね。ゲームを立ち上げて、一番長いのが、キャンセルできない製作会社 「エコール」のロゴの出る最初のところ。つぎに、ゲームが始まると、普通2 秒とか3秒で、"continue?" が出て、で、continue すると、2秒くらいして、 "game over" と表示。で、これで、本当に終ってしまうんですね。それから、 再び、例のキャンセルできないロゴが続く。この繰り返しです。もうどうにも ならないゲーム。

シューティングもアクションも得意な、Y氏は、それでも数十秒ほどゲームを 続けていたところがすごいんですが、最後までやれる人は、まさにシューティ ングの神様みたいな人だけでしょう。で、Y氏も途中で、「いくらシューティ ングが覚えゲーっていっても、こりゃあ」ってな感じで放棄。

詳しい話は、世の中にたくさんある「デスクリ愛好者」のWEBページで見て頂 けると思いますが、凶悪なクソゲーです。デザイン最悪、ゲームバランスなん て無きがごとしの、何人をも寄せつけない、強烈に酷いゲーム性。主人公の 「コンバット越前」という名前自体で、最初から、死んでいるゲームです。し かも、その「コンバット越前」が気が抜けるようなしょーもないおしゃべりを するところ。「やったなあ!くそーー」とか。

えっと、どーゆーゲームかというと、まあ、シューティングですね。バーチャ コップとかと同じような(バーチャコップに対して失礼な気がする、、)。出 てくる敵キャラのデザインなんて、感動的(デザインしたとは言えないような、、 それでも3Dポリゴンキャラなんだろうか?)。意味不明な「進化する銃」と か、もう、なんだかわかりません。

ところが、このゲームは、そうとう売れていることはたしかで、巷では、かな り高値で取り引きされているようです。石丸電気つくば店では、新品が490 0円くらいの値段で「人気ゲーム」として売られている。ううむ、すごい。そ りゃあ、これだけ凶悪な「クソゲー」だと人気も出るというもの。WEBページ の数も、そこらの「普通のゲーム」とはくらべものにならないくらいたくさん ありますんで、探してみると面白いでしょう。ついでだから、同じ「エコール」 の作った、「ぱっぱらぱおーん」もやってみようかと思いますが、これまた、 結構高い値段で売られているんですね。さすが、人気ゲームだということが分 かります。もちろん、「クソゲー」として人気があるんですけれど。


ナージュリーブル
螺旋の相克

プレイステーション
(スーパーファミコン)

ううむ、ううむ、面白い。そして、扱っている内容が、まさにファンタジーな 世界としての、女子高生の世界。女子高生とは、これほど正体不明で妙な人間 なんだぞ、普通の人間からすると、これほど別世界の人間だ!ということを主 張している点で、非常に説得力のあるゲームである。しかも、SDキャラによる RPGは、なかなかよくできていて、面白い。が、声がないし、キャラデザもあ んまりだし、歌もないし、、、。つまり企画とプログラマーはがんばったが、 クリエーターがいなかったというゲームだろうと思う。そこをなんとかして、 2でも作ってくれないかなあ。まあ、ホームページでもこのゲームのレビュー なんてあんまりやってないから、やっておこうという趣旨。

ところでこのゲームは、スーパーファミコンのゲームだったそうで、移植版で すね。あとから人に教えてもらいました。だから歌も声もないのかな。ううむ。 普通、PS版出すときに声いれるってば。入れないってことは、やっぱりクリエー タ不足だよねえ。


サターン

「えっと、私としては、それほど面白いゲームとも思えませんが、ゲームシス テムなどはかなりいいと思うので、ここに入れておいて、しばらく様子をみま しょう。」と書いて、さらに、「そろそろすごいゲームに移動かもしれません。」 とか書いていましたが、撤回します。

このゲームは、ゲームシステムは面白いし、今後、この類のゲームの中には名 作も生まれる可能性があることを強く示唆します。 ゲームというか「シナリ オパズル」ですが、これは非常に良いと思います。

しかし、シナリオがとことんタコです。

エンディングも適当だし、それを妙に文学的に味つけしたりしったかぶりを入 れたような嫌らしい文体。最後にそうとう面白いエンディングがありそうで、 実はしょーもないエンディング。ゲームシステムの上では、かなり整合性がと れているストーリーですが、無理矢理こじつけたバッドエンディングは非常に 奇異です。また、ストーリー自体が非現実的で、それを実写でやることによっ て、一層妙な感じになっています。とくに、静止画像で演技している俳優の顔 も演技過剰で変です。返ってピンクシナリオのアニメ絵でやったもののほうが 自然です。

5日間のストーリー(3日目で終るのもある)ですが、まあ、1日目、2日目、 3日目までは、かなり面白そうな感じでストーリーが進みますが、4日目の部 分でダレてきて、最後のエンディングは、もうどうにもなりません。エンディ ングを期待していると、終ったときに、CDROMを叩き割りたいくらいの衝動に かられます。それこそ、主人公を全部女の子にして、それぞれで攻略するよう な美少女ゲーにしたほうが、もっとマトモなゲームシナリオになったでしょう。 結構メジャーな俳優を使い、ムービーもたくさん入れた意欲的な作品であるこ とは事実ですが、なんでこんなにしょーもないシナリオになってしまったんで しょうか。

ということで、このゲーム、「シナリオパズル」のシステムとしては、面白い が、シナリオ自体がとことん「タコ」ということで、「クソゲーと呼びたくな いクソゲー」に移動します。

最後に一言

秋葉美奈子ちゃんの「関さちよ」さんってかわいい


普通のゲーム

まあ、面白いといえば面白いけれど、おにりんがイマイチ乗り切れなかったゲー ムかな。

アイサの涙

Win95/98

えっと、このゲームを買った理由は、見た瞬間に、「りつべさんの絵」って分 かったからです。とにかく、あのりつべさんの絵は、すっごく萌え萌えな絵な んで、これは、本編どーでも、絵だけでも買おうと思って、買いました。

さて、その結果ですが、ストーリーは、大金持ちで企業の御曹司が、高校の友 達をつれて、夏休みに家族が所有する無人島に遊びにいくと、、という話です ね。主人公はこの御曹司についていくだけで、他に女の子も男の子も合わせて 6人。さて、無人島では、、

最初とにかく変ですね。最初のプレイでは、意味不明なまま、萌華ちゃんとの エンディングになりました。結局、最初のプレイと二度目は、夜、無人島の別 荘で停電になり、そして、どんどん殺される、、、。なにが起きたのか、、、。 ところが、3回目のプレイだと、一日目はすんなり終り、二日目に事件が、、 そして、、。4回目のプレイだと、私の場合、すんなり、なにごともなく、無 人島の別荘での滞在が終って、一応幼馴染みの子と仲良くなったけれど、なに ごともなく。これが一応「普通エンド」ですね。

とにかく、わけわからないですね。最初のプレイのときの、屋敷に閉じ込めら れて、一人一人殺される、っていうのは、いわゆる 「かまいたちの夜」「慟哭そして…」を彷彿 させる感じがしたんですが、で、主人公以外、全員死んで、でも、Hした子は 復活しちゃうというか。しかも、Hはいきなり来るし。ところが、三度目のプ レイでは、地底探検になり。

選択肢の数は、プレイするごとに確実に増えるようです。で、途中で主人公が 死んで、ゲームオーバーっていうのもあります。

謎とか、アイテム使って探検というあたりは、そこそこ面白く出来ているし、 女の子の絵も、萌え萌えかと思ったら、なんか違う。ううむ、なんでかなー。 Hシーンは淡白です。

まあ、結局、普通のゲームなのかなーと、思います。まあ、「りつべさん」の 絵が好きなら、損はないと思うけれど。

なにが足りないのか、なんつうか、女の子の感情の変化とか、そういうあたり に、ときめくものがない。そこが問題なんですね。


ありすインサイバーランド

プレイステーション

ユナシリーズと同じようなデジコミ。まあ、ユナみたいなお気楽極楽娘が登場 するわけではないので、くだらなさで楽しめる要素がほとんどないのが、やっ ぱりこのゲームの問題なんでしょう。樹莉ちゃん一人が、必死で、オオボケやっ てくれているんですけれど、ヒロインのありすが、あんなにキ真面目にゲーム すすめちゃうと、やっぱりなんか物足りない。ただ、ストーリーはなかなかよ くできているし、アニメシーンもグッド。普通のゲームとしては、たのしめま す。これから10年くらいした時代のインターネット社会はこうだ!というよう なことをなかなかちゃんと考えているゲームで、そういう部分はなっとくのい く面白さ。やっぱり、樹莉ちゃんの技が、 「ぐるりんでんでん」とかいうなら、「女神天国II」のリリスの「テケテケ」くらい、ビジュアルにも楽し めるものであってほしい。

あ、ところで、このゲームの設定をほとんどそのまま使って作ったのが、serial experiments lain だったりしま すね。まあ、脚本家が同じってこともあるんだけれど、出てくる女の子の名前 もほとんど同じだしね。しかし、面白さは何倍も違う、、なぜかなぁ。ゲーム版のほうはだいぶ違うのですが。


Win98

えっと、某つくばで、某つくば時代の同僚の人とゲーム屋にいって、「禁断の ヒトゲノム・シミュレーションノベル」とか書いてあったのを見て、二人で、 こりゃ買うしかないだろうとか思いつつ、じゃあ、じゃんけんで負けたほうが 買うってことにしたら、結局負けたので買いました。

で、始めたら、まあ、結局さくさく進んで、コンプリートしてしまいました。 いわゆるノベル系ですが、分岐はあるけれど、分岐後の合流が一切ないので、 分岐だけ。つまり、フラグ立てがない。話は、記憶喪失状態で、下水道の中で、 目覚めた三人の男女(女一人と、青年男性、そして中年男)が、互いに生きて いる意味もわからず、とにかく、出口を求めて探しまわるというものです。

三人が全員一緒になる場合と、二人だけの場合、青年が主人公の場合、女が主 人公の場合、そして、中年男が主人公の場合と、まあ、いろいろなバリエーショ ンで、18種類のエンディングがあるというものです。それだけ。

では、その、「禁断のヒトゲノム・シミュレーションノベル」というのはどこ にいったのか、、っていうと、これが、結局、その、三人三様のそれぞれの利 己的遺伝子云々という、まあ、意味不明な理由らしい。でも、このことはゲー ム本編には一切ないし、ゲームのタイトルも、ほとんど関係ないから、売り出 す直前くらいに、パッケージやら説明書やら書くときに思い立ってこんなキャッ チフレーズを作ったのではないかと推測されてしまう。

話は、どれも似たり寄ったりで、グッドエンドは一つもないというシロモノ。 最後まで、絶対に出口は見つからないし、互いに殺し会うエンドとか、三人が それぞれ仲よくなるエンドとか、いろいろあります。このゲーム、登場人物は 食事をしません。全然しない。性欲っていう部分を満たす話はいくらでも出て きますが、食欲を満たすって話は一切なく、こいつら何くって歩いて生きてい るのだろうか、と疑問をもってしまいます。

着想そのものはちょっと面白いですし、また、18種類のエンディングそのも のは、それぞれいろいろ考えてあるようですが、もうすこし、やりようがある んでは、っていう感じもしました。まあ、おかずソフトというのが正しいのか も。


鬼ノ棲ム桜

いわゆるノベル系ゲームでして、しかも、オートモードでは、マウスクリックせ ずに、どんどん文字が出て来るようにして、その速度の設定もできるとか、なん といっても、縦書き表示のノベル系っていうのはなかなか新しいと思ったし、 だから、興味がでて買ってみました。

ふええ、つまんねぇーの。クソゲーにしようかとも思ったけれど、まあ、そこま でクソでもないので、とりあえず、ここにいれておきましょうか。

主人公は、ミステリー研究会に所属のたぶん、大学生。で、周りの人間からはい つもいじめられているわけだが、そんななかで一人だけ彼に同情的な女の子がい た。とかいう感じではじまり、ミステリー研究会が、人里離れた神社に合宿となっ たところで、その神社の神主から、いわくつきの桜の木とそこに眠るという鬼の 伝説を聞かされる。でまあ、合宿の間も彼はいろんな女、男からいじめを受ける わけだが、それに対して復讐しようとすると、鬼が出て来て、いじめていた女を まずは、犯して、それから殺すということをやるわけですね。毎日毎日。で、三 人だか四人だか殺すと、それなりのエンディングへというものです。もちろん、 鬼の仕業ということだから、主人公は、記憶を失って血だらけで毎晩いるわけだ けれど、

まあ、グッドエンドみたいなのが、全員を殺すというもので、バッドエンドが誰 も殺せなかった場合っていうようなかんじでしょうか。話が超単純で、しかも、 選択肢を間違えたときには、そこまでもどってやれるっていうモードも付いてい るので、後略もすっごい簡単。

とにかく、話になんのヒネリもなく、ただ、いじめられて、復讐心をもやすと、 夜になって、その女を鬼として誘い出して、やっちまって、殺して、っていうの を三回くらい繰り返すだけの話です。こりゃあ、ひどい。

でまあ、文章もどうもあんまり良い感じはしなくて、疲れるし。音楽もあんまり なくて、同じのの繰り返しみたいだし。絵もどうもあんまり上手じゃないし。雰 囲気もあんまりだし。

まあ、そういうわけですが、縦書きについては、良いと思うところもあるし、ま た、そうでもないかなーという気もしました。どっちでも選べるのは良いことだ けれど。ついつい画面の右側ばっかり見てしまう。そこが問題でしょうか。

まあ、とくにお勧めでもなんでもありません。


下級生

サターン

うん。面白かった。時間がかかるから、あんまり何度もやる気にならないけれ ど、でも、面白い。女の子との会話は結構それなりにどきどき萌え萌え系。最 後までやって、疲れたけれど、満足感は十分。これは、人気が出るのは当然か。

「つくばゲーム評価委員会」では、メンバーのほぼ全員が発売当日に買い、す ぐにやって、「これは面白い!」という評価をだしております。


「やるドラ」シリーズ3
サンパギータ

プレイステーション

「やるドラ」シリーズの第3弾、結構期待していたんですが、、ですが、、、。 なんかイマイチ。林原さんの演技や、主人公の声もあるとか良いところはたく さんあるのに、なんか期待はずれ、、。

別にクソゲーでもないし、面白くないわけでもないのですが、いくつかのバッ ドエンドのあと、比較的すんなりグッドエンドにいってしまい、どうも話の展 開からして、それ以上の複雑な展開がなさそうだなーと思って、結局グッド一 つとノーマルいくつか見て、それからファンブック見たら、やっぱり展開があ んまりなくて、マルチシナリオらしさがあんまりないので、またちょぼちょぼ やろうかどうか迷うところ。

サスペンスというほどサスペンスでもなく、ストーリーが単調というか、あん まり盛り上がりがないというか。グッドエンドの感動もあんまりだったし。あ りがちな感じがしたし。

ネタバレになるけれど、まず、最初にいきつくグッドエンドは、可もなく不可 もなく、って感じで、そのままフィリッピンでの再会で終るし、そのあとのグッ ドエンドは幽霊になったり、服役して出てきて再会とかですが、これまたあり がちな気がします。

「季節を抱きしめて」の場合は、徹底的にギャルゲーに徹していた関係上、ヒ ロインが三人とか、それぞれのヒロインごとのエンディングが用意されている など、攻略しようという気にさせたのですが、今回は結局そうではない。さら に、バッドエンドも結局「ゲームがクリアできなかった残念」みたいなのばか りだから、あんまり面白くない。

ううむ、なんつうか、ヤルドラとしての良さは認めるところだと思うんだけれ ど、つまり、アクションばりばり、アニメでしっかり見せるという意味では、 「ダブルキャスト」的によくできているのですが、 ゲームらしさ、マルチシナリオらしさがないのと、ストーリーの平凡さで、「季節を抱きしめて」ほどの面白さもないような感じ。

サスペンス性という意味では、もっとハードボイルド方向で、ヤクザとマリア たちとの関係や、いろいろな要素があったほうが面白いだろうし、さらにゲー ムという意味では、バッドエンドやノーマルエンドでもっといろいろな遊びが あっても良いと思うし。

せっかく、在日フィリピン人女性を主人公にして、いろいろ考証もしたゲーム のようですが、ゲームとしてふつーすぎる感じでした。


精霊召喚
Princess of Darkness

プレイステーション

なんかちょっと気になったんで、やっぱり買いました。 あやかし忍伝くの一番をつくった翔泳社の作品で、なんか、キャラデザが 結構イマっぽいんで、もしかしたら、面白いかも、、とまあ、買ったのですが、、、 ぜーんぜん面白くない。かといって、クソゲーというほど、クソでもない。なー んの特徴もない。セリフにヒネリもなにもない。全く面白くもなんともないし、 楽しめる要素がぜんぜんなくて、インタフェースも悪くて、なんかやっていて つまらない。かといって、やっぱりクソゲーでもない。なんつうか、本当にふ つーーーーーーーのゲームですね。はい。

とかいいつつ、一応クリアしてみました。終らせてもなんかとんでもないドン デンガエシがあるわけでもなく、ギャルゲーにしてもなんにも特徴なし。変な ゲームにするほど変でもない。こりゃあ、完全にカネを損したかな。時間も、、。

といいつつ、タクティカルゲームとしては、やりにくいことがあって、結構面 倒です。クリアはなかなか難しいかも。っていうか、ほけらーっとやっている と、クリアしなかったりして。でまあ、最後までいくんですが、なんの変化も なしか。

基本的には、サクラ大戦から、面白い要素をほとんどとっぱらった感じ。魔王 が攻めてきて、光の王の生まれたばかりの二人の子、フィット(男)とレナ (女)はなんとか逃げ出すが、レナは魔王の部下につれ去られる。15年後、 少年になったフィットは、出会った5人の精霊たちと、魔王を倒す旅に出て、 おそいかかる魔族との戦闘でだんだんと力をつけていき、その間にフィットは 精霊たちと仲良くなって、ラブラブエンドへ、というやつ。

精霊たちが、セーラー服を着ているとか、みょうな趣味は入っているが、もう ちょっとなんとかならんかったかな。シナリオがタコだし、演出もタコ。楽し めるのは、難易度の高いタクティカルパートだけ。あとは、育成かな。


続初恋物語

PC-FX

うんと、ようやく小学校時代、中学校時代をクリアなので、まだよくわかりま せんが、面白いんじゃないかなと思っています。なんといっても、垣野内成美 さんの絵が、ちゃんと動いて、一言一言、しっかりと言葉を噛みしめて言って くれるので、なんかジーンとくるような感じ。イベントシーンが全編アニメな のも素晴らしいし、いい感じのゲームです。とにかく、雰囲気がいいです。そ れにひたっていられるのがなんともいえない感じがしますね。すっごい真面目 なゲームです。女の子がだんだんとふりむいてくれるところなんて、すっごく ニクイ。地味なゲームですけれど、好きですね。

と思ったんだが、このゲーム、初恋実らないと、結構、だるいですね。まあ、 勤めて、最後までやろうとは思いますが、、。ってことで、普通のゲームに格 下げします。


ときめきメモリアル2

プレイステーション

最初の印象。

ときメモや、ああときメモや、ときメモや

ということで、やっぱり、ときメモ2の名前は伊達ではない。本気でときメモ でした。そりゃーそーなんですが、、。

プレイした印象では、名前を呼んでもらえる!ってことで、私の場合、「けん たろうくん」がなかなかよろしい。あれは、それなりに破壊力がありますので、 今後も増えるでしょう。

けど、やっぱりメインのヒロインである、光ちゃんは、藤崎詩織ほどの人格破 壊力のあるキャラじゃありません。なんで、あの藤崎詩織はあんなに人格破壊 力をもっていたのか、ってことですが、やっぱりその近づき難い雰囲気みたい なものがあって、それと、金月声がからまっての効果ですかね。今度の光ちゃ ん。普通の子ですからね。

でてくる、他の女の子、みんな妙なキャラクターばかりです。妙で、そうとう 極端なやつが多いのに、その個性があんまり感じられないのもおもしろいです ね。設定上の個性の強さと、キャラが立つかどうかは、やっぱり違うんですか ね。

で、一応、ちょろっとやって、光ちゃんエンドまではいきました。なんか、あっ さりと、爆弾もでてきたけど、あんまり破裂しないみたいだし、、。ってこと で、どーも最初の初代ときメモのときのドキドキな感じがない。ときめかない。 まあ、光ちゃんの最後の告白のせりふなどはなかなか良いのですけど、でもなー。

しょーじきいって、駄作とはいわないけど、普通のゲームですってことで、格 下げ。なんのための、CD5枚なのか、なんのために声で呼び掛けてくれるのか、、。 なんか、活かしきってない。


虹色の青春

プレイステーション
(サターン)

いや、その、大ヒット恋愛シミュレーションの元祖「と きめきメモリアル」の番外篇ってことで、興味はあるけれど、あんまりど うも、盛り上がっていませんね。まあ、その、初版限定だか、なんだかしらな いけれど、ビデオがついてくるのが売れ残っているっていうから、買ったんだ けどね、安いし。

ってことで、とりあえず、さわりだけやりました(最近さわりだけっていうの が増えているような気がする、、。時間もないしなあ)。で、なんか、その、 さあ、ときメモラーの中の虹野ファンには、いいんだろうけれど、で、私も、 ときメモの中じゃあ、彼女結構すきだけど、でもさ、なんか、ゲームシステムっ ていうか、それって、旧態依然っていうか、なんつうのかな、その、エルフの 同級生とか、カクテルの「きゃんバニ」とかのエッチゲー系統そのままじゃな いですか。たぶん、「ときメモ流の萌え萌えイベント」はたくさんあるんだろ うし、夜のサッカー練習とか入れたのは、まあ、いいけど。それに、「ときメ モ」本編やっていれば、「ああ、あれね」って楽しめる会話なんか出てくるけ れどね。でもさ、それくらいでしょ。

結局、なんつうか、ストーリーを見せるための、アドベンチャーゲームってい うことで、ドラマシリーズ始まったと思うんだけど、なんつうか、その、もう いっちょ、なんか斬新さっていうか、欲しいと思うんだけどなあ。

まあ、私がこの世界知るようになったきっかけは、「ときメモ」なんだけどね。 だけど、時代は、確実に変わっていて、平凡な高校生活描くなら、それなりに すごい切口が必要だろうし、そうでないなら、もっとすごい設定が必要だろう し。いやあ、やっぱり、「ときメモ」スタッフって、もう終ってんじゃないの かな。PC-Engine 時代の感覚そのまんまじゃ、ダメなんじゃないのかな。

やっぱり、リーフ系(もちろん、ToHeartとかとかとか)はまったのがい けないのかな。あるいは、エンターテイメントっていう意味では、サクラ大戦なんかもすごいし。みょーなゲームも出てい るから、恋愛ギャルゲー系の王道としての、「ときメモ」って、ううむ、時代 が違ってきたってことかなあ。これが率直な印象です。あと、細部で手抜きっ て感じするしね。

あ、菅原祥子さんの声、ちょっと低いですね。あの、脳天直撃的な声がよかっ たんだけれど、それに、オープニングアニメの絵もだいぶ雰囲気違う。顔の縦 横比が「ときメモ」とは違うんじゃないかって。

やっぱり、あんだけの前評判があったのに、その後の盛り上がりがないってい うの、理由分かったような気がする。さーて、「ときメモ2」ってどうなるん でしょう。あんがい「めもりあるぐらふてぃ」なんて名前になるんじゃないか な。前評判は絶対すごそうだしぃ。

えっと、オマケでついてきた、プロモーションビデオですが、これ、とっても いいですね。かなり長い時間録画されていて、ファンには絶対必要なアイテム だと思います。って、これ、つくばMEGAでしか手に入らないのかな。


火魅子伝 恋解

プレイステーション

えっと、とりあえず、途中までしかやってないので、よくわかりませんが、ま あ、普通のゲームから始めましょう。

濃さが足りない、、、。もうすこし濃さが、、。こっ ちのページにいろいろ書いてある通り、日本の古代史って、面白いわけで すが、別に、史実に忠実にせよとかいうのではなくて、なんつうか、濃さが欲 しい!あれじゃあ教科書レベルじゃないですか。なんつうか、もっと濃い内容 であってほしい。いやたとえば、村の長なんていうのを、「ヒナモリ」にする とか、「ミマワキ」にするとか、「ヒコ」とか、「タマ」とかね。

っていうことなんで、まだ先は長いですが、もうすこし続けてみます。


PINUP GIRLS

Win98

前作にあたる、「恋愛組曲」も持っています。が、まだやっていません。で、こ の恋愛組曲とこの作品とが、ちょうど、恋クラ、マニクラの関係にあるというこ とで、今回はさらに「恋愛組曲」そのものっていう感じがしますね。すくなくと も、純愛エンドの話は、基本的に恋愛組曲そのものらしい。

ようするに、高校生(とはいってないが)の男女が、空いたスタジオとかにいりび たって、バンドの練習して、最後に音楽祭に出るまでの間の話で、放課後恋愛ク ラブのような感じですが、毎日のミーティングとそのあとの練習と、っていうの でゲームを進める。ところが、そのバンドでいろいろやってくれているテクニシャ ンの男が実はホモで、マニアックで、で主人公はその方向に走ると、バンド中間 の女の子とかにたいして、とんでもないマニアックなプレイを要求するようになっ て、そういう方向のゲームになる。けど、そうじゃないと、ごく普通の恋愛ゲー ムになるということです。

マニア系エンドは、二つほどやりましたが、後略、これとんでもないですね。こ れほどの難易度は、そりゃ、もう、必死でやった人だけが到達できるようなもの で、もちろん、私もネットワークで出回っている後略を利用させてもらいました。

で、放課後マニアクラブにくらべると、マニア編の作りは、ちょっと粗雑で、とっ てつけたような感じで、最後にいきなりっていう要素が強い。また、いまんとこ ろ二人分しかやってないけれど、どっちもストーリーがほとんど同じような感じ で面白くない。

で、やっぱりこのゲームは、純愛編のほうがしっかりできているような気がしま す、と、いいつつも、純愛編のエンドは一つも終っていませんが、、。

プレイ時間そのものは、比較的さくさくいきますし、そのわりに、あんまり短い 感じがしない。なかなかバランスは良いと思います。純愛エンドのほうはかなり よく練り込まれているようですので、そっちがいいんじゃないかと思います。シ ナリオもなかなかよく練ってある。


夢☆色いろ

プレイステーション

なんつうか、高校生活シミュレーションということで、全く話題にもならない 感じで忘れ去られようとしているゲームのようだから、もしかしたら、「すご い掘り出し物でわ!」と思って、買ってみました。

結果としては、「ときメモ」から「ときめき」を抜 いたようなゲームです。変なゲームではあるんですが、変ならもっと変にして 欲しい!!基本的に、「ときメモ」と非常ににたゲームで、毎週のスケジュー ルとして勉強やらクラブ活動やら「おしゃれ」とかそういうのを選んで、一週 間それをやる。で、ときどき学校帰りや登校中の「味もそっけもないイベント」 が発生。知りあった女の子はデートに誘えて、好感度があがると、その態度な どがだんだん変わる、、という感じ。まあ、ただ、「ときメモ」っていうのは、 究極の目標として、最後に木の下で告白されて、、というパターンなんですが、 このゲーム、とくにそういう感じでもないんですよね。途中で、告白ができて、 好感度が一定以上だと、「わーうれしい!私なんかでいいの!」とかいう話で 簡単にくっつく。でもって、日曜日に電話をするのがあるけれど、電話では、 つきあっている彼女がいると、「別れ話をする」とかいう選択肢まで登場。イ マドキな感じがしますねぇ。

さて、このゲームのタイトルになっている「夢」という話なんですが、まあ、 その学校で知りあった女の子たちが夢の中で登場すると、、、。でも話は騎士 道物語だったり、近未来のSFだったり、革命の話だったりと、すっとんきょう なものが多い。

で、このゲームは、男性も女性も楽しめるということで、女の子を主人公とし てプレイすると、こんどはかっちょいい男性がたくさん出てくるゲームになる んですね。まあ、そんだけです。

しっかし、ふつーのゲームですね。クソゲーとはいえません。企画した人はどー ゆー神経で企画したんでしょうか。一応最後までやらないといけないのかなー。 時間の無駄かなあ。まあ、攻略対象の女の子がなかなか攻略できない!という ようなことの多い「ときメモ」をもっともっと気楽に進めるとなると、こうい うゲームかもしれません。


リフレインラブ

プレイステーション
(サターン)

トレンディドラマがアニメになることは普通ないわけだが、ギャルゲーの世界 では、トレンディドラマの内容がアニメ絵で語られることがあるんだなあと実 感したゲーム。内容は、ちょっと軽めの「ふぞろいのりんごたち」って感じ。 結局グッドエンドではなかったが、まあ、最後までやってしまって、まあ、い いかなあと思ったような作品。大学生版「ときメモ」かもしれない。蘭ちゃん の声の高山みなみがイイ味だしています。以上そんだけ。

「つくばゲーム評価委員会」でも、それほど高い評価ではありませんでした。


Rainy Blue

Win98

なにやら、fj.rec.games.video.characters のほうで非常にスレッドが続いて いるようだから、どんなものかと思って買ってみたわけですが、えっと、まあ、 よくできているかなーと思います。ふつーのゲームにしたのは、やっぱり普通 だからですね。

まあ、ちょうど ONEなどのような雰囲気があるんですけ れど、シナリオの掘り下げと、なんつうか、描こうとしている心理的なものな どが、ちょっとうすっぺらいし、結局、あんまり考えずに、こんなゲームでど うだ?っていう企画でやってしまったような気がするんですよ。

そういうと、もともこもないのかもしれないけれど、やっぱり、私がかなり感 動しちゃったゲームって、シナリオの出来が、なんつうか、作者の中から溢れ てきた、描きたいこと!みたいなのが、じーんと伝わるようなところがあった わけだけれど、今回、このゲーム、企画段階で、機械的にいろいろな要素を組 み込んで、それについて、こんなシナリオならいいんじゃないの?みたいな感 じを入れ込んで、結局できちゃったけど、っていう感じ。

主人公は絵を描くのが好きで、美術系にすすもうとしていて、で、彼女がいた んだけれど、彼女が、いきなり交通事故で死んでしまう。そこで、絵を描くこ とができなくなっていた主人公。周囲の女の子たちと主人公の交流が果たして、 彼にもう一度、絵筆を握らせるのか?みたいな話です。ヒロインは、一応四人 とオマケの一人ってところで、そもそも死んでしまった蒼(あお)と、そして、 転校生で、蒼とそっくりな顔をしていてでも性格は正反対の碧(みどり)、そ して、蒼が交通事故で死ぬきっかけとなった、ましろという少女。さらに、主 人公と一緒に暮す、従兄弟で妹みたいな真黄(まき)というところ。他に、狂 言回し的な、紅子っていう子も登場。

一応、なんだかんだいってますが、コンプリートして、全ヒロイン攻略して、 最後までいったと思うんですけれど。まず、音楽がどうもいけません。それか ら、セリフ回しが、どうもいけません。あと、ましろちゃんとのエッチは、犯 罪行為です。あと、蒼の生まれ変わりのような形で登場する、蒼依(あおい) というマスコット人形が動き出すわけですが、これも、ファンタジーなのかな んなのかそれが分からないような中途半端な設定でよろしくありません。 碧は転校生だし、真黄は、巫女さんだし、ありがち系統全部合わせたけれど、、っ ていうようなところも、やっぱり、機械的に設定だけつくってつぎはぎしたよ うな感じがしていただけません。やっぱり、ゲームは心で作るものでは、なん てかっちょいいこと、いいたくなっちゃうけど、これほんとじゃないかな。



クッソゲー!

買って損した。こんなの内容わかっていたら、絶対買わなかったはず、、とい うクソゲー一覧。


いまどきのバンパイア

プレイステーション

あのさ、疲れる。最低でも、30時間はかかると思われるこのゲーム。決して単 調なわけではないが、なんだか、趣味に合わず、結局放りだしてしまった。夜 がタルい。女の子の制服が、「あんなのあるかよ」的であり、結局「ときメモ」 そっくりなゲームなんだが、いろいろつめこみすぎ。セリフは入っているが、 口パクとあっていないとか、なんかアラサガシしたくなってしまって、もう嫌 になった。最初の3カ月程度を数時間かけてやったあと、ほっぽっていて、そ のあと、友達に売った。

「つくばゲーム評価委員会」のメンバー数名が購入しましたが、はまったとい うのは、一人だけです。なおその一人も発売から一年以上たった今、最後まで やってないそうです。


大運動会

サターン
(プレイステーション)

このゲームソフトの最大の魅力は、パッケージを明けて、CDROMのケースを開 いた瞬間に目に入る、ドアップブルマーの絵。私はそっちの趣味はないのだが、 いささか驚かされた。結局、このゲームはこれが全てであった。エッチゲーで もエロゲーでもないが、ブルマーやら、体操服やらのチラリズムのようなもの をえへえへ楽しむならよいが、ううむ、なんだかなあ。これから面白くなるに 違いないと信じて、一応最後までプレイしたが、たいして面白いイベントもな いのに、最後に、「イベント発生率75%」とか出たので、「ああ、二度とやる まい」と思ったわけ。育成ゲー。それだけ。OVAが出るそうだが、、。ところ が、人によっては、「イベントが楽しい」とか「すっごい面白い」とかいう人 がいるいる。趣味の違いとはかくも大きいものであったか、、。

「つくばゲーム評議委員会」関係の評価ですが、メンバーの一人のお子様(お 嬢様)が、御学友と一緒になさっているそうです。ネタがわかりやすく、子ど もに受けるらしい。

ところで、OVA、テレビとメディア展開してますが、テレビもOVAも評判いいで すね。で、実際、OVAは見たんですけれど(買ってないから評価対象外)、面 白いですね。いやあ、わからんものです。最初にOVAから入れば、ゲームも楽 しめるのかもしれません。そうだったのかあ。


花組通信

サターン

ゲームではないが、4000円というお値段は、どうかなあ。詩織コレクションだっ て、2800円で、オマケのビジュアルまで入っているのに、これ、なんにもない。 金捨てた!と思わせるCDROMだった。

「つくばゲーム評価委員会」でも、このCDROMをみんなで見ましたが、「これ だけかよ!」という評価でした。


ラストシーン

Win98

えっと、難病にかかった彼女を助けるために、見事医大に合格し、しかし、彼女 の命はあと7日、さあ、どうする!とかいう話からすると、十分面白そうなんで、 しかも、ビジュアルノベルにして、動画がふんだんに入っているとかいうのもな んだし、と期待したんですが、駄目、駄目、駄目。もう最悪かも。

ここまで外すか?みたいな作りですね。ゲームエンジンそのものは悪くないかも しれない。しかし、話の内容がもうやってられない。ストーリーは大きく三つく らいあって、もう最後の7日は、「必死で彼女を助けるために研究する」という のと、「もう最後だから、彼女と7日二人で過ごす」というのと、「悪魔に魂を 売る」というのがあります。で、必死で彼女を助けるだと、最後はうまく手術し て成功するエンディングがあるとか、で、彼女と過ごすだと、なんだか旅館にいっ て、という話。それから、悪魔に魂を売ると、一時的に彼女が元気になるが、ま た死ぬとか。まあ、どーでもよいけど、旅館にいけば、彼女がいるのに仲居さん といちゃつくとか、病院にいれば、看護婦さんといちゃつくとか、悪魔がくれば 悪魔といちゃつくとか、もうどーでもよい話ばっかり。

死に行く妹とか、恋人をテーマにしたゲームはいろいろあるし、いろいろ考えら れるとは思うけど、なんか、ここまでテキトーなゲームも珍しいっていうか、な んだかなーという感じです。 以上によりクソゲー。ひさしぶりだけど。最近やったなかで一番最悪だったと思 う。



途中でやる気なくなったゲーム

べつに、ひどいゲームでもクソゲーでもありません。私の忍耐力が足りなかっ たせいで、最後まで終らなかったゲームです。


クォバディス

サターン

これまた、オープニングをみて、たいして、そそられ るものもなく、始めたらいきなり面倒な戦闘モードになって、なんだかよくわ からないので、スイッチを切った。おしまい。


同級生if

サターン

世の中では、萌え萌えなエッチゲーとして有名なのだが、これをプレイした当 時の私は、まだまだ持久力がなく、とてもあの面倒な町中ほっつきあるきにつ き合う気が起こらなかった。結局、楽しいシーンなどにもあんまり出合わず、 途中で断念。以降、やっていない。たぶん、面白いゲームなんだろうけれど。

「つくばゲーム評価委員会」では、「面白いゲーム」と評価されております。


NoeL

プレイステーション

これ、すっごい新しい斬新なソフトだとおもうし、良いゲームだとも思うし、 評判もすごいし、出てくるキャラも可愛いし、いいのだけれど、、、、、、、 あの面倒な操作と、CDROM入れ換えに耐えられず、結局、ほとんどやらずに放 り出してしまった。けど、パソコンには、ちゃんと「代歩のワンダーメニュー」 がインストールされていたりする。こっちのほうが、面白いかも、、。あのシ ステムにもうちょっと育成要素があったらすごいのになあ。とにかく、ゲーム 本編も動く動くのアニメでリアルタイムトークができるのは、すごいです。私 がやったゲームでこの動きを実現しているのは、これと、最近出たサターンの FreeTalk Studio だけじゃないかと思います。

「つくばゲーム評価委員会」では、一人はまったメンバーがいて、ほかの人も 「面白い」とはいってますが、「面倒」という意見も多いです。NoeL2 では大 幅に改善されていることを望みます。


Vフォース

プレイステーション

一応、最初の面をクリアするところまでは、やったけれど、ストーリーなども なんだかなあ、だったんで、結局、アニメがすごいだけで、あんまりだなあと 思って、途中でやめた。以降やっていない。おしまい。


ラングリッサーIII

サターン

うるし原さんの絵だから、買ったけれど、やってみて、面倒。よくわからない。 ということで、オープニングだけ見て、はてた。だから、本当は面白いのかも しれないが、面倒だった。


ルームメイト「井上涼子」

サターン

このゲームははまるらしい。私も忍耐力があれば、はまっていたに違いない。 しかし、始めた初日に、ハングして、サターンのメモリーをふっとばしたので、 怖くなって、それからやっていない。まあ、ホームページなどで、日記を公開 しているみなさんもいるので、やっていたら、面白いだろうなあと思う。最近 始めてみようかという気にもなってきた。

「つくばゲーム評価委員会」では、メンバー二名がはまって、最後までやった ようです。


プレイ待ちのゲーム

こんなにプレイ待ちがあっていいのかな。

エンジェル・ブレード

プレイステーション

サクラ大戦などと同じようなタクティカル系のゲームですね。チビキャラでの バトルシミュレーションは結構面白いんじゃあないかと思います。まだやって ません。


花組コラムス

サターン

ゴールデンウィーク中の石丸電気つくば店での、放出品の一つ。まだ出てそん なにたっていないのに、つい最近まで、2980円で販売されていたもの。で、大 放出の前日に1000円の値札が貼ってあるのをちゃんと確認したはずなのだが、 翌日には、定価に近い実売価格に戻っていた。ということは、この人気ソフト を2980円で手に入れたのは結構、ラッキーかも、、。

「つくばゲーム評価委員会」では、数名の人がやって、「結構面白い」との結 果がでています。


スパークリングフェザー

PC-FX

このゲーム買ったんだった。他のが忙しくて、ぜんぜんやっていません。えっ と、一応最初ちょっとやったんだけれど、なんか難しいので、ペンディングで す。アニメシーンもいいし、キャラクターも可愛いし、結構ストーリーも良さ そうで、いいなあとは思っています。ちょっちまってくれ、、、。


ブルーブレーカー

PC-FX
(サターン)
(プレイステーション)

名作だそうで。キャラデザは正直好みではないけれど、なんか良さそうってこ とで、それに、FXユーザーならやらなければならない作品と聞けば、やっぱり やるしか、、。ってちょっとやったけれど、面白そう。でも時間がない。


虚空漂流ニルゲンツ

PC-FX

これまた、ハードな名作だそうですね。ううむ。やるぞ、、。


マリーのアトリエ

プレイステーション

これは、すごいヒットしたゲームのようです。私も時間ができたらすぐに始め たいです。一応、みんなと一緒に最初のところをやったんですけれど、なんか 雰囲気いいですね。データベースシステムって感じかな。今後のデータベース システムはあのようなものがよいかと、、。

「た〜るのアトリエ」とか「いすっ!のアトリエ」などという別名もあるゲー ムですが、「つくばゲーム評価委員会」では、ほぼ全員が購入。高い評価が得 られています。


ボイスパラダイスエクセラ

プレイステーションなんかクソゲーらしい噂。石丸電気つくば店1000円放出の 直前に1980円で手に入れたものだが、くそー、二日まてば、1000円になったの か。

「つくばゲーム評価委員会」の会長も、「まあ、クソゲーだね」という評価で す。


EVE Burst Error

Win95
(サターン)
(PC98)

そうとう面白いらしい。私の知合いでも、二人くらいはまっています。で、 Win95版がでたんで、買ってみました。ま、時間ができたらやろう、、ってこ んなにプレイ待ちがあって、いいんだろうか。。。


きゃんきゃんバニィリミテッド

Win95

ちょっとだけサワリの部分をやっただけで、プレイ待ちですが、もしかしたら、 やらないかも。値段安いんで買ったけれど、プルミエール2に感動している私 としては、まあ、ちょっと雰囲気違うのと、ゲームシステムがなんだし、声な いし。


女神天国

PC-Engine

「女神天国II」に感動している私としては、その元になった、「女神天国」は やらずばなるまいと思っていたんですが、なかなか見つかりませんでした。よ うやく中古物を発見したので、早速購入。近いうちにやりたいと思います。


プライベートアイドル

PC-Engine

これって、PC-FXの機関誌的な「アニメフリークFX」でアニメとして登場して いる近未来SFのオリジナルアニメってことで、ちょっと注目していたんですが、 見つかったので買いました。まだまだPC-Engine のソフトはいろいろ手に入り ます。


プリンセスメーカー

PC-Engine

あ、これも買ってあった。ガイナックスの名作ですね。元祖ですね。持ってい るだけでもいいかな。


石丸電気つくば店、大放出1000円ゲームソフト(全部新品)

サターン
プレイステーション

ああ、全然やる時間ないや。やっぱり1000円程度の価値しかないのかな。 1000円で買ったソフト一覧

まあ、どれもちょっと前とか、すっごく前とかに出たソフトだから、評価は固 まっているかもしれません。

あと、宝魔ハンターライムVol.2 も手に入れました。これは、19,800円でした。


その他のゲーム

持っているけれど、特に批評する気にならないゲームです。といいつつ、評価はして いる。


ファイティングバイパーズ

サターン

まあ、格闘ゲームもすこしはやります。たまーにね。一応サターンを買ったと きに同時に買ったソフトの一つ(ほかは、サクラ大戦とときメモ)。やっぱり 私の趣味ではハニィでしょ。

「つくばゲーム評価委員会」では、このゲームはみんながそうとう気合いをい れて、やっていました。


ソウルエッジ

プレイステーション

まあ、これも有名な格闘ゲーム。オープニングのCGアニメが気に入ったので、 それを見るためだけに買った感じ。それに、プレステの格闘ゲーはなかったの で、一つくらいは、と思って買ったわけですが、まあ、格闘ゲーとしては面白 いんだそうで、、。韓国趣味が強いのが、特徴って感じ。

「つくばゲーム評価委員会」では、このゲームはみんながそうとう気合いをい れて、やっていました。


にとうしんでん

プレイステーション

これ、簡単なのがいいですね。さすが子ども用。どんな技もボタン一つで出る あたり、運動神経の弱い私には、最適かも、、。途中で出る、ふざけた絵もな かなかいいです。基本は、「闘神伝」のおこさま向けゲームですが、気に入っ たです。

「つくばゲーム評価委員会」では、結構長時間このゲームをやっている人がい ました。


新世紀エヴァンゲリオン

サターン

あの、自分じゃあプレイしてません。見たところ、面白いのかも、、。これっ てギャルゲーですよね。値段が安くなったんで、とりあえず買ってしまった。 でも、エヴァ関係、もういいや。なんか疲れた。