アートナビユーザーからのARTなメール
ステキな二人旅/萩原美子のヨーロッパ美術館紀行
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●感想メール 池尻 七恵 20歳

こんにちは。
私は美子さんのお友達の池尻七恵といいます。
旅行記、感動しましたよぉー☆
素敵な企画ですね!
HPを作成されたアートナビの方も、ご苦労さまです。
いいな、あたしもいつかぜったい行きたい!
ルーブルは2週間もかかるんですね。。
じゃあディズニーランドとかよりもよっぽど広いってことですね。。
すごいな。。
ということはルーブルとオルセーとポントゥビーセンターをまわろう
と思ったら1ヶ月はあっちにいたいもんですね。
向こうで、なんにんかで一室アパートを借りるってゆうのは
どうでしょう?
広めの部屋を借りてできるだけ大人数でお金を割れば、結構
安くで長く滞在できるかもね。
美子さん人を集めて、いっしょに行きません?(笑)

紀行文を読んだ感想ですが、私は海外にいったことがないけど、
美子さんと同じことを考えていました。

日本では美術と触れ合う習慣がほとんどないですね。
特に私たちの世代では、美術館やギャラリーに自分から足を運ぶ人は
珍しいと思います。美術館にいく人の年代層は、展示品にも
よるけど、おばちゃん、おじおちゃん、おばあちゃんが多いですね。
たまに修学旅行生もいるけど、これからの社会を担う私たちの世代
がこんなに文化に対して希薄な価値観をもっていては、これから
ますます、私たちの生活から文化は「雲の上」的な、ちょっと近寄り難い
存在になっていくのではないでしょうか。。。

海外から日本は経済は一流、文化は三流、といわれているようです。
(経済ももう三流かもしれませんが)お役人たちが文化に理解が
ない人たちですから、日本の文化に当てられた予算は国家予算と
比較しますとすずめの涙のようなもんです。
長年続いた伝統芸術はどんどん衰退していますし、昨今の美術館情勢は
バブル崩壊後、どんどん厳しくなっています。
一般の会社と同じように職員の首切りも行われています。

私は一時期、こんな国いややーと思って、絶対海外で(芸術関係で)
就職しようと思ってましたが、京都市美術館でこないだやってた
上村 松篁展を見てすごい感動して、日本にも素晴らしい美術が
あるんやなーと再認識し、考えが変わりました。
日本の文化を盛り立てていきたい、今はそう思ってます。

日本人にとって、芸術がもっと身近なものになるように。
日本にも芸術が好きってゆう人はいっぱいいるし、そういう人
たちとたくさん知り合って協力して新しい文化価値観を日本に築く!
それが今私の願いであり、今後の目標なのです。
どうやって実現していくかは思案中ですが、今、友達数人で
「アートお勉強プロジェクト」というのをつくってお勉強してますよ(笑)
とりあえず、何かをするためにはある程度の知識が必要だなぁということで。
一緒に京都のギャラリーをいくつも回って話しを聞いたり、
何かについて一人ずつ違うテーマで調べてきてそれを発表したり。

そんな感じです。この話題については話し出すと止まらなく
なってしまうようです。長くなってごめんなさい。
美子さん、ルーブルのビデオ、夏休み一緒にみましょうね☆
じゃあ、これからも頑張ってください☆
ではでは☆★

池尻 七恵 20歳

●感想メール H.M 28歳

『荻原美子のヨーロッパ美術館紀行』を読みました。
私もヨーロッパの名作を自分の目で見てみたいです。
学生のうちに行っておけばよかったなぁ・・・と思いました。

私の出身地(倉敷)には「大原美術館」があり、
名画は(割と)身近なものだったかもしれません。

絵画鑑賞は「高尚な趣味」と思っている人も多いようで
「わざわざ(高い)お金を払って何度も同じ絵を見に行く人の気が知れない」
と言われたことがあります(笑)
美術館には、行く度に新しい発見があり、
「ああ、またこの絵に会えた」という感動があります。

別に「世界的名画」でなくても、「自分のお気に入りの1枚」のために
美術館へ足を運んでくれる人が一人でも増えることを願っています。

滋賀県 H.M 28歳

●感想メール T.E 28歳

『ヨーロッパ美術館紀行』楽しく読ませていただきました。
私は、ヨーロッパはおろか海外旅行と言うものをしたことがないのですが、
ヨーロッパの美術(芸術)と社会とのかかわり、(日常の生活に普通に存在
しているようなところ)は、うらやましいし、
日本も見習うべきだと思います。
荻原美子さんの『フランスやイタリアでは美術というものが日本よりもずっ
と身近に普通に存在しているんだなぁ、ということに感心しました。
名画なのに、周りに柵やガラスはないし、その横ではおじさんが絵筆を
持ってその名画の模写をしていました。・・・・日本で「趣味は絵画鑑賞と
絵を描くこと」と言えば周囲は驚いたり,どこか敬遠したりする気がします
。美術館も、値段は高いし,柵やガラスで絵を囲んで、美術や絵画をいっそ
う非日常的なものにしているように感じるのです。・・・・気分転換にドラ
イブする、のと同じように美術館を訪れる、そんな雰囲気が羨ましかったで
す。・・・・日常の生活にもっと美術を感じれる、当たり前のように存在す
る、そういう環境ができたらなんて素晴らしいでしょう?!それにちょっと
したことに美術をくっつければ、生活がもっと楽しく、嬉しくなるだろうな
ぁと思います。』すごく共感できます。
私も、展覧会によく出かけますがその話をすると、“高尚な趣味をお持ちで
・・”みたいな反応が返ってくる時が多々ある。
いつも、そんなんじゃないんだけどな・・と歯がゆい思いをする。
特に、美術館→厳格→近寄りがたい、絵画→何かを理解しなければならない
・・みたいな思い込みをみんな持っているような気がします。
私だって、現代美術が分かってるかと言われれば分かってないだろうし、
あまり、分かる分からないの観点で見ようとも思わないし・・何か違うんだ
なぁ・・。一緒にいった友達が絵の前で首をかしげて「わからんわ・・」
頼り無さ気に呟いてるのを見ると、切なくなる時がある。
もっと、身近に美術が存在しているような環境や、みんなの意識(別格のも
のとして遠ざけるのではなく)があればな・・と思います。
私もそういう掛け橋的なことができれば素敵だなと思いますが、それこそ知
識も(知識はあまり好きじゃないが、やっぱり必要になってくるし)ないし
、まだどういうかたちで関わっていったらいいか全然わからない状態です。
でも、まったく美術と縁もゆかりもない人たちに、“おや?”“あれ?”と
いう種を蒔けたらいいなと思っています。

長くなりましたが(文章もめちゃくちゃですが)、すごく共感できると思っ
たので感想を送ります。もうすぐ、美術館の遠足!!楽しみにしています。
今後とも、素敵な情報よろしくお願いします。
和歌山県那賀郡 T.E 28歳

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紀行文&写真:萩原 美子
◎デザイン&制作:ストリート・アートナビ
◎掲載:2002年6月1日
この企画のご感想、ご意見などお寄せください。
楽しみにしています。メールアドレス:street@artnavi.net

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2004年12月発信スペイン卒業旅行:萩原美子の旅と美術館紀行
(女の子3人の感動いっぱいのスペインの旅/旅行期間:2003年11月19日〜28日)
◎紀行文&写真:萩原 美子
制作・Webデザイン:ストリート・アートナビ/掲載:2004年12月5日

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