展覧会シーン:特別展将軍家への献上《鍋島》−なべしま−日本磁器の最高峰
会場:大阪市立東洋陶磁美術館 会期:2007年210日[土]〜325日[日]
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東洋陶磁美術館、年に一度の一大イベント。
特別展「将軍家への献上《鍋島》なべしま
−日本磁器の最高峰−」開幕。
 記録的な暖冬が続く日本列島、大阪もまだ一度も凍てつくような日がない。そんな中、2月10日から美しい景観で大阪を代表する中之島公園に佇む東洋陶磁美術館に於いて、特別展『将軍家への献上《鍋島》なべしま−日本磁器の最高峰−』が開催されている。会場内は鍋島焼が一点一点工夫を凝らし献上品に相応しく陳列されている。それらは将軍家の最高権威の表れであり、流石に出来栄えは申し分なく、今もデザインや華美を競っている。そして鍋島藩の誇りや職人気質が伝わってくる。当然、観覧客の称賛とせん望の眼差しを受けている。
 学芸員の話では、年に一度の大掛かりな規模の特別展とあって館員全てが気合いを入れて取組み、観覧者の案内にも心配りをして素晴らしい内容の展覧会になっている。
会期は3月25日(日)まで。

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「将軍家への献上《鍋島》なべしま −日本磁器の最高峰−」の魅力と内容
佐賀・鍋島藩の御用窯(ごようがま)で、有田の民窯(みんよう)から最高の技術者を集め、技術の漏出(ろうしゅつ)を厳しく制限する管理のもと、採算を度外視して焼かれた「鍋島(なべしま)」。美しく、かつ斬新で高度に洗練されたデザインは、“日本磁器の最高峰”の名にふさわしいと言えます。
従来の鍋島展では、陶工および鍋島藩側の事情にもとづく視点を重視した変遷が紹介されてきましたが、本展は、鍋島焼は将軍家献上を主目的としたため、幕藩体制の絶対権力者・徳川将軍家の動きに敏感に反応して変遷を遂げた、という新たな視点から藩窯(はんよう)の歴史をたどるものです。
鍋島焼は、三代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)の時に、中国磁器に代わる献上磁器として肥前(ひぜん)・有田の岩谷川内(いわやがわち)藩窯で誕生しました。この有田時代のあと伊万里市大川内(おおかわち)に藩窯は移転し、初期鍋島がつくられます。五代将軍綱吉(つなよし)の元禄(げんろく)時代に隆盛期を迎え、幕府財政建て直しを図った八代将軍吉宗(よしむね)の時に隆盛期は終わりますが、その後、十代将軍家治(いえはる)の田沼意次(たぬまおきつぐ)時代に新しい鍋島様式ができあがりました。
こうした江戸の徳川将軍家を頂点とした政治・経済情勢下での、鍋島焼の陶工および鍋島藩の動きによる鍋島焼の変遷という視点から、各時代に日本で最高峰の磁器をつくり出した鍋島焼の全貌を、最新の研究成果をもとに紹介いたします。
本展では、重文・染付鷺文三足大皿(そめつけさぎもんみつあしおおざら)(佐賀県立九州陶磁文化館蔵)や重文・色絵桃文大皿(いろえもももんおおざら)(MOA美術館蔵)などの伝世の名品を中心に約230点を展示し、日本磁器の最高峰である鍋島焼の魅力にせまります。
特別展「将軍家への献上《鍋島》なべしま日本磁器の最高峰
NABESHIMA Porcelain for the Shogunate
会場:大阪市立東洋陶磁美術館 会期:2007年2月10日[土]〜3月25日[日]
ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン(報道内覧会/プレスプレビュー)

 ■目 次:
 ●Top頁:展覧会の魅力とその概要
 ●第1章:草創期〜家光と鍋島焼の草創[有田時代の鍋島]
 ●第2章:成長期〜藩窯の移転と生産体制の確立[大川内初期鍋島]
 ●第3章:隆盛期〜綱吉と元禄・鍋島様式の完成[大川内盛期鍋島]
 ●第4章:成熟期〜吉宗と鍋島焼の成熟[大川内中期鍋島]
 ●第5章:衰退期〜「家治好み」の新鍋島様式[大川内後期鍋島]
特別寄稿文『日本の最高峰を登ってみませんか!?』
大阪市立東洋陶磁美術館 学芸員 小林 仁
取材日:2007年2月9日・12日 掲載日:2月18日
取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ/Street Artnavi 中田耕志
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、報道内覧会(プレスプレビュー)を参考にしました。
「将軍家への献上《鍋島》・展覧会案内頁」
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