「フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術」記者内覧会&開会式
会場:京都市美術館(岡崎公園内) 会期:2007年7月14日[土]〜9月24日[月・休]
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フィラデルフィア美術館展は日本人がこよなく愛する印象派の傑作がずらりと並び、きら星のごとき20世紀の巨匠の名作が惜し気もなく出品されている。まるで美術史の教科書さながらに近代西洋絵画をまとめてわかりやすく理解できる格好の展覧会です。作品を鑑賞している内にまるで別世界にいるような気さえします。エアコンがきいた中で贅沢な一時が過ごせます。

京都市美術館の外観。
全米屈指の美術館の名品をずらり展観。
京都祇園祭と夏本番と共に開幕。
 夏本番から初秋の頃にかけての美術界のビッグイベントとして前評判の高い『フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術』が京都市美術館に於いてこの7月14日に一般公開された。その前日の13日の午前中に記者内覧会があり、いち早く素晴らしい作品の数々を間近で観る機会を得た。午後1時から開会式が行われ、フィラデルフィア美術館関係者、来賓、そして大勢の招待客、関係者が集う中、主催者を代表して桝本京都市長が挨拶され展覧会の魅力をアピールされた。丁度、日本三大祭りの「祇園祭り」の行事と重なり、純和風の着物姿の市長の気分の昂揚が伝わってくるような絵になるご挨拶でした。その後、恒例のテープカットが行われ華やかに開幕が告げられました。
フィラデルフィアはアメリカ建国の地。
 
フィラデルフィアはアメリカ合衆国ペンシルベニア州南東部に位置する(ニューヨークのすぐ下にある)1776年アメリカがヨーロッパの植民地から独立する際に、最も重要な役割を果たした都市。アメリカ合衆国の建国の土地として有名、自由の象徴のリバティベルや独立記念館がある。
フィラデルフィア美術館は全米屈指の美術館。
 中世、ルネサンスから現代に至る25万点の充実したコレクションを誇る。ギリシャ神殿を思わせる美術館の正面階段はシルベスター・スターローンが出演する映画ロッキー「 ロッキー・ザ・ファイナル」のロケ地として利用され、今、その階段をロッキーのように駆上がる子供たちの姿があり一躍名所になっている。
世界中の美術ファンを魅了。
 珠玉のコレクションはアメリカの富と繁栄の象徴であると同時に、そこに育まれた美の遺産の豊かさと奥深さを雄弁に物語っています。膨大な作品群から精選された西洋絵画の巨匠たちの名作の数々は、日本の美術ファンの心を捉え、魅了するでしょう。
上:テープカット(左から)
ジェニファー・A・トンプソン フィラデルフィア美術館学芸員 、山岸 吉和 京都市文化市民局長
桝本 京都市長 、中村 仁 読売新聞大阪本社 代表取締役社長、越智 常雄 読売テレビ 代表取締役専務
ルノワール、ピカソ、マティス、オキーフら名作77点を一堂に公開!
◎油彩72点(うちヨーロッパ絵画57点、アメリカ絵画15点)、彫刻5点の計77点で構成されている。
 アメリカ独立宣言の地、ペンシルベニア州フィラデルフィアでは、1876年、独立100周年を記念して、アメリカ初の万国博覧会が開催されました。美術展会場として建設されたメモリアル・ホールは、博覧会終了後も美術館として残されることになり、これがフィラデルフィア美術館の130年を超える歴史の始まりとなったのです。現在では、アメリカ屈指の美術館として、中世から現代絵画に至る25万点の所蔵品を誇り、なかでもヨーロッパ、アメリカの近現代絵画は、質量ともに充実したコレクションとして世界の美術ファンを魅了しています。本展では、19世紀のコロー、クールベにはじまり、印象派を代表するモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌを経て、20世紀のピカソ、カンディンスキー、マティス、デュシャン、シャガール、ミロ、マグリットにいたるヨーロッパ絵画の巨匠たちに、ホーマー、オキーフ、ワイエスなどのアメリカ人画家を加えた47作家の選りすぐりの名作77点を一堂に展示、西洋近代美術史のダイナミックな流れを一望できるまたとない機会です。
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フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術
会場:京都市美術館(岡崎公園内)会期:2007年7月14日[土]〜9月24日[月・休]
ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2/Page-3
取材日:2007年7月13日 掲載:7月22日 ART SCENE/Street Artnavi
取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。

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