|
-- |
|
|
|
|
フランス国立 ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展 |
「パリを魅了した江戸の華−北斎・写楽・歌麿」 |
桜咲く中で華やかに開幕。 |
この4月9日、大阪市立美術館の周りの桜が満開に咲く中、ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展の開会式が来賓や美術関係者、大勢の招待客が集う中、華やかに挙行されました。 主催者の挨拶では関
淳一大阪市長が「100年振りに龍虎があいまみえる」「印象派の画家に浮世絵がどのように影響を与えたか知って欲しい」と強調された。そしてこの3月末で退任された蓑
豊(みのゆたか)前美術館長(現在は大阪市立美術館名誉館長)がサザビーズ北米本社副社長に就任することを話され、「今度はその立場から世界に発信して欲しい」とはなむけの言葉を贈られた。 また、堂元
光NHK大阪放送局長の挨拶では、「本展がギメと太田美術館の所蔵の名品との交換展で、東京の太田記念美術館での開催に続いての大阪開催で恐らく今回しかない機会である」こと、「フランスとの文化交流、相互交流にも寄与している」こと。さらに「日本の文化、歴史、伝統を残すのがNHKの務めであり、そんなイベントを地域から全国に発信していく役目がある、TV番組の『新日曜美術館』でも紹介している。」とPRされた。その後に本展の呼び物の『北斎の龍虎』のイメージボードの前で関市長をまん中に西澤由美子新館長も初めて鋏を入れるテープカットが行われ、銀杏の新緑がみずみずしい5月27日迄の展覧会の幕が開きました。
|
|
■テープカット:左より、大阪市立美術館名誉館長
蓑 豊(みのゆたか)
フランス総領事 アラン・ナウム、大阪市議会議長 阪井 良和、
大阪市長 関 淳一、NHK大阪放送局長 堂元 光、
NHKきんきメディアプラン社長 外島 正司、
大阪市立美術館新館長 西澤 由美子 |
|
|
|
|
|
|
|
●展覧会のみどころ |
●パリの中心部に位置するフランス国立ギメ東洋美術館は、1889年に実業家エミール・ギメ(1836〜1918)により設立されました。1945年には、ルーヴル美術館の東洋美術コレクションが移管され、現在、世界屈指の東洋美術の殿堂として知られています。 浮世絵は、19世紀半ばにヨーロッパにもたらされ、ジャポニスム(日本趣味)と呼ばれる流行の中で、モネやゴッホといった印象派の画家たちにも大きな影響を与えました。ギメ東洋美術館には、その当時の浮世絵が数多く所蔵され、歴史的にも貴重で充実した内容を誇っています。 本展では、ギメ東洋美術館のコレクションの中から葛飾北斎、写楽、歌麿、広重、春信など、選りすぐりの名品約190点をご紹介します。これまでまとまって公開されたことがないギメ東洋美術館の浮世絵が日本に里帰りするまたとない機会です。日本から海を渡りパリの人々の心をつかんだ浮世絵の魅力をぜひともお楽しみください。 ●世界初公開!北斎の「龍虎」100年ぶりに出会う
ギメ東洋美術館に所蔵される北斎の肉筆画「龍図」が、東京の太田記念美術館所蔵の「虎図」と対幅であることが2005年にわかり、稀に見る大発見として話題になりました。この北斎最晩年の傑作とされる「龍虎」が、ここ大阪の地でも約100年ぶりに再会します。 |
|
|
■「ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展」
パリを魅了した江戸の華−北斎・写楽・歌麿 |
会場:大阪市立美術館 会期:2007年4月10日[火]〜5月27日[日] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2/Page-3/Page-4/Page-5 |
■春信/写楽/歌麿/北斎/広重/清長/豊国/春英 |
■取材日:2007年4月9日 掲載:4月12日/追加掲載:5月2日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。 |
|
|
|
▲展覧会の詳細は上の画面をクリック。 |
|
|
|