|
-- |
|
-- |
|
-- |
|
|
●展覧会スケッチ |
●東洲斎写楽「役者絵・大首絵」
歌麿と同時代にすい星の如く現れ、役者絵・相撲絵・武者絵を描きわずか2年足らずで消えた。現在まで伝歴、正体不明の謎の絵師。 一説によると写楽は歌舞伎役者の似顔を写したがあまりに真に描こうとして、不都合な絵になってしまい長く浮世絵の世界に活躍できなかったと言われている。 歌麿の美人画で描かれている女性のまゆげ・目・鼻・口等の容貌はほとんど同じで一人一人の遊女の区別がつきにくい。時代のルールなのか浮世絵版画界の暗黙の了解なのか分らないが着物や髪型ほどリアルではないのが腑におちない。写楽は決然として役者絵に活路を見い出そうとしたのかも知れない。その特異な画風と精緻な表現技法は高度な芸術性に富み、写楽は国内より外国において先に評価された。その魅力の根本は大胆なデフォルメによる写実にある。異端の天才画家としてその名声は世界に知れ渡り燦然と輝く。 |
|
|
■「ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展」
パリを魅了した江戸の華−北斎・写楽・歌麿 |
会場:大阪市立美術館 会期:2007年4月10日[火]〜5月27日[日] |
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1/Page-2/Page-3/Page-4/Page-5 |
■春信/写楽/歌麿/北斎/広重/清長/豊国/春英 |
■取材日:2007年4月9日 掲載:4月12日/追加掲載:5月2日 ART SCENE/Street Artnavi |
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志 |
※上記の説明、写真キャプションは展覧会報道資料、展覧会図録、同展説明会を参考にしました。 |
|
|
 |
▲展覧会の詳細は上の画面をクリック。 |
|
|
|