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 私、村上がメーカー、排気量、新旧など車種にこだわらず一般の人よりたくさんのバイクに乗れる立場を利用して、私なりの試乗インプレッションを、語らせていただきます。皆さんのバイク選びの御役に立てればうれしいです。

 今回はHONDA SHmodeです。ヨーロッパでトップセールスを続けるハイホイールスクーターSHシリーズがリニューアル。いよいよ日本市場にも導入です。


HONDA SHmode
¥299,250
4サイクル水冷125cc
(トップケースはオプションです。)






すでに発売されて日本でもヒットしているPCX系のEFI制御水冷エンジン。フラットステップの車体は大径ホイールとコンビブレーキでがっちり固めています。後ろはドラムブレーキ。




見慣れた感のキー周辺とシートオープナー。シート下はヘルメットが一個分のスペース。

立派なタンデムステップと標準装備のサイドスタンドは、もちろんエンジンストップ連動。







当店ご購入者第一号の吉澤氏は豊洲の美容室オーナー。私もいつもお世話になっております。
BMWの1200から乗り換え。












ヨーロッパでは大型部門のT-MAXと並んで常にトップの売り上げ台数を記録しているSHシリーズ。現地の街中でも驚くほどの数を見かけます。日本ではこれまでもヨーロッパメーカー製ハイホイールの販売実績がありましたが、ホンダが本格的にこのクラスで売り始めるのは初ではないでしょうか。
日本は道路が良く、小径ホイールでもさほど問題無く走れてしまうので、足つき性や収納スペースに有利な
従来のスタイルが重宝されてきましたが、石畳の多いヨーロッパでは安定性の高い車輪の大きなモデルが好まれるようです。
国内各メーカーも日本独自のモデルは作らない方向に来ているので、世界と同じバイクが日本で買えるということは、ある意味ではラッキー。以前は、わざわざイタリアホンダ製造のSHを平行輸入して乗っていた輸入車ファンもいるくらいなので、「分かる人」には大変うれしい選択肢が増えたことになりますね。



乗ってみました

こいつがオシャレなのか、カブみたいでダサいのかは、その人の見方によって180度違うものとなりそうですが、私から見れば間違いなくこれはヨーロッパのバイクです。
またがった感じはヨーロッパ車に慣れてない人には少々高く思えるかもしれません、小径スクーターように足ベタベタではないです。とは言え、もっと上のクラスのようにツンツンと言うほどでも無く、ベスパの125と同じレベル。いつものようにキュルキュルと言わないセルでエンジンを掛けて発進すると、思っていたより速いことにちょっとびっくり。足回りも硬めなのできびきびとした走りが印象的。PCXと同じエンジンなので、もっとゆるい感じかと思いきや、まさにヨーロッパムードです。PCXとの違いはホイールベースや車重の軽さなども影響があるかもしれません。ホンダ得意のアイドリングストップには少しドキドキしますが、燃費も良さそうなので、スクリーンやトップケースを付けてオシャレに使い倒して乗りたいですね。イタリアの人みたいに防寒エプロン付けるのも雰囲気が出るかもしれません。いっそのことT-MAXと販売数でトップ争いを繰り広げているSH300も国内販売して欲しいですね。


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