酒匂溪香(さこうけいか) 書展「マツリ酒」SAKOU Keika Exhibition
酒ミュージアム・酒蔵館 会期:2006年104日[水]〜16日[月]火曜日休館
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書家・酒匂溪香氏(さこうけいか)酒ミュージアム 酒蔵館にて
 本名である『酒匂』が発端で始まりました酒蔵館での個展も三回を迎えました。深まりゆく芸術の秋、西宮の代表する文化であります日本酒のお祭り『酒ぐらルネサンス』の時期に個展を開催させて頂きますことを大変うれしく思います。

 今年のテーマは
「マツリ酒」 葦牙(あしかび)の如く萌えあがる縄文人の火祭りをイメージしてみました。
 常に飢餓に直面し死の恐怖に慄いていた縄文の人々にとって豊饒は何よりの贈り物だったはずです。マツリでは自然の精霊に感謝し再び豊饒を期待し、ひたすら祈りを捧げたことでしょう。(もちろんそこには大きな甕
(かめ)に入ったお酒が存在したに違いありません)
 めまぐるしく文明が発達する中で現代人が失いつつある
感謝や祈りの心、縄文の人々はこれこそが日々の生活のすべてであったことと思います。毎日のように悲惨な事件や事故が起こっています。人々が少しでも感謝や思いやりの心を取り戻せたらこのようなことも少なくなるのでは・・・。回帰してみませんか。遠い祖先の世界へ。
 縄文の人々のかすかな声が聞こえてまいりましたら幸いです。

最後になりましたが、このような歴史の香りが漂う風格のある空間をご提供くださいました「白鹿記念酒造博物館」様に心より感謝申し上げます。
平成18年10月 
(挨拶文より)
夜空を焦がす紅蓮の炎 踊り狂う人々の輪
今宵はムラのマツリだ 一つの甕を分かち合い
神の御酒に醉い痴れよ
マツリ
一年の恵みを与えてくれた神々に感謝を表し
再度の豊饒を期待して酒食を献上し神々を迎えることである。
一連の神事が終わると人々はそれを神と共に頂戴し宴が始まる
酒と歌と踊りと鉦
(かね)や太鼓の音響によって渾沌の世界を
生み出し惰性化した日常的秩序を中断させ太古の状態へ
一度復帰する始源の天地創造の場を再現させて神々と合体し
再出発するためのものであった。
(朝日百科「日本の歴史」参照)
秋菊に佳色有り 露にうるおう其の英(はな)をとる
この忘憂の物に泛
(うか)べて 
我が世を遺
(わす)るるの情を遠くす 
一觴独り進むと雖も 杯尽くれば壺自ら傾く
日入りて群動息
(や)み 帰鳥林に趨(はし)りて鳴く
東軒の下に嘯傲
(しゅうごう)して 
(いささ)か復た此の生を得たり
(飲酒二十首 其の七 陶潜)
葦牙(あしかび)の如く
天地(あめつち)の初発(はじめ)の時、高天の原に生りませる神の名(みな)は、天の御中主(あめのみなかぬし)の神。次に高御産巣日(たかみむすひ)の神。次に神産巣日(かむむすひ)の神。この三柱(みはしら)の神は、みな独神(ひとりがみ)に成りまして、身を隠したまひき。次に国稚(わか)く、浮かべる脂(あぶら)の如くして水母(くらげ)なす漂(ただよ)へる時に、葦牙(あしかび)のごと萌(も)えあがる物に因りて成りませる神の名は、宇摩志阿斯訶備比古遅(うましあしかびひこぢ)の神。次に天の常立(あめのとこたち)の神。この二柱(ふたはしら)の神もみな独神に成りまして、身を隠したまひき。・・・
(「古事記」上つ巻[天地のはじめ]より)
古来酒は神の伴侶であった

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これまでの展覧会シーン
展覧会シーン(2004年07月 ギャラリーさんびいむ/大阪市)
展覧会シーン(2004年10月 酒ミュージアム 酒蔵館/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2005年10月 酒ミュージアム 酒蔵館/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2006年10月 酒ミュージアム 酒蔵館/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2007年05月 ギャラリーアライ/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2007年10月 酒ミュージアム 酒蔵館/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2008年10月 酒ミュージアム 酒蔵館/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2009年11月 ギャラリーアライ/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2010年04月 西宮・廣田神社/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2010年05月 雅之郷 能楽堂(琴弾公園内)/香川県観音寺市
展覧会シーン(2010年06月 川鶴酒造『鶴鳴館』/香川県観音寺市
展覧会シーン(2011年11月 ギャラリーアライ/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2011年11月 雅之郷 能楽堂(琴弾公園内)/香川県観音寺市
展覧会シーン(2012年11月 京町家空感 千香月(ちかげ)/京都市
展覧会シーン(2013年11月 ギャラリーアライ/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2014年11月 雅之郷 能楽堂(琴弾公園内)/香川県観音寺市
展覧会シーン(2015年11月 ギャラリーアライ/兵庫県西宮市)
展覧会シーン(2016年10月 ギャラリー雛(ひな)/兵庫県西宮市)

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西宮酒ぐらルネサンスによせて
酒匂溪香(さこうけいか) 書展「マツリ酒」
・会期:2006年104日(水)〜16日(月)火曜休館
・AM10:00〜PM5:00(ご入館はPM4:30)
・会場:白鹿記念酒造博物館 酒ミュージアム 酒蔵館
TEL.0798-33-0008 会場地図
■ストリート・アートナビ取材:展覧会シーン/Page-1→Page-2
■取材日:2006年10月6日 掲載:10月9日 ART SCENE
■取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志
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