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 私、村上がメーカー、排気量、新旧など車種にこだわらず一般の人よりたくさんのバイクに乗れる立場を利用して、私なりの試乗インプレッションを、語らせていただきます。皆さんのバイク選びの御役に立てればうれしいです。

 前回のHrtfordに続いてギア付きのミニサイズ。こちらも台湾メーカー、キムコのAir150です。



AIR150
空冷4サイクルOHC150cc
\322.920





デジタルのスピードメーターはランプが色々。ヘッドライトはマルチリフレクターのハロゲン。ウインカーとテールランプにはLEDを使用。



テールカウルがパカッと開くと小物入れですが、ロックは出来ません。キーが刺さっているのはヘルメットホルダー。メーター下部をハンドルバーの下から覗くと、シガーソケット発見。ナビ装着に使えそうです。





エンジンは完全オリジナルのOHC4バルブをインジェクションで吸気。始動はセルのみ。


フロントはディスク、リアはドラムのブレーキ。ホイールは前後とも12インチチューブレス。


乗ってみました

サイズはご覧のとおりのミニサイズ。しかしナンバーは250と同じなので妙なバランス。ハンドルが少し高めのリラックスポジションで窮屈さはありません。ストロークの大きなクラッチレバーを握り、発進。5速のミッションはリターンで左足。レシオを下に振っているようでなかなかのダッシュ力。アドレス125とも張れるんじゃない?都内の移動には便利そう。オプションのキャリアも用意されるそうなのでトップケースを付けても良いかも。今のバイクなのでフレームも含めた剛性はありそうですね。足回り、特にフロントは37φと、このサイズのバイクとしては極太。昔、RZやSRが35mmでしたから隔世の感ありです。ブレーキも、もちろん何の不安もないし、全体的にはスポーツ仕様と言える仕上がり。峠を攻めるとしたら、もうちょっとヒップアップにしても良いかも。実測で110km/h以上出るそうなので、ツーリング行けそうです。

先日Hartfordに乗ったばかりだったので違いが面白いですね。同じ台湾メーカーながら、極めてオーソドックスなつくりのHartford。対照的に、KYMCOのAIRは先進技術てんこ盛り。今やBMWやKAWASAKIのOEM生産まで手掛ける、世界的なブランドとなったKYMCOの最新作ならではの作りこみです。その分、お値段も少し高めですが、比べてみる価値ありです。




当店の試乗車を日常で使用する様子をレポートしています。カスタム例も皆様の参考になればと思います。ご覧ください。
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