PGO BON125
空冷4サイクル１２５ｃｃ
￥285,120
Jbubuと同系統とみられる新設計空冷エンジン。
ヘッドライトはもちろんハロゲン。デジタルメーターは、モード切り替えのたくさんついたPGOお得意のお祭り騒ぎ。使い切れません。
お得意のシャッター付き集中キーとタンクキャップ。あると便利なフロントポケットも装備。シート下もヘルメット一個プラスアルファと十分な収納力。
前後１０インチにフロントディスク、リアはドラムブレーキ。
乗ってみました
今回、このバイクのご注文いただいたW氏は某有名４輪紙の編集のお方。今月の特集はダッジチャレンジャー。ダーティハリーが運転席から出てきそうなデザインで、 V８エンジンのカッコイイやつです。
W氏に長年使っていただいたキムコのV-LINKの乗り換え時期が来ていたのです。当初、最近選択肢が狭まってしまったし、今度は国産メーカーにしようかな。とおっしゃっておりましたが、何度かお話をしまして、最後にご来店いただいた時、「PGOってどうなの？」とのご意見。造りもしっかりしているし、なにより、部品サポートが万全なので、まったく問題ない。とお伝えすると即決。
当店のお客様によく聞くご意見、「悪くはないんだけど国産はたくさん走っているから、ちょっと違う感じで安心して乗れるバイクが欲しい。」を、そのまま反映した選択になりました。やはり「仕方ないから」で選びたく無い人はいるのであります。
ということで、今回のインプレは私の意見はさわりの部分くらいで、後は納車後、W氏に印象を伺ったものを私がまとめてみました。
最新のティグラから始まったことではなく、PGOは多分にヨーロッパを意識した乗り味を追求していると思います。BONも過去のモデルと同様、普通のスクーターの造形ではあっても「走り」を犠牲にしない、しっかりした足回りが基本。なので、キビキビとしたハンドリングを楽しめるのは言うまでもありません。W氏が実際に使ってみると、いわゆるアジア風味のスクーターから比べると、シートも少し高めで曲がるのが楽しいバイク。エンジンは安定しており、キャブ車とはちょっと違ったトルクの出方ですが、力強く、パワー感も充分。最新型自慢のアイドリング機能も、燃費が良いし、都内ではバッテリーのほうが気になるので今はスイッチを切っているそうです。尚、リアウイングとハイマウントストップランプがかっこいいのでキャリアとトップケースを付けるか悩ましいとのことでした。