558.　 [ 御礼と感想です ] 大阪歴史博物館 特別展　鏨の華（たがねのはな）
こんにちは！　いつも詳細な展覧会情報をたくさん、
本当にありがとうございます。先日頂いた招待券で、大阪歴史博物館
「特別展 鏨の華（たがねのはな）」に行って参りました。
会期終了日ギリギリに訪問したため、感想が遅くなり失礼致しました。

刀装具展ということで、どんな細工かと思いながら訪問しましたが、
率直なひとことは「超絶技巧のオンパレード！」でした。
刀の柄やツバの小さなスペースに施された、日本の四季、鯉の滝登り、蝶の舞い。
そのどれもが美麗で細やかで、日本の刀工はここまで凄かったんだと、
言葉が出ないレベルでした。そういえば若い女性も多く来場していて、
単眼鏡片手に熱心に展示品や説明を見ていたのも印象的でしたね。

展覧会名ともなった「鏨廼花（たがねのはな）」と題された、かなり厚い
コレクション記録の原本も展示されていました。
（実物はかなり大きく、推量ですが35センチ×50センチくらい？もっと
大きい本だったかも）モノクロながら明瞭な写真も載っていて、現代の日本に
おける刀研究の基礎となっていることがうなずける、かなり綿密な資料本でした。
会場に展示されていたのはコレクション中の約200点ほどでしたが、
実業家だった光村氏の当時のコレクションは3000点もあったそうで（但、
その後海外へ流出したものも多いそう）、よくぞここまで集めたものだと
感嘆すると同時に、ただ趣味としての蒐集にとどまらず、歴史上高く評価される
記録として、膨大なコレクションの全てをこと細かに残したことも、
素晴らしいなと思います。

古くは平安時代や室町時代の刀がきれいな状態で残っていることも驚きでしたが、
そもそも普段の生活でこれだけ多くの刀や装具品をじっくり近くで見る機会も
ありませんから、そういう意味でも、とても興味深く貴重な時間を与えて頂きました。
（本当にありがとうございます）

刀自体が「戦いの道具」としての扱いから「美術品」として評価されるように
なったことは、ある意味、平和である証拠なのかもと思いながら、刀職人さんの
技ひとつひとつにじっくり見入った展覧会でした。
余談ですが京都の刀装具展には残念ながら行けずでしたので、代わりに4月8日まで
神戸市東灘区「香雪美術館」で開催中の「刃金の美」を「鏨の華」展の
余韻冷めぬ近々、見に行こうと思っています。
長文にて失礼致しました。スタッフの皆様、寒の戻りで風邪などひかれませんように。
感謝をこめて、お礼まで。
（女性）300322

586.　こんにちは。いただいたリカちゃん展（明石市立文化博物館）
チケットで、観てきました。

創成期のリカちゃんがこんなに残っていることに感動しました！
姉がリカちゃんを持っていたため、私はハルミちゃんという友達を
持っていたのですが、知っている人がほとんどいなくて、
ハルミちゃんを見つけた時にはさらに感動！
私のような年頃の人が多く来ているかなと行ってみたら、
意外に明石は地元感が多かったような。
昨年、姉が梅田阪急で開催していたのを観たので教えてくれたのです。
今回の明石は関西ローカルのニュースでもとりあげられてましたが、
大阪に行った人は来ないのかなぁ、少しさみしい気がしました。

しかし、これだけのリカちゃんが保管されていたなんて、まさに文化ですね。
ありがとうございました。
（女性）300501