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<パターナリズムについて>@ABCDE

 僕は今医学科に在籍していて、まったくの自己流ですが、ああでもないこうでもないと医療や福祉に内在する問題について思いを巡らせていたりします。そこでぶつかったいくつかの問題圏の中から、まずはパターナリズムについて。
 パターナリズムというのは、父性主義とか父権主義とか訳されますけど、親が子どもに対して見せる「やさしさ」のことですね。親は子どもの意思と自分の意思とを同一視してしまいますから、自分が良いと思った通りに子どもを向けようとする。そうしたあり方をパターナリズムと言いますけど、医師が患者に対してパターナリスティックに振る舞う事が現在批判されています。それについて少し掘り下げてみたのがこのテクストです。

<小児医療におけるパターナリズム>@ABCDEFGHI

 「子どもとは社会的マイノリティである」。このテーゼは僕にとっての発想の原点にあります。手探りですが、「子どもへの援助とはどのような行為なのか」についてこれからもずっと考えていこうと思っています。従ってここは当分の間、現在進行形です。

 

<昔のテクストたち>

#1.医療におけるパターナリズム
#2.ノーマライゼーションというシステム
#3.当事者性について
#4.antipsychiatryの理論的射程・イントロダクション
#5.懸命にゲイであるということ@
#6.懸命にゲイであるということA

<自然について>@ABC(補足)

 「自然について」です。自然という言葉はよく使われるけれども、その使われ方に問題があるんじゃないのか。よく、「思春期になると、人は異性に惹かれるのが自然である」とかって言説がありますけど、あれって、すっごくおかしな言説だと思ったこと、ありません? 基本的には、この「おかしさ」を巡って書いたものです。

<愛される経験について>

愛されることを学ぶということ@
愛されることを学ぶということA
愛されることを学ぶということB

愛されることを学ぶということC
愛されることを学ぶということD

 
<Antipsychiatry試論>@ABAppendixtrack.gif (4832 バイト)

 僕は大学3年の時の一年間を、Antipsychiatry(反精神医学/医療)運動について考えることで費やしました。それ以外のことは、何もしていなかったと言って良い。何故あれだけ没頭できたのか、今思い返すと自分でもよく分かりません。だが、今の僕にとってあの1年間は、世界を考えていく基盤となっています。
 これは、その時の作業記録です。今読み返すと多少考え方が違ってきている部分も確かにあります。しかし、今の僕の原点という意味で、また、現在医療界で反精神医学運動がほとんど省みられていないという意味でも、ここに載せる意義はあると考えています。

 


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